ドイツのブレーメン旅行の時に行ってみたい観光スポット4選！

中世ヨーロッパの面影が色濃く残る観光地、ブレーメン。北海に流れるヴェーザー川に沿って町が広がっています。日本では、グリム童話の『ブレーメンの音楽隊』でその名が有名ですね。ブレーメンの名産品としてはビールやコーヒーがあり、観光客にも人気です。17世紀頃には帝国自由都市ハンザを名乗り独立した地位を保っていた時代もあり、今でも伝統の儀式が続けられているなど、ドイツの中でもひときわ特色のある人気の観光スポットです。今回はそんなブレーメン観光の際に、ぜひ行ってみたい観光スポット4か所をご紹介します。

1.市庁舎

14世紀に建てられたゴシック様式と17世紀に増築されたルネサンス様式が混ざったブレーメンの市庁舎は、マルクト広場、ローラント像と共に2004年に世界遺産に登録された観光スポットです。ドイツにある市庁舎のなかでも群を抜いて美しいと言われているブレーメンの市庁舎は、観光客に人気のスポットです。

大会議室に大型の帆船模型が吊るされていたり、壁が金色に輝く黄金の間など様々な装飾が施された部屋があります。市庁舎内部が見学できるツアーがありますが、開催は不定期なので、事前に市庁舎のホームページを確認してから訪問してくださいね！

市庁舎の入り口左側には、ブレーメンの音楽隊像が配置されています。ロバの足に触ると幸せになると地元の人たちの噂になっているんだそうですよ！また、市庁舎の地下はワインセラーになっていて、現在は豊富な種類のワインが飲めるレストランとして観光スポットの1つになっています。

2.聖ペトリ大聖堂

市庁舎と並んで、ブレーメン旧市街の中心部にある聖ペトリ大聖堂。現在の姿は、1042年に建築が開始され、増改築が繰り返された結果、ゴシック様式とロマネスク様式が混在した建築物になっています。2本の尖塔がよく目立つフォトジェニックな聖ペトリ大聖堂の見所は、もちろん外観だけではありません。大聖堂の内部には、高い天井に美しい花形のステンドグラスや彫刻などの装飾、壁画、地下の納骨堂などがあり、各地から観光客が訪れる観光スポットです。

また、聖堂には博物館が併設されていて、銀の祭壇や絵画だけでなく司祭の墓なども展示されているので、観光の際はぜひ併せて訪れたい博物館です。他にも、聖ペトリ大聖堂にある2本の尖塔には登ることができ、ブレーメンの町を一望することができる絶景スポットですよ！

3.ロゼリウスの家

20世紀前半にブレーメンでコーヒー商人として財を成したロゼリウスが、中世の街並みを再現したいと考え建築家たちに作らせた観光スポット、ベトヒャー通り。さほど長くはない通りですが、美術館やアトリエ、レストランなどが建ち並び、ブレーメン屈指の観光名所が集まるベトヒャー通りに、ロゼリウスの家はあります。

室内では、当時のお金持ちの部屋の様子を見ることができ、高級絨毯や家具などの調度品だけではなく、絵画や彫刻なども展示されています。また、パウラ・モーダーゾーン=ベッカー美術館が併設されていて、19世紀の女流画家であるパウラ・モーダーゾーン＝ベッカーの絵画が数多く展示されています。近代美術を見ることができて、ブレーメンの有名な観光スポットの傍にあるということで、多くの観光客が訪れる人気のスポットです。

4.ウニヴァーズム

クジラ、貝、墜落したUFO。様々なものに例えられる不思議で近代的な形をした建物が、ウニヴァーズムです。ブレーメンの郊外にある観光スポット、ウニヴァーズムはブレーメン大学構内にある体験型の科学博物館です。様々な体験コーナーがあるため、カップルだけでなく子供連れの観光客にも人気が出てきている、ブレーメンの新たな観光スポットですよ！

サイエンスセンター、シャウボックス、体験公園の3種類があり、それぞれテーマが設定されています。シャウボックスでは、日本でもよくある地震を体験する部屋や、鏡の前に建つと太ったり痩せたり身長が伸びて見えるもの、深海の様子を体験できるもの、子宮の中に還る体験ができる部屋などがあります。体験公園では、子供が裸足で遊ぶことができるアスレチックが設置されています。サイエンスセンターでは、宇宙飛行士の体験をすることもできるなど、大人も子供の楽しめますよ。

◎まとめ

いかがでしたでしたか？名前は知っているけれど、どんな場所なのか分からないという人もまだまだ多いブレーメン。数々の歴史と名所がつまっている見所満載の観光地です。また、ブレーメンは名所だけでなく、街並みもメルヘンチックな中世ヨーロッパの建築物が数多く保たれているため、まるでタイムスリップしたような気分も味わえる、絶好の観光スポットです。ドイツ旅行をする際は、ぜひブレーメン観光を楽しんでくださいね！

ドイツのブレーメン旅行の時に行ってみたい観光スポット4選！