アメリカ観光の決定版!絶対に行きたい観光スポットはここ!

アメリカ観光の決定版!絶対に行きたい観光スポットはここ!

世界最大の先進国、アメリカ。超高層ビルが立ち並び、世界中のビジネスマンが行き交う世界経済の中心です。最先端の技術やトレンドが生まれる国でもあり、国土の広さや人口だけでなく、世界に与える影響力も巨大です。

大都市では年間を通して国内外からの観光客の姿が多く見られますが、アメリカの魅力は都市部だけではありません。大切に守られてきた豊かな自然、多民族国家特有の文化、世界の歴史を物語る美術館や博物館など、大国ならではの魅力が詰まっています。都市派・アクティブ派・のんびり派など様々なタイプの観光客を魅了するアメリカですが、訪れるべき場所はどこなのでしょう?本当におすすめの観光スポットを集めました!

目次

アメリカ観光の決定版!絶対に行きたい観光スポットはここ!

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1.セントラル・パーク

ニューヨーク セントラル・パーク

世界一の都会、ニューヨーク。その中心マンハッタンにある公園がセントラル・パークです。大都会の真ん中に位置しながら南北4km、東西800mの広さを誇り、周囲にはビジネス街や観光スポットが立ち並びます。アメリカの国土の広さを感じずにはいられませんね!豊かな自然が都会の喧騒を忘れさせ、周辺のオフィスで働く人々やアメリカ国内外からの観光客を癒しています。

公園内全体に広がる美しいグリーンの芝の上でピクニックを楽しむ人、湖の周りでジョギングやウォーキング、サイクリングをする人、スポーツエリアで汗を流す人のほか、冬にはアイススケートを楽しむ人も集まります。また、公園のシンボルであるベセスダ噴水やジョン・レノンの記念区画であるストロベリーフィールズの前には、観光客の姿が多く見られます。映画やミュージックビデオで登場することも多いアメリカ一有名な都市公園でゆったりと時を過ごしてみませんか?

2.メトロポリタン美術館

メトロポリタン美術館

ニューヨークの中心地にあり、観光客やビジネスマンで溢れる公園、セントラル・パーク。この公園の東側・5thアベニュー沿いにある世界最大規模の美術館がメトロポリタン美術館です。メトロポリタン美術館の設立構想は1866年に始まり、オープンは1872年。ファンドによって購入した美術品やコレクターからの寄贈によって年々品数は増加し、現在では絵画や彫刻のほか、工芸品や写真、楽器、家具、装飾品など300万点を超える作品を所蔵するアメリカ最大の美術館となりました。広い館内と展示品の多さから、数日に分けて来館する観光客もいるそうです。

ヴェロッキオの「聖母子像」やフェルメールの「水差しを持つ若い女」、ゴッホの「糸杉」など充実のラインナップで見どころが多く、アート好きなら一度は訪れたい場所です。アメリカ屈指の観光スポットであるセントラル・パーク内に位置するため、アートに興味のない人でも足を運びやすいですね!

3.アルカトラズ島

アルカトラズ島

カリフォルニア州のサンフランシスコ湾に浮かぶ島、アルカトラズ島。軍事要塞や軍事監獄のほか刑務所とも使用されてきた場所で、「監獄島」とも呼ばれています。1972年よりアメリカ合衆国国立公園局が運営するゴールデンゲート国立レクリエーション地域の歴史地区となっており、現在ではサンフランシスコを代表する観光スポットのひとつです。

ここでは過去に使用されていた牢獄がそのまま残されており、観光客はヘッドフォンを使用して説明を聞きながら見学します。多言語に対応しているので、スタッフに希望する言語を伝えて機器を受け取りましょう。普段の生活では見ることのない刑務所の様子を垣間見ることができ、貴重な体験となること間違いなしです。少しショッキングな観光スポットですが、アメリカ国内や海外からの観光客で常に賑わっています。サンフランシスコからフェリーで15分程度ですが、人気のツアーなので事前の予約をお忘れなく!

4.ゴールデンゲートブリッジ

ゴールデンゲートブリッジ

続いて紹介するアメリカのおすすめ観光スポットは、ゴールデンゲートブリッジです。2700万ドルと4年の歳月をかけて1937年に完成したこの橋は、アメリカ西海岸のサンフランシスコ湾と太平洋が接するゴールデンゲート海峡にかかる吊り橋で、サンフランシスコからマリン郡方面へアクセスできる唯一の道路です。橋の全長は2737m、そしてかつて世界一を誇った主塔間の長さは1280mです。

橋の車道は6車線から成り、朝の通勤時間帯は都市中心部へ向かう方面が4車線になるなど交通量によって中央分離帯が移動することでも知られています。また歩道にも工夫があり、歩行者用と自転車用に分けられています。巨大で真っ赤な橋には観光客も多く訪れ、特に夏には霧に覆われた幻想的な「天空の橋」が見られることもあるアメリカ有数の観光スポットです。季節や時間帯により表情に変化があるので、何度でも訪れたいですね!

5.リンカーン記念堂

リンカーン記念堂

リンカーン記念堂は、アメリカの歴代大統領の中でも最も影響力があり最も有名、奴隷解放宣言で知られる第16代大統領エイブラハム・リンカーンを記念して建てられました。「人民の、人民による、人民のための政治を地上から絶滅させない」と主張したゲティスバーグ演説が有名ですね。リンカーン記念堂は首都ワシントンの国立公園であるナショナル・モール西端に位置し、リンカーン大統領の坐像が印象的です。

ニューヨークやカリフォルニア同様に観光客が多く訪れるワシントンですが、海外からはもちろん、ワシントン以外に住むアメリカ人観光客が多いことで知られています。そして、ワシントンを訪れるアメリカ人のほとんどが訪れるのがリンカーン記念堂。1865年の死去から150年余りが経過した現在においても、アメリカ国民に影響を与え続けていることがうかがえますね。ワシントン観光の際には、偉大な大統領の歴史に触れてみましょう。

6.ミッドウェイ博物館

ミッドウェイ博物館

ロサンゼルスの南に位置する海沿いの都市、サンディエゴ。中心地にほど近いサンディエゴ湾にある博物館がミッドウェイ博物館です。2004年にオープンした新しい博物館は、今やサンディエゴで断トツ人気、そして広いアメリカにおいても有名な観光地となりました。ミッドウェイとは「空母」を意味します。この博物館は、実際に使用されていた本物の航空母艦が博物館として生まれ変わったものなのです。空母を観察するなんて、貴重な体験になりそうですね!

入口で手渡される専用ヘッドフォンがガイドとなります。日本語も用意されているので、英語が苦手な人でもアメリカの誇る空母について学ぶことができます。展示や場所ごとのナンバーを選択してガイドを聞くことができるので、ガイダンスに合わせて急いで進む必要もなく、マイペースに観光することができます。天気の悪い日には見学不可となる場所があるので、観光の際には天気チェックをお忘れなく!

7.ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート

ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート

出典: Benoît Prieur

ディズニーは好きですか?ウォルト・ディズニーによってアメリカで生み出されたキャラクターは、世界中で幅広く愛されていますね!ディズニーランドとディズニーシー、オフィシャルホテルなどを含む日本のディズニーリゾートは、年間3000万人以上の来場を誇る人気テーマパークです。しかし、ディズニーのテーマパークの本場はアメリカ。ディズニーファンの憧れの地であるフロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは、4つのテーマパークと2つのウォーターパークのほか、ゴルフコースなどのある巨大アミューズメントリゾートです。

4つのテーマパークの中で一番人気なのがマジック・キングダム。魔法の王国をテーマとしておりシンボルはシンデレラ城。日本のディズニーランドのモデルとなったパークなのです。毎日朝早くからアメリカ国内外からの観光客で混雑しますので、混雑が予想される日を外して観光プランを立てましょう!

8.ヨセミテ国立公園

ヨセミテ国立公園

アメリカの太平洋岸に位置するカリフォルニア州は、美しいビーチや流行の発信地として知られる「アメリカ西海岸」の大部分を占めます。ビーチのイメージの強いカリフォルニアですが、実は内陸部には山脈が広がっていることをご存知でしたか?州中東部には標高4000mほどの山が連なるシエラネバダ山脈がそびえ、壮大な自然を味わうために世界中から観光客が集まります。

そのシエラネバダ山脈の西山麓に、巨大な滝の流れ落ちる絶壁や美しい小川、巨木の立ち並ぶ林などのあるヨセミテ国立公園があります。1984年にユネスコ世界遺産に登録されたこの公園は、年間350万人以上の観光客が訪れる人気のスポットです。観光客の多くは公園内のヨセミテ渓谷を目指し、そこから美しい山脈の岩肌や自然の木々、壮大な眺望を楽しみます。カリフォルニアを訪れる際には、是非内陸部のヨセミテ国立公園まで足を運んでみましょう!

9.エンパイア・ステート・ビル

エンパイア・ステート・ビル

ビジネスを動かす街、ニューヨーク。その中心であり世界一の繁華街として知られるマンハッタンに、観光客やビジネスマンの集まる超高層ビルがあります。それがエンパイア・ステート・ビル。ニューヨークの別名であるエンパイア(帝国)ステート(州)を名にもつビルは、その名の通りニューヨークを代表する建築物です。エンパイア・ステート・ビルは1972年まで40年以上もの間高さ世界一のビルであり、アメリカの誇りでした。また、1986年にはアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されて知名度が上昇し、アメリカ内外から観光客の訪れる場所となりました。

ビルは102階建で、エレベーターの数はなんと72基!地上320mの86階には第一展望台、381mの102階には第二展望台があり、ニューヨーク全体を見渡すことができます。美しいイルミネーションも見られるエンパイア・ステート・ビルは、外せない観光スポットですね!

10.ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド

日本ではディズニーリゾートと人気を二分するユニバーサル・スタジオ。アメリカでももちろん大人気の観光スポットです。ユニバーサル・スタジオは現在アメリカ(ハリウッド・フロリダ)・日本・シンガポールの3か国に展開していますが、その中でも世界で最初にオープンしたのがユニバーサル・スタジオ・ハリウッドです。1964年に映画の撮影スタジオを一般に開放したことから始まり、現在でもアメリカだけでなく世界中から観光客の訪れる超メジャースポットとなりました。

ユニバーサル・スタジオと言えばスリル満点で映画の世界に入り込めるアトラクションが人気ですが、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの一番人気は「スタジオ・ツアー」。これはトラム(バス)の中から実際に映画撮影に使用されたスタジオやセットを見学できるアトラクションです。ハリウッド以外のユニバーサル・スタジオでは体験できないので、アメリカ観光の際にはぜひ!

11.サンタモニカピア

サンタモニカピア

美しいビーチが続くことで知られるアメリカ西海岸。カリフォルニア州南部に位置するロサンゼルスにほど近い海岸沿いに、ひと際観光客で賑わう場所があります。そこが、サンタモニカピア。ロサンゼルス観光では外せない有名スポットです。板張りの古い桟橋の上には小さな遊園地があり、地元の子供たちや観光客が観覧車やジェットコースターを楽しんでいます。映画にも登場したことのある手彫り木馬のメリーゴーランドは、サンタモニカピアの中で最も人を集めています。

ストリートミュージシャンやアーティストのパフォーマンスも完成度が高く、「時間つぶし」というには勿体ないほど充実した時間を過ごすことができます。天気の良い日には、ビーチで水遊びや日光浴を楽しむ人の姿や釣りをする人もいます。レストランやショップも揃っているアメリカの人気スポットで美しい海を眺めながら、思い思いに桟橋の上でカップルやファミリーと時間を過ごしましょう!

12.フーバーダム

フーバーダム

わたしたちの生活に欠かせないもの、水。その大切な水の確保のために働いているのがダムです。ダムは水道用水や農業用水などの水資源の確保のほか、洪水調節や河川環境の保護、そして発電など様々な働きをもつ構造物で、観光資源という側面も持ちます。日本では富山県の黒部ダムが有名ですが、アメリカにも観光客の賑わうダムがあります。それがアリゾナ州とネバダ州の州境に位置するコロラド川のブラック峡谷フーバーダムです。

フーバーダムの貯水容量は、なんと日本にある全てのダムの総貯水容量の約2倍!とてつもなく巨大なダムなのです。このダムは1985年にアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定され、ダムに貯蓄された水で造られた人工湖であるミード湖とともに、アメリカ有数の観光地となっています。ダムの底などをじっくり観察できるツアーのほか、ヘリコプターで上空からダムを見られるツアーもおすすめです!

13.ロッキーマウンテン国立公園

ロッキーマウンテン国立公園

アメリカの中西部に位置するコロラド州は州全体の標高がアメリカのどの州よりも高い山岳地帯で、ロッキー山脈が広がる州として知られています。豊かな自然の残るロッキー山脈には世界遺産に登録されている自然遺産が多く、国立公園もあります。そのひとつがロッキーマウンテン国立公園です。コロラド州北部に位置するこの公園は野生動物の生息地として、また深い森やツンドラなどの自然を思いっきり堪能することができる地として定番人気の観光スポットとなっています。

公園内には登山可能な山が多く、ハイキングコースも整備されています。さらにベア湖やグランド湖などの美しい湖もあり、観光客の癒しの場所となっています。様々な種類の野生動物に出会えるチャンスもあるかもしれませんよ!アメリカの壮大な自然を味わうことのできるロッキーマウンテン国立公園を観光する際には、まず公園内のビジターセンターを訪れ、情報を入手しましょう!

14.ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム

ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム

出典: Witchblue - Witchblue

数々の映画スターを世に送り出してきたアメリカ。現代においてもやはり「アメリカ」や「ハリウッド」は映画に携わる人にとって憧れのキーワードです。ハリウッド大通りとヴァイン通り沿いにある歩道には、複数の星形のプレートが埋め込まれています。観光客で賑わうこの約5kmほどの歩道がハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム。「名声の歩道」と訳されるこの場所は、映画・テレビ・音楽・ラジオ・舞台や演劇といったエンターテイメントの世界で活躍した人を称えるための場所で、アメリカ有数の観光地です。

オードリー・ヘップバーンやジミー・ヘンドリックスなどのスーパースターだけでなく、ミッキーマウスや名犬ラッシーのプレートも存在します。日本人では、早川雪洲・マコ岩松・三船敏郎のプレートのほか、2004年にはゴジラも加わりました。世界中の観光客に混じって、お気に入りのスターのプレートを探してみてはいかがでしょうか。

15.ニューヨーク近代美術館

続いて紹介する観光スポットは、ニューヨーク近代美術館です。ニューヨーク近代美術館はマンハッタンのミッドタウンにある近代美術専門の美術館で、英語の正式名称は「The Museum of Modern Art, New York」です。芸術を愛するニューヨーカーたちは、親しみを込めて頭文字をとった「MoMA(モマ)」という愛称で呼んでいます。近代美術の発展と普及に大きく貢献し続けるこの美術館にはアメリカ全土だけでなく世界中から観光客が訪れ、その数は年間で300万人以上とアメリカを代表する観光スポットとなっています。

ニューヨーク近代美術館の開館は1929年。絵画に限らず建築やポスター、写真、映画、電化製品などもコレクションに取り入れ、新しいスタイルの美術館としてその地位を確実なものとしました。新しいエキシビジョンやイベントはアメリカ中で話題となるMoMA、アメリカ観光のマストスポットですね!

16.トリニティ教会

ニューヨークのトリニティ教会

ニューヨークのマンハッタン。ビジネスマンや観光客で賑わうブロードウェイとウォール街の交差点に美しい教会があります。ニューヨークで最も古く、1976年にアメリカの国指定歴史建造物に指定されたこの教会は、全日礼拝可能な教区教会であるトリニティ教会です。現在の建物は1846年に建てられたものですが、教会の歴史は1696年までさかのぼります。長い年月をかけてアメリカの人々を迎え入れてきた歴史ある教会です。

ニューヨークの中心部にありながらも都会の喧騒とはかけ離れ、教会の内部は静かです。入口には観光客用のガイドブックが用意されています。多言語に対応しており日本語ガイドブックもあるので、教会の歴史をしっかりと学びましょう。高い円型の天井とステンドグラスが美しく、時が経つのを忘れて見入ってしまうことも。曜日ごとにコンサートなどが開かれることもあるので、観光の際にはチェックしてプランを立てましょう。

17.ハワイ火山国立公園

ハワイ火山国立公園

休暇を過ごすリゾートとして人気のハワイ。多くの観光客が訪れるホノルルはオアフ島にあり、アメリカのハワイ州に属するハワイ諸島のひとつです。オアフ島の南東に位置するハワイ島は、ハワイ諸島の中で最も大きな島です。海岸沿いにはホテルが立ち並び、美しいビーチとゆったりとした時の流れを楽しみたい観光客に人気があります。

ハワイ島は火山活動が起こる場所を意味するホットスポット上にあり、島内には死火山ひとつ、休火山ふたつのほか活火山がふたつ存在します。そして、島の南部には火山地帯を中心とした国立公園があります。ふたつの活火山、マウナ・ロアとキラウエアを含むこの国立公園が、ハワイ火山国立公園です。1987年にユネスコの世界遺産に登録されたこの国立公園にはアメリカ本土や各国からの観光客が訪れ、火山の熱気を感じながら溶岩の噴火の様子を観察します。上空からヘリコプターで眺められるツアーもおすすめです!

18.ビショップ博物館

ビショップ博物館

世界各国からの観光客で賑わうワイキキビーチから40分ほど車を北へ走らせると、ハワイ諸島の中で最も大きな博物館であるビショップ博物館が見えてきます。ここは歴史や科学のほか、生物や環境など様々なことを取り扱う博物館で、設立は1889年。オアフ島の中でも多くの観光客の訪れる人気スポットとなっています。ポリネシア文化に関連した展示作品の数、また昆虫の標本の数がアメリカの中でも多いことで知られています。

博物館はテーマごとに分けられていて、ハワイアン・ホールではハワイの歴史や伝説などについて学び、パシフィック・ホールでは映像を用いてオセアニア全体を探求することができます。3階までが吹き抜けとなったホールや石造りの外観、博物館正面の広くて美しい芝生の庭、併設するプラネタリウムも要チェックです。ビショップ博物館を観光する際には日本語ガイドを申し込み、大好きなハワイの歴史を学びましょう!

19.カピオラニ公園

カピオラニ公園

ホノルル有数の観光スポット、ダイヤモンド・ヘッド。その裾野には美しく大きな公園が広がっています。キレイに手入れされた木々や芝が美しく、アメリカ内外から訪れる観光客や市民にとっての癒しの場となっているこの公園はカピオラニ公園。ハワイで最も古く、そして最も大きな公園として知られています。また、ホノルル・マラソンのゴールとなる場所でもあります。

60万平方mを誇る広大なカピオラニ公園では、人々は思い思いに時間を過ごしています。ダイヤモンド・ヘッドを見渡せる芝に寝転がったり、所々に置かれた木陰のベンチでおしゃべりを楽しんだり。ビーチで夕日を眺めたり、公園内の動物園を訪れたり。ピクニックを楽しむ人やウォーキングやジョギングをする人も見かけます。観光やショッピング、アクティビティに忙しく過ごしたあとは、カピオラニ公園でゆったりしませんか?

20.パイク・プレイス・マーケット

パイク・プレイス・マーケット

アメリカ合衆国の西海岸最北の州であり、カナダと隣接する位置にあるワシントン州。州都はオリンピアですが、経済など様々な面から最大の都市はシアトルであると言われています。日本ではイチロー選手がかつてプレーしたシアトル・マリナーズの本拠地として知られていますよね。そのシアトルにある有名な観光スポットが、パイク・プレイス・マーケットです。

パイク・プレイス・マーケットは、1907年にスタートしたアメリカでもっとも古いマーケットです。魚介類や青果と言った食品のほか、アクセサリーやレコードなど様々なものを扱っていて、迷路のようなマーケット内をすべて回るには半日では足りません。また、日本でもお馴染みのアメリカ発のコーヒーチェーン、スターバックスコーヒーの第1号店があるのもこのマーケット!スタバファンなら絶対に訪れたい観光地ですね。シアトルの象徴であるネオンサインと時計台のチェックも忘れずに!

21.ノースショア

ノースショア

世界中のサーファーの憧れの地、ノースショア。ノースショアとはビーチの名称ではなく、オアフ島北部にあるカナエ岬とカフク岬の間の地域をさします。観光客の多いオアフ島の南に位置するホノルルから島の北部にあるノースショアへは車で約1時間。ハワイの大自然に触れられるレンタカーの旅がおすすめですが、観光ツアーやバスで向かうこともできます。

ノースショアの中でも一番大きな町であるハレイワは世界でも有名なサーフポイントであり、巨大な波が打ち寄せることで知られています。中でもワイメア・ベイやサンセット・ビーチは特に有名なサーフポイントで、多くのサーフィンの大会が開催されています。有名なシェイブアイス(マツモト・ストア)やガーリックシュリンプ(マッキーズ)が食べられるのもこの町で、アメリカ本土を始め、世界各国から観光客が訪れます。ホノルルとは少し違うハワイを見られるノースショア、必見の町ですよ!

22.イオラニ宮殿

イオラニ宮殿

観光客で溢れるワイキキビーチからバスで20~30分。ハワイの政治や経済の中心となるダウンタウンにイオラニ宮殿があります。1882年の完成から1893年の王政廃止まで宮廷や公邸として利用されたこの建物は、アメリカ国内に存在する唯一の宮殿として知られています。王政廃止後は行政府として活躍し、現在ではハワイの人気観光スポットとなっています。

王家を継承した人物によって大切に保管・改修されてきたイオラニ宮殿は、当時のハワイ王朝の歴史を感じることのできる貴重な場所です。美しい宮殿の内部や展示品は一見の価値あり!日本語ガイドを聞きながら見て回り、古い時代のハワイを感じましょう。また、宮殿敷地内にあるコロネーションスタンドや像なども忘れずに見てくださいね!イオラニ宮殿の正面には、ハワイの初代国王となった人物であるカメハメハ大王の像があります。宮殿観光の帰りには、大王像の前でも記念撮影を忘れずに!

23.自由の女神

自由の女神

続いては、自由の女神を紹介します。「アメリカ=自由の女神」というくらいイメージの大きな象徴ですね。自由の女神はアメリカの独立100周年を記念して計画され、1886年に完成しました。正式名称である「世界を照らす自由(Liberty of Enlightening the World)」の通り、ニューヨーク港の中央にあるリバティ島で明かりをともし続けています。1984年にはユネスコの世界遺産に登録され、ますますアメリカを訪れる観光客の目指す地となりました。

自由の女神の台座内部は博物館となっていて、移民の歴史について学ぶことができます。この台座部分のエレベーターで最上階10階まで上がったあとは、らせん階段を上りながら像の中を通り、像頭部にある展望台を目指します。頭部の展望台には入場者数の制限があり、予約も必要です。事前に観光プランをたて、予約を入れることをお忘れなく。

24.ホワイトハウス

ホワイトハウス

アメリカ合衆国の大統領が居住するホワイトハウスは、日本では総理官邸に相当する建物です。アメリカ東部の首都ワシントンにあり、世界政治の中心とも言えます。ホワイトハウスは初代大統領であるジョージ・ワシントン大統領の時代に建設が始まり、1800年11月に完成しました。2代目のジョン・アダムス大統領以降、歴代の全ての大統領が住み続けてきました。敷地内にはエグゼクティブビルディング・ウェストウィング・イーストウィング・アイゼンハワー行政府ビルといった主要建物のほか、美しく整備された4つの庭があります。

アメリカの政府関係者などとコネがない場合には、ホワイトハウスを観光するチャンスは年2回、春と秋に一般向けに公開される「ローズガーデンツアー」の時のみです。他の観光地のようにいつでも見学できるわけではないので、観光を希望する場合はホワイトハウスの公式ホームページをこまめにチェックしましょう!

25.ドルビー・シアター

ドルビー・シアター

カリフォルニア州のハリウッドにあるドルビー・シアター。コアな映画ファンなら絶対に知っている劇場ですね。2001年に写真フィルムでお馴染みの「コダック」が命名権を獲得して「コダック・シアター」という名称でオープンし、その後ドルビー・シアターと名前を変えたこの劇場は、アカデミー賞の授賞式が行われることで有名です。

ドルビー・シアターでは舞台裏を回るツアーを開催しており、映画好きのアメリカ人や世界からの観光客に人気があります。アカデミー賞を受賞するセレブリティたちと同じ目線で劇場を見渡し、同じ場所を歩くというとても貴重な体験のできるツアーです。超豪華な内装はもちろんですが、過去の受賞者の写真が展示されたロビーは特に必見!アメリカの映画史を感じることのできる、映画ファンにはたまらない場所ですね!アカデミー賞の授賞式に使用されるほか、吉本新喜劇やX JAPANの撮影もここで行われました。

26.ブルックリン橋

ブルックリン橋

アメリカの東海岸北部、ニューヨーク南東部に位置するロングアイランド。ロングアイランドの最西部の都市であるブルックリンとマンハッタンの間にはイースト川が流れていて、ブルックリン橋により行き来ができます。ニューヨークの観光名所のひとつであるブルックリン橋はアメリカでもっとも古い吊り橋のひとつで、1964年にはアメリカ合衆国国定歴史建造物、1972年には土木工学歴史建造物に指定されました。また、特徴的な構造やゴシック風のデザインが人々を惹きつけ、有数の観光スポットとなっています。

ブルックリン橋は珍しい2層式構造となっていて、歩行者や自転車専用の上層と自動車用の下層に分かれています。上層が中央、1段下がった下層は上層階の両側に位置し、歩行者は橋を走る自動車を見下ろしながら歩くことになります。ブルックリン側からの方が圧倒的に景色が良く、景色を楽しみたい観光客は必ずブルックリン側から渡りましょう!

27.タイムズ・スクエア

タイムズ・スクエア

アメリカ最大の都市、ニューヨーク。そのニューヨークの中心街であるマンハッタンでひときわ賑わいを見せる場所がタイムズ・スクエアです。タイムズ・スクエアには多くのビルボード広告が設置されていて、巨大なディスプレイやネオンサインが煌めく華やかな場所です。タイムズ・スクエアの中心となる交差点は観光客や車が一日中絶えず行き交っていて、「世界の交差点」と呼ばれています。

タイムズ・スクエアはもともとはロングエーカー・スクエアという名前でしたが、アメリカの有名な新聞社であるニューヨーク・タイムズの本社が移転してきたことによって現在の名称となりました。飲食店やホテル、ショップ、劇場などが立ち並び、アメリカ全土だけでなく世界中から観光客が訪れます。昼間も賑わっていますが、ネオンサインが光り、大型スクリーンのディスプレイが目立つ夕方以降になると一段と賑わいを見せます。必ず訪れたい観光スポットですね。

28.ブロードウェイ

ブロードウェイ

エンターテイメントが盛んなアメリカの中でも、ミュージカルの本場として知られるブロードウェイ。これはニューヨークを南北に走る目抜き通りの名称です。20キロに渡るこの通りの中にはひときわ賑わいを見せる場所があり、それがマンハッタンの観光スポットとして有名なタイムズ・スクエアです。タイムズ・スクエアには劇場が多く存在し、これこそが「ブロードウェイ=ミュージカル」とイメージさせる所以です。

ミュージカルの本場であり、世界中の演者が目指す場所がやはりブロードウェイ。周辺には500席以上の大規模な劇場から小さなものまで数多く集結していて、同時に40以上のミュージカルが上演されていることもあります。1日中絶え間なく観光客が訪れるこの場所で、アメリカ中、そして世界中から集まった観客と共に本場の雰囲気を味わってみましょう。ミュージカルを見なくとも、周辺を観光して空気を味わうだけでも楽しいですよ!

29.セント・パトリック大聖堂

セント・パトリック大聖堂

アメリカ一、世界一の大都市であるニューヨークのマンハッタンにあるセント・パトリック大聖堂は、カトリック教会のニューヨーク州大司教区大司教座、教区教会です。1858年から教会の建設が開始され、南北戦争中の一時中断を経て1878年に完成しました。その後司教用の住居や付属学校、西棟、東棟、チャペルが増築され、1927年からは大オルガン設置のための改修が成されて、現在の形となりました。

セント・パトリック大聖堂は、ローマ法王がミサを行ったこともあるアメリカを代表するカトリック教会です。歴史を感じさせるネオ・ゴシック様式の美しい外観やステンドグラスが訪れる観光客を魅了します。見る角度によって表情を変え、またあたりが暗くなるとガラリと雰囲気を変えるので、いろいろな時間帯に様々な場所から眺めてみましょう。繁華街の中でアクセスしやすい場所にあるので、観光や街中を散策する際に立ち寄ることができますね!

30.ニューヨーク公共図書館

ニューヨーク公共図書館

続いて紹介する観光スポットは、ニューヨーク公共図書館です。ニューヨーク公共図書館は、3つの中央図書館とニューヨーク市内の80か所以上の分館、4つの研究図書館から構成されるアメリカを代表する巨大な図書館であり、私立図書館としては世界規模を誇ります。図書コレクションは6000万点以上にのぼり、歴史的蔵書も保管しています。教育プログラムも有名で、ニューヨークの教育・研究機関として役立っています。

図書館の館内を巡るツアーが用意されており、図書館の歴史や特徴を学ぶ観光客の姿がよく見られます。しかし、主にアメリカ国外からの観光客の目当ては建造物の鑑賞であり、立派な建物やシンプルながらも凝った内装、どこまでも高い天井、肖像画をじっくりと眺めています。一番人が集まる場所は玄関前のライオン像で、一日中写真撮影をする観光客でにぎわいます。趣味の良いお土産はミュージアムショップで見つけましょう!

31.ラニカイビーチ

ラニカイビーチ

アメリカで一番美しいと言われるビーチをご存じですか?西海岸やハワイ諸島などキレイなビーチの多いアメリカにおいて、もっとも美しいと言われるビーチ。それがラニカイビーチです。ラニカイビーチはオアフ島の東に位置し、サラサラで真っ白な砂と透明度の高いエメラルドグリーンの海水とのコントラストが美しいビーチです。天国を意味する「ラニ」と海を意味する「カイ」から付けられた名称の通り、「天国の海」と呼ばれる驚くほどキレイなビーチです。

観光客で溢れかえるビーチのように整備されておらず、ラニカイビーチの周辺には豊かな自然が多く残っています。そのため、駐車場やトイレ、更衣室などの設備はなく、ライフガードもいません。美しいビーチを美しく保つことを心掛けて観光を楽しみましょう。また、ラニカイビーチから徒歩で20~30分の場所にあるカイルアビーチも、海好き必見の美しいビーチでおすすめです!

32.タンタラスの丘

タンタラスの丘

アメリカの人気観光スポットで常に上位にあるタンタラスの丘は、ハワイのオアフ島にある小高い丘です。ホノルルの北部にあるこの丘は火山の噴火でできた「天然」もので、ハワイの絶景が見られるポイントとして、また夜景スポットとして有名です。それほど高さはありませんが、丘の上からは経済の中心地であるダウンタウンの高層ビルやダイヤモンド・ヘッド、そして美しい海が一望できます。

タンタラスの丘へは、ワイキキからレンタカーや観光ツアーを利用しましょう。丘から見える景色は時間帯によってガラリと表情を変えるので、時間があれば昼間・夕方・夜と3回訪れてみましょう。コバルドブルーの海とワイキキが一望できる昼、サンセットの美しい夕方、街のイルミネーションと静かな海のコントラストがキレイな夜。どの時間帯も魅力的ですね!夕方や夜は特に観光客が多く、夜景や夕日を見るカップルで賑わっていますよ。

33.ベラージオの噴水ショー

ベラージオの噴水ショー

ラスベガスと言えば、やはりカジノですね。一攫千金を夢見てアメリカ中、そして世界中の観光客が訪れる地です。しかし、ラスベガスの魅力はカジノだけではありません!カジノに興味がないからと言って、アメリカ観光のリストからラスベガスを外すのは勿体ない!カジノをしなくてもラスベガスは十分に楽しく、美しい観光スポットです。

ラスベガスには、遊園地やプール、サーカスなどのある豪華で素敵なホテルがたくさんあります。中でも人気のホテルがベラージオ。人気の秘密は、ホテル前の大きな湖で行われる噴水ショーです。1000機以上の装置から音楽に合わせて水が噴射される様子は正に「水のダンス」。多くの観光客が足を止めてショーを鑑賞します。あたりが暗くなると、ショーはライトアップされて更に幻想的に。曜日により時間は異なりますが、30分~1時間おきと頻繁に行われているため、忙しい観光の合間でも時間を作って訪れてみましょう!

34.ダイヤモンド・ヘッド

ダイヤモンド・ヘッド

アメリカ人のほか、アジア人にも絶大な人気を誇るリゾート、ハワイ。オアフ島ホノルルのワイキキビーチでのんびりしていると、ふと小高い山が視界に入ります。これがダイヤモンド・ヘッド。ハワイに馴染みの深い日本人にとっては、「ハワイ=ダイヤモンド・ヘッド」と言っても過言でないほど超有名な観光スポットですよね。ダイヤモンド・ヘッドは厳密には山ではなく火山です。火山活動により噴出した火山砕屑物が火口周辺に積もって丘のような形になったものです。

ダイヤモンド・ヘッドは無理のないスピードで登っても約2時間で往復でき、小さい子のいるファミリーでも気軽にハイキングトレイルを楽しむことができます。また、頂上からはワイキキ全体を見渡すことができる点も魅力ですね。複数あるハワイの島々の中でもひと際観光客の多いオアフ島。観光の際にはダイヤモンド・ヘッドから時間帯によって表情を変えるワイキキの景色を存分に楽しみましょう。

◎まとめ

世界中のトラベラーが訪れる大国、アメリカの観光スポットをご紹介しました。経済や金融の中心として、またはファッションや食などの流行の発信地として発展し続けるアメリカ。大都会のイメージが強い国ですが、世界的にも有名な湖や滝、山脈、美しいビーチなど豊かな自然もまたアメリカの誇りです。国土も広く、訪れたいスポットもたくさんありますね!

ハワイ州を含めて人気の観光スポットを紹介しましたが、それぞれの州には紹介しきれなかった素晴らしい場所がまだまだ存在します。また、アメリカには2016年時点で文化遺産に10か所、自然遺産に12か所、複合遺産に1か所が登録されています。時間をかけて観光を楽しみたいですね!

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