名称:ビリニュス旧市街
住所:Vilnius 01129, Lithuania
公式・関連サイトURL:http://www.vilnius-tourism.lt/en
バルト三国でいちばん南に位置するリトアニア共和国。九州と四国を足したほどの大きさの小さい国ですが、リトアニアには魅力的な観光地がたくさんあります。リトアニアの歴史を感じられるヨーロッパの雰囲気抜群の観光地や、世界遺産もあるんですよ。
リトアニアは映画『杉原千畝』の舞台となった国でもあり、美しい町並みや観光地の数々に、主演の唐沢寿明さんも夢中になったそうです。
今回はそんな素晴らしい小国リトアニアで、特に見ていただきたい観光地5選をご紹介します!
1.ビリニュス旧市街
リトアニアの首都ビリニュスは、リトアニアで一番人気のある観光地で、旧市街は世界遺産に登録されています。中世ヨーロッパにタイムスリップしてきたかのような町並みで、雰囲気のある路地やかわいらしい家屋等、フォトジェニックな場所がたくさんある観光地です。写真を撮るのが好きな方、インスタグラムなどのSNSで素敵な写真をアップしたい方には、是非おすすめです。
ビリニュス旧市街には古き良き中世ヨーロッパの建築物がぎっしり詰まっているので、歩いて見ているだけで楽しい気分になってきます。ビリニュスはバルト三国の中で唯一内陸にある首都で、旧市街にはアップダウンが激しい道もあります。古い町並みなのでそこまで舗装されておらず、道の多くも石畳でできているので、ゆっくりこの素晴らしい風景を楽しみたい方は、歩きやすい服装・靴で観光することをおすすめします。
2.聖ペテロ・パウロ教会
リトアニアの首都ビリニュスの旧市街から、20~25分ほどバスに乗ると訪れることができるのが、聖ペテロ・パウロ教会です。リトアニアの人気観光地の一つで、真っ白な天井の漆喰彫刻は息を飲むほどの美しさ。ずっと見ていると、違う世界にきてしまったかのような錯覚に襲われそうなほどです。
1668年から、30年もの歳月をかけて作られたリトアニア一美しいと行っても過言ではない、この聖パテロ・パウロ教会はロシアからの解放を記念して建てられたものです。美しい天井画には、戦争の歴史を描いたものもあり、悲しい歴史を感じることもできますし、この悲しみが美しさをさらに際立たせているような気持ちにもなる、いろいろな心を呼び起こしてくれる、おすすめの観光地です。美しさに圧倒される教会なので、リトアニアに観光に訪れた際は是非立ち寄ってみてください!
名称:聖ペテロ・パウロ教会
住所:Antakalnio g. 1, Vilnius 10312, Lithuania
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/cjBI3y
3.シャウレイの十字架の丘
リトアニア北部の町シャウレイ郊外にあるのが、「シャウレイの十字架の丘」です。リトアニアの中でも世界的に有名な観光地で、無形文化遺産の代表一覧に載っているほどです。無数の十字架や聖母マリア像、イエスの受難像などが置かれている光景からは、リトアニアがこれまで複数の国々に占領されてきたなかで、あきらめずに立ち向かってきた歴史を感じることができます。苦しくも、強さを感じられる観光地です。
お墓ではないので怖い雰囲気はないのですが、たくさんの十字架が集まる姿は異様さを感じるかもしれません。十字架の丘に向かうの前のインフォメーションセンターではロザリオを購入することができ、なんとロザリオに願い事を書いてお供えすることができるのです。たくさんの人々の願いがつまった場所、と思うと明るい気持ちにもなりますね。
珍しいロザリオが安価で売られている観光地でもあるので、おみやげ購入にも最適ですよ!
名称:シャウレイの十字架の丘
住所:Siauliai 81439, Lithuania
公式・関連サイトURL:http://kryziukalnas.lt/?id=44
4.トラカイ城
トラカイ城は、リトアニアの首都ビリニュスの西方、トラカイのガルヴェ湖に浮かぶ島の上に築かれた城です。ビリニュスからバスで40~60分、トラカイのバスターミナルから歩いて20~30分程の場所にあり、リトアニアの風景を楽しみながらピクニック気分で訪れることのできる観光名所です。
トラカイは、14世紀頃にはリトアニアの首都だった場所で、トラカイを守るための要塞として建てられたのがトラカイ城であると言われています。現在、城内は博物館になっており、中世ヨーロッパの貴族の過ごし方を再現した部屋など、周りの美しい景色と共にリトアニアの歴史を知ることのできる観光地となっています。
きれいな湖に浮かぶ古城はとても美しいので、晴れの日の観光がおすすめです!お城の周りの自然も楽しめますよ。
名称:トラカイ城
住所:Karaimų g. 43C Trakai 21142 リトアニア
公式・関連サイトURL:http://www.trakai-visit.lt/
5.クルシュー砂州
クルシュー砂州は、リトアニア西岸ニダ市の近く、ロシアとの間に伸びる砂州で、世界遺産にも登録されている観光地です。全長98kmの砂州は、北半の52kmがリトアニア領内となっており、休日にはリトアニア人や外国人観光客で賑わう国立公園になっています。
16世紀から、このあたりの森林破壊による砂漠化が広がり集落が消えてしまったことから、地元の住民らによる緑化運動が始まりました。その結果、現在では砂州の周りは森林に覆われています。そんな地元の人々の努力が、このクルシュー砂州を世界遺産にし、たくさんの観光客が訪れる場所となったのです。
砂州から見る海、また砂州自体の光景も素晴らしいですよ!夏は蚊が多いのが難点なので、長袖の服と虫除けを持って楽しく観光してくださいね。
名称:クルシュー砂州
住所:Nida, Lithuania
公式・関連サイトURL:http://www.dtac.jp/baltic_eeurope/lithuania/news_597.php
◎まとめ
リトアニアの中でも特に行っていただきたい観光地を5選、紹介させていただきました。歴史の深いリトアニアですが、中世ヨーロッパの素敵な町並みを楽しめる観光地が多いことがお分かりいただけたでしょう。リトアニアは楽しめるだけでなく、旅を通じて様々な思いを張り巡らせることのできるできる国です。
歴史を勉強してから行くと、よりリトアニアの素晴らしい観光地を楽しむことができると思います。写真を撮るのにも、他の国では撮れない、特別な風景を撮ることが撮ることができておすすめですよ。リトアニア観光を、ぜひ人生の一ページに加えてみてくださいね。