セントルシアのおすすめ観光スポット5選|カリブ海の楽園を満喫しよう!

セントルシアのおすすめ観光スポット5選|カリブ海の楽園を満喫しよう!

セントルシアという国をご存知でしょうか?カリブ海に浮かぶ小さな島々、その中の1つにセントルシアがあります。セントルシアは火山島で、カリブ海の島の中でも山深いところです。山の周辺には熱帯雨林があり、豊かな大自然の美しさに、魅了されることでしょう。

海辺にはコバルトブルーの海原や白い砂浜のビーチもあり、まさに楽園のリゾートアイランド。現地で人気のおすすめスポットをまとめてみましたので、セントルシア旅行の際にお役立てください。

目次

セントルシアのおすすめ観光スポット5選|カリブ海の楽園を満喫しよう!

目次を閉じる

セントルシアの位置

カストリーズ(セントルシア)

セントルシアと聞いて、地図でどの辺りなのかピンとくる人は少ないと思います。まずは、セントルシアの位置を確認してみましょう。

セントルシアは、西インド諸島にあるウィンドワード諸島の中央やや南に位置する島です。西インド諸島とは、南北のアメリカ大陸に挟まれたカリブ海域を指し、7000以上もの群島があります。

セントルシアの北にはフランス領のマルティニーク、南側にはイギリス連邦加盟国のセントビンセント・グレナディーン、南東には同じくイギリス連邦加盟国のバルバドスがあります。セントルシアもセントビンセント・グレナディーンやバルバドスと同様、イギリス連邦加盟国です。

セントルシアの歴史

セントルシア

セントルシアは、クリストファー・コロンブスが「発見」したと伝えられ、その日がたまたま聖ルシアの日であったため、セントルシアの名がつけられたそうです。

この島を巡っては、イギリスとフランスが長いこと争ってきました。最終的には、1814年のパリ条約でイギリス領となりました。

1958年に西インド連邦に加盟しましたが、1962年には西インド連邦が解体します。その後1967年にイギリスの自治領となりましたが、1979年には独立しました。こうした背景から、公用語は英語ですが、現地ではフランス語やパトワ(フランス語が由来)と呼ばれるクレオール語も話されています。

1.カストリーズ

カストリーズ(セントルシア)

セントルシアの首都は、島の北側にある「カストリーズ」。一日あれば徒歩で回りきれる小さな街です。カリブ海クルージングの寄港地であるため、シーズン中にはたくさんの大型客船が停泊し、観光客で溢れかえります。

イマキュレート・コンセプション大聖堂(セントルシア)

出典: By Terry Ott (TerryOtt) - Own work, previously published: St. Lucia - Castries - Cathedral Basilica of the Immaculate Conception, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=114019500 (CC BY 2.0)

カストリーズのみどころは、イマキュレート・コンセプション大聖堂。セントルシアで一番大きな大聖堂で、地元のアーティストによって描かれた壁画が有名です。

また、毎年5月にはジャズフェスティバルが開かれ、世界中からジャズファンが集まります。7月にはカーニバルがあり、伝統楽器のスチールパンのリズムに合わせて、セントルシアの人々が最も熱くなる時期です。

治安は比較的良いといわれていますが、渡航先での油断は禁物です。観光客はスリや盗難に狙われやすいので、トラブルに巻き込まれないよう細心の注意を払いましょう。

2.ピトン(プチ・ピトン山、グロ・ピトン山)

プチ・ピトン山、グロ・ピトン山

セントルシアの南西にある街スフレの近くには、高さ743mのプチ・ピトン山と、高さ798mのグロ・ピトン山があります。合わせて「双子の山」と呼ばれており、セントルシアの見どころの1つです。ピトン管理地域として、2004年にユネスコの世界遺産に登録されました。ピトン管理地域の海は6割が珊瑚礁に覆われ、たくさんの海洋生物が生息しています。

料金を払えば登山も可能。グロ・ピトン山にはハイキングコースがあり、ガイドが山頂まで案内してくれます。ただしプチ・ピトン山の場合は、ガイドが常駐していないため、事前に頼む必要があります。険しい登り道が続きますが、頂上からの眺めは最高ですよ!

3.サルファー・スプリングス

サルファー・スプリングス(セントルシア)

火山島のため、温泉が湧く島としても有名なセントルシア。プチ・ピトン山の麓にある、サルファー・スプリングスの硫黄温泉を訪ねてみませんか?独特の硫黄の香り、もくもくと立ちこめる煙。日本人にはたまりませんね。ただし、温泉浴場では水着を着て入りましょう。

サルファー・スプリングス(セントルシア)

ここでは、泥風呂にも入れます!「ブラック・ウォーター・プール」とも呼ばれ、ミネラルが豊富なお風呂だそうです。38.7度とややぬるめのお湯で、お肌がツルツルになりたい方は、ぜひお試しください。また、湯温31度の「プール・オブ・ラブ」も併設されていますよ。

4.ピジョン・アイランド国立公園

ピジョン・アイランド国立公園(セントルシア)

ピジョン・アイランド国立公園は、ハイキングやスノーケリングが楽しめる場所として、セントルシアを訪れる観光客に人気のスポットです。

もともとは離島でしたが、1972年にセントルシア本土と人工的につなげられました。2つの丘からは素晴らしい眺望が楽しめ、天気の良い日には、海の向こう側にフランス領マルティニークが見えます。

ピジョン・アイランド国立公園(セントルシア)

また丘の上には、18世紀のイギリスの要塞や砲台が残っており、セントルシアの歴史を垣間見ることもできます。

カストリーズの項でジャズフェスティバルについて触れましたが、フェスティバル最終日にはピジョン・アイランド国立公園で野外コンサートがあるので、この時期に訪れる予定の方はお見逃しなく!

5.テット・ポール・ネイチャー・トレイル

テット・ポール・ネイチャー・トレイル(セントルシア)

セントルシアからの美しい眺望を楽しみたいのなら、テット・ポール・ネイチャー・トレイルがおすすめです。

ピトン山の南東周辺をめぐり、自然の景色を堪能できます。所要時間は45分間ぐらいです。

◎セントルシアおすすめ観光スポットまとめ

セントルシア

世界遺産の山に熱帯雨林、エメラルドグリーンの海に温泉もある魅力いっぱいのセントルシア。熱帯性気候のため気温は年間を通して高いのですが、貿易風が暑さを和らげてくれています。強い日差しや熱帯地方特有のスコールがあり、こうした気候がセントルシアの自然をより美しいものにしているのです。

時間を忘れて、心身ともにリフレッシュしたい方にぜひおすすめの観光地。豊かな大自然をもつセントルシアだからこその楽しみ方があります。自然を満喫しながらのんびり過ごしてみませんか。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

セントルシアでおすすめの記事

セントルシアのアクセスランキング