白馬のおすすめの観光地11選!1年中楽しめる白馬の魅力を徹底解剖

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白馬のおすすめの観光地11選!1年中楽しめる白馬の魅力を徹底解剖

1998年に長野冬季オリンピックの舞台になったことから、スキー場の中でも白馬は世界でも代表する観光地として、多くの外国人観光客も訪れる人気の観光スポットとなりました。しかし白馬には、冬の時期以外にも観光するのにおすすめの場所がたくさんあるんです。

北アルプスを背景に日本の昔のふるさとの情景を垣間見ることができる観光地や、小さなお子さんから大人まで思う存分楽しめるアクティビティを体験できる観光スポットなど、冬だけではなく1年中観光を満喫することができます。今回は何度でも訪れたくなる白馬の定番観光スポットから知る人ぞ知る穴場の観光スポットまで厳選しました。チェックして白馬観光の参考にしてみてください。

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白馬のおすすめの観光地11選!1年中楽しめる白馬の魅力を徹底解剖

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1.白馬八方屋根スキー場

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「白馬」の観光地と言えば、ウインターシーズンに多くの観光客が訪れるスキー場でしょう。「白馬八方屋根スキー場」は1998年に長野冬季オリンピックの会場にもなったことから、日本人だけではなく外国からの観光客も多く訪れる人気の観光地です。初心者でも滑りやすいコースから上級者が滑走感を味わえるロングコースやコブ斜面まであり、幅広くバリエーション豊かな観光地です。

初心者コースから中級者向け、上級者向けのコースまで充実していて、パウダースノーゲレンデもあるのが魅力。山頂1,830mから見渡す眺めは絶景です。妙高山、戸隠、浅間山などの山々の大パノラマの景色は圧巻ですよ。スキーやスノーボードだけではない冬ならではのアクティビティも楽しめます。スノーラフティングやファットバイク、スノーシューなど自由に満喫することができますよ。

また、小さいお子さんでも楽しめるエリアもあります。白馬八方屋根スキー場にある「キッズパーク」は日本で初の「ステップアップ型キッズパーク」で初めてブーツを履くところからゲレンデ滑走までサポートしてくれます。そしてパーク内には託児施設があるので安心です。専任のスタッフが常駐し、予約制になっているので白馬に観光に訪れる前にチェックしておきましょう。

2.白馬五竜高山植物園

春から夏、秋に白馬に観光に訪れるなら「白馬五竜高山植物園」にも立ち寄ってみてください。春から夏にかけては、普段の日常では見ることのできない様々な高山植物を、秋には燃えるように鮮やかな紅葉を楽しむことができますよ。

ここは標高1,515mの白馬五竜スキー場アルプスに広がっていて、6月から10月ごろまで、300種以上200万株もの植物を観察することができます。8人乗りのゴンドラ「テレキャビン」に乗って向かえば、山頂1,500mの場所に広がる植物園にたどり着きます。

標高1,500mの山頂からは戸隠連峰や浅間山などの山々がそびえ立ち、晴れた日には白馬の田園風景を見渡すことができます。「アルプス平自然遊歩道」までは「アルプス展望リフト」に乗りましょう。心地よい風を感じながら足元に咲く可憐な花々を楽しめます。

この植物園で見られる植物は豊富。標高1,500mでありながら標高2,500m以上でしか見ることのできない高山植物から亜高山帯、山野帯の植物と幅広い種類の植物を堪能できます。本格的な登山をしなければ見られない高山植物をこの植物園で小さいお子さんからお年寄りまで気軽に楽しむことができるのが魅力です。

コースも充実していて、気軽に散策を楽しめるコースから本格的にトレッキングを楽しめるコースまで様々。秋に見ることのできる紅葉は高低差があるので長い期間楽しめます。ぜひ、白馬の観光地「白馬五竜高山植物園」へ観光に訪れてみてください。

3.ラフォーレ白馬美術館

「ラフォーレ白馬美術館」は、「色彩の魔術師」と呼ばれ親しまれたマルク・シャガール専門の美術館です。閑静な林の中に佇むおしゃれな建物の中にあり、心安らぐひとときを過ごすことができます。シャガールの作品は幻想的な作風で知られる版画作品のみを約480点展示。初期の銅版画から晩年の作品までシャガールの芸術家としての人生をなぞらえながら作品を楽しめます。

館内の常設展示のスペースでは、シャガールのカラーリトグラフを展示している本格展示室、銅版画の傑作を見ることのできる銅版画館展示室と分かれています。約100点以上の作品が常設展示され、映像展示室ではシャガールの人生と作品を紹介するマルチスライドでの映像を上映しています。映像を見てシャガールへの理解を深めてから作品を見ればまたひと味違う気分を味わうことができるでしょう。

シャガールのオリジナル絵ハガキや複製画などを販売している「ミュージアムショップ」もあるので、観光の記念にお土産として購入するもの良いですね。静かな林の中でシャガールの作品を見ることのできる白馬の観光施設「ラフォーレ白馬美術館」で、安らぎのひとときをお過ごしください。

4.白馬ジャンプ競技場

白馬のシンボル「白馬ジャンプ競技場」はおすすめの観光スポットです。1998年に行われた長野冬季オリンピックのジャンプ競技の舞台となった有名な場所で、今では観光地として多くの観光客が訪れています。

一番の魅力は実際にジャンプをするスタート地点まで行くことができること。ノーマルヒルとラージヒルの間にあるリフトに乗車すれば、地上から高さ約140mの高さのスタート地点にたどり着きます。選手が実際に見る視界や景色を体験することができ、白馬での良い思い出になりますよ。グリーンシーズンには実際にジャンプの練習を見学することも可能です。

また、長野オリンピックとパラリンピックの記念展示スペースである「白馬オリンピックギャラリー」もありますよ。金メダルや貴重な資料や映像、写真の展示を楽しむことができ、当時の選手たちなど人々の熱い思いを感じることができます。

長野オリンピックの聖火台や、日本オリンピックで通算100個目の金メダルを記念し造られたモニュメントも観賞できます。ジャンプ競技について知識も深めることのできる「白馬ジャンプ競技場」は白馬の観光で外せないスポットです。

5.白馬グリーンスポーツの森

「白馬グリーンスポーツの森」はお子さんから大人まで1日中様々なアクティビティを楽しめるおすすめ観光スポットです。白馬三山を望む自然豊かな場所にあります。手作り体験などの屋内で遊べるアクティビティから乗馬、いかだ遊び、アスレチックなど屋外で遊べるアクティビティが楽しめます。一部有料のアクティビティもありますが、無料で利用できるものもありますよ。

水の上で自然を感じながら散歩できる「いかだ遊び」はお子さんにも人気。「おもしろ自転車」や「カレットゴルフ」、「アスレチック」などは家族でわいわい遊びを満喫できます。アスレチックはターザンやロープウェイ、吊り橋など迫力満点のものが充実しています。スカイトランポリンは安全で気軽に楽しむことができ、3歳以上の小さなお子さんでも体験できますよ。

キャンプやバーベキューも楽しめます。バーベキューは道具や食材を持ち込まなくても用意してもらえるので、気軽にバーベキューを楽しむことができます。ここでは魚のつかみどりもあり、捕まえた魚をその場で塩焼きにして食べることもできます。

室内での遊びも充実しているので、雨の日でも安心して遊べますね。手作りのクラフト体験や竹とんぼ作りなどお子さんと楽しめる遊びが盛りだくさん。「手作り天体望遠鏡」の体験は夏休みの自由研究にもなるような指導をしてくれるので、小学生のお子さんを連れたファミリーにおすすめです。その他星空観察会や、ビニール傘に星座を書き写し自分だけのオリジナル星座早見表の製作体験も行っていますよ。

6.白馬EXアドベンチャー

「白馬EXアドベンチャー」は、家族や友人同士で思いっきり体を動かすことができるおすすめのスポットです。スタートからゴールまで8m以上の高さから様々な遊びを体験することができます。特に年齢制限はなくハーネスの装備など安全面は徹底しているので、安心してアクティビティを楽しむことが可能です。

「ハイエレメント」は第1コースと第2コースに分かれていて、それぞれ違った仕掛けで楽しませてくれます。幅の細い道を進んだり、網を伝って進んだり、迫力満点の体験を満喫。「ZIPライン」はスリルがあって楽しいですよ。地上8m以上の木の上で、1つ1つの仕掛けにクリアしていく達成感は普段の日常では感じれない体験ですね。バンジーの体験もでき、思う存分空中アスレチックを満喫できるでしょう。

「ローエレメント」は団体専用でグループで1つ1つの仕掛けに挑戦するものです。大きなシーソーに全員で乗りバランスをとるものから全員で支えるものまで充実していますよ。友人同士、家族でクリアすれば、1人の時とはまたひと味違う達成感を感じることができますね。

また、キャンプ運営も行っています。流しそうめんや手作りのイカダで宝探しなど、大自然の中で存分に遊びを堪能できますよ。一般の観光客で参加できるものから、格団体の行事として体験できるものまで充実しているので、気軽に問い合わせてみてくださいね。

7.白馬ライオンアドベンチャー

「白馬ライオンアドベンチャー」では、1年中大自然の中でアクティブな体験を楽しめる遊びを豊富に提供し、白馬に訪れる観光客を楽しませてくれます。季節ごとの体験を行っているので、何度訪れても新鮮な体験を楽しめます。白馬の観光に訪れる前に、チェックして予約しておきましょう。

「熱気球」は地上約30mから、北アルプスの山々など雄大な景色を満喫できます。約5分間の搭乗で思う存分日常では体験できない非日常の気分を味わえますよ。完全予約制なので事前に搭乗時間を予約してくださいね。また、「パラグライダー」や「タンデムフライト」も空中散歩をしてみたいお客さんにおすすめです。

川や湖での体験も充実しています。「ラフティング」は、比較的流れが穏やかでお子さんからでも安心して楽しめる「犀川ラフティング」と、流れが急でダイナミックにラフティングを楽しみたい「黒部川ラフティング」があります。

「犀川ラフティング」は小学校1年生から体験できますが、貸切ボートなら4歳からでも体験することができるので家族でわいわい楽しめます。「川下りカヤック」や4歳の小さいお子さんから安全な川遊びができる「安曇野シャワーピクニック」もありますよ。

そして夜ならではの体験もあります。「ナイトレイククルージング」では夜の神秘的な青木湖でクルージングを楽しめます。天気の良い日に湖にボートを浮かべれば、満点の星空の中に浮いているかのような気分を味わうことができ、幻想的な空気に浸れるでしょう。

陸上ではあまり見られないので知られていませんが、青木湖は「ホタルの宝庫」です。「湖上ほたるツアー」では湖の上からたくさんのホタルを見ることができます。昼とはまた違うロマンチックな体験ができる夜もおすすめです。

冬の時期には「白馬スノーモービル」や「スノーラフティング」など冬ならではのアクティビティが充実。白馬の観光に訪れ、「白馬ライオンアドベンチャー」でとびきりの体験をしてみませんか。

8.栂池自然園

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「栂池自然園」は様々な動物や植物に出会え、トレッキングを楽しむ観光客で賑わうおすすめの観光地です。新潟、富山、長野、岐阜の4県にまたがる中部山岳国立公園の中にあります。晴れた日には白馬三山をはじめ、山々の景色望むことができます。園内は約5.5kmほどになる木道がしっかり整備されているので、トレッキングやハイキング初心者でも安心して楽しめますよ。

1年中四季折々の美しい景色を満喫できます。春は雪解けに少し顔を見せる植物との風景にうっとり。夏は様々な花々が咲き乱れ、秋には山々の色鮮やかな紅葉が美しく、冬には壮大な雪景色といった季節ごとに様々な表情を見せてくれます。

また、標高1,500mの園内には、普段の日常では見ることのない珍しい高山植物がたくさん咲き誇っています。6月には水芭蕉の群生を楽しめ、7月から8月にかけて、ニッコウキスゲやチングルマなどの希少な高山植物を観察することが可能です。

栂池自然園入口から進みはじめ片道約3時間、本格的なトレッキングを楽しむことができます。自然園入口に公衆トイレがありますが、期間限定で園内にも公衆トイレが設置されるので安心ですね。大自然を満喫できる「栂池自然園」でトレッキングを楽しむためにぜひ、白馬に観光に訪れてみてください。

9.大出の吊り橋

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北アルプスの絶景を望める「大出の吊り橋」は、白馬のおすすめの観光スポット。季節ごとにそれぞれ違う美しい風景を楽しむことができます。姫川の清流や茅葺き屋根の民家、背景に白馬の山々がそびえ立つ風景は日本のふるさとを思わせる白馬の代表的な風景として多くの観光客が訪れ、写真に収めています。

四季折々の風景を楽しめるだけではなく、1日の中でも風景の表情の移ろいを感じることができます。春には北アルプスを背景に咲き誇る桜が美しいですよ。また1日の中でも夕陽が沈みゆく景色もまた格別。夕焼け色に染まる姫川にうっとり心安らぎますよ。秋には色鮮やかな紅葉、冬には白銀の世界が広がります。

多くの写真家や画家にも親しまれている大出の吊り橋から見える白馬の原風景に、時間を忘れ心ゆくまで魅入ってしまうことでしょう。周辺にはほっと一息つくのにぴったりな休憩所やお土産店がありますよ。ぜひ白馬の観光の際には「大出の吊り橋」で、安らぎのひとときをお過ごしください。

10.白馬岩岳ゆり園&マウンテンビュー

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白馬でおすすめの観光スポット「白馬岩岳ゆり園&マウンテンビュー」は、その名のとおり色とりどりのユリの花の景色を満喫できます。ゴンドラで標高1,289mの山頂に赤、黄、橙、白色のユリの花が広がります。ユリの花を一面に、白馬の街並みや北アルプスの山々の景色が360度大パノラマが見渡せるので爽快感をたっぷり感じることができますよ。

併設されている「ブナの森パーク」では、ツリーデッキやツリーブランコなど様々な遊びが盛りだくさん。スパイダーネットやターザンロープ、スラックラインコースなどお子さんが大好きなアスレチックを思う存分楽しめます。お子さんだけではなく、大人の観光客も童心に返って遊びを楽しめますね。ハンモックでくつろぐこともできます。

白馬に観光に訪れる前に開花状況を確認しておくといいでしょう。開園期間は夏の7月頃から8月頃、秋の10月頃から1ヶ月間ほどとなっているので行く前にチェックしてから訪れてください。冬の時期には「白馬岩岳スノーフィールド」として開放しているのでチェックしてみてくださいね。

11.青鬼集落

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白馬でも知る人ぞ知る観光地が、はるか昔の日本を感じさせてくれる伝統集落「青鬼集落」です。北アルプスを背景に、江戸時代から明治時代にかけて建てられた茅葺き屋根の古民家や「日本の棚田百選」にも選ばれた棚田の美しい風景を見渡すことができます。天気が良い日には棚田に空や景色が映り込み絶景ですよ。

ここに来れば、まるで日本のおとぎ話の世界に迷い込んだような気分を味わえます。かつての光景が今もなお残るこの場所は、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定。「お善鬼様」の伝説が語り継がれていて、善鬼大明神を祭神とする「青鬼神社」があります。参道は苔の絨毯が広がり幻想的な雰囲気を醸し出しています。今現在でも「火揉みの神事」という祭事が行われていますよ。

他にも青鬼集落には「かぶと造り」の主屋や土蔵、昭和の初期まで使われていた「ガッタリ」と呼ばれる水力精米機の復元、石仏など見所がたくさんあって、見ごたえ抜群です。棚田に水が入れられる晩秋や緑の豊かな夏、稲穂が黄金色に輝く秋など四季折々の風景を楽しめるのも魅力。白馬の観光の際にはぜひ「青鬼集落」に訪れ、心安らぐ風景をお楽しみください。

◎まとめ

春には春、夏には夏といったように白馬には季節ごとに様々な楽しみ方ができるんです。同じ観光スポットでも季節ごとに違った表情の風景を見せてくれたり、違う楽しみ方ができます。トレッキングにアスレチック、川や湖でのラフティングなどのアクティビティ、スキーやスノーボード、景色や昔ながらの街並みの散策など楽しみが盛りだくさん。誰と訪れても、何度訪れても飽きない楽しさが白馬にあります。

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