砂漠からビーチリゾートまで!チュニジアの観光スポット15選

画像出典:Valery Bareta⋰shutterstock.com

砂漠からビーチリゾートまで!チュニジアの観光スポット15選

アフリカ大陸最北に位置するチュニジア。近年は観光業にも力を入れているチュニジアは、アフリカとヨーロッパの文化や歴史が混ざり合う独特の雰囲気を楽しむことができます。美しい街並みをはじめ、ビーチリゾートやサハラ砂漠、モスクなど見どころもたくさんあります。そこで今回はチュニジアでおすすめの観光スポットをご紹介します。

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砂漠からビーチリゾートまで!チュニジアの観光スポット15選

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1.ケルアンのグランドモスク

出典: Andrew Watson

チュニジアの首都チュニスの真南に位置する、世界遺産の聖都ケルアン。ここにあるグランドモスクはアラビック建築がとても印象的で、地平線をミナレットとドームが彩り、古都の雰囲気を感じられます。

ケルアンは町自体が北アフリカにおけるイスラム文化発祥の地で、イスラム教徒にとって重要な巡礼地の一つで、メッカ、メディナ、エルサレムといったイスラム教徒巡礼の三大聖地に次ぐ、4番目の聖地としてたくさんのモスクがあります。

また、ケルアンという地名はキャラバン(アフリカやアジアの砂漠をラクダと共に旅した商人の集団)から来ていて、ここが貿易の中心になっていたことも表しています。ここは、チュニジア観光で真っ先に思い浮かぶ観光地といっても過言ではありません。

2.バルド国立博物館

出典: János Korom Dr. >11 Million views

美術館や博物館のファンでなくても、バルド国立博物館の美しいモザイクには魅了されることでしょう。北アフリカで最も人気のあるミュージアムの一つで、世界的にも重要なモザイクコレクションの貯蔵庫として評価を集めています。100を越える傑作は、なかなか見ることのできない代物ですよ。

常設展示のみならず、ツアーや新しいイベントなども頻繁に行われているので、ぜひ最新情報をチェックしてみてください。チュニスで古代世界を味わうに、間違いない場所の一つでしょう。ぜひ、時間をたっぷりかけて鑑賞してくださいね!

3.シディ・ブ・サイド

出典: SarahTz

まるでキャンバスから絵の具がこぼれ落ちたのかのような青と白の絶景。崖上の村には、目が醒めるようなチュニジアンブルーの家々と漆喰壁の路地。部屋の窓を開けたら地中海が目の前にあるなんて、なんとも贅沢な話ではないでしょうか?

波音に誘われるように歩くと、ビーチがすぐそこにあります。お土産屋さんやレストランもたくさんあり、海でのアクティビティも充実してるので、時間がいくらあっても足りないかもしれません。

フォトジェニックなポイントばかりなので、カメラの容量はしっかり空けておきましょう。首都チュニスから車で20分ほどで行くことができるなど、アクセス良好な面も嬉しいポイント!

4.サハラ沙漠

出典: Dennis Jarvis

サハラ沙漠の玄関口となっているチュニジア南部。南チュニジアの半分ほどを占めるというこの沙漠は、これまでにたくさんの有名な映画の撮影に使われてきました。どこまでも続く砂丘を見ていると、日々の心身の疲れも癒されるでしょう。

5.エル・ジェムの円形闘技場

出典: Tony Hisgett

エル・ジェムの砂漠に佇むローマ時代の円形闘技場。床の傷が物語るように、ここには深い歴史があり、ローマ時代の遺跡として威厳のある建物の一つとなっています。このコロシアムでは、人々の娯楽のために多くの闘技が行われていたと考えられています。当時の剣士達が戦ったであろうアリーナに降りることができたり、客席からアリーナを見つめて歴史を感じる事ができるのも、ここエル・ジェムの円形闘技場の特徴です。

6.スファックスの旧市街

出典: Dennis Jarvis

港町スファックスの旧市街に残る町並みは、常に活気で溢れる大通りはいつも商人でいっぱいで、街のエネルギーを感じることができます。商人達との交渉を楽しみながら市場を散策してみるのも、良い思い出になるでしょう。

7.ブラ・レジア遺跡

出典: DAVID HOLT

チュニジアには多くのローマ時代の廃墟があります。チュニジア北西部のタバルカという街の南方にあるブラ・レジア遺跡は、チュニジア国内で最も見ごたえのある遺跡の一つです。

ブラ・レジアは、紀元前にはヌミディア王国というベルベル系民族による国の首都でした。その後ローマ帝国による支配を受けますが、ローマ時代の住人は過酷な夏を凌ぐために、地下にも住居を構えていました。そして今もなおその姿を綺麗に残しており、古代ローマの人々の暮らしと家々を見ることができます。

8.スースの旧市街

出典: David Stanley

首都チュニスの南におよそ140kmに位置するスース。9世紀のアグラブ朝時代には、商業港および軍港として機能していました。現在スースの古くて美しい街は買い物天国とも呼ばれており、陶器、レザー製品、金属製品などが豊富にあります。また、夕暮れ時に海に沈む太陽と旧市街の景色は、ロマンティックな思い出になることでしょう。

9.モナスティールのリバート

出典: Dennis Jarvis

チュニジア北東部に位置し、地中海に面するモナスティールは、国内有数の海岸保養地として知られています。リバートは、もともと軍事要塞として造られ、その後イスラーム神秘主義の宗教施設となりました。モナスティールには、このほかにも8世紀から11世紀頃に建てられたモスクや要塞など歴史的建造物が多く残っています。

10.エル・ゴルバのシナゴーク

出典: Citizen59

ジェルバにあるエル・ゴルバのシナゴークは、チュニジアの中で最古と言われるシナゴークです。外見は真っ白ですが、中に入るとチュニジアンブルーのタイルと雰囲気のある木製の家具達が出迎えてくれます。シナゴーク内はまさに聖域そのもので礼拝時には世界で最も古いユダヤ教の教えを聞くことができます。

エル・ゴルバという言葉の意味はアラビア語で「素晴らしい、不思議」といった意味があります。そしてまたチュニジアにおける伝統的なユダヤ教会の威厳を保っている重要な存在でもあります。中々この規模のシナゴークは世界的にも珍しいため、ぜひこの機会に訪れてみてはいかがですか?

11.ジェルバ島のビーチリゾート

出典: alex and mac

ジェルバ島のビーチリゾートは気取らない雰囲気が心地よいと言われています。チュニジアの中でも特に穏やかと言われるジェルバ島。前述のユダヤ教会があるようにこの島にはユダヤ教徒も多く、イスラム教徒と共存している島です。

また、フランス領だったこともあってかフランス人のバカンスにも人気な観光地で、ハンドクラフト商品が有名なようでこの島に来る観光客の多くが買っていくそうです。星がつくような素晴らしいホテルも多く、海でのアクティビティも充実しているのでゆっくりしたい方にも体を動かして遊びたい方にもおすすめです!

12.カルタゴ遺跡

出典: Institute for the Study of the Ancient World

世界遺産にも登録されているカルタゴ遺跡。古代ローマの遺跡のみならず、古代フェニキア人の遺跡をも見ることができる数少ないスポットの一つです。紀元前9世紀にフェニキア人が都市国家を築きましたが、勢力拡大に成功したローマと衝突し、カルタゴは跡形もなくなってしまいます。

また、フェニキア人には生贄の風習があり、火葬の跡があるのもここカルタゴ遺跡の特徴です。遺跡群を歩き進めるとカルタゴの成功と失敗が垣間見えるので、歴史を体で感じることができるでしょう。

13.ドゥッガの遺跡群

出典: Simonsezyo

首都チュニスから南西へおよそ100kmに位置するドゥッガの遺跡群。世界遺産にも登録されており、ローマ時代の足跡が広範囲に残っている歴史的にも重要な地域です。公衆浴場や神殿、競馬場跡などがありますが、チュニジアにあるローマ遺跡の中で最も綺麗に残っている遺跡とも言われています。

14.イシュケル国立公園

出典: Citizen59

チュニジア最北に位置するイシュケル国立公園には大湿地が広がっており、これは北アフリカには極めて珍しい現象です。また、毎年多くの渡り鳥が訪れる未開の土地で、長らくフサイン朝の狩猟地だった影響から手付かずの状態にあり、1980年には世界遺産に登録されました。ここでは、さまざまな渡り鳥が見られ、貴重な鳥の生態を見ることができます。

15.ナブールのメディナ

出典: grolli77

ナブールはナブール焼きやカゴなど工芸品がとても有名なリゾート地です。ナブール焼きとは元来スペインからやってきたアンダルシア人が広めたものであり、今では町の特産品としてお土産にも人気があります。毎週金曜日には陶器市が開かれ、たくさんの人で賑わいます。

◎まとめ

いかがでしたでしたか?今回ご紹介しただけでもチュニジアにはビーチリゾート、遺跡、砂漠など観光スポットがたくさんあります。チュニジアには他の国にない独特の雰囲気があり、訪れた人々を魅了させてくれるでしょう。ぜひ、次の旅行の計画にチュニジアを入れてみてはいかがですか?

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