名称:天竜ライン下り
住所:長野県飯田市龍江7115-1
公式・関連サイトURL:http://tenryuline.com/
長野県から愛知県、静岡県を経て太平洋へ注ぐ天竜川。その天竜川の中でも随一、山水画のような絶景をみることができる場所が長野県飯田市の「天竜峡」になります。
春は新緑、秋は紅葉、雄大な自然を堪能するだけでなく、空気と水が美味しい地域。さらに、お蕎麦や果物といった美味しい物もたくさん!温泉もあるので、のんびりとするにはうってつけの場所です。
そんな天竜峡をもっと楽しく過ごすために「天竜峡観光スポット」をご紹介していきます。
目次
天竜峡観光を楽しもう!大自然と伝統文化に触れるおすすめスポット16選
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1.天竜ライン下り
天竜峡の観光といえば、まずこれ「天竜ライン下り」。日々の忙しさを癒してくれる大自然と、楽しい会話が自慢の船頭さんが待っていますよ。
「天竜峡」から「唐笠」までの、比較的ゆるやかな天竜峡のラインを下る「天竜ライン下り」。春は岩間ツツジ、夏はすがすがしい木々の風、秋は紅葉、そして、冬はなんと温かいこたつ船の上から水墨画のような美しい景色を眺めると、四季を通して天竜峡の自然を全身で感じることができる大人気の観光です。
船頭さんのガイドだけでなく、投網のパフォーマンスなどにも感動しながらの50分ほどの船旅観光になります。このライン下りは、書聖と仰がれた書道家の日下部鳴鶴(くさかべめいかく)氏が命名した奇岩「天竜峡十勝」をみることができる観光に適したコースです。
さらに、この船観光の発着場所は、JR飯田線「天竜峡駅」「唐笠駅」から、徒歩ですぐ行ける観光スポットになります。交通手段の少ない観光でも、計画が立てやすいですね。
2.天竜峡ウォーキング「天竜峡ご案内人」
天竜峡遊歩道の真っ赤なもみじ。 pic.twitter.com/bnJEoX4xzF
— ガーディ高田 (@gadytakada) November 11, 2018
山ガールでなくても、自然の中を歩くのは誰もが気持ちいいものですよね。ご自身の足で歩き、自分だけの天竜峡の自然を発見する散策観光をしてみませんか?
「姑射橋(こやきょう)」から「つつじ橋」といった、ついつい写真を撮りたくなるような天竜峡の観光ポイントを巡りながら、約1時間かけて周ることができる「天竜峡遊歩道」が準備されています。
天竜峡は、「天竜奥三河国定公園」として登録されている地域でもあります。その豊かな自然や美しい渓谷、ノスタルジックな街並を観光すると、体も気分も晴れやかになること間違いなし。
そして、ぜひオススメしたい観光が、「天竜峡ご案内人」というガイドさんの存在!10日前までに、電話か観光ホームページより申込みが必要ですが、私たちと一緒に天竜峡を歩き、1人で歩いているだけでは気づかない天竜峡の魅力や隠れた見どころを、余すところなく案内してくれます。せっかくの観光、こういった地元の方との触れ合いや、知られざるエピソードで感動するのもいいですよね。
さらに、お子さんにはピッタリ「スタンプラリー」も準備されています。観光を楽しみながら、ぜひ天竜峡の自然観光を満喫してみてください!
名称:天竜峡ウォーキング「天竜峡ご案内人」
住所:長野県飯田市川路4874-1天龍峡観光案内所
公式・関連サイトURL:http://page.tenryukyou.com/?cid=34415
3.時又灯ろう流しと花火大会
[NEWS] 市民の応援金募り、8月16日に開催へ 飯田時又灯ろう流し - 中日新聞 https://t.co/fQ7a2zFFzI pic.twitter.com/OOwKYfm5Mx
— 花火ニュースかも (@hanabinewsbot) June 29, 2021
夏の観光旅行。どの地域へ出かけても、花火大会があれば、ぜひ大空に咲く大輪の花を見てみたくなりますよね。そんな花火が、天竜峡でも見られるんですよ!
天竜峡の時又港で毎年行われる「花火大会」は、「灯ろう流し」も一緒に行われています。というのも、天竜峡のある飯田の方にとっては、仏さまの供養のための行事だからなんです。花火大会の当日、夕方になると、お坊さん達が読経を読み始め、天竜峡上流から火の入った灯篭が流れてきます。地元の方には、故人をしのぶ灯ろうの火。観光客にとっても、それはとても美しい幻想的な風景です。
その後は大輪の花が空に咲きます。さらに、こちらの花火大会のメインは「ナイアガラの滝」という花火。夜空を焦す圧巻の花火に、ついつい歓声をあげてしまいますよ。
この天竜峡の会場では、灯ろう、花火の他に、太鼓の演奏などのパフォーマンスをみることもできます。少し早目に河原に準備して、天竜峡の涼しい風に吹かれながら夏の天竜峡観光を楽しむことをオススメします!
名称:時又灯ろう流しと花火大会
住所:長野県飯田市時又
公式・関連サイトURL:http://page.tenryukyou.com/?eid=496280
4.天竜峡花祭り
天竜峡花祭りなう~(^^) pic.twitter.com/0dJvZX1IMS
— まつとし (@bodufinolhu) April 19, 2015
毎年4月第3日曜日に開催される「天竜峡花祭り」。別名「飯田の春の観光まつり」は、天竜峡のある飯田市の地元密着型の、のんびりした雰囲気のお祭りです。
この天竜峡のお祭りは盛りだくさんの内容なんです。午前中は「天竜峡健康マラソン」が開催されます。新緑が美しい中で汗を流します。その後は広場で小中学生の吹奏楽の演奏などを聞きながら、露店で天竜峡の味を楽しんだり、本当に町全体がお祭りの雰囲気に包まれます。観光で訪れたはずなのに、地元に帰ってきたような温かさがありますよ。
そんな中、ぜひ見ていただきたい観光イベントが、天竜峡地元の幼稚園生が古式ゆかしい衣装に身を包み街を歩いたり、勇敢な「龍神」や「獅子」が舞うお練りです!その迫力にワクワク、時間が過ぎるのも忘れて楽しめる天竜峡の一大観光イベントです。
名称:天竜峡花祭り
住所:長野県飯田市川路4874-1天龍峡観光案内所
公式・関連サイトURL:http://tenryukyou.com/kanko/culture/
5.今田人形座
あけましておめでとうございます。今年は今田人形座の「戎舞」で新年を迎えました。2018年は、飯田の人形劇の祭典40年を記念して世界人形劇フェスティバルを開催します。8月は是非飯田へお越しください。 pic.twitter.com/WXeYTJJLSR
— tutunesan キタバヤシ (@tutunesan) January 1, 2018
天竜峡がある飯田市は、「灯ろう流し」「花祭り」をはじめ、多くの伝統文化が残る地域です。その1つに、ご紹介する「今田人形」もあります。
今田人形は、1704年宝永元年に始まった歴史があるだけでなく、天龍峡の龍江地区に伝わる「国選択無形民俗文化財」にも指定されているもの。300年もの間、天竜峡の人々に支えられてきたこの「今田人形」は、現在では、天竜峡周辺の学校のクラブ活動としても取り入れられたり、海外公演をおこなったりと、天竜峡の方たちの誇りでもある文化なんですよ。
そんな今田人形を、年に数回観劇することができます。その中でも、毎年10月に行われる秋の収穫を感謝をする「秋季祭礼奉納」の人形浄瑠璃は、ろうそくの火の元、とても幻想的な鑑賞観光になること間違いなし。なかなか体験できることのない観光です。タイムスリップしたような感覚を、ぜひ堪能していただきたい贅沢な観光です。
名称:今田人形座
住所:長野県飯田市龍江3710-3
公式・関連サイトURL:https://www.city.iida.lg.jp/site/puppet/imada.html
6.味覚狩り
リンゴ狩り&天竜峡楽しかった〜
— ladybird (@kbkr5296nw) October 28, 2018
運転疲れたけど… pic.twitter.com/9hhtxnOc4e
天竜峡周辺は、果物が美味しく育つための条件でもある、豊富な日射量、降水量、そして、何よりも「綺麗な水」が揃った地域です。そのため、リンゴをはじめとしたフルーツが全国的にも有名であり、それらを観光として収穫する楽しみができる農園もたくさんあるんです。
ここからは果物別で、天竜峡の人気の「味覚狩り」ができる農園をご紹介します!
名称:味覚狩り
住所:長野県飯田市川路4874-1天龍峡観光案内所
公式・関連サイトURL:http://spot.tenryukyou.com/?cid=22244
◆さくらふぁーむ
一狩りいくぜー。😋 (@ さくらふぁーむ) https://t.co/r9d083c3xw pic.twitter.com/memCPwPSHo
— 花ちゃん♪@ファーマー (@hana_chan_86) June 9, 2019
甘酸っぱくさわやかな味わいの「サクランボ」。赤く小さな実は、見た目にも美しくついつい手に取って振りたくなってしまう可愛らしさ。そんな「サクランボ」の栽培が、天竜峡でも年々増えてきているんです。
「さくらふぁーむ」では、毎年5月から6月にサクランボの味覚狩り観光が楽しめます。とりたての完熟サクランボを、その場で食べることができます。
JR飯田線天竜峡駅から車で5分の場所にあるということで、他の観光とも組み合わせて計画が立てやすい「さくらふぁーむ」。予約が必要なほか、入園時のお願いなどあるので、ホームページをチェックして楽しく観光してください。
名称:さくらふぁーむ
住所:長野県飯田市龍江
公式・関連サイトURL:http://www.sakurafarm.com/
◆木下農園
木下農園に着きました。
— チッカー775 (@075_miettu6500) September 23, 2018
冷えたりんごジュースを買って飲みました。りんごはまだ早いかな?#さわやかウォーキング#木下農園 pic.twitter.com/2hhhAwFf1h
長野県天竜峡といえば、やはり「リンゴ」が有名ですね。リンゴ狩り観光をすることができるたくさんの農園が天竜峡にはありますが、「木下農園」では、リンゴだけでなく、桃や梨の収穫を楽しむこともできるんです。そのため、味覚狩り観光のために、7月から12月初旬までと、比較的長い期間開園しており、観光にも便利に使える農園ですよ。
さらに、こちらでは「果物狩り観光」の他に、「BBQランチ」のサービスもおこなっています。果物狩りで気分をリフレッシュした後、美味しく安全な長野県産の信州牛で、お腹まで満足できるんです。道具の手配も、材料も、面倒になりがちな後片付けも、全部行ってくれます。手ぶらで1日天竜峡を楽しめる、オススメ観光地ですよ。
名称:木下農園
住所:長野県飯田市下瀬301-2
公式・関連サイトURL:http://www.dia.janis.or.jp/~kinosita/
◆今田平
ただいま飯田市、農業法人今田平のイチゴ狩りに来ています!#おいでよ長野 #おいでよ南信 #おいでよ飯田 #南信のレジャー #イチゴ狩り
— 初心者ゼロ (@BeginnerZeros) March 20, 2020
適度に涼しく暖かくしかもハウス貸切✨🌸
コロナの影響で客足は少なめなのかもしれません。
屋外で風通しも良いので他人との接触は0‼️
今からでも遊びに来て‼️ pic.twitter.com/wYO3brw5zk
「今田平」は、ファミリーで天竜峡観光には最適な「いちご狩り」ができる農園です。甘くてジューシー、ビタミンCが豊富な「章姫」や「紅ほっぺ」などを中心に、毎年2月から5月の間、いちご狩りを楽しむことができます。さらに収穫を楽しむだけでなく、「いちごジャム作り」の体験を行うこともできます。詳しくは直接電話でお問い合わせください。
さらに、こちらでは、長野県でさかんに行われている「マレットゴルフ」を体験できる広場も準備されています。「マレットゴルフ」とは、スティックとボールを使って、少ない打数でゴールホールにカップインさせる日本発祥のスポーツです。
家族で楽しい観光の1日、爽やかな天竜峡の風に吹かれながらいかがでしょうか?
名称:今田平
住所:長野県飯田市龍江3717-1
公式・関連サイトURL:https://www.imadaira.com/
7.りんご足湯
りんご足湯!りんご浮いてる(°°) pic.twitter.com/Y0pfJ6EDfI
— あやの (@ichi_ayano) November 9, 2014
天竜峡のリンゴは、食べるだけじゃないんですよ。4月から11月の期間限定で「りんご足湯」として楽しむことができるんです。
JR飯田線天竜峡駅から歩いて5分、天竜峡をのぞむようにその足湯の小屋は立っています。使われているお湯は、「天竜峡温泉」のもの。そして、天竜峡らしい船のデザインが素敵な足湯の浴槽には、リンゴが浮いています。ついつい足をバタバタしたくなってしまう可愛さです。
のどかなローカル線と天竜峡を見ながら、のんびる入ることができる足湯は、電車旅や天竜峡散策で疲れた足を癒してくれるだけでなく、身体全体をリフレッシュさせてくれるお湯ですよ。
名称:りんご足湯
住所:長野県飯田市川路4874-1天龍峡観光案内所
公式・関連サイトURL:http://info.tenryukyou.com/?eid=800696
8.天竜峡温泉 龍峡亭
天竜峡の老舗ホテル「龍峡亭」で、ゆっくりお湯につかるのも、天竜峡観光の良い思い出になりますよ。
1989年に掘削をはじめ、源泉が湧出した「天竜峡温泉」。入ってよし、飲んでもよし!少しぬるぬるとした柔らかいお湯は、健康になれるだけでなく、若返りにも効果があるんだそうです。
天竜峡の老舗ホテル「龍峡亭」の大浴場は、天竜峡に向かってひろがる大きな窓が自慢です。自然の中で温泉に浸かっている気分になれますよ。さらに、観光客には嬉しい、天竜峡・南信州の食材をふんだんに取り入れた昼食と入浴がセットになった「日帰りプラン」もあるんです。天竜峡の自然を見ながら温泉に入り、老舗ホテルでゆっくり寛げる贅沢な観光になること間違いなしです。
名称:天竜峡温泉 龍峡亭
住所:長野県飯田市龍江7454
公式・関連サイトURL:https://ryukyoutei.com/
9.天竜峡駅
天竜峡駅駅舎(昭和4年竣工)
— 明治村くん🇫🇷 (@ASA_USA_TSA) August 15, 2019
伊那電気鉄道が天竜峡まで進出した直後の駅舎です。平成2年の改修で大きく姿が変わりますが、かつては三角ドーマ窓を設け、車寄せは重厚なタイル貼り柱で支えられ、上部にパラペットを立ち上げていました。妻面のハーフティンバーによる装飾等は創建時と同様です。 pic.twitter.com/g2LVPSECnh
「天竜峡駅」は愛知県豊橋駅を出発し、静岡県を横切り、長野県辰野駅まで結ぶ全長195.7kmという長距離を走っているローカル線「JR飯田線」の駅です。特に、天竜峡周辺は、自然が多く、秘境ムードが漂います。
どことなくノスタルジックな雰囲気がある「天竜峡駅」は、昭和4年12月に建てられた古い建物。左右対称の洋館風の駅舎の窓には、ステンドグラス。屋根には風見鶏が飾られています。ついついカメラを構えたくなる可愛らしさ。雪の中に立つ姿も絵になりますよ。待合室には、写真が飾られておりミニギャラリーのようになっています。
「天竜峡駅」を楽しんだ後は、ノンビリと街の散策をしてみてはいかがでしょう?ゆるやかな坂に、天竜峡名物「馬刺し」や「五平餅」のお店、天竜峡でとれた果物やお野菜を売るお店などが並びます。お店の人とのおしゃべりも楽しく、ブラブラとゆっくり覗くだけのつもりが、ついついお買い物しちゃう雰囲気です。
名称:天竜峡駅
住所:長野県飯田市川路
10.COCORO FARM VILLAGE
ランチはCocoro Farm Villageで。ココロバーガーがすっごく美味しかった🤤入ってるもの全部美味しかった…パテうま肉うまレタスシャキシャキうま。そしてそして玉ねぎ柔らかくて甘くてうま。最高!ぜひ食べて欲しい pic.twitter.com/oQDp6myLcD
— humming (@humming319) July 31, 2021
天竜峡の自然の中に溶け込んだ、とてもお洒落な黒を基調とした建物が「COCORO FARM VILLAGE」です。お買い物からお食事、ココロが満たされる空間ですよ。
館内は大きく3つにわかれています。
「リストランテ・ココリズム」は、天竜峡周辺の農産物を中心に洗礼されたお食事を提供するイタリアレストラン。手打ちのパスタが人気です。「ファームカフェココロ」は、焼き立てパンに採れたての新鮮野菜をふんだんに使ったバーガーなどを楽しめる、ついついのんびり長いしたくなってしまうカフェ。食事にだけでなく、心地よい空間作りにもこだわりがあります。
もう1つが、「ココロマルシェ」。天竜峡のお野菜の販売するだけでなく、生産者や上記でご紹介したレストランのシェフ達がアイデアを出し合って作った、ここだけでしか手に入らない加工品などの販売も行っています。
さらにレストランテラスはペット同伴が可能なんです!可愛い家族を連れてのドライブ観光の途中に、ぜひ立ち寄っていただきたい、家族みんなが笑顔になれる天竜峡の素敵な空間です。
名称:COCORO FARM VILLAGE
住所:長野県飯田市川路7620
公式・関連サイトURL:https://cocorofarm-vil.com/
11.農産物直売所 あざれあ
すいか (@ 農産物直売所 あざれあ in 飯田市, 長野県) https://t.co/A5bXm6aPmN pic.twitter.com/eT22xR64gl
— nao3122 (@nao3122) July 16, 2016
「あざれあ」は、JR飯田線 天竜峡駅から歩いてすぐの場所にあるため、「天竜ライン下り」や「天竜峡ウォーキング」を楽しんだ後に便利に使える農産物直売所です。
天竜峡をはじめとした地元農家から、その日獲れた新鮮な野菜・果物・山菜から、人気の手作りジャムやジュースなどが、並んでいる道の駅のようなお店です。さらに「三遠南信コーナー」として、静岡県や愛知県の特産物も取り扱っています。直接仕入れるため、お値段もお手頃。天竜峡観光のお土産を買うのにオススメです。
また、五平餅づくり体験・そば打ち体験・野菜収穫体験や、フェルト講座、木目込人形講座などといった、いろいろ楽しめる体験活動も用意されているので、夏休みなどお子さんと一緒に足を運ぶのも楽しいですよ。
名称:農産物直売所 あざれあ
住所:長野県飯田市龍江7087
公式・関連サイトURL:https://cocodani.com/azarea
12.光前寺
天竜峡から車で30分。樹齢数百年の巨木もある中に静かに佇んでいるのが天台宗別格本山「光前寺」です。こちらの「光前寺には、化け物を倒した霊犬早太郎伝説で有名なお寺であり、今でも本堂を守るように、早太郎のお墓がまつられています。
しだれ桜や水仙が美しい光前寺は、「光苔」が自生しているとしても知られています。「光苔」とは、湿気の多い洞窟などの暗い場所で黄緑色の光を放つ、かなり貴重な絶滅が心配されている植物です。
南信州唯一の美しい「三重塔」に、趣のある庭園。心があらわれるような時間を過ごせる場所です。
名称:光前寺
住所:長野県駒ヶ根市赤穂29
公式・関連サイトURL:http://www.kozenji.or.jp/
13.杵原学校
「杵原学校」は昭和24年に建てられ、多くの子ども達が学んだ中学校がそのまま残された観光地です。昭和60年廃校になりましたが、現在では国の登録有形文化財に指定されています。
木造にベニヤが使われた雰囲気のある校舎は、2008年公開の吉永小百合さん主演の映画『母べえ』や、2015年二宮和也さん主演の映画『母と暮らせば』のロケ地としても使われたことで有名な学校です。昭和初期の農具や民具の展示のだけでなく、撮影当時、使われた物の展示などもみれますよ。
しかし何より、この校舎の中に佇むだけで、なんとも言えない懐かし気持ちがこみ上げてきます。お母さまとの2人旅やお一人でゆっくり、それとも、仲の良いお友だちと訪れ校庭ではしゃいでみるものいいかもしれません。
地元の方が先生となり、懐かしい木の机での授業体験などの体験型観光もできるので、ぜひ興味のある方はぜひ下記へ問い合わせてみてください。
名称:杵原学校
住所:長野県飯田市竹佐377-1
公式・関連サイトURL:http://kinehara.net/
14.龍江七和の里 ほたる祭り
第13回 龍江七和の里 ほたる祭り https://t.co/xxKwPibtft pic.twitter.com/uQCb0TsRJF
— ZAZAマガジン (@ZAZA_magazine) June 18, 2019
今でも美しい自然が残っているのが「天竜峡」です。そんな自然観光を夜まで満喫させてくれるのが「ゲンジボタル」の存在です。
天竜峡周辺には、この「ゲンジボタル」を見ることが出来るスポットがいくつかあります。その1つ、JR飯田線天竜峡駅から車で5分、飯田市龍江の「七和の里」でも、6月下旬から約1ヵ月、涼しげな川に沿って、美しいホタルの光を楽しめますよ。
実はこちらのゲンジホタル、地元の努力の賜物でもあるんです。河川の整備から、ホタルのエサとなる「カワニナ」の放流など、1年を通して守っていらっしゃるんです。そんなことも考えながら、ホタルの光をみると、さらに感慨深い観光になることでしょう。
そして6月末には毎年「龍江七和の里ほたる祭り」が開催されます。五平餅や手打ちそば、焼き鳥などの屋台が出店したり、威勢のよいよさこいなども見れることができますよ。
夏の夜、素敵な思い出になること間違いなしです。
名称:龍江七和の里 ほたる祭り
住所:長野県飯田市龍江8810
公式・関連サイトURL:https://msnav.com/22121
15.飯田市美術博物館
天竜峡から車で20分、JR飯田線 飯田駅から徒歩20分の場所にある「飯田市美術館」。複雑な屋根の形は飯田市を囲む山々、館内にまっすぐ伸びる多くの柱は木々を表現しています。そして建物自体で飯田市の象徴でもあるアルプスをデザインしているんです。さらに、この独創的なデザインを楽しむためにぜひ屋上にも登り、飯田市出身の建築家 原 広司さんの世界を堪能してください。
そんな美術館には、飯田市出身の明治時期に活躍した画家「菱田春草(ひしだ しゅんそう)氏」の作品が多く所蔵されています。その他、市民ギャラリーや図書館、プラネタリウムが併設されているだけでなく、レンタサイクルまで準備されています。美術館にいながら、いろいろな楽しみ方ができる観光施設です。
名称:飯田市美術博物館
住所:長野県飯田市追手町2-655-7
公式・関連サイトURL:https://www.iida-museum.org/
◎自然と伝統文化を楽しめる天竜峡観光スポットまとめ
自然と伝統文化を大切にする町「天竜峡」。自然の中、レンタカーでドライブをしながら、のんびり日帰り観光するのもいいですし、JR飯田線で駅弁を食べながらの1泊旅行もオススメです。
澄んだ空気にしっとりとしたお湯、美味しい食べ物に、ビルの中、仕事で追われている生活をしている私たちに天竜峡の大自然は、たくさんの癒しを提供してくれますよ。
この記事が心から「来て良かった」と思える天竜峡の観光になるお手伝いになればと思います!
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