中国・通遼で内モンゴルの歴史にふれる観光スポット4選

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中国・通遼で内モンゴルの歴史にふれる観光スポット4選

モンゴルとロシア両国と接している中国の内モンゴル自治区。その東部に位置する都市が通遼(つうりょう)です。
大陸性気候のため、春は乾燥して風が強く、暑さの厳しい夏には豪雨が続きます。そして冬は極寒。観光するには涼しい秋がおすすめですよ。

自然に恵まれた通遼周辺には珍しい野生動物が多く生息しており、トウモロコシや小麦などの農作物も豊富。砂漠から寺院、博物館まで観光スポットもたくさんありますよ!それでは、通遼の観光スポットについてご紹介していきましょう。

目次

中国・通遼で内モンゴルの歴史にふれる観光スポット4選

1.莫力廟沙湖旅遊区

「莫力廟沙湖旅遊区」は、通遼で最も早く観光開発が行われたエリアです。サンドレイクの開発と建設までに約8年もの歳月を費やしたという敷地内には、モリン寺院やプール、タートルアイランド池、水上レストランなど見どころがたくさんあります。

日本では見る事ができない砂漠の雄大な景色は、一見の価値ありですよ!
ボートやスイミング、砂浴、釣りなどアクティビティーも楽しめるので、お子様と一緒の観光にもおすすめです。

2.内蒙古ホルチン博物館

「内蒙古ホルチン博物館」は、1975年に内モンゴル自治区初の地域総合博物館として設立しました。
広大な敷地を持つ館内では、約10,000点もの歴史的展示物を鑑賞することができます。
地下部分は3つのゾーンに分かれており、約800人収容可能な会議室も完備。
通遼を観光する前に、まずはここで内モンゴルの歴史や文化について学んでおくと良いですよ。

3.孝庄園

「孝荘園」は、清の皇帝・康熙帝の祖母である孝荘文皇后が住んでいた場所です。
明の時代に建てられた宮殿で、約400年の歴史を誇る通遼でも人気の観光スポットとなっています。

歴史的な理由により一度は壊されてしまった孝荘園でしたが、通遼市政府と州当局が多額の資金を投資し復元しました。伝統的な中国スタイルの建物と豪華な装飾は必見ですよ!
中国では縁起の良い色とされている赤ですが、孝荘園もまた、鮮やかな赤色が印象的です。

4.通遼興源寺

通遼の東部に位置する「通遼興源寺」は、チベット仏教の寺院の中で最も大きく美しい寺院と称されています。漢とチベットの建築様式を組み合わせ造られた寺院は、2階建てのメインホールなどいくつかの建物で構成されており、庭園は松やひのき、四季折々の草花で彩られています。
周辺には山や川など自然も多いので、散策に訪れてみるのも良いかもしれませんね。

◎まとめ

日本ではあまり知られていない通遼ですが、チベット仏教の寺院や宮殿、博物館などの内モンゴルの歴史や文化が学べる観光スポットがたくさんあります。中国といえば北京などの大都市への旅行が多いですが、少し足をのばして内モンゴル文化にふれる旅も良いかもしれません。

のんびりと旅ができる通遼ですが、日本語や英語はほとんど通じないので、ぜひ中国語の本を片手に現地の方とのコミュニケーションを楽しんでみてください。
きっと素敵な旅の思い出になりますよ。

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