ライン川沿岸の国際商業都市。デュッセルドルフの観光スポット5選!

画像出典:Claudio Divizia

ライン川沿岸の国際商業都市。デュッセルドルフの観光スポット5選!

ドイツ西部、ライン川沿いに発展しているデュッセルドルフは、ヨーロッパ最大の日本人街があることで知られています。古くから経済都市として栄えてきたデュッセルドルフに、日本企業が多く進出しでいるのです。クオリティの高い日本料理のお店もたくさんあるので、日本が恋しくなったらデュッセルドルフへ足を運ぶヨーロッパ在住の日本人も多いとか。また、デュッセルドルフはファッションやアート業界で世界をリードする存在でもあり、伝統的かつモダンな街並みは、近年観光地としても注目を集めています。それではデュッセルドルフの観光スポット5選に迫りましょう。

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ライン川沿岸の国際商業都市。デュッセルドルフの観光スポット5選!

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1. アルトシュタット(旧市街)

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デュッセルドルフは、日本でも最近見かけるようになったアルトビールの醸造所が数多くあることで有名!アルトシュタットと呼ばれるライン川沿いの旧市街には、各醸造所直営の酒場(ブラウハウス)がいくつも軒を連ねています。

ここでは、「昼間っからお酒なんて!」などという人はいません。テーブルにひじをかけて待っていると、アルトビールが注がれた小ぶりのグラスをいくつも持っている店員さんが回ってくるので、手を挙げて呼び止めましょう。一杯受け取ると、店員がビアマットに鉛筆でちょいと一筆。あとで印の数をかぞえてお勘定です。アルトビールは黒っぽい見た目に比べて軽い飲み口で、度数も高くはありません。ビール好きならいくらでも飲めてしまうでしょう。

気分が良くなってきたら、ライン川沿いに散策するのがオススメです。川には絶えることなく荷物を積んだ船が行き交い、商都デュッセルドルフの風情を五感で味わうことができますよ。

2. ケーニヒスアレー

旧市街近くのかつての運河の両側に、500mほどにわたって伸びるケーニヒスアレー。日本語にするなら「王様通り」、地元の人には「ケー」の愛称で親しまれています。ここは、デュッセルドルフの目抜き通り!北の突き当りにはシンボルの噴水があり、デュッセルドルフっ子が楽しげに歩いている姿が目につきます。

なんといってもドイツ人は散歩が大好き!日曜日にはほとんどの店が閉まっていますが、それでもウィンドウショッピングに興じる人々で大いににぎわいます。デュッセルドルフのまさに中心にあるので、観光や食事、お買い物などの合間に、ちょっと歩いてみると気分転換になりますよ。

3. メーディエンハーフェン

歴史ある町に大きく新しいビルを建てることを好まないドイツにあって、このメーディエンハーフェンは特異な存在。デュッセルドルフの河港に沿って、とってもモダンで芸術性の高い建造物が並んでいます。人形が一体化しているビルや、ぐにゃぐにゃと曲がったビルなど、ブラブラと歩いてるだけでも楽しい観光スポットです。一番人気は、フランク・ゲーリーが設計した「ノイアー・ツォルハウス」。いまやデュッセルドルフを代表する観光名所の1つとなっています。

行き方は、アルトシュタットからライン川沿いにしばらく歩くだけ。両者の間にあるラインクニー橋からは、旧市街とモダンなメーディエンハーフェンの双方を眺めることができますよ。時間に余裕がある人には、橋のたもとに建つラインタワーもおすすめ!最上階のレストランから望むデュッセルドルフの夜景は、ドイツ国内でも有数の美しさですよ。

4. クラシック・ルミーズ・デュッセルドルフ

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車好きにはたまらない観光スポットが、デュッセルドルフにあります。デュッセルドルフ駅からベンラート方面行きのトラムに乗って「プロヴィンツィアルプラッツ」停留所で下車。そこからハルフ通りを歩いて10分のところにある、「クラシック・ルミース・デュッセルドルフ」です。

一歩足を踏み入れれば、そこにはスーパーカーからクラシックカー、アメリカ車やヨーロッパ車まで、これでもかと言うほど珍しい自動車の展示を見ることができます。ジャガーやダットサンのオープンカーなど、貴重で高価な車も所狭しと並んでいるので、飽きることなく楽しめるでしょう。この展示場はかつての蒸気機関車の機関庫を利用していて、建物自体にも味があります。

写真撮影も可能で、全ての車が販売用に展示されているもの。もし気に入ったものがあれば、購入することも可能ですよ。カーマニアの楽園とまでいわれるクラシック・ルミーズは、車好きならずともオススメの観光スポットです。

5. ネアンデルタール博物館

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われわれ現生人類につながるホモ・サピエンスに滅ぼされたとされるネアンデルタール人。その化石が発見されたネアンデルタール(ネアンデル谷)は、デュッセルドルフの真東に位置しています。デュッセルドルフ中央駅から電車1本でアクセスできるネアンデルタール博物館は、デュッセルドルフへ観光に来たなら、ぜひ足を伸ばしてもらいたいスポット。

オーディオガイドは英語とドイツ語のみですが、日本語の説明書を借りることができます。また原人についてだけでなく、現在に至るまでの人類の歴史を勉強することができ、貴重な博物館として親しまれています。私たちとは違った種族の人類がかつて存在していたなんて、古代ロマンを感じさせる観光スポットですよね。

周辺は谷というだけあって自然が豊か!デュッセルドルフの都会からちょっと離れた観光がしてみたい人にもオススメです。

◎まとめ

アートと商業の街デュッセルドルフの、観光スポット5選に迫りました。ドイツならではのビールの楽しみ方ができる旧市街や、芸術に触れることのできる観光名所など、見るべきスポットがたくさんありましたね。デュッセルドルフ空港には日本からの直通便も出ており、アクセスも良いことから、今後も国際商業都市として活躍していくことでしょう。デュッセルドルフでドイツ観光の良い時間をお過ごしください。

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