名称:テガノ湖
住所:Rennell, Solomon Islands
公式・関連サイトURL:http://www.commerce.gov.sb/Gallery/RennellandBellona.htm
あなたは、ソロモン諸島がどこにあるかご存知ですか?ソロモン諸島とは南太平洋のメラネシアにある1000もの島々の総称です。位置的にはオーストラリアの北東、パプアニューギニアの東にあります。
第二次世界大戦の激戦区であり、永遠の0にも出てくるガダルカナル島を保有する島々、と聞くとピンとくる方も多いのではないでしょうか。手付かずの自然が残るソロモン諸島には戦争の形跡を感じさせる場所も沢山あります。そういった場所を含め、ソロモン諸島にはどの様な観光地があるのか…オススメスポットを紹介していきます!
目次
ダイビングの聖地ソロモン諸島を満喫!観光オススメスポット6選
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1.テガノ湖(東レンネル)
ソロモン諸島の南端にはレンネル島という島があります。この東側、東レンネルと言われるエリアはサンゴ礁や熱帯雨林などの自然環境が注目され、世界遺産に登録されています。周辺にはこのエリア特有の植物が数多くあり、現地の人々は薬草として使用したり、木からカヌーを作ったりしています。
東レンネルの大部分はテガノ湖という湖が占めています。淡水と海水が入り交じった珍しい湖で、未だ謎に包まれている事が多くあります。湖面には200もの島が浮かんでおり、全てが珊瑚の石灰岩で出来ています。水中にも、レンネル特有の魚が泳いでいますがやはりその生態系は謎につつまれています。ここでは巨大な水中洞窟でシュノーケルやダイビングという、なんともミステリアスな体験ができるのです!
なお、このエリアは世界遺産とされている一方、危機遺産としても登録されています。訪れる際には周囲の生態系に敬意を払い、間違ってもゴミなどは捨てて帰らない様、ご注意を!
2.ケネディ島
なぜこんなネーミングなのかというと、なんとこの島はあの35代アメリカ大統領、ジョン・F・ケネディが泳ぎ着いた島なのです!第二次世界大戦中、ケネディ中尉が指揮していた軍艦が日本海軍の駆逐艦である天霧と衝突し沈没してしまいました。その際に乗員が漂流したのがこの無人島だったのです。
ソロモン諸島西部、ニュージョージア諸島に位置するこの島は今でも無人島なのですが、ケネディを祀った小さな神社が見られます。またそのネーミングゆえ、歴史好きが訪れるソロモン諸島の観光スポットになっているんですよ。実際に行く際は、ギゾ島のギゾより船で約40分程で到着します。
名称:ケネディ島
住所:Kenndy island, Solomon Islands
3.ホニアラセントラルマーケット
日本の援助を受けて設立されたホニアラセントラルマーケットは、ソロモン諸島の首都・ホニアラに住む人々の台所となっています。こちらのマーケットを覗いてみると沢山のフルーツに出会えます!フルーツは新鮮なものばかりですが特にパイナップルが甘くてオススメです。是非試してみてください!
フルーツの他にも野菜や魚が盛りだくさん。中には、めずらしい魚もいるので見ていて飽きません!見るだけでなく、料理を頂く事もできるので現地の人の食生活を垣間見ることが出来ます。ココナッツドリンクやフィッシュアンドチップスが人気のメニューだそう。
その他にも洋服や民芸品等、珍しいものが沢山あるのでお土産はここで済ませておいた方が良いですね。毎朝6時から空いているので朝の散歩ついでに観光してみてはいかがでしょうか。
名称:ホニアラセントラルマーケット
住所:Mendana Ave, Honiara, Solomon islands
公式・関連サイトURL:
4.タサファロング岬の沈没船
第二次世界大戦の舞台となり、かつて悲惨な戦いが行われていたガダルカナル島。島内には未だ戦争の爪痕を確認する事が出来る、負の遺産がいくつものあります。
ガダルカナル島北西に位置するタサファロング岬には、米軍に攻撃され撃沈した日本軍の輸送船である鬼怒川丸と、広川丸という2つの船が沈んだまま放置されています。特に鬼怒川丸はその船体の一部は海から突き出ており、ボンギ・ビーチからでも確認することができます。
なお、こちらへ行くには入村料がかかりますので、良く調べてから行きましょう。ちなみにこれらの船の周辺は、キレイな魚が集まるダイビングスポットにもなっています。ソロモン諸島には、こういったダイビングを通じて歴史背景を学べるスポットが沢山ありますよ。
名称:タサファロング岬
住所:Honiara, Guadalcanal Island, Solomon
公式・関連サイトURL:http://www.guadalcanal.com/
5.テナル滝
ここではエメラルドグリーン色の、透き通った滝壺で泳ぐ事ができます!絶景のオンパレード、かつ、大自然の中の滝はマイナスイオンで溢れていてリフレッシュできますよ。旅の疲れも消えてしまうこと間違いありません。
片道2時間程、川を超え、ジャングルの中を歩く必要がありますのでガイドを雇うかツアーに参加してくださいね。一日コースのハイキングになりますが道中も魅力的なアドベンチャーを体験できます。体力に自信のある方にとっては貴重な経験となること間違いなしです!天気によっては足元がぬかるんでいることもあるので、濡れても良いブーツや水を弾くウェアを着ていく事を忘れずに。
名称:テナル滝
住所:Honiara, Guadalcanal Island, Solomon Islands
公式・関連サイトURL:https://www.golobush.com/one-day-hikes/tenaru-waterfall/
6.マロボラグーン
ダイビングやシュノーケリングが好きな方にとっては、一帯がダイビングスポットであるソロモン諸島。島自体がダイビングの聖地と言われていますが、特に外せない場所が世界最大の塩水ラグーンであるマロボラグーンです。
ニュージョージア諸島の東南に位置するこの場所は世界でも珍しい二重のバリアリーフがあり、様々な生態系を見つける事ができます。カンムリブダイやギンガメの群れ、数十匹のマンタが集まるスポット…運が良ければジュゴンと一緒に泳ぐこともできちゃうんです!
沈没船など、なかなか見られない景色もあり、数日間滞在しても飽きることはないでしょう。こんな経験をすることができたら一生の自慢になりますね!
名称:マロボラグーン
住所:Uepi, Solomon Islands
公式・関連サイトURL:United Nations Photo
◎まとめ
海を潜りながら戦争遺産を肌で感じるという、他ではなかなかできない貴重な体験をすることができるソロモン諸島。残念ながら日本からの直行便は出ていませんが、多少時間がかかっても行く価値はあります!太陽の光と青く透き通った海、大自然に癒やされる事間違いありません。あなたもぜひ、ソロモン諸島観光へ!