中国・雲南省にある保山は蘭の生産地!おすすめ観光スポット4選

中国・雲南省にある保山は蘭の生産地!おすすめ観光スポット4選

中国雲南省にある保山市は、雲南省の西部に位置し、ミャンマーと国境を接している街。年間の平均気温は15度前後で温暖で雨が多いために、保山市の面積の半分以上は森になっています。

そんな緑がとっても多い都市・保山市は、実は中国蘭の生産地でもあるのです。日本には、まだまだ観光地としては知られていない部分が多いのですが、自然豊かで魅力ある場所です。そんな保山の観光スポットを4選ご紹介します。ぜひ中国観光の参考にして下さいね。

目次

中国・雲南省にある保山は蘭の生産地!おすすめ観光スポット4選

1.騰沖県熱海風景区

騰衝(とうしょう)市は雲南省保山市の管轄にある都市です。とても温泉が豊富な地区で、雲南省のおよそ1/4の温泉があるといわれています。写真のようなのどかでどこか懐かしい雰囲気が魅力です。

騰沖県熱海風景区は、保山近辺の有名観光スポットで、80度以上の温泉や間欠泉がたくさんある温泉公園です。温泉の温度は、時に最高温度96.3℃にも達することがあるほどすごいパワーがあります。

保山市からだと車で2時間ほどかかりますが、緑豊かな公園で気持ちもリフレッシュできますよ!宿泊施設もあるので、観光のあとゆっくり温泉につかるのもいいですね。もし騰衝県から観光するなら、バスやタクシーを使うと良いでしょう。

2.叠水河瀑布

叠水河瀑布は、保山市騰衝県の中心地にある、落差30メートルにもなる非常に大きな滝です。その大きな滝の前には太極橋という石でできた橋がかかっていて、その橋の階段を登ると龍光台というお寺が見えます。これは、1527年に建てられた由緒あるお寺なのですが、急な階段になっているので観光するときは足元に注意してくださいね。

階段の下には森があり、ハイキングコースになっています。滝と森とお寺、この三つが同時に観光できる風光明媚な場所は、保山市の人気の観光スポットになっています。保山市の中心からだと車で約2時間かかりますが、一見の価値がありますよ!ぜひ、運動靴を履くなど服装に気を付けて散策してみてください。

3.北海湿地

北海湿地は青海と北海の二つの湖からできている湿地帯で、雲南省では唯一の湿地保護区になっています。ここは保山市から少々離れている自然豊かな地です。野生動物の繁殖地になっていて、人気のないとても静かな場所ですよ。

青海と北海は距離にして千メートル足らずなのですが、それぞれ全く違う風景を見せるのが不思議です。青海は北海の東部にある山に囲まれていて、火口に水が溜まってできた火口湖になっています。いまだ観光化されていない手つかずの自然が残っていて、村人がのんびり暮らしているのです。

保山市からは車で2時間ほどかかりますが、この美しい自然の観光スポットはぜひ見ておくことをおすすめします。もし、保山市を訪れてここを観光するなら4月~5月がおすすめです!

4.和順村

出典: trikehawks / PIXTA(ピクスタ)

保山市の中心から、騰衝県の和順村まではおよそ148㎞、車で2時間14分ほどかかります。そこは保山市とは比べ物にならないほど小さい、人口約6000人の村ですが、全人口のおよそ80%が華僑だといわれています。

一時はミャンマーと盛んに貿易をし、経済も豊かになったのですが、戦争の影響もあって経済は下火になってしまいました。特に見ておきたい観光スポットとしては、「和順図書館」と「艾思奇故居」があります。和順図書館はとても古くて大きな図書館で、貴重な古代の宝物やチベット文学の本などが展示されています。

また、艾思奇故居は村出身の政治家で哲学者でもあった李生萱の邸宅跡地です。毛沢東の思想を受け、哲学書を出版しましたが、1966年に56歳でなくなっています。

この二つのほかに大きな観光スポットはありませんが、この村に来たらゆっくり散策して過ごすのが一番いい観光方法です。保山市とはまた違った素朴な村でのんびりすごすのもおすすめですよ。

◎まとめ

中国・雲南省保山市の観光スポットをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?保山市内よりも、管轄下にある騰衝県の方が観光スポットが多くあるので、そちらも併せて観光するのがおすすめですよ。

日本ではなかなか見られないような珍しい観光スポットがあり、興味をそそられますね。ぜひ保山市に観光に訪れてみて下さい。

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