プエルトリコのオススメ観光地5選｜カリブ海に浮かぶ隠れたリゾート地

プエルトリコってどこにあるかご存知でしょうか？プエルトリコはカリブ海を代表する国の一つで、ハイチやドミニカ共和国の近くにあります。日本に住んでいるとあまり馴染みのない国ですが、アメリカから出発する豪華クルージングの寄港地としても利用される、秘境が沢山あるリゾート地として知られています。
　
そんな魅力満載のプエルトリコのオススメ観光地を、筆者の知り合いであるプエルトリコ出身者に聞いてみました。

1.バカルディ工場見学

プエルトリコを訪れたなら、なんといっても外せないのはバカルディ・ヴィジター・センターの工場見学です。あまり知られていないかもしれませんが、カリブ海ではラム酒が沢山製造されています。諸説ありますが、プエルトリコはラム酒発祥の地と言われているんですよ。いずれにせよ、ラム酒で有名なバカルディの、しかも世界で最大の工場が見学できると聞けば、そういった歴史も納得できますね！

ツアーではカクテルテイスティングをする事ができ、記念カップももらえます。なお、ツアーは英語とスペイン語から選ぶことができます。
お土産屋さんも併設しているので、お酒好きの方へのお土産はココでばっちりですね！

2.フラメンコビーチ

フラメンコビーチは、バケーションでカリブ海によく行くアメリカ人の間でも、世界でトップクラスに入る美しいビーチです。このビーチをお目当てに、アメリカから飛行機で数時間かけてくる旅行者が絶えません。

信じがたい程の海の透明度、砂浜の白さには、感動することまちがいなし。是非ご自分の目で確かめてください。ヤシの木がそこらじゅうに生えており、美しいサンゴ礁もリゾート気分を盛り上げてくれるでしょう。

難点なのが、行き方がちょっぴり大変な事。フラメンコビーチはクレブラ島という、本土からは20キロ程離れた島にあります。本土東端のファハルドから約1時間半程フェリーに乗り、クレブラ島に到着したら乗り合いバスなどで10分かけフラメンコビーチへ、という行き方が一般的の様です。時間のない方は本土から飛行機を利用する事もできます。また、海の青さは天気に左右されるので、やはり晴天の日に合わせてフラメンコビーチに向かいたいものですね。

3.ビエホ・サンフアン（サンフアン旧市街）

プエルトリコはかつてスペインの植民地だったため、今でも街のそこかしこにコロニアル様式のヨーロッパ風の建物が並びます。ブルー、ピンク、グリーンなど、色鮮やかな建物が異国情緒を感じさせてくれるでしょう。晴れ渡る青い空と、時折見える青い海とのコントラストは絵になります。世界遺産にも登録されている町並みを歩いていると、まるで映画のシーンに入り込んでしまったかの様な感覚を味わえるのではないでしょうか。

サンフアン旧市街はこじんまりとしたお土産屋さんやカフェが立ち並んでおり、飽きることなく歩くことが出来ます。是非、車やバスではなく自分の足で歩いてみてください。ただし、足元が石畳なので、気をつけて歩いてくださいね。また、比較的治安の良いエリアだと言われていますが、一歩路地に入ると危ないところもあるので、街歩きに夢中になりすぎないようご注意を。

4.カラカスビーチ（Caracas Beach）

さきほどご紹介したフラミンゴビーチだけでなく、プエルトリコには沢山の美しいビーチがあります。その中でも、カラカスビーチはオススメです。白い砂浜と青い海を堪能出来るでしょう。こちらは、本土とは5キロ程離れたビエケスという島にあります。移動は少し時間がかかってしまいますが、フラメンコビーチ程有名なビーチではない分、観光客が比較的少ないため、ゆっくりできることでしょう。フラメンコビーチではなく、カラカスビーチの方がナンバーワンだと主張する人もいるそうです。

カラカスビーチに向かう時には、シュノーケルグッズを忘れずにお持ちください。きっと小さくて綺麗な魚達と、思う存分泳ぐ事ができますよ！ビーチにはピクニックテーブルも用意されており、バーベキューを楽しむことも出来ます。ただし、トイレがないのでご注意を。

5.リオ・カムイ洞窟公園

プエルトリコには世界で第三位を誇る大きさの洞窟群があり、映画撮影の舞台としても多く選ばれてきました。中でもリオ・カムイ洞窟には世界屈指の長さである地下河川があり、そちらをめぐるツアーに参加する事ができます。

トロッコを降りたら、すべりやすいロープ一本を頼りに下へと向かいます。スリルたっぷりの雰囲気はアドベンチャーワールドそのもの。中ではコウモリや鍾乳洞の石筍を沢山見つけられ、一層テンションが上がること間違い無しですよ！

忘れられない景色を見ることができますが、クライミングに匹敵するほど程足場が悪く、滑りやすいところも沢山あります。サンダルではなく歩きやすい運動靴を履いていってくださいね。また、観光シーズンには大人気のツアーとなり、入場制限をされてしまうこともあるそうなので早朝に訪れたいところ。ツアーは英語とスペイン語から選べます。

◎プエルトリコの観光スポットまとめ

あまり耳慣れない「プエルトリコ」という国名が少しは身近に感じられたでしょうか。アメリカ人にとっては馴染みのリゾート地とはいえ、まだまだ観光地は奥深くありそうです。

日本から行くとなると少し遠いですが、近辺を訪れる機会ができた際は是非、プエルトリコまで足を伸ばしてみてくださいね。

プエルトリコのオススメ観光地5選｜カリブ海に浮かぶ隠れたリゾート地