南米異色の小国、アジアンテイストなスリナムの旅5つの厳選観光スポット

南米異色の小国、アジアンテイストなスリナムの旅5つの厳選観光スポット

南米の最小国スリナムは、とってもアジアンテイストが香る国です。インド人などのアジア人も多くいるんですよ。聞いたことない国だわ?そんなことありません!ギアナ3国の1つに数えられると言ったらピンとくる方もいるかもしれませんね。そんなスリナムで、他の南米旅行とは一味違った観光を楽しんでみませんか。

今回は、見てよし、食べてよし、異色のスリナムとも呼ばれる国の見どころを5つの厳選観光スポットにまとめてご紹介します!

多様民族のオランダ植民地からの独立国という変わり種国家、スリナム観光へ探訪の旅に出かける際の観光情報にお役立てくださいね!

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南米異色の小国、アジアンテイストなスリナムの旅5つの厳選観光スポット

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1:【世界文化遺産】パラマリボ市街歴史地区

出典: ja.wikipedia.org

スリナムの首都パラマリボの中心部にある旧市街は、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。スナリムの筆頭にあげられる観光地として世界中から多くの観光客が訪れるんですよ!

パラマリボ歴史地区は、その地区自体が世界遺産ですが、その中でも特に見ておきたい観光スポットは、<ローマカトリック大聖堂><ゼーランディア要塞><大統領官邸><財務省><ウァーテルカント><改革派の教会堂>などです。これらは、一つ一つが人気なので、是非全部の観光スポットを制覇してみたいものですね。

オランダの植民地であったことにより、オランダ様式とクリオーリョ様式が融合された大変ユニークな景観都市として2002年にスリナム第二番目の世界遺産となったんですよ。この独特な街の景観をゆっくりお楽しみくださいね!

2:Commewijne River(パラマリボ)

出典: commons.wikimedia.org

スリナム観光の人気スポットと言えば、パラマリボのCommewijne River観光があげられます。

主にボートクルーズ(リバークルーズ)に参加して楽しみますが、川沿いを自転車で回る観光ツアーも催行されているようですよ。自転車ツアーは、まさにアドベンチャーinスリナム!

クルーズ催行会社はいくつかありますが、主なルートは、スリナム川と「Commewijne River」をクルーズしながら途中プランテーションや「Fort Nieuw Amsterdam」の野外博物館に立ち寄ります。クライマックスは、2つの川の合流点での淡水イルカウォッチング!参加時間によっては美しいサンセットが見れたりも。大人から子供まで楽しめそうな観光地ですね。

3:ペパーポット自然公園

出典: David Stanley

ペパーポット自然公園は、その昔スリナムで最も栄えたコーヒーとカカオの歴史的プランテーション跡地です。オランダからの助成金で美しい自然公園に生まれ変わり、世界中の観光客を魅了しています。

スリナムの世界自然遺産である中央スリナム自然保護区まで足を延ばす時間がない観光客にとって、熱帯雨林を体験することのできる最適な観光スポットといえましょう。

ここでは熱帯雨林やそこに生息する多種多様な動植物を観察したり、古いコーヒー工場見学やジャワ先住民の園芸家を訪問してみるのが観光ポイントですね。パラマリボ周辺には多くのプランテーションがあり、リバークルーズに参加すると訪れることもできますが、このペパーポット自然公園は、ここだけを目的に訪れる価値がある観光スポットといえるでしょう。

4:Het Koto Museum

スリナムに観光で訪れたなら、スリナム女性の歴史がわかる博物館がおすすめです!博物館といっても、こぢんまりとしていて、白を基調とした壁が館内を明るく演出しているので堅いイメージはなく、気軽に行けます。伝統衣装と食器などの小物雑貨がかわいらしく配置されていて、まるで洋品雑貨店を訪れてるような感じでスリナム女性の歴史が学べるんですよ。

Kotoとは、アフロ系スリナム人またはスリナムのクレオール(植民地時代に生まれた原住民以外の人々)の女性が着用する伝統衣装のこと。Angisaと呼ばれる布(スカーフ)でドレスとお揃いのヘッドカバーを身に着ければKotoの完成!Kotoには、様々な折りひだがあり、その折りひだでメッセージを伝えるそうです。

この博物館は、観光客だけでなく、地元スリナム人にとっても貴重な博物館とされているんですよ。観光のおみやげにKoto人形・・・なんていうのもおしゃれですね!

5:中央スリナム自然保護区(世界自然遺産)

出典: commons.wikimedia.org

中央スリナム自然保護区は、スリナムの中央に位置する自然保護区で世界自然遺産です。その広さは国土の約10%にあたるほど!

この中央スリナム自然保護区での観光の目玉は、なんといっても生い茂る原生熱帯雨林とそこに生息する野生の動物や鳥、無数の植物を見ること。手つかずの原生熱帯雨林には、その地域特有の動植物が数多く生息しているんですが、それでもまだまだ未開のため、観光に行った際に新種の動植物発見!なんていう偶然もあるかもしれませんね。

中央スリナム自然保護区での観光ツアーは、自然保護区北部、Coppername川に沿ったRaleighvallenエリアなどで可能です。特にRaleighvallenエリアのVoltzberg Domeは、観光客でも簡単に登ることができ、近くにあるRaleigh滝は、観光客にとても人気があるんですよ。

◎まとめ

いかがでしたか?スリナムの見どころをグッと凝縮してご紹介しました。南米と聞くと広大な国を思い浮かべるかもしれませんが、スリナムの国土面積は、日本の半分以下で南米で最小の国なんですよ。

小さい国でしかも1975年にオランダから独立した新しい国でもありますが、世界遺産を2か所含む観光地として年々訪れる観光客が増え、これからの注目の観光地となることでしょう。

まだ見ぬ南米旅行に思いをはせ、是非異色の南米の旅・スリナムにお出かけくださいね!

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