動植物との出会いと感動の連続!マダガスカルのおすすめ観光10選

動植物との出会いと感動の連続!マダガスカルのおすすめ観光10選

アフリカ大陸の南東、インド洋に浮かぶマダガスカルは、世界で4番目に大きな島で、1島で日本の国土の約1.5倍にもなります。アフリカ大陸よりもインドネシアとのつながりが強いとされ、アジアに一番近いアフリカといわれています。日本からの直行便はなく、島内の観光にはタクシーブルースというミニバスが多く利用されています。

現地で多用されている言語はマレー系のマダガスカル語。公用語はフランス語で、英語はほとんど通じません。11月から3月は雨期となり、移動に何倍もの時間がかかってしまうため、観光には乾季がおすすめ!キツネザルなど、多くの固有種の生物がみられる自然の宝庫です。

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動植物との出会いと感動の連続!マダガスカルのおすすめ観光10選

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1.バオバブ街道

樹木をひっくり返したような面白い形をしたバオバブの木、『星の王子様』にも登場する有名な木が、マダガスカルのシンボルとしても知られています。このバオバブの木が立ち並ぶ並木道は、ここでしか見られない、いつまでもじっと静かに見ていたい忘れられない風景です。

バオバフが立ち並ぶその向こうに、真っ赤に染まる夕焼け空が広がる絶景に出会えたら、その美しさに言葉を失うことでしょう。2本が抱き合うように寄り添うツイスト・バオバブや、緑の葉に覆われた様子など、いろいろの表情も見せてくれるバオバブの木、ここだけの出会いがたくさんある観光地です。

2.イサロ国立公園

浸食された地層岩で出来上がった地形は、アフリカのグランドキャニオンと称されています。タクシーブルースで陸路を行くと、あたりにごつごつした岩山の景色が始まり、「イサロの女王」という奇妙な自然の造形美が迎えてくれたら、そこが入口です。

乾燥熱帯林とサバンナ気候の公園では、有名なキツネザルをはじめ、日本人にもなじみのある横っ飛びサルのベローシファカ、その他哺乳類や鳥類、カエルなどの多くの固有生物に出会えます。多くの観光客が、ガイド付ハイキングを楽しむ野生動物の宝庫!マダガスカル観光ではぜひ訪れてみてください。

3.ベレンティ保護区

一年を通して整備された豊かな緑に覆われる、ワオキツネザルに会える私設の自然保護区です。茶と黒の縞模様のしっぽをぴんと高く上げて歩くワオキツネザルが、黄色い花のカシア、サボテン、アロエなど豊富な餌のある森の中で、朝日を浴びて日光浴をする姿を見ることができますよ。ここは500匹のワオキツネザル、200匹のベローシファカが生息するこの保護区。

ベローシファカの横っ飛びとの出会いは突然!その出会いに思わずシャッターチャンスを逃してしまったとしても、目の奥にはその素早い動きが焼き付いている、そんな衝撃的なジャンプなのでぜひご覧くださいね。

4.アンタナナリボ

マダガスカル共和国の首都アンタナナリボまたの名をタナナリヴ、地元の人はタナと呼びます。マダガスカルのほぼ中央に位置し、標高1,200メートルのマダガスカル高原。

市場や路地が多く、その様子はアフリカというより、アジアに戻ってきたような雰囲気。街の中は石畳の坂や階段が多く、散策しながら坂を上り、そこから見る街や、メリナ王朝の女王宮跡からの眺めは一見の価値あり!この絶景に会いに上っていきましょう。

5.ペリネ自然保護区

ここは、最大のキツネザルと言われるインドリが生息する保護区。インドリは木々の山を移動する動物で、動物園での飼育に適さないのが特徴です。ガイドの奨めにしたがって自然の森の中を巡り、なんとか遭遇してみたいですね。

ペリネ保護区とはフランス領時代の呼び名で、現在はパルク・ナショナル・アンダシーベ・マンタデイアと呼ばれています。インドリは朝食を食べ終えた後、移動する際に仲間と鳴きあうのが特徴、その鳴き声は3キロメートル先まで聞こえるという大音響。森の中に響き渡るインドリの叫び、その凄さに驚くばかりです。

6.ノシ・ベ

マダガスカル北部に浮かぶ島で、マダガスカル最大のリゾート地であるノシ・べ。フランスやイタリア、南アフリカなどからのリゾート客で賑わいます。島全体が遠浅の海岸で、干潮時には300メートル先まで海底がみられることも!

ノシ・ベの周辺にはビーチの美しい離島が数多く、この島を拠点に一日観光を楽しめます。この島はまたイランイランの栽培が盛んで、香水やアロマの世界的な産地としても有名、手ごろな値段でお気に入りを手に入れたいですね。

7.レミューズパーク

ほとんどがマダガスカルの固有種であるキツネザルの公園。キツネザル科ではないですが、横っ飛びで有名な絶滅危惧種のシファカ属も、2種ほど見られます。この公園に入って「back to nature」と書かれた看板を見れば、自然の中で暮らすキツネザルとシファカの姿に出会えると期待に胸が膨らみます。

キツネザル科のブラウンレムール、ワオキツネザルや、横っ飛びで有名なシファカ、シロクロエリマキザルに、ぜひ会いに行きましょう。

8.ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区

ツィンギとはマダガスカル語で先のとがったという意味。この自然保護区は1900年に世界遺産に登録されました。1500平方メートルに及ぶこの保護区の90パーセントには、未だ調査の手が入っておらず、その地形の険しさに驚きます。

ナイフの刃のような岩山や湿気の多い洞窟が、人間の侵入を阻んでいるため、外界から隔絶された安全な生息地として様々な動物の生息地となっています。熱心な研究者によって、今も続々と新種の生物が多く発見されているエリアなんですよ。

9.ボネ・ド・パップ

ローマ法王の帽子という愛称で呼ばれる奇岩ボネ・ド・パップ。花崗岩の一枚岩からなるこの岩は、オーストラリアのエアーズロックに似ています。

マダガスカルの首都アンタナナリボと南西部の沿岸都市チュレアールまでを結ぶ国道7号線、サザンクロス街道の途中に位置するイフシ村の近郊、そして250平方メートルのホロンべ大平原にあります。

標高はおよそ1500メートル。約2時間の登山で頂上手前の肩の辺まで登ったあと、その肩を一周するトレッキングでは、運が良ければキツネザルなどに出会えることもありますよ。

10.ディエゴ・スアレス(アンティラナナ)

マダガスカル島の北端に広がるディエゴ・スアレス湾は、ポルトガルの航海士ディエゴ・スアレスにちなんで名づけられました。湾に臨むディエゴ・スアレスの街は、今ではアンティラナナと呼ばれています。

ディエゴ・スアレス湾の砂浜は世界一美しいビーチとも呼ばれており、エメラルドブルーの美しい海岸とトンガリ帽子のような小島が印象的な観光地。マダガスカル北部最大の都市ですが、とてもこじんまりとした街なので、観光客でもマダガスカルの日常が楽しめますよ。

◎まとめ

インド洋に浮かぶ、世界第四の面積のマダガスカル島は、独自に進化したキツネザルなどの動物、「星の王子様」で知られるバオバフの木、加えて独特の地形ツィンギやボン・ネ・ドッブなど、自然の風景も見どころ満載です。

フランスをはじめとするヨーロッパ人に人気のリゾート地にもなっており、ビーチリゾートなど長期滞在も楽しめるマダガスカルは、まさに地上最後の楽園と呼ぶにふさわしい、新しい出会いにあふれる不思議の島。マダガスカルをあなたも体験してみませんか。

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