この世の楽園ツバル首都フナフティを楽しむならここ!観光地4選

画像出典:ちるじろう / PIXTA(ピクスタ)

この世の楽園ツバル首都フナフティを楽しむならここ!観光地4選

南太平洋にぽつんと浮かぶ島国ツバル。現地の言葉でツは「立ち上がる」、バルは「8」を意味していて、これはイギリスから1978年に独立した時に人が住んでいる島が8つであったことが国名の起源となっているんですよ。

その8つの島のうちのひとつが、首都フナフティのあるフナフティ島。空港からホテルまでの間に、観光客にとって重要施設が集結しているので、ツバル観光の際はこの島を起点に移動します。透明感溢れる海で珊瑚礁やウミガメを観賞してビーチを満喫するのはもちろん、素朴で心優しいフナフティ島民との触れ合いも、忘れられない観光の思い出となるでしょう。そんなフナフティのおすすめスポット4選をたっぷりと紹介していきます。

目次

この世の楽園ツバル首都フナフティを楽しむならここ!観光地4選

1.フナフティ海洋保全地区

出典: commons.wikimedia.org

フナフティ島観光の目玉といえるフナフティ海洋保全地区。フナフティ島の西側であるフナフティ環礁エリアには、多種多様な海洋生物や珊瑚などが生息しています。とはいえ、観光客がこぞって押し寄せるような観光スポットではないため、太古からの美しい環境が今もなお残っていますよ。バラエティ豊かな珊瑚を眺めたり、ウミガメと戯れながら泳ぐことだってできちゃいます。ボートをレンタルしていくつかの島を回ることもできるので、ボートクルーズにも挑戦してみてください。

そして、日中のフナフティ海洋保全地区を満喫した後は、夕方の時間帯に行くこともお忘れなく。島の西側に位置しているので、夕日が沈み行く姿を拝むことができますよ。時が止まったかのような絶景をご覧ください。

2.ツバル切手局

出典: Ze'ev Barkan

自給自足に近い暮らしを続けているフナフティの人々にとって、観光業は主要な産業のひとつ。メインのビーチレジャーに並ぶ観光の目玉があるのを知っていますか?それは、ツバル切手局が発行する切手です。ユニークなデザインの切手を次々と発行していることから、世界中の切手愛好家から注目の的となっているんですよ。

たとえば、イギリス連邦の一員ということからイギリス王室の切手や、歴史的な著名人の生誕・没後の節目の年のメモリアル切手、歴史的なイベントを記念した切手など、毎年数多くの切手を発行しています。

現在ではインターネットでの販売も開始していますが、現地に行って購入する切手は観光の良い記念になりますね。施設内には実にたくさんの切手が展示・販売されているので、じっくり時間をかけてお気に入りの1枚をみつけてください。

3.ツバル国立図書館

出典: Helena Jinx

フナフティにはとっても小ぢんまりとした平屋の図書館があります。世界一小さい国立図書館かもしれません。規模に比例して蔵書もそれほど多くはありませんが、ツバルや近隣諸国の歴史文化に関する本は充実しているので、現地に来たからこそ知りたくなった情報などを調べたいときには役立ちそうな場所と言えますね。

また、日本の本もありますが、レトロなものばかり。裏を返せば、日本では入手困難で貴重な本を目にすることができるかもしれませんよ。なつかしい古本屋の匂いも。涼しい館内でひと息つきながら読書をするのも、フナフティ観光の小休憩としてありですよ。

フナフティの町の中心部から切手局へ行く途中にあるので、フナフティの散策中にどちらも併せて観光したいスポットです。図書館はほかに、南太平洋大学ツバルキャンパスの中にもあります。

4.ツバル女性の手工芸センター

観光中のお土産探しの時間というのはとりわけ楽しく、ゆっくりと時間をかけたいものですよね。何にしようか、誰にあげようか、と悩む時間も観光のひとつの醍醐味です。そんなお土産探しは、ここツバル女性の手工芸センターをおすすめします。

フナフティ国際空港のすぐそばに位置していて、離着陸の前後にふらっと立ち寄れる観光スポットです。その名の通り、フナフティの女性たちによる手工芸品がたくさん売られています。貝殻や羽を素材にしたネックレスや装飾品など色鮮やかな商品が並んでいて、眺めているだけでも南国気分が盛り上がることでしょう。また、実際に女性たちが作業している様子を見ることも出来るので、ツバルの文化体験ができるチャンスでもあります。お土産探しだけではなく、フナフティの人々との触れ合いを目的に訪れても良い場所ですよ。

◎まとめ

以上、フナフティの魅力ある観光スポット4ヵ所をご紹介しました。海面上昇や財源確保など国家的な問題をかかえているものの、自然はいつもどこまでも雄大で、フナフティに暮らす人々は陽気であることや親切心を忘れていません。日本との大きな違いに、良い意味でのカルチャーショックを感じることができるでしょう。

フナフティを観光する際は、この記事を参考にしながら、オリジナルな旅行を大いに楽しんでください。

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