名称:リベリア国立博物館/Liberian National Museum
住所:Broad Street, Monrovia, Liberia
西アフリカの南の方に位置し、北大西洋の海にも面しているリベリア共和国。1847年に独立し、アフリカの中では2番目に古い国とされてます。国名リベリアの語源は「リバティー(自由)」。もともとはアメリカの黒人奴隷解放政策によって自由になった人々が入植するために作られた国なんですよ。海岸に面しているだけではなく、マングローブの密林もあり大自然を感じることができます。
ワイルドで魅力たっぷりな観光スポットを数多く持つリベリア、今回はその中でも特に欠かせない観光スポットを5つ紹介させて頂きます。
目次
西アフリカリベリアに来たらここは欠かせない!観光スポット5選
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1. リベリア国立博物館
首都モンロビアに位置し、リベリアで唯一の博物館「リベリア国立博物館」。、歴史を感じる建物は雰囲気バツグンです。ユネスコから一部の資金提供を受けてこの博物館は出来上がりました。ここではリベリア建国以前から現在まで歴史や文化をものがたる、数々の貴重な資料が展示されています。手工芸品や絵画の展示においては素晴らしいネイティブアフリカンアートから現代的な作品まで鑑賞することができますよ。入植者と先住民の間で起こった問題にも触れられており、一筋縄ではいかないリベリアのもつ複雑な歴史を垣間見ることができます。
伝統的なダンスのとき使用される仮面はインパクトがあって、観光客から人気があり必見ですよ!リベリア観光に来たのなら、博物館で豊かな文化や複雑な歴史に触れ、よりディープにリベリアを観光することができるはずです。
2. サポ国立公園
国内最大の熱帯雨林の保護地域であり、リベリアの南に位置する、唯一の国立公園「サポ国立公園」。約1800平方キロメートルの広大な自然の密林が広がっています。哺乳類の生息量は地球最高峰なんですよ!確認されている多種多様な生物の中には絶滅危惧種も多数。公園内の敷地にて世界三大珍獣と言われるコビトカバが発見されたことで国際的なニュースになったのも記憶に新しいところですね。
もちろん国立公園なので人間の居住、釣り、農業、建設などといった自然を破壊する行為は禁止されています。そのため手付かずの自然がもつ本来の姿を感じることができるでしょう。普段の生活では味わえない体験ができる貴重な観光地、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
名称:サポ国立公園/sapo national park
住所:Sinoe County, Liberia
3. Ce Ce Beach
いくつもの美しいビーチをもつリベリア、その中でもCe Ce Beachは観光客からも特に人気のある、オススメの観光スポットです。しっかりと保護された安全な遊泳エリアや、おしゃれなレストランやバーも近くにあり、高い評価を受けているのも納得のクオリティ。また、リベリアの現地の方が手作り民芸品を販売しており、ここで観光のお土産をゲットするのもいいですね。
治安の面からも、リベリアの国内でここまでリラックスできるスポットは数える程しかないのが現状です。観光としてもここは外せないスポットとなっております。がっつりとここでバカンス気分を味わってリフレッシュしてから、気を引き締めてリベリア国内をアドベンチャー気分で観光をしていくのも面白そうですね。
名称:Ce Ce Beach
住所:Monrovia, Liberia
4. プロビデンス島
この「プロビデンス島」からリベリアという国が始まった、といっても過言ではありません。1816年、アメリカから奴隷解放されたを人々アフリカへ帰還させる際に、まずはじめに上陸したのがこの島でした。まさにひとつの歴史が始まった場所は、今でもどこか特別な雰囲気が漂っています。
今では、よくリベリアの歴史を知るための観光ツアーに多く組まれていて、定番の観光スポットとなっています。リベリアの歴史を感じることができる、この神聖な観光地へ訪れてはるか昔に思いをはせてみるのもいいですね。
名称:プロビデンス島/Providence Island
住所:Monrovia, Liberia
5. センテニアル・パビリオン
リベリアのモンロビア市内に位置しリベリア国立博物館の隣にあり、観光スポットとして有名です。ここではリベリアの大統領就任式のために使用される場所となっているため、国内の中ではかなり建物も整っています。また、建物の周りには彫刻や銅像なども敷地内に幾つかあります。特に、建物の周りで置いてあり有名なものとして、ジュネーブ条約の50周年を祝うモニュメントがあります。
建物は戦争によって激しいダメージを受けましたが、現在はしっかりと改装されています。リベリア国立博物館の近くというのもあり、あわせて立ち寄ってみるのがオススメな観光スポット。リベリアの歴史を肌で感じてみてください。
名称:センテニアル・パビリオン/The Centennial Pavilion
住所:Monrovia, Liberia
◎まとめ
いかがでしたでしょうか。アメリカの奴隷解放から建国、それによって新たに引き起こされた先住民と入植者間の問題など、歴史に翻弄されながらも力強く生きる人々に感銘を受けずにはいられませんよね。英語も公用語として使われている国なので、困った時は訪ねることも可能な国です。マングローブもあり、世界三大珍獣と言われるコビトカバが確認されたスポットもあり、文化や歴史だけでなく大自然を感じることができるのはリベリアの魅力です。ぜひ、一度そんな素敵なリベリアに訪れてみてはいかがでしょうか。