オーストラリア・マッカイのファミリーで楽しめる人気観光スポット9選

マッカイは、ゴールドコーストやケアンズと同じくオーストラリアのクイーンズランド州に属しています。ブリスベン、シドニー、ケアンズ、ロックハンプトンから国内線で約1時間半から2時間半程でいくことが可能です。

また日本との時差は1時間、長崎県松浦市と平成元年7月に姉妹都市提携が行われていて、日本にゆかりのある街です。マッカイのベストシーズンは1月から4月頃。

そしてマッカイはさとうきび産業が盛んで、「Australia’s sugar capital/オーストラリアのシュガーキャピタル」と呼ばれています。

今回は海や川、サトウキビ畑などの自然が多く残るマッカイの人気観光スポットをご紹介します。

1．ブルーウォーターラグーン

ブルーウォーターラグーンはマッカイの街の中心に位置し、パイオニア川に面している人気の観光スポットです。メインとなる滝からつながっている2つのラグーンエリアがあり、一番深いところでは水深が1.8mとなります。

長さ約19mのウォータースライダーやお子様向けに水遊び用のバケツなどが用意されたキッズエリアもあり、子供から大人まで年齢を問わずファミリーで楽しめるスポットです。

そして敷地内にはバーベキュー施設、スナックやドリンク、アイスクリームを販売しているカフェも併設されています。泳ぎ疲れたらちょっと休憩に利用するのもいいですね。

またブルーウォーターラグーンから徒歩数分のパイオニア川沿いにも、カフェやレストランがありますよ。思いっきり遊んだあとには、おいしいお食事をゆっくりといただくのもありですね。

2.マッカイ植物園

マッカイ植物園は2003年にオープンし、マッカイの街の中心から約5kmの地にあります。オーストラリアの原生植物だけではなく世界中の熱帯の美しく、そしてエキゾチックな植物が集められていています。

マッカイでも人気のある観光スポットで、植物をさまざまな方法で展示、研究しています。

マッカイ植物園は中央クイーンズランド沿岸に生息する植物、オーストラリア特有の植物、そして姉妹都市である長崎県松浦市のロゴガーデンなど、いくつかのガーデンに分かれていてテーマごとに花や植物が鑑賞できます。

また園内にある「ヘリテージガーデン」「マルタガーデン」「トロピカルサンガーデン」の3か所で結婚式を行うことができます。興味がある方は、直接マッカイ植物園にお問い合わせくださいね。

園内にはカフェが併設されていますので、途中休憩や、散策後にご利用されてはいかがでしょうか。マッカイの休日を美しい植物に囲まれてゆっくりと過ごす時間も楽しいものとなるでしょう。

3.マッカイアクアパーク

マッカイアクアパークは、マッカイ空港から北へ約12km、車で約20分ほどの場所に位置するAndergrove湖にあります。ファミリーで楽しめるマッカイで人気観光スポットです。

大きな階段やすべり台、クライミングスタイルのフローティング、3m、5m、7mと12mのスライダーがあり、思いのままに遊ぶことができますよ。また水上トランポリンの体験もでき、子供から大人まで楽しめます。

入場者は安全確保のため全員ライフジャケットの着用が必要です。（マッカイアクアパークは5歳以上のお子様からご利用可能です。）

4.ブルーウォータートレイル

ブルーウォータートレイルは、クイーンズランド州政府とオーストラリア政府の共同プロジェクトで作られた、マッカイの主要観光スポットをつなぐ3.4kmの遊歩道です。マッカイ地域の健康促進、レクレーションの機会を増やすことが目的。

ブルーウォータートレイルでは、歩行者・自転車用通路、ボードウォークが完備され、ゆっくりと散歩、または、サイクリングをしながら、マッカイの観光スポットを巡ることもできます。豊富な緑やパイオニア川の流れ、街の風景などに出会え、歩いているだけでもマッカイの風景を十分に楽しめますよ。

5.オーキッドディスプレイハウス

オーキッドディスプレイハウスは、歴史のあるクイーンズパーク内に位置していて、さまざまな種類の美しい蘭の花を見ることができるガーデンです。約25,000種のコレクションを展示し、オーストラリア国内でも最大のガーデンのひとつと言われています。

1988年にオープン。多くの観光客が訪れるオーキッドディスプレイハウスは、美しくエキゾチックなオーストラリア産の蘭や世界各地の特有種を含めた様々な種類の蘭の花がたくさん。広々とした園内でゆっくりと時間をかけて鑑賞できます。所要時間は2時間程度。美しい蘭の花を楽しめるオーキッドディスプレイハウスを、マッカイ観光のプランに入れてみてはいかがでしょうか？

6.グリーンマウントホームステッド

グリーンマウンテンホームステッドは、ウォーカーストンから西へ約5km程の場所に位置していてマッカイで最も価値のある歴史的観光地のひとつです。敷地内には1915年に建てられたクイーンズランド州の農家などの建物があり、そこには2万点以上の歴史的資料が展示されています。

フロントガーデン、シダ園や東屋が特徴的なグリーンマウンテンホームステッド。オープン時間は午前9時半から午後12時半まで、日曜日から金曜日まで営業しています。土曜日は休業。（2017年5月現在）グリーンマウンテンホームステッドでは館内観光ツアーも行っていますが、ご希望の場合は予約が必要です。

7.マッカイ博物館

マッカイ博物館は、サウスマッカイのケーシー・アベニューに位置したマッカイ空港への入り口に付近にあり、2004年5月にオープンしました。博物館内にはマッカイの歴史に関する展示物が多くあり、マッカイの歴史の研究だけでなく、出版物やマッカイの歴史のお土産品の販売もしています。

毎週木曜日と第1、第3日曜日のみ開館。（2017年5月現在）マッカイ博物館への入場は有料となります。見学ツアーをご希望の場合には、マッカイ博物館へ直接予約をすると手配をしてくれます。

8.ブカシアビーチ

ブカシアビーチはマッカイの北側に位置し、絵のように美しい砂浜が人気のビーチで多くの観光客が訪れています。ブカシアビーチは長さ約4kmとマッカイで最も長いビーチの一つで、ウォーキング、スイミングや釣りを楽しみに訪れる人が多く、人気の観光スポットとなっています。

また、犬などのペット同伴も可能なビーチです。ブカシアビーチにはブカシアエスプラネードパークがあり、バーベキュー設備、ピクニックテーブル、公衆トイレ、水飲み場、子供の遊び場などが併設され、休日をのんびりと過ごすにはぴったりの場所です。ブカシアビーチ近くにはスーパーマーケットも近くにあります。

9.アートスペース・マッカイ

アートスペース・マッカイは、2003年2月にマッカイの街の中心にオープンしたアート好きな人々が訪れるスポット。また人気観光スポットのひとつです。アートスペース・マッカイでは、地元のアーティストのアート作品の展示だけでなくや、エデュケーションプログラムもあり子供から大人までアートクラスを受けることができます。

併設のギフトショップではカードやジュエリー、ホームウェアなどバラエティに富んだギフト商品をそろえていて、お土産にもピッタリです。

また、アートスペース・マッカイにはフードスペースもあり、ドリンクやオーストラリアらしい「フィッシュアンドチップス」、ハンバーガーなどの軽食や朝食メニューもあり、アートを楽しんだ後、ゆったりと過ごせるスペースも確保されています。

◎まとめ

いかがでしたか？オーストラリア・マッカイには美しい自然、ビーチがあり、そして、ブルーウォーターラグーンやマッカイアクアパークなどの子供から大人まで楽しめるスポットもあります。ブルーウォータートレイルではアクティブにランニングやウォーキングをするもよし、のんびりと美しい風景を眺めながらの散歩も癒しのひとときとなるでしょう。

日本ではあまりお目にかかれないようなエキゾチックな蘭の花や、オーストラリア特有の植物の鑑賞は旅のいい思い出になるのではないでしょうか？まだ、日本人にはあまりメジャーではないオーストラリア・マッカイですが、ファミリー旅行にぴったりな観光地です。次のファミリー旅行にはマッカイを検討してみては？

オーストラリア・マッカイのファミリーで楽しめる人気観光スポット9選