名称:ラム博物館
住所:Belle Vue,Sainte Rose 97115, Guadeloupe
カリブ海には大小様々な島国が浮かんでいますが、その中にフランスの海外圏であるグアドループ島があります。グアドループ島とは実際にはバス・テール島、グランド・テール島という2つのメインの島をまとめた名称です。グアドループ島は地図で見るとまるで蝶々のような形をしています!
日本からの直行便がないので、グアドループ島へ観光に行ってきた!という人に出会うことは少ないかもしれませんが、青い海に真っ白な砂のビーチ、クレオール料理と呼ばれる美味しい料理に植物園など魅力的な観光スポットがいっぱいなのです。今回はそんなフランスの海外圏グアドループ島の観光スポットを5箇所ご紹介します。
目次
カリブ海に浮かぶフランス・グアドループ島のおすすめ観光スポット!
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1.ラム博物館
お酒が好きな方でもそうでなくても、グアドループ島と言えば、ラム酒!と想像される方は多いかもしれません。グアドループ島のホテルでは、ラム酒をベースにしたカクテルの多さに驚かされます。なのでグアドループ島に来たら、ラム博物館はマスト観光スポット!
グアドループ島で生産されるさとうきびを原料にしたラム酒は、この島の名産品。この博物館では、その生産方法やボトル詰め、醸造までの全てを見ることができます。もちろんラム酒をベースにしたドリンクの試飲付き。試飲のあとは、アドバイスを受けながらたくさんの種類のラム酒から自分にあった1本を選ぶことも。博物館はラム酒の展示の他に、5000種類以上の珍しい昆虫のコレクションや40以上の帆船の模型のコレクションの展示もあり、アルコールを飲めないお子様も楽しめるので、家族連れでも楽しいひとときを過ごすことができる観光地です。
2.ミュラ城
ミュラ城はメインのグアドループ島ではなく、マリー・ガラント島にあります。ミュラ城という名前から豪華絢爛なお城を想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、お城ではなく、かつてさとうきび産業が盛んだったころに大地主だったフランスの富豪ミュラ家の建物が残されているもので、30ほどの建物を観光できます。
かつて奴隷が暮らしていた小さな建物やさとうきび工場跡、大地主の家など当時の暮らしを偲べる施設が多く残されており見ものです。島の人々がどのような暮らしをしていたのかを知ることができる博物館のようなスペースもあり、そこでは釣りやその他の職人の道具、生活品などを見ることができます。ミュラ城を観光することでグアドループ島の歴史や暮らしをじっくりと感じとることができるでしょう。また抜けるような青空をバックに古びた壁が立っている景色を見ていると、どこかで時の流れが止まってしまったような錯覚を起こしそうです。
名称:ミュラ城
住所:Section Murat 97112 Grand Bourg, Guadeloupe
3.ポワント・デ・シャトー半島
グアドループ島のポワント・デ・シャトー半島は日本語に訳せば「城ヶ崎半島」となりそうですが、半島に実際にお城があるわけではなく、かつて1683年にシャトーと呼ばれる小さな教会が建てられいたことが由来だそうです。その由来からか、半島の先には高さ10mの大きな十字架が建てられています。
地図上で蝶々の形をした島の羽の端っこにあたる位置にあるこの半島からの眺めは素晴らしく、周りの島々を見られるのはもちろんのこと、春には運が良いとクジラを見ることもできます。グアドループ島に来たら必見の観光スポットです。観光の際はカリブのコバルトブルーの海の美しさをぜひご自分の目で確かめてみてください!
名称:ポワント・デ・シャトー半島
住所:Grand-Terre 97118 Saint François,Guadeloupe
4.カルベの滝
グアドループ国立公園内を流れるカルベ川には、3つの美しい滝があります。ビーチの景色とは全く異なる緑豊かな景色の中をハイキングして滝巡りをしてみるのはいかがでしょうか?しかし、現在3つの内の1つの滝は、安全上の理由で観光客には道が閉鎖されているので、2つの滝のみ訪れることができます。
1つ目は落差115mの2段からなる滝です。2つ目の滝は落差110mとなります。滝までは野生的な素晴らしい景観に囲まれた道を歩いていくのですが、足場が悪くなっていることもありますので、行かれる際には事前に道の状況を確認していくことをお勧めします。なお、1493年11月にクリストファー・コロンブスがグアドループ島に上陸した際には、3つからなるカルベの滝の2つ目までを発見したとの記述が残されています。そんな歴史にゆかりのあるカルベの滝で自然のパワーを感じてみてください。
名称:カルベの滝
住所:Parc National, Guadeloupe
5.Deshaies植物園
Deshaies植物園では、カリブ海の島々で見られる目にも鮮やかな花々はもちろんのこと、様々な種類のヤシの木や、熱帯地方の植物、砂漠地方の植物、また睡蓮などアジアの植物など1000種類以上の植物を見ることができます。1.5kmの散策道の途中には滝があったり、フラミンゴがいたり、色鮮やかなオウムたちが飛んでいたりと、まさに楽園に来た気分になれること間違いなしの観光スポットです!
レストランでは、園内の滝とカリブ海を見ながらグアドループ島の料理であるクレオール料理を食べることができるのも魅力的です。
名称:Deshaies植物園
住所:97126 Deshaies, Guadeloupe
◎まとめ
グアドループ島観光の魅力、おわかりいただけましたでしょうか?
美しいビーチあり、自然いっぱいの滝あり、おいしいお酒と料理あり、色鮮やかな花々あり・・・今回ご紹介しきれなかった素敵な観光スポットが他にもまだいっぱいあります。街行く人がボンジュール!と声をかけてきますが、グアドループ島の温暖な気候のせいかフランス本国よりも陽気なボンジュールに聞こえますよ。フレンチカリブなひとときを過ごしにグアドループ島観光の旅に行ってみませんか?