直島と小豆島のちょうど中間!豊島の魅力的な観光スポット6選 

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直島と小豆島のちょうど中間!豊島の魅力的な観光スポット6選 

現代アートの島として有名な直島やオリーブの産地として有名な小豆島の間に挟まれている豊島。あまり聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの島でもアートが有名だったり特産品がたくさんあったりと、観光地としておすすめの島なんです!今回はそんな豊島のおすすめ観光スポットを紹介します。

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直島と小豆島のちょうど中間!豊島の魅力的な観光スポット6選 

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1.日本はもちろん海外でも有名「豊島美術館」

出典: cotaro70s

豊島の東部、唐櫃港から歩いて20分程度のところにある豊島美術館。ここは2010年に建築家の西沢立衛氏とアーティストの内藤礼氏の手によって作られた美術館です。少し小高い場所にあるこの美術館の周りは、棚田などの豊かな自然と調和し、美術館自体が一つの作品となっています。

この美術館のメイン作品は湧き出す水の動きを見ること。小さな水滴が徐々に形を変えてゆっくりと流れていき、1日をかけて集合体である泉を作っていきます。入った人によっても感じ方は変わり、すぐに出ていかれる方もいれば、ずっとここで水滴を見ていられるという方もいらっしゃいます。近くにはカフェスペースがあるのでそちらで休憩するのもおすすめですよ。

2.古民家の中に入ると独特な空間に「豊島横尾館」

出典: commons.wikimedia.org

豊島の家浦港からほど近い町中に位置する豊島横尾館は、美術家の横尾忠則氏と建築家の永山祐子氏が手がけた美術館です。古民家を修繕して作られたこの建物は、母屋と倉、そして納屋の3つで構成され、一つの作品のような美術館となっています。

横尾氏は「生と死」を題材とする作品が多く、豊島横尾館ではそのテーマで描かれている作品が多く点在。来館された人たちにも生と死を感じ、考えさせられるような作りになっています。特に窓には赤色のガラスがはめ込まれていて、日常と非日常の境目にいるかのような錯覚に陥ります。入館料金は510円ととてもお得なのに、独特な空間を味わうことができるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

3.カフェ?ギャラリー?不思議なお店「てしまのまど」

家浦港からも近い「てしまのまど」は、豊島のワークショップや散策など、様々な活動を共有する場として愛されているお店です。店内には島で使われている道具やアート作品なども展示されていて、とても賑やかでどこか懐かしい雰囲気のお店となっています。

てしまのまど自体はカフェというわけではなく、喫茶部がここで活動しているんだそう。カフェのような、ギャラリーのような……そんな不思議な空間を楽しめます。島の食材をふんだんに使用した手作り感溢れる定食を味わえたり、豊島の特産品の一つでレモンをたっぷり使用している手作りパンが購入できたり、色んなことを堪能できるお店。ゆっくり寛ぎたいという方にピッタリですよ!

4.豊島のアートと食を結ぶ団欒の場「島キッチン」

唐櫃港から車で10分程度のところに位置する島キッチンは、アートな空間で美味しい料理がいただけるレストラン。民家に挟まれているような場所にあるため迷いやすいかもしれませんが、行く価値アリなお店です。こちらは土日と月曜日、さらに祝日のみの営業なので注意が必要。

豊島のお母さん達が出すオーガニック料理は、まるで都会で出されているような洗練さを感じることができます。それもそのはず、実は丸の内ホテルのシェフが島のお母さんたちにアドバイスし、美味しい料理を提供しているんです。また、島キッチンの特徴でもあるオープンテラスはまるでアートな空間なので、豊島のアートと食を結んでいる大切な憩いの場になっています。

5.築70年になる古民家で野菜たっぷりランチをいただく「食堂101号室」

島キッチンの向かいにあるお店、食堂101号室は、築70年にもなる古民家の良さをそのまま残しているお店。見た目は完全に古民家なので、一見本当にここにお店があるのか?と思ってしまうかもしれませんが、そんなところもまた魅力の一つと言えます。古民家の中で流れる時間は都会よりも遅く感じて、ゆったりと過ごせること間違いなし。

リラックスした中で食べる食事も、季節の野菜をふんだんに使ったランチプレートで胃にも優しい食事になります。オーガニックにこだわっていて、コーヒーはオーガニックコーヒーを、紅茶は無農薬で育てられた茶葉を使うなどのこだわりよう。レモン風味の米粉シフォンケーキはオイルを使わずに作られているので、カロリーを気にしている方も安心していただけます。

6.豊島の景色を堪能するならココ!「豊島唐櫃棚田」

豊島美術館近くの県道225号線沿いを進むと見えてくる豊島の棚田。ここはおよそ9ヘクタールという広大な敷地に270枚にも及ぶ棚田が広がっています。

今でこそとてもキレイな景色として棚田の風景が広がっていますが、元々は休耕田も多く荒廃していました。しかし、豊島美術館の建設が行われるにあたり、豊島の美しい棚田風景を蘇らせようということで、唐櫃棚田保存会や多くの地元の方の手によって美しい原風景へと再生していったのです。

上から棚田を見下ろすと、そこには棚田だけではなく、青い海が広がり、さらに天気が良いと周辺の島が見えることも。棚田とこのような風景が見られるのは豊島の唐櫃棚田だけ。棚田を見るならレンタサイクルがおすすめです。

◎まとめ

豊島の魅力的な観光スポットを紹介しました。隣の直島にも負けないアートスポットや、美味しいグルメスポットなど盛りだくさんな豊島。今まで小豆島や直島に訪れたことがあっても豊島には行ったことがない方もぜひ豊島の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

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