みかんは日本一!でもみかんだけじゃない有田市の魅力的な観光地5選

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みかんは日本一!でもみかんだけじゃない有田市の魅力的な観光地5選

有田市は海・山・川に囲まれた自然豊かな町。有田川を中心に有田市は発展し、温暖な気候を生かした有田みかんや鮮魚の町として知られています。特に有田みかんは有名で味と歴史は日本一です。

有田市は古都・京都に近いこともあり、都の歴史や文化などと深い関わりを持っています。市内には熊野古道が通っているほか、由緒ある寺社も数多くあります。また、海に面しているので海水浴場もあり、いろいろな観光の楽しみが盛りだくさん。グルメにアウトドアに心も落ち着く古道の散策など、魅力いっぱいの有田市の観光スポットを紹介します。

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みかんは日本一!でもみかんだけじゃない有田市の魅力的な観光地5選

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1.やっぱり有田市といえばみかんでしょ「みかん山」

温暖な気候に育まれた有田市は、ブランド有田みかんの産地として全国的に知られています。その象徴的な観光スポットがみかん山です。有田市でみかん栽培が始まったのが安土桃山時代。江戸時代に入ってからは藩主からも奨励されたため基幹産業に発展しました。晩秋に有田市を観光で訪れたら、ぜひ有田川のほとりに立ってみてください。見上げれば両岸のみかん山は黄金一色です。

2.みかん栽培の歴史を紐解く「有田市みかん資料館」

有田みかんは室町時代に自生した橘が発祥とされています。その長い歴史を知ることができるのが有田市文化福祉センターの中にある「有田市みかん資料館」。400年を超えるみかん文化の歴史について、貴重な資料を閲覧できます。他にも現在のみかん栽培の様子を知ることもできます。

中でもチェックしておきたいのが、みかん畑や江戸時代にみかんを出荷している様子のジオラマ。子細に作られた模型は一見の価値ありですし、江戸時代にはみかんを船に積んで江戸まで運んでいたという事実には驚いてしまいますね。有田市に観光にきたら、みかんの味を楽しむだけなく、みかんの歴史や文化についても学んでみてください。隣接している郷土資料館をあわせて見学すると理解が深まるでしょう。

3.有田市に観光に来るならタチウオ日本一の箕島漁港「とれピチ朝市」に!

出典: 俊仁 (Toshihito) 小林 (Kobayashi)

有田市はみかんの生産だけでなく漁業も盛ん。タチウオは日本一の漁獲量を誇ります。ここで水揚げされたものは「紀州紀の太刀」として和歌山県優良県産品に登録されているほどです。

漁業の観光名所ともいえる簑島漁港で毎月第3土曜日に開催されるのが「とれピチ朝市」。とれたての鮮魚を漁師さんが販売するもので、並ぶ魚はその日によってさまざま。開始前から列ができるほどの大人気で、会場は観光客をはじめ買う人と売る人の熱気で包まれていいます。

特産品も販売されていますが、なんといっても人気なのはとれたての鮮魚。スタートしてから1時間程度で売り切れてしまうので、早めに行って入場整理券をゲットしましょう。入場整理券の配布は朝9時から、販売は10時スタートです。有田市に観光に来たら、ぜひこの熱気を味わってください。

4.有田市が一望できる「有田みかん街道」

有田市の南部を東西に縦走する「有田みかん街道は」全長5.6km。ドライブやウォーキングに最適の観光コースです。街道の途中には紀伊水道や湯浅湾が眼下に広がり、その様子はまさに絶景。観光のよい思い出になるでしょう。風力発電の巨大な風車もあり、迫力ある様子を間近に見ることができます。夕日もきれいですし、夜景スポットとしても密かに人気があります。

展望台や休憩場はもちろんありますが、街道の途中にあるCafe&イタリアン「オレンジi」はぜひ立ち寄っておきたいところ。360度の大パノラマは絶景で、まさに天空の観光スポットです。ログハウス調の店内は明るい木目でくつろげる雰囲気。ドリンクはもちろん「和歌山産温州みかん100%ジュース」をチョイスして。店内にペットは入れませんが、テラス席なら可、有料の広いドッグランも併設されています。ワンちゃんを連れての観光にもいいですね。

5.本格的アウトドアが楽しめる? 無人島で海水浴「地の島海水浴場」

「地の島」は紀伊水道に浮かぶ無人島。この島には近くの初島漁港から7分ほど渡舟に乗っていきます。無人島なので海の家やコンビニはなく、「地の島」からの最終便が出発した後は、翌朝まで移動手段はまったくありません。

浜の長さ約500メートルの「地の島海水浴場」は、水質がよく透明度の高いのが特徴です。海水浴場では珍しくバーベキューやキャンプも可能。眼前に広がる美しい海を眺めながらキャンプなんて有田観光のいい思い出になること間違いなし。無人島といってもシーズン中には多くの観光客で賑わうので寂しくはないでしょう。

トイレは完備されていますが、コンビニなどはないので準備はぬかりなく。渡船の発着地点の初島漁港には宿泊施設があるので、「地の島」で観光を楽しんだら夜は漁港で一泊というのもいいですね。日帰り入浴やシャワー使用も可能です(有料)。

◎まとめ

有田市はまさに海の幸・山の幸に恵まれた暖かいエリアです。有田みかんだけでなく、多くの観光スポットがありますね。楽しみ方が盛りだくさんなので、どこに行こうか迷ってしまいそう。寺社めぐり、アウトドア、景観を楽しむなど、テーマを決めて観光プランを練ってみてくださいね。そしてお土産は有田みかんで決まりです。さまざまな景色や歴史にも触れられる、自然も豊かで暖かい有田市にぜひ訪れてみてください。

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