いつかは行ってみたい世界遺産!イラクのおすすめ観光スポット5選

画像出典:David Stanley

いつかは行ってみたい世界遺産!イラクのおすすめ観光スポット5選

イラクという名には「豊かな過去を持つ国」と言う意味があるそうです。世界最古の文明であるメソポタミア文明が花開き、バビロニア帝国やアッシリア王国、そして紀元前6世紀頃からはアケメネス朝ペルシア帝国の一部となり、豊かな文化を生み出しました。その後イラク地域はムハマンドがおこしたイスラム教が広がり、アラブ人を中心とするイスラム帝国が誕生し、急速に拡大しました。

現在は情勢が不安定で渡航が難しくなっていますが、イラクには世界遺産が4つあり(2017年1月現在)、観光地としての魅力も持ち合わせています。長く続く戦争のため世界遺産の保存が危ぶまれていますが、早く平和になり訪れる日が来ることを願っています。そんなイラクの観光スポットをご紹介したいと思います。

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いつかは行ってみたい世界遺産!イラクのおすすめ観光スポット5選

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1.都市遺跡サーマッラー

出典: David Stanley

イラクの最初の観光地は都市遺跡サーマッラー。チグリス川沿いに位置し、836~892年にアッバース朝の首都として栄えました。この遺跡はアッバース朝の都市遺跡のなかで唯一原形を保っているとされ、2007年に世界遺産に登録。同時に危機遺産リストにも登録されました。遺跡の80%は未だに発掘されていないそうです。

都市には当時世界最大だったモスクや宮殿などが建設されました。中でもモスクにあるらせん式のミナレット(尖塔)は、イラクで最も重要な遺跡の1つとされ、イラクの至宝と評されています。このようならせん式の塔は、世界でも3つしかないそうです。

サーマッラーには第10代・第11代イマームの霊廟があり、シーア派の聖地にもなっています。観光地としての復活を望みたいですね。

2.ハトラ遺跡

出典: ja.wikipedia.org

ハトラはイラク北部の砂漠地帯に残る歴史的な都市遺跡。世界遺産(危機遺産)にも登録されていた観光地でしたが、2015年3月にイスラム過激派組織「イスラム国」に破壊されてしまいました。

ハトラは別名を「神の家」といい、紀元前1世紀頃パルティア人の軍事都市として建設されたもの。都市は二重の円形城壁と堀によって防御され、5つの正門がありました。中央部には広場があり、8つのドームをもつ宮神殿が構築されていました。石製の神像、人物像、金製装身具類などが出土し、銘文はアラム語で刻まれていたそうです。

2000年前のハトラ遺跡は修復に時間と費用がかかるようで、国際社会の協力が求められています。観光地として復活することを願いたいものですね。

3.エルビル城砦

次のイラクの観光スポットはエルビル城砦です。エルビルはイラク北部に位置する街で、クルド自治区の首都。ここは人類が住み続けている世界最古の都市の一つで、2014年に世界遺産に登録されました。

イラク・エルビルの歴史は、紀元前5000~前3000年まで遡ることができます。メソポタミア文明の都市国家の一つで、城塞を中心に放射線状に発展。6000年以上にわたって層を重ねたテル(遺跡丘)の上に要塞化された住居があり、現在でも人が住み続けています。内部には迷路状の街路や袋小路が広がっていて、とても興味深い観光地となっています。また博物館も開館し、観光客の訪れが期待されています。

4.アッシュール遺跡

出典: The U.S. Army

アッシュール(アッシュル)はイラクの首都バグダッドの北方、チグリス川の西岸に存在した古代アッシリア帝国の最初の首都。このイラクの遺跡はダム建設計画による水没が心配されていて、世界遺産登録と同時に危機遺産にも登録されました。現在、ダム設計計画は中断されていますが、予断は許さない状況にあるそうです。

ここは交通の要所であると同時にアッシリアの宗教的な中心地でした。古代オリエントの貴重な遺跡ですが、ジッグラト(聖塔)や宮殿跡など、遺跡の大部分は土に埋もれたままとなっています。文献によれば38の神殿があったそうですが、発掘は進んでいません。早くイラクに平和が戻って発掘が進み、観光客が訪れることができるようになると良いですね。

5.バビロン遺跡

バビロンはイラク・バグダードの南方約90kmの地点にユーフラテス川をまたいで広がる、メソポタミア地方の古代都市。 巨大城壁や空中庭園の伝説で知られ、世界7不思議の一つにも数えられています。

バビロン帝国は聖書の記述にはあったものの、一時は「存在しない」とさえ言われました。しかし1899年にドイツの考古学者に発見され研究が進み、最盛期には数百万の人口を抱える巨大都市だったことが分かっています。また記述や文学の発祥の地になったとも言われ、豊かな文化が花開きました。

遺跡の中心はイシュタル門と呼ばれる龍や牡牛をかたどった大門ですが、現在はベルリンのペルガモン博物館に展示されています。ですが、実際にイラクを訪れてその目で確かめてみて欲しい、観光スポットのひとつです。

◎まとめ

世界遺産を中心に、イラクの観光スポットをご紹介しましたが、いかがでしたか?どれも一度は訪れる価値アリの名所ですよね。イラクは古代から豊かな文化が花開いた土地で、深い歴史を持っています。

現在、イラクは不安定な情勢が続いていて観光客が訪れることは難しくなっています。世界遺産を含む遺跡も内戦などにより、貴重な文化財が失われつつあります。早く平和になり、世界中の人々が安全にイラクの地に降り立てることを願いたいと思います。

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