ペルー北部にある街ピウラ。こちらの街に日本人観光客が訪れるとしたら、ペルーとエクアドルを陸路で移動する人が、ちょっと立ち寄るくらいでしょうか？ほとんどの観光用のガイドブックにも情報がありません。ですが、実は日本人観光客に知られていない魅力的な観光スポットが点在しています。
それにペルー観光の目的は、遺跡訪問や美味しいペルー料理って方、多いですよね？そんな人にもお勧めしたいのが、ここ北部のピウラなのです。ピウラであれば、本当に新鮮な魚で作られた美味しいセビッチェが食べれますよ。今回はそんなピウラの魅力を紹介します。
1.アルマス広場
ピウラ観光のスタートはやはりここアルマス広場からでしょう。周辺には観光客全ての人に必要となるホテル、レストラン、観光案内所、旅行会社、銀行などの施設が集まってます。この公園では、地元の人と一緒になって、のんびりとアイスクリームなどを食べながら過ごしてみてください。今までの旅の疲れが癒されるはずです。
それから、ピウラの一番の魅力は、他の街では堪能することができないほどの品質のセビッチェ。地元の誰もがお勧めするレストランがCevicheria Pedrito。このアルマス広場から歩いて10分ほどの場所にあります。小さな店内はいつ行っても大にぎわい。そしてどのテーブルにも置かれているのがその新鮮なセビッチェ。金額もリマの半分ほど！行かない手はありませんよ。
2.マンコラビーチ
ピウラから約2時間～3時間ほどのマンコラビーチ。欧米を中心とした観光客、そして地元の方からもから大変人気なです。ピウラにいても大体の人が「マンコラには行かないのか？」って聞いてくるくらい、この周辺では人気の観光スポット。この街には多くの若い観光客やサーファーが集まり、毎晩飲めや踊れやのパーティーを行っています。
また何よりも素晴らしいのが海岸線に沈んでいく夕陽の眺め。ペルーの他のビーチでも夕日の素晴らしい光景を眺められますが、ここは格別なのです。バスで行くこともできますが、言語的に自信のない人でしたら、ピウラ市内の旅行会社のツアーを利用するのもおすすめです。
3.パイタ
ピウラの街からバスで1時間のパイタは、ペルーのリマ近郊にあるカジャオ（Callao）とともに有名な港町。特にパイタからはイカやアナゴなど日本向けに出荷されていて、日本人にとっても重要な漁港なのです。
当然ながら、そんな街で食べるセビッチェを中心とした海鮮料理は、ペルーのどの街よりも安く新鮮で美味しい！市場周辺の屋台で売られているセビッチェだけで満足すること間違いなしですよ。ピウラまで観光に来たのならば、少し足を伸ばしここパイタまで行ってみましょう。
ただしペルーの港周辺は、決して治安は良くありません。身の回りのもの、特にスマートフォンなどは基本的には取り出さない方が無難ですよ。夜になれば地元の人以外は大体ピウラに戻ってしまうので、ランチタイムの観光がおすすめです。
◎まとめ
如何でしたでしょうか？以上がペルー北部のあまり観光客に知られていない街ピウラのおすすめのポイントです。ペルー北部にはトルヒーヨ、チクラヨといった街が古代遺跡とその料理で観光客を魅了していています。なので、このピウラは移動の途中にちょっと寄るだけの場所になっているかもしれません。
しかし地元の人達中心でまわっているこの街にも実は魅力があるんですよ。その新鮮な海産物を使った料理だけでも訪れる価値があります。リマでは高くて手が出せないくらいの品質のセビッチェが本当に安く堪能できちゃうのがここピウラの魅力。是非訪れて見てください。
