名称:ハズラト・スルタン・モスク
住所:Carpathians, Ukrayina
Tauelsizdik Ave 48, Astana, カザフスタン
中央アジアとヨーロッパにまたがっている国、カザフスタン共和国。世界で第9位の広さのある国です。カザフスタンには、2つの首都があります。カザフスタン語で首都という意味のあるアスタナと、南部の首都と呼ばれている人口約150万人の大都会アルマトイです。
この2つの首都には、見どころ観光スポットがいくつもあって全部紹介したいのですが、今回はその中でも、カザフスタン観光でぜひ訪れてみてほしいおすすめスポットとして、6ヶ所に絞ってご紹介します。
目次
カザフスタン観光なら中央アジア最大級モスクも必見!おすすめスポット6選
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1.ハズラト・スルタン・モスク
中央アジア最大のモスクと言われる「ハズラト・スルタン・モスク」は、2011年に完成した建物です。祝日になれば、最大で10000人もの人たちが集まってくるといいます。4つの塔があり、その高さは77m、ドーム幅は28m、高さ51mでカザフスタンにあるモスクの中では一番大きいサイズ。
カザフスタン様式とイスラム様式をかけ合わせたこの「ハズラト・スルタン・モスク」は、まるで絵画のような美しさを解き放っています。一度見ると忘れることができなくなるほど、そのスケールの大きさと美しさに魅了されてしまうでしょう。
2.ホンジャ・アフメッド・ヤサウイ廟
2003年に世界遺産として登録された「ホンジャ・アフメッド・ヤサウイ廟」は、典型的なイスラム建築の建物で、外観の屋根の装飾がブルータイルで美しく、その独特な外観でここを訪れた人たちを魅了しています。建築された当初の大きさは今よりも小さなものでしたが、ティムール王により現在の大きさになりました。廟では、イスラム装飾を至るところで見ることができます。
ティムール帝国では、最も大きな霊廟(れいびょう)ということで、有名なカザフスタン観光のスポットとして知られています。カザフスタンに来たら外せない定番名所です。
名称:ホンジャ・アフメッド・ヤサウイ廟
住所:カザフスタン南部トルキスタン市
公式・関連サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/1103
3.平和と調和の宮殿
フィボナッチ黄金比率を用いて作られた平和のピラミッドは、カザフスタンの首都アスタナで見られます。外見にインパクトがありますが、中も素敵な空間になっていますよ。地下にはコンサートホール、1階では無料でつけてくれる露英の通訳の方から、このピラミッドが作られた経緯の解説が聞けます。
また、最上階に上がると、迎えてくれるのは130羽のハトの絵と、カザフスタン人がリスペクトしている太陽の絵。ハトは平和の象徴として知られていますね。まさにこの平和のピラミッドにぴったりとな装飾です。最上階では、カザフスタンの街並みを見ることもできますよ。
このピラミッドのすごいところはこれだけではありません。世界に4台しかないという斜めに昇っていくエレベーターが、ここで体験できるんです。ラピュタとも呼ばれるこの平和のピラミッド。カザフスタン観光では必見です!
名称:平和と調和の宮殿/平和のピラミッド
住所:Аstana, Tauelsyzdyk street,57
公式・関連サイトURL:http://www.fosterandpartners.com/projects/palace-of-peace-and-reconciliation/
4.サリャルカ‐カザフスタン北部のステップと湖沼群
2008年に世界遺産に登録され、カザフスタン初の自然遺産でもある、「サリャルカ‐カザフスタン北部のステップと湖沼群」。ここは、アフリカやヨーロッパ、アジアなどから来る渡り鳥が中継ポイントとして集まってくる場所として有名で、多くの湖沼と湿地が広がっています。動植物にとっては、生きていくには充分な条件がそろっているところなので、オオカミやモルモットなどの野生動物の生息地域にもなっています。
サリャルカ‐カザフスタン北部のステップと湖沼群で見られる数多くの渡り鳥の中で、ひと際目を惹かれるのはピンクフラミンゴ。自然の中で見ることができるなんて、珍しいですよね。ぜひ、ここでしか出来ない感動体験を。
名称:サリャルカ‐カザフスタン北部のステップと湖沼群
住所:ガザフ高地の一部
公式・関連サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/1102
5.カーンシャリティエンターテイメントセンター
2010年7月に完成した、ゴージャス感のある「カーンシャリティエンターテイメントセンター」。カザフスタンの首都アスタナの、シンボル的存在の一つでもあるこちらの施設です。敷地内には広大な公園、エンターテイメントスペース、テラスに、川、波のプール、そしてカフェやレストラン、さらには映画館などまでも豪華に収容。一番上にあるテラスは展望デッキになっているので、カザフスタンの風景を違う角度から眺めて楽しめますよ。夜になれば、ライトアップされた幻想的な美しい外観を見ることができます。
カーンシャリティエンターテイメントセンターは、家族や友だち、もちろんお一人様であっても、一日中楽しめる場所です。外からは建物の一風変わったオシャレな外観を見て楽しめて、中へ入ればいろんなことを体験できるこちらの施設。ぜひ一度出かけてみたい観光スポットですね。
名称:カーンシャリティエンターテイメントセンター
住所:Turan Avenue 37, Astana 010000, Kazakhstan
公式・関連サイトURL:http://khanshatyr.com/en/khanshatyr/
6.ゼンコフ正教会
カザフスタンのアルマトイ市街地の中心部にある「28人のパンフィロフ戦士公園」。その一画にロシア正教の教会「ゼンコフ正教会」が建っています。ゼンコフ正教会はイエロー×ホワイトの外観で、周囲にある緑とまるで調和しているかのように見えますね。世界2位の高さを誇るゼンコフ正教会は、くぎを一本も使わずに建てられた木造建築物という特徴を持っています。
礼拝は自由に行うことができるので、信者の方の出入りが絶えません。集団礼拝のときには信者以外の人は入りにくさを感じるのですが、それ以外の時間帯であれば比較的自由に中に入ることができます。教会前ではおもちゃが売られていたり、中では売店もあってワインなどが売られていたりします。見るだけでも楽しめる観光スポットですね。
名称:ゼンコフ正教会
住所:Panfilov Park, Almaty
公式・関連サイトURL:http://www.almaty-kazakhstan.net/attractions/entertainment/zenkov-cathedral/
◎まとめ
この記事でご紹介してきた、「カザフスタン観光での6つのおすすめスポット」はいかがでしたでしょうか?観光スポットとしては、昔からあるものと、まだまだ最近の新しいものも含めてのご紹介でしたが、その中でカザフスタンに行ったら立ち寄ってみたい観光スポットを見つかりましたか?
カザフスタンに行くと、カザフスタン人と日本人の顔が似ているために、カザフスタン語で話しかけられることが度々ありますよ。ロシア語よりもカザフスタン語で話す人たちが多いので、カザフスタン語を少しでも勉強してから観光へ出かければ、もっとカザフスタン観光を楽しむことができることでしょう。