美しいカリブ海と豊かな自然が眩しい南米ハイチのおすすめ観光スポット

美しいカリブ海と豊かな自然が眩しい南米ハイチのおすすめ観光スポット

カリブ海に浮かぶイスパニョーラ島の西側3分の1を占めるハイチ共和国。元はフランスの植民地でしたが、ラテンアメリカ最初の独立国として世界で初めてアフリカ系の人が作った共和国でもあります。

美しい海や山に囲まれた自然豊かなハイチですが、植民地時代、独立後と激動の歴史をたどっていて、その足跡を残す世界遺産もあります。力強く生きるハイチの人達とのふれあいもまた、味のあるハイチ観光になると思いますよ。それでは、ハイチの観光スポットをご紹介いたします。

目次

美しいカリブ海と豊かな自然が眩しい南米ハイチのおすすめ観光スポット

1.シタデル・ラフェリエール

ハイチのシンボル的な存在であり、最も有名な観光名所がシタデル・ラフェリエールです。ハイチが独立した後に、旧宗主国のフランスからの侵攻に備えて1805年から建設が始まり、1817年に完成した、山の上に建つ巨大な要塞です。その大きさははなんと西半球最大だそう。

要塞には、使わなかった砲弾が山積みになって残っているんですよ。全体がとても広く、5000人が1年間耐えられるだけの施設が整っていました。大浴場やパン工場もあったそうです。

シタデル・ラフェリエールのある山上からは海が見渡せ、見晴らし抜群!観光に行くのは少し大変ですが、ラバの貸し出しがあったり、四輪駆動車に乗ることもできますのでぜひ行ってみて下さいね。

2.サン=スーシ城

シタデル・ラフェリエールと共に、サン=スーシ城などハイチ独立当初の歴史的な建物が残っている一帯は、「シタデル、サン=スーシ城、ラミエール国立歴史公園」として世界遺産に登録されておりハイチで見逃せない観光スポットとなっています。

後にハイチ国王アンリ1世となるアンリ・クリストフがパリのヴェルサイユ宮殿をモデルに作らせたという豪華な城は、大理石や装飾品で飾られたバロック様式。廃墟となった今でも、かつては華やかな宮殿だったのだろうと想像できるほどの風格が残ってます。

フランス語で「憂いなし」という意味のサン=スーシの名を誇る城は1807年から建設が始まり1813年に完成しました。ハイチの歴史を感じながら観光ができるスポットです。

3.ラバディ

美しいカリブの海で有名なハイチの観光地、ラバディ。実は半島丸ごと、ロイヤルカリビアン・インターナショナル所有のプライベート半島なんです。フランス人のラ・バディ侯爵の名を取ったこのリゾート地は大型のフェリーから次々と観光客がやって来るハイチでも有数の観光地です。マリンスポーツや様々なアクティビティが充実しているので、ビーチリゾート好きの方にはたまらない場所です。

特に、世界最長のジップラインは外せません!ジップラインは滑車を使ってワイヤーを滑り降りるアトラクションです。最初はかなり怖いかもしれませんが、ぜひ勇気を出して体験してみて下さい!風を切りながら次第に近づく青い海面、白い砂浜、半島の景色はハイチでしか見ることができない絶景ですよ!

4.バシンブルー

ハイチの首都ポルトーフランスと並び観光地として有名なジャクメルの街から車で行ける山の中に、絵に描いたように美しい水色の池があります。バシンブルーと呼ばれるその池は、現地の言葉でそのまま「青い池」という意味だそうです。

手付かずの自然の中に現れる滝と真っ青な池は、手軽に行ける観光スポットというわけではありませんが、時間に余裕があればぜひ見に行って欲しいハイチの中でも有数の美しい観光スポットです。

環境保護のため一日の観光客数は制限されていますが、それもこの美しい池を守るためと言うなら納得がいく、それほどに美しい観光スポットです。

◎まとめ

ハイチの観光スポット紹介、いかがでしたか?歴史を感じられる観光名所から、豊かな大自然、カリブ海の美しいビーチと大人気のスポットが盛りだくさんです。

海の名所と山の名所、リゾートのリラックスした雰囲気と世界遺産から感じられるハイチの歴史などさまざまな魅力をぜひ肌で感じてみてください!

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

ハイチでおすすめの記事

ハイチのアクセスランキング