美しい港町、マンガロールに来たら外せない！おすすめ観光スポット9選

インドの中でも清潔な街と言われる港町、マンガロール。ヒンドゥー教の神「マンガラデビ」から名付けられたというこの街は、かつてはラーシュトラクータ朝、カダンバ朝、チャールキヤ朝など、王国として栄えてきました。

そんなマンガロールには歴史的な建築物が多くあり、数多くの観光客を魅了しています。観光の地としては、日本ではまだあまり知られていませんが、美しいビーチや神聖な寺院、インドの広大な大自然など、魅力が満載の人気観光都市なんですよ。

また、南インドのマンガロールの人たちは穏やかで優しく、観光客にもとても親切で旅がしやすいのも魅力の一つ。今回はそんなマンガロールのおすすめ観光スポット9選をご紹介します。

1.クドロリ寺院

遠くからみても黄金の神々の彫刻のタワーが目立つ、クドロリ寺院。近くに寄れば寄るほど、その迫力に圧倒されます。このお寺は1912年と、比較的最近にできたお寺で、シヴァ神の化身のGokarnanathaを祭っています。

赤い壁に黄金の装飾が美しい外観ですが、中に入るとその華麗さに思わず息を飲んでしまうでしょう。黄金の装飾で寺院内は光り輝き、まぶしいほどです。そして壁や他のいたるところに神々の彫刻があり、置物で装飾され、神聖で力強い力を放っています。

庭の池までも神様の装飾が施されており、色んなところでインドの神様と出会えますよ。神々のエネルギーが溢れるパワースポットとしても知られています。

マンガロールにたくさんある寺院の中でも規模が大きく、マンガロールの人気の観光スポットなのです。

2.Surathkal Beach

白い美しい砂浜で有名なSurathkal Beach。裸足で歩くとサラサラで軽い砂が気持ちがよく、走り出したくなりますよ。このサラサラな砂を歩くのも気持ちいですし、海岸沿いの道を爽やかな風に当たりながら歩くのも気持ちをリフレッシュさせてくれます。

またこのビーチは灯台からの美しい眺めも有名です。海と田舎町の美しい景色を堪能しましょ。特に夕暮れ時の美しい夕日は必見。マンガロールの美しい海と街が夕日できらきら輝いている様に、思わずうっとりしてしまいます。

海水も透明で、多くの人がスイミングを楽しんでいます。美しい海にも関わらず、それほど人も多くないので、自分たちだけの時間を楽しみたい方にもおすすめ。残念ながら近くにお店などはないで、飲み物や食べ物は忘れずに。観光客でごった返していない、穴場のマンガロールの観光スポットです。

3. Antonio Moscheni

派手なヒンドゥー教の寺院が多いマンガロールの中で、静寂な美しさを醸し出す「St. Aloysius Chapel」はマンガロールのポルトガル文化の足跡が残る建築物。青い外観が清々しく、心が洗われるような気持ちなります。

中の壁画はイタリアのアーティスト、 Antonio Moscheni によって描かれたもので、聖人や美しい天使たちの絵には思わず息を飲んでしまいます。これが全て一人のアーティストの作品とは驚いてしまします。

このチャペルは大学の敷地内にあるため、学生もよく訪れています。現在も日曜日にはミサが行われていて、マンガロールのキリスト教徒にとって神聖で大切な場所でもあります。

マンガロールでポルトガル文化を垣間見る観光スポットSt. Aloysius Chapelへ足を運んでみてくださいね。

4. Sammilan Shetty’s Butterfly Park

まさに蝶の楽園「Sammilan Shetty’s Butterfly Park」で、世界中の蝶たちが、ありのままの姿で飛び交っている姿を眺めに行きましょう。
蝶好きにはもちろん、写真愛好家にも大人気のスポット。

黒い羽根に水色の模様が美しいPapilio buddha、黄色の尾びれのような模様がユニークなTroides minos、オレンジの体が目立つCruiserなど、マンガロールに飛び交う美しい蝶たちの姿は必見です。

パークは緑が美しい公園になっていて、色とりどりの蝶を見ながらの散策に、すっかり心が癒されてしまいますよ。お子様連れの観光にもおすすめ。マンガロールの地元の人も訪れる、人気観光スポットです。

5. Tannirbhavi Beach

マンガロールで有名で賑やかなビーチと言えばパナンブールビーチ。観光客や多く人で溢れています。

そこで、もう少し静かに美しい海を楽しみたいという方に、こちらのTannirbhaviビーチをおすすめしましょう。のんびり砂浜を歩いたり、家族とビーチバレーを楽しんだりするのにピッタリ。マンガロールの美しい海を思う存分楽しめますよ。

とくに夕暮れ時が人気のこのビーチ。美しい夕日が地平線に沈み、海を赤く染めていく様子には思わずため息が出ます。人が少ないので、サンセットの絶景を独り占めです。海水も透明に透き通って美しく、思う存分スイミングを楽しめます。

近くにお店などはないので、食べモノは持参していってくださいね。マンガロールの美しい海を満喫できる穴場の観光スポット。観光客が少ないこのビーチは知る人ぞ知る、隠れた人気スポットです。

6.The Kudremukh National Park

マンガロールから少し車を走らせたところにあるこちらの国立公園には、インドの大自然がそのまま保全されています。自然派には特におすめの観光スポット。

公園は, the Kudremukh, the Kerekatte, the Kalasa 、Shimoga rangesという四つの山から成り立っていて、緑が生い茂り、植物たちは手つかずの自然のまま。

また動物の保護地区でもあり、絶滅に瀕しているトラをはじめ、マングース、ムササビ、ヤマアラシ（写真）、レオパード（ヒョウ）など、様々なインドの動物たちも生息しています。
アジアキヌバネドリなどの珍しい絶滅に瀕している鳥たちの巣もあり、観光客のみならずたバードウォッチャーにも多く訪れます。

マンガロールの貴重な生態系を覗いてみましょう。

7.Kadri Manjunath Temple

マンガロールの寺院の中で一番古いと言われているお寺。10世紀から11世紀にかけて造られたもので、もっとも古いLord Manjunathaswamyの像があります。

少し青みがかった屋根には、たくさんの黄金の神様たち。仏教とヒンドゥー教の文化が混じったこの美しいお寺は、当初は、仏教のお寺として人々の信仰の場でしたが、のちにヒンドゥー教のお寺に変わったという、ユニークな歴史を持っています。そういった歴史的、宗教的な意味合いからも、地元マンガルールの人に大切にされてきました。

インドの寺院らしい外観も人気ですが、中庭も見どころです。池に囲まれた庭はなんだかホットする憩いの場でもあります。そこから寺院のドアにかけてDeepstambhaという柱があり、ともる灯は神聖な雰囲気を漂わせています。

マンガロールの定番の観光スポットです。ぜひ訪ねてみましょね。

8. Milagres Church

シンプルな美しさに心が奪われてしまうMilagres Churchは、 1680年に建てられたローマカトリックの教会です。マンガロールがあるDakshina Kannada地域で最も古い教会なのですが、とてもそんなに古いとは思えない、美しいただずまいの教会です。

神聖な外観もさることながら、ひとたび中へ足を踏み入れると、その静粛な美しさに心が惹かれてしまいます。白を基調とした白いホールの柱にはいくつもの繊細で細かい聖人の彫刻。正面の祭壇に神々しく輝く聖人たち。インドの寺院とはまた違う神聖な光で心が洗われていくのを感じます。

観光客はもちろん、地元マンガロールの人の信仰の場として今も大切にされています。観光名所としても人気で、マンガロールに来たら必ず訪れたい観光スポットの一つです。

9. パナンブール　ビーチ

Tannirbhavi Beachでもご紹介したパナンブール　ビーチ。マンガルールのビーチの中で最も有名で、多くの観光客でにぎわうこのビーチは、人混みが多いのが少し残念なところ。ですが、この綺麗で明るいビーチでは様々なマリンスポーツが楽しめるのが魅力。思う存分海のスポーツを楽しみたいならおすすめです！

海の家もあって、食事にも困らないのも魅力。そのマンガロールの美しく、楽しい海を求めて多くの観光客がやってくる、マンガロールの定番観光スポットです。

◎まとめ

いかがでしたか？港町、マンガロールは美しい自然、きれいなビーチ、インドを代表する寺院や教会など、魅力が満載の都市。夕暮れ時の美しい夕日には心を奪われること間違いなしです。
煌びやかな寺院からはインドの文化を垣間見れ、少し足を伸ばせばインドの雄大な大自然に触れ合える。インドの明るく陽気な港町マンガロールならではの旅をお楽しみくださいね。

美しい港町、マンガロールに来たら外せない！おすすめ観光スポット9選