名称:ウユニ塩湖(Salar de Uyuni)
住所:Uyuni, Bolivia
公式・関連サイトURL:https://www.salardeuyuni.com/
日本の約3.3倍の国土を持つ「ボリビア多民族国(通称:ボリビア)」は、南米で2か国しかない内陸国のうちのひとつです。海こそないものの、アンデス山脈や熱帯雨林など多彩な自然はボリビアならでは。インカ帝国の歴史を辿るのに欠かせないスポットも多くあります。
近年、日本からの観光客も増加傾向にあるボリビアのおすすめ観光地を、厳選して6か所紹介していきます!
目次
ボリビア(ボリビア多民族国)を観光!ウユニ塩湖など人気スポット6選
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1.ウユニ塩湖(ウユニ)
ボリビアの観光地として真っ先に上がる候補は、何と言ってもウユニ塩湖ですよね。どこかで一度は見たことのある鏡張りの景色はやはり11月から4月の雨季に行くのがベスト。まるで天国にいるかのような絶景が目の前に広がります!
一方で、乾季の真っ白な塩湖も見もの。雨季には訪れることの難しい魚の島(イスラ・ペスカード)には、巨大な数千本のサボテンがあります。雨季か乾季、だけではなく昼間から夕方、夜間の星空、朝日と時間帯によってもまた違う顔を見せてくれます。
ウユニの町から日本人対象のツアーも用意されています。料金や日数など自分に合ったプランを選びましょう。街から塩湖までは1時間ほどのアクセスです。なお標高4,000mと高所なので、高山病対策は万全にしておいてください。
2.チチカカ湖(チチカカ湖)
「チチカカ湖」は、ウユニ塩湖と並ぶボリビアの人気観光地。隣国ペルーにもまたがっているこの湖、標高はなんと3,890mで商用船が航行できる世界最高所の湖です。
ペルー側はトトラと呼ばれる葦を積み重ねてできた浮島のウロス島が有名ですが、ボリビア側はインカ帝国の発祥の地として信仰を集める太陽の島を訪れるツアーが一般的です。
太陽の島へはボリビア西部の街コパカバーナからフェリーで約90分。上陸後は昔ながらの民家見学をしたり、テラスと呼ばれる段々畑を眺めながらのトレッキングも良いですね。時間にゆとりがあるなら島内の情緒溢れるホテルに泊まり、湖上に広がる満天の星空を堪能してみてはどうでしょうか。
名称:チチカカ湖(Titicaca)
住所:Copacabana, Bolivia
公式・関連サイトURL:https://laketiticaca.com/
3.ユンガスの道
「死の道」という忌々しい異名を持つ「ユンガスの道」。この全長約80kmの山岳道路は、ほぼ全ての区間が切り立った崖すれすれにあり道幅も車がやっとすれ違えるかどうか。転落事故が頻繁に発生していましたが2006年に新道が完成したことで地元住民はこの道を利用することは少なくなりました。
そんなユンガスの道が観光名所として人気を集めているのは、なんといっても素晴らしい絶景が拝めるから。その際には、ユンガスの道をマウンテンバイクで駆け抜けるアクティビティに参加してみてはいかがですか。マウンテンバイクにとっては十分な道幅だとは言え、危険を伴いますし体力も必要なので万人向けではありませんが、完走した暁には、一生忘れない思い出ができそうです。
名称:ユンガスの道(Carretera de Los Yungas)
住所:Yungas RD, Bolivia
4.ティワナク遺跡
"謎多き古代遺跡"と聞くとなんだか無性にワクワクしませんか?ティワナク遺跡は発祥が紀元前200年ごろまで遡り、標高3,970mに最大5万人ほどの生活圏があったとも言われています。既に破壊されてしまった部分も多く、あまり観光地化もされていませんが、当時この地に栄えた町の名残を体感することができます。
遺跡の特徴としては、高い石材加工技術が挙げられます。一枚岩の門である「太陽の門」や「アカバナ」のピラミッド、遺跡の中心部である「カラササヤ」の壁など隙間がないほど平らに仕上げられた石組み技術は見事。かのインカ文明の前身であるワリ文化との関連性も指摘されています。ボリビアでも異色の観光スポットであるティワナク遺跡であなたも謎の解明現場に立ち会ってみてはどうでしょうか。
名称:ティワナク遺跡 / tiwanaku
(Tiwanaku : Spiritual and Political Centre of the Tiwanaku Culture)
住所:Tihuanacu, Bolivia
5.月の谷(ラパス)
アポロ11号で月面に降り立ったアームストロング船長がこの地を見て 「まるで月面の景色のようだ」と発言したことから「月の谷」と呼ばれるようになりました。そんなロマン溢れる場所は、ボリビアの中心ラパスから1時間ほどで手軽に行けますが、市内周遊ツアーを利用するのが手軽です。
敷地内は周遊可能で、15分コースや45分コースといった時間ごとのコースが定められており、時間や体力に合わせて調節できるのも観光客にとっては親切です。起伏があり道がごつごつしているので、サンダルではなく靴をお忘れなく!
針山状の岩々の間に、ビスカチャというウサギによく似たチンチラ科の動物を見ることができるかもしれません。
名称:月の谷(Valle de la Luna)
住所:CWM4+3C4, La Paz, ボリビア
公式・関連サイトURL:https://visitsouthamerica.co/es/el-valle-de-la-luna-bolivia/
6.ラグナ・ベルデ(エドゥアルド・アバロア、アンデス動物群国立保護区)
ボリビア南西部のチリ国境近くにあり、アクセスは良好とは言えないものの多くの観光客が訪れるラグナ・ベルデ。直訳すれば緑の湖。その名の通り湖畔がエメラルドに輝いた姿を見ることができるんです。この神秘的な色は銅が含まれている沈殿物により生まれ、風が吹くことでその輝きは一層増すとも言われています。
そして湖の後ろにそびえ立つ円錐状のリカンカブール山は圧巻です。積雪していればまさに富士山のよう。そして運良くフラミンゴが飛来する機会に立ち会えればダイナミックで色彩豊かな景色が広がることでしょう!
名称:ラグナ・ベルデ(Laguna Verde)
住所:Eduardo Avaroa National Reserve of Andean Fauna, Bolivia
◎ボリビア多民族国(ボリビア)のおすすめ観光スポットまとめ
日本からボリビア多民族国(ボリビア)へは直行便がなく、アクセスするのに1日以上かかってしまいますが、その道のりを越えてまで見る価値のある観光スポットがたくさあります。
アイマラ、ケチュアなど先住民が人口の過半数を超え、民族文化も他の南米諸国と比べ色濃く残るボリビア。そんなボリビアが誇る美しく神秘的な自然の姿を、ぜひ体感してみてください。