ブルガリアの夏の首都！！ヴァルナの観光スポットをご紹介します

ヴァルナは、ブルガルアの北東部のヴァルナ州にある都市で、ブルガリアの中では、首都ソフィア、プロヴディフに次いで三番目に大きな都市です。ヴァルナは、黒海の港町として栄えており、観光地としても、とても有名なのです。ヨーロッパからビーチリゾート地として、多くの観光客が集まってきます。

そんなヴァルナ、実はブルガリアの「夏の首都」や「海の首都」とも言われているのです！ヴァルナは、日本人観光客は少なく、穴場のビーチリゾートなので黒海のビーチリゾートに訪れてみたいなんて方にもオススメです。今回は、そんなヴァルナの観光スポットをご紹介します。

1.シー・ガーデン

Sea Gardenは海辺の近くにある大きな公園です。この公園は、地元市民にも愛されており、集いの場所となっているほか、多くの観光客の方が訪れるスポットなのです。公園はとても綺麗に整備されており、気持ちよく過ごすことができ、花も綺麗に咲いており、また公園の高台から眺める海は、絶景なのです。ゆったりと散歩をしたい、という方にもおすすめです。

また公園内には、さまざまなお店もでていますので、見て回るのもいいですね！他にも、サイクリングやジョギングも楽しむことができ、自分に合った楽しみ方で利用することができるので、観光の合間に立ち寄ってみるのもいいですよね。小さな子供も一緒に楽しめる観光スポットなので、家族連れにもおすすめの観光スポットですよ。

2.生神女就寝大聖堂

こちらの生神女就寝大聖堂は「しょうしんじょしゅうしんだいせいどう」と読みます。生神女とは、聖母マリアのことを意味するそうです。この大聖堂は、ヴァルナで最大であり、街のシンボルにもなっています。

1880年に国家元首アレクサンダル1世バテンベルグ公の元、建築がはじまり、1885年にこの大聖堂は完成しました。ブルガリアの中でもとても有名で多くの観光客の方が訪れます。

外観はとても美しく、迫力があります。夜になると、ライトアップされ、幻想的な光景を楽しむことができます。また外観だけではなく、内観もとても素晴らしい建築となっており、たくさんの絵画があり見ることができます。

ヴァルナの中心部の聖キュリロス・聖メトディウス広場にあり、観光するには好条件のアクセスしやすい場所にあります。ブルガリア、ヴァルナに来たら行っておきたい観光スポットとなりますので、ぜひ観光リストに入れておいてくださいね。

3.ストーン・フォレスト

英語名では、「ストーン・フォレスト」と呼ばれていますが、「カメンナタ・ゴラ」、「ポビティー・カマニー」とも呼ばれています。カメンナタ・ゴアは岩石の森、ポビティー・カマニーは縦の石という意味だそうです。

この観光地は、古代遺跡であり、バルナ市内から約20キロほど離れた郊外ににあります。奇岩石が一面に広がっており、天高く立っているものは、約10メートルもあるそうです。この場所は昔から神聖な場所とされており、現在ではパワースポットとしても有名なのです。夕日に染まった奇岩石も美しく素敵ですよ。

4.ヴァルナ考古学博物館

ヴァルナ考古博物館は、元々は女子高の校舎として利用されていたそうですが、1983年より考古学博物館として利用されています。建物は二階建てになっており、旧石器時代から中世時代の出土品、装飾品、墓石、硬貨などが豊富に展示されており、ブルガリアだけではなく世界の中でも、とても貴重とされている博物館なのです。

出土品においては、ブルガリアという国がどのように進化してきたのかを知ることができ、また日本の出土品の進化と比べてみるとおもしろいですね。他にも、保存状態がよい展示物がたくさんあります。

この博物館には、展示物だけではなく、図書館や子供向けの博物館もあるのです。子供と一緒に楽しめて学べるのは、とても魅力的ですよね。ゆっくりと観光できるよう時間を作って、訪れることをオススメしますよ。

5.ヴァルナ歴史博物館

ヴァルナの歴史を学ぶのであれば、ぜひこのヴァルナ歴史博物館に足を運んでみてはいかがでしょうか。この博物館は、19世紀から20世紀において、ヴァルナの都がどのように発展していったかを知ることができます。考古学博物館のように出土品などの展示というよりは、人々の暮らしを展示してあります。

この歴史博物館は、今までにホテルに利用されていた時期もあれば、なんと刑務所として利用されていた時期もあるのです。そして1969年にヴァルナ歴史博物館が設立されたのです。大聖堂や旧市街からも近い距離にありますので、街を散策しながら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

6.ズー・パーク

ヴァルアにある動物園です。動物園内は公園のような敷地になっており、大きな動物園ではなく、こじんまりした動物園なのです。こじんまりとした動物園だからこそ動物との距離が近く、ゆったりと楽しめる環境になっています。

こちらの動物公園も子供が楽しめる観光地になっていますので、お子さんずれでどこにいこうか迷っている方にはおすすめの観光スポットです。また、家族だけでなく、カップルや夫婦、一人旅でも楽しめる動物公園です。約2,3時間ほどで敷地内を回れてしまいますので、ゆったりと観光し、動物に癒されてみてはいかがでしょうか。

7.植物園　エコパーク

この植物園はとても綺麗に整備されており、たくさんの珍しい植物に出会えることができます。そして色とりどりの花も咲いており、その美しさに癒される観光スポットです。

また植物園の見学だけではなく、乗馬やピクニックも楽しむことができます。特にアクティビティに参加せずに、ゆっくり散歩しながら、植物を見学したり、日光浴をしたり、リラックスできる場所でもあるのです。アクティブな観光もいいですが、ゆったりと癒される観光スポットもいいですよね。自然に囲まれながら過ごしてみてはいかがでしょうか。

8.アラジャモナストゥリー

こちらの森の中にひっそりとある遺跡は、修道院の洞窟がいくつかあります。そのほかに遺骨安置所の跡が残っており、見学することができます。しっかりと整備されていますので、安心して観光することができます。また他にも、資料館もあります。

この遺跡からは、とても古い歴史を感じることができ、また歴史だけではなく、どのような宗教だったのかも学ぶことができます。また自然が美しく、静かな時間が流れています。この場所を訪れる交通手段は、バスもありますが、少し歩かなくてはいけませんので、タクシーを利用するといいでしょう。

9.軍事博物館

こちらの軍事博物館では、海軍の歴史を学ぶことができます。また、歴史だけではなくどのような船にのり、軍服を着ていたかなどが、展示されています。船以外にもヘリコプターや軍事に使用されていたミサイルなども展示されており、博物館内も綺麗に整備されていますので、ゆっくりと見学することができますよ。

ツアーガイドをつけるとより詳しい情報を聞くことができます。詳しく知りたい方はお願いしてもいいかもしれませんね。港に近い都市だからこそ、海軍の歴史があります。ヴァルナ特有の歴史について学びるので、歴史を知ることでより旅が奥深くなります。興味のある方は、ぜひ観光に訪れてみてはいかがでしょうか。

10.アミューズメントパーク

こちらの遊園地は、いつも多くの子供連れで賑わっています。たくさんの乗り物や、湖での漕ぎボートなど、楽しめるものがたくさんあります。アミューズメントパーク内は、たくさんの自然に囲まれており、大人でも癒される空間となっています。

日本の遊園地とは、少し違うキャラクターやデザインを見るのは、大人でも楽しめそうですね!少し疲れたときは、湖の近くにあるカフェで休むこともできますよ。アクティブに遊びたい方には、とっておきの観光スポットですよ!

11.アートギャラリー

こちらはヴァルナにある、小さなアートギャラリーです。このアートギャラリーでは、主にブルガリアの若い芸術家の作品を集めているそうです。

このアートギャラリーは、絵画だけではなく、彫刻やちょっと変わった作品から可愛らしい作品まで展示してあります。大きなアートギャラリーではなく、また、有名でもありませんが、面白い作品を見に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。まさに穴場の観光スポットなのですよ。同じ建物内にコンサートホールがあり、コンサートが開催される日もあるそうです。ぜひチェックしてみてくださいね。

◎まとめ

ブルガリアのヴァルナは有名なリゾート地であり、夏のシーズンには多くの観光客が訪れます。しかし日本ではあまり有名な都市ではないため、知らない方も多いのではないでしょうか。しかし、ヴァルナはとても綺麗な街並みで、楽しめる観光スポットがたくさんあります。ぜひヴァルナに旅に行く際には、観光スポットを絞って計画的に訪れることをおすすめしますよ。素敵な旅の参考にしてくださいね。

ブルガリアの夏の首都！！ヴァルナの観光スポットをご紹介します