東海道五十三次のセンター・袋井市で楽しむ自然と歴史の観光スポット5選 

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東海道五十三次のセンター・袋井市で楽しむ自然と歴史の観光スポット5選 

静岡県西部に位置する袋井市は、おおよそ日本列島の真ん中にある町。東海道新幹線、東海道本線、東名高速道といった主要の交通路が市内を通っていて、アクセスのしやすさが特徴です。かつては多くの人や物・情報が行き来した「東海道五十三次」の宿場町で、西からも東からも27番目の宿。何かと「真ん中」というキーワードに縁がある町です。

そんな袋井市は自然にも恵まれており、訪れてもらいたい素敵な観光スポットがたくさんあります。今回はその中から、おすすめの観光スポットを6つ紹介します。静岡県西部エリアへ旅行に行く方は参考にしてみてください。

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東海道五十三次のセンター・袋井市で楽しむ自然と歴史の観光スポット5選 

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1.健康・スポーツ・自然がテーマ「小笠山総合運動公園エコパ」

2002年に開催された日韓ワールドカップでも利用された多目的な総合運動場です。今はジュビロ磐田や清水エスパルスなど、有名なサッカークラブのホームゲームで使われています。スタジアムとアリーナがあるので、季節を問わず利用が可能です。

袋井市に観光で訪れる場合、何かしらの試合をやっていればよいですが、必ずしもそうとは限りません。でもご安心ください。広大な敷地にはビオトープや散策道も整備されているので、試合がなくても楽しむことができます。

公園内にあるふれあいの森には、種子植物からシダ植物まで650種類の植物が植えられていて、近くには小笠山もあります。豊かな自然環境の中を散策すれば、敷地内に生息する動植物も見られますよ。

2.「はったさん」と呼ばれる「法多山尊永寺」

出典: ja.wikipedia.org

「遠州三山」のひとつとして有名な古刹が、袋井市にある「法多山尊永寺(はったさんそんえいじ)」。本尊の正観世音菩薩は厄除け観音として古くから信仰されていて、一年を通して数多くの参詣客が訪れています。境内で売られている「法多山団子」は「厄除け団子」として有名です。

秋になるともみじまつりが開催されます。綺麗な紅葉と寺院建築が織りなす光景が観光客に人気です。開催期間中はグルメや雑貨、植物などを販売するマーケットが開催されます。春には「さくらまつり」、夏には「ホタルまつり」があるので、秋以外のシーズンに訪れても賑やかな雰囲気を楽しめます。

3.東海道・宿場町の雰囲気薫る「東海道どまん中茶屋」

冒頭でも説明したとおり、袋井市はさまざまな点でどまん中に位置しています。その特徴をそのまま名前にしたのが「東海道どまん中茶屋」です。

初代歌川 広重の「東海道五十三次袋井出茶屋之図」をモデルに建てられた茶屋で、憩いの場として地元の方から観光客にまで親しまれています。年中無休で地元の人が湯茶などでもてなしをしてくれます。日本らしい風情がある観光名所で、訪れるだけでもホッと心が癒されます。

4.静岡県で楽しむ欧風田舎の情緒「デンマーク牧場」

デンマーク牧場は小笠山山麓にある日本キリスト教道友会の牧場です。1964年に宣教師のトムセンが開拓し、それ以来酪農を続けています。

緑豊かな牧場では牛や羊、鶏などが飼育されていて、のどかな風景が広がります。観光客向けには牛の乳しぼりやバター作りなど、酪農牧場ならではの体験企画も催しています。観光シーズンになるとイベントや出店も登場し、子供から大人まで一緒に楽しむことが可能です。

訪れた観光客からは「のんびり楽しめる」と評判のアットホームな牧場。それほど大きいわけではありませんが、美味しいアイスクリームが食べられて、動物と触れ合うことができます。袋井市に来たら、デンマーク牧場でのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。

5.約150品種のユリが共演「可睡ゆりの園」

3万坪もの敷地面積を誇る「可睡ゆりの園」。ユリが咲く5~7月の間で1ヶ月ほど営業します。短い営業期間ですが、わざわざ狙って訪れる価値があるオススメの観光スポットです。

園内にはユリのいい香りが漂っていて、目だけでなく鼻でもユリを楽しむことができます。園内には鯉が優雅に泳ぐ池や日本庭園や高さ20mの滝など、ユリ以外にも見所があるので、こちらも楽しんでください。食事処でユリの天ぷらが食べられたリ、直売所で綺麗なユリが買えたりと、様々な形でいユリが楽しめますよ。

営業期間中には「可睡ゆりの園フォトコンテスト」や「絵手紙コンテスト」が開催されるので、こちらもお楽しみに。

◎まとめ

静岡県袋井市は東海道の真ん中にあるため、昔から文化やモノが集まりやすい地域でした。そのため、今でも日本の古き良き伝統を楽しむことができます。思わず癒されてしまう景色が多いのはそのためでしょうか。

袋井市は、心も体も町もほっとする「健康文化観光」というテーマを掲げています。観光旅行者が、心も体も「ほっと」「生き生き」としてしまうような、そんな街づくりを目指しているので、どんな風に観光地として発展しているのか、考えながら見て回っても面白いかもしれませんよ。

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