中国福建省の福州観光で、一度は行っておきたい観光スポット7選!

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中国福建省の福州観光で、一度は行っておきたい観光スポット7選!

中国といえば日本から近く、アジアの中で広大な土地を餅、近年では中国から日本への観光客も多く、今まさに発展している勢いのある国と印象を持っている人が多いと思います。今回はその中国の福建省にある福州市について紹介します。福州市は福建省の省都であり、歴史の古い町で国家歴史文化名城に指定され、国から保護すべき都市とされています。比較的暖かい気候なので、夏を避けていくのがおすすめです。そんな歴史の深い町福州市のおすすめ観光地は満載です。

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中国福建省の福州観光で、一度は行っておきたい観光スポット7選!

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1.于山風景区

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福州市の中心付近にある于山風景区は、海抜約60mとさほど高くはありませんが、福州市内を一望することができる観光スポットです。于山風景区の中には、福州市博物館や白塔寺など様々な展示や寺院があります。特に、白塔寺にある八角形の白塔は福州市でも有名な観光スポットです。

他にも、碑石がガジュマルの木に覆われてたてがみのように見えるため獅子岩と呼ばれる岩があったり、福建事変についての展示がされていたりと、自然の中を散歩しながら様々な展示を見ることもできますし、外を歩いて寺院を見て回るだけでも楽しめる景勝地です。

散策道の途中には東屋のような休憩ポイントもあるので、体力に自信のない方でも時間があればゆっくり観光できます。他にも散歩気分で訪れても大丈夫な風景区なので、観光の際にはぜひ訪れてみてくださいね!

2.三坊七巷

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福建省福州の旧市街地が保存・修復された観光スポット三坊七巷。名前の通り、3つの通りと7つの路地で構成されています。景観を大切に保存されているため、スターバックスコーヒーなども風景に溶け込むように造られています。まるで日本の京都のように、見知った店もいつもと違う雰囲気になっていますよ。

三坊七巷には明時代や清時代に建てられた福州の建物が保存・修復されているため、旧市街地そのものが建物博物館のような観光スポットになっています。一部の建物は内部も公開されているので、当時の生活の様子や家具、書画などを見ることが出来る福州ならではの観光名所です。

もちろん建物を見るだけではなく、買い物をすることもできます。福州名産のお茶を購入したり、食事をしたり、お土産を購入したりできます。南后街には休憩所もありますので、屋台で買ったものを食べながら、昔ながらの風景を楽しむことも出来るおすすめスポットです!

3.西湖公園

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福州の中心地から少し北西に移動した場所の人口湖にある観光スポット、西湖公園。約1700年前に福州の農業潅漑用として造られたと言われている人工湖には、左海公園や福建省博物館などもありますので、西湖公園と併せて訪れていただきたい観光ポイントです。

西湖公園の見どころは、なんといっても庭園です。保存状態がとてもいい中国の古典的な園林で、いくつかの小島は橋で繋がっています。木を剪定して造られたパンダや、有名な鉄観音茶を始めとする中国茶の葉が栽培されていたりと、見所盛り沢山ですよ。

また、福州市は亜熱帯気候のためバナナの木も生えていたりするので、西湖公園観光の際はぜひ探してみてくださいね!公園内にはゆっくり座れる場所もあるので、湖周辺の観光スポットを巡ってみて疲れた時に、湖を眺めながらゆったりと休むのもいいですよ。

4.福州熊猫世界

福州熊猫世界、日本人向けに言うと福州パンダワールドですね。その名の通りパンダの展示と、パンダと同じ熊類の動物が展示されている外国人観光客向けの動物園です。日本の動物園だと1~2匹程度の展示が多いですが、大人パンダや子パンダなど複数のパンダが生息している姿を見ることができる子供も楽しめる観光スポットです!

西湖公園の隣にある福州熊猫世界は、生きているパンダの展示だけではなく、博物館やお土産屋もあります。パンダなので基本的に食べているかゴロゴロしているか寝ているかなのですが、たくさんいるので動いているパンダを見ることができる可能性は高いですよ。

他にも同じ熊類ということで、レッサーパンダと熊も生息しています。現地の観光ガイドツアーに参加すれば熊のショーを見ることができるので、時間がある方はぜひ参加してみてくださいね!

5.烏石山風景区

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福州市のほぼ中央に位置している観光スポット、烏石山風景区。烏石山とは言いますが、海抜約90m程度なので散歩気分で訪れても大丈夫ですよ!福州市の中央にあるだけあって、観光客だけでなく地元市民もよく利用している自然豊かな名所です。

様々な観光ポイントがありますが、中には中国語で書かれた石など、中国語が読めないとよく分からない場所もありますので、眺めるだけでも楽しめるポイントを2か所案内します。まず烏石山風景区観光の際に、ぜひ見ておいて頂きたいのが鳥塔です。于山風景区にある白塔と対をなす福州市の観光スポットとして人気で、八角形7階建ての塔は8世紀頃に建造されました。

また、烏石山風景区には呂洞賓を祀る呂祖宮があり、かつては道士達が修行のために大勢訪れていた有名な道教の寺院です。頂上まで登った際は、ぜひ見に行ってくださいね!

6.西禅寺

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西禅寺は福州市中央市街地から西に少し進んだ場所にあります。867年に建造された西禅寺は、広大な敷地の中に福州市最大の高さ67mある報恩塔や五百羅漢堂、玉仏堂を見ることができる観光スポットです。報恩塔は登ることもできますので、西禅寺観光に訪れた際はぜひ登って周囲の景観を楽しんでくださいね!

また、五百羅漢堂にも外を眺めることが出来る回廊がついているので、五百羅漢堂に登れば報恩塔越しの福州市を眺めることもできます。西禅寺は景色だけではなく内観も素晴らしく、天井にも装飾が施されていたりと様々な観光ポイントがありますので、ぜひじっくりと眺めてみて下さいね。

他にも柱に施された彫刻や湖を渡るための橋など、様々な建造物がそれぞれ風景にマッチしていて写真の撮影ポイントがたくさんあるので、ぜひここで記念写真を撮影してみてくださいね!

7.林則徐紀念館

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福州市出身の政治家である林則徐について様々なものが展示されている観光スポットです。林則徐はイギリスから密輸されていたアヘンを林則徐が廃棄したことにより、アヘン戦争が始まったと言われています。

館内の写真も可能なので、ぜひ歴史に興味のある方は、福州観光の際に訪れていただきたい記念館です。この林則徐紀念館では、観光客向けに林則徐の生涯を展示していて、肖像画や遺品、生い立ちから特命大使に昇格するまでの道のりなど、様々な展示物を見ることが出来ます。

最終的にイギリスとのアヘン戦争には負けてしまいましたが、それでも林則徐の清廉潔白な生きざまから、福州市民だけでなく中国人にとても人気が高い愛される政治家です。

◎まとめ

記念館や公園だけではなく、烏山風景区や烏石山風景区までもが街の中心地近くにあるという、珍しい観光地である福州。今回紹介した7か所は、時間調整をしっかり行えば1泊2日で廻れるほど近くにある観光スポットです。

特に三坊七巷は夜に訪れると雰囲気が変わってきますし、景色も食べ物も素晴らしい旧市街地なので、何度も訪れたい観光スポットです。福州ではもちろん中心街以外にも素敵な観光名所はまだまだあるので、長期滞在の際はぜひ探してみてくださいね!

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