当時の様子を深く感じられる。大分県の歴史観光スポット5選

画像出典:ふくいのりすけ / PIXTA(ピクスタ)

当時の様子を深く感じられる。大分県の歴史観光スポット5選

歴史の授業で習った世界を間近で体験し、当時の軌跡に思いを馳せるの、旅行の楽しみになります。

大分県の歴史スポットでは、そういった楽しみができる歴史スポットが多数あります。当時の形がそのまま残った場所、絶景を眺めながら歴史を振り返る場所など、特徴的なスポットに溢れているのです。

このページでは、大分県の人気の歴史スポットを5ヶ所、紹介します。

目次

当時の様子を深く感じられる。大分県の歴史観光スポット5選

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1. 福澤諭吉旧居・福澤記念館

福沢諭吉のことをよく知らなくても、1万円札に描かれている人物であることは、よく知られています。

その福沢諭吉をもっと知れるスポットが『福澤諭吉旧居・福澤記念館』です。

福澤諭吉旧居は福沢諭吉の父が住んでいた場所で、すでに建物は存在していませんが、宅跡として見学ができます。

また、福澤記念館が隣接されているので、一緒に記念館も見学が可能です。福沢記念館は2階建ての建物。1階が福沢諭吉の時系列に一生が分かるような展示がされており、2階は様々な資料が並べられています。

2. 日出城址(暘谷城)

大分県には、歴史色の強いスポットがいくつかあります。

日出城址(ひじじょうし)も、そのひとつです。別名、暘谷城(ようこくじょう)と呼ばれています。

関ヶ原の戦いでの功績が認められた、日出藩の初代藩主木下延利俊が、1602年に日出城址の築城と入城をしました。明治維新によって、現在は廃城となっています。しかし、天守閣跡と城壁、お堀跡がしっかりと残っています。

また、場所が少し高いところに構えられていることから、日出城址から眺める景色は非常に綺麗です。春には周辺の桜が咲き乱れるため、お花見スポットとしても人気があります。

3. 中津城

出典: ponta / PIXTA

1717年に、奥平家第七代奥平昌成公が入城した中津城。それから、154年間にわたる歴史の中で、街に存在し続けていました。当時から街のシンボルとして、地元の人に愛されたお城です。しかし、1877年の西南戦争で焼失してしまいます。

その後、旧藩主の奥平家や中津市民らの協力により、天守閣が復元。現在は観光スポットとしても知られ、天守閣には歴史資料館があります。資料館では一般公開としては、珍しい貴重な品が展示されています。

4. 公園亀塚古墳公園

国指定史跡の亀塚古墳は、5世紀につくられた古墳です。周辺には公園があり、亀塚古墳に関する資料館が建てられています。

亀塚古墳の大きさは、全長約120m、前方部の高さは7m、後円部高さ10m。大分県内では最大規模の前方後円墳です。

後円部に円筒埴輪が並べられていたり、後円部中央部は埋葬施設として、石棺が2ヶ所に納られていたことが大きな特徴です。石棺内部には埋葬品を入れる空間になっており、そこから300点ものの埋葬品が出土されています。

亀塚古墳は海に近いことから、海部に住んでいる人々が、海を中心に生活していたことが分かる古墳です。

5. 青の洞門

禅海和尚が掘ったとされる青の洞門は、名勝として知られています。

礼の旅の途中に禅海和尚は耶馬渓に立ち寄ります。耶馬渓は危険な場所としても知られていて、大勢の人や馬が命を落としていました。

それを見た禅海和尚が資金を集め、雇った石工とともにノミと鎚だけで、30年という長い時間をかけ掘ったのが、青の洞門なのです。

◎まとめ

大分県の観光地の中でも、日本や大分県に関わりが強い、歴史あるスポットを紹介しました。

福沢諭吉からお城まで、気になる見どころのあるスポットは、歴史が好きな人は一度見ておきたいところです。

温泉などの定番旅行にプラスして、歴史スポットも訪れてみてください。

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