名称:中山橋
住所:730000 中国蘭州市七里河区北滨河中路
公式・関連サイトURL:http://www.arachina.com/lanzhou/attraction/tieqiao.htm
中国の蘭州市をご存知でしょうか。日本からほど近い中国は、日本人観光客が多く訪れる国です。しかし、蘭州市を観光したことがあるという人は少ないかもしれません。それでは蘭州市にはなにがあるのでしょう?
蘭州市は黄河が東西に流れる街。黄河といえば歴史の教科書にもでてくる、黄河文明を育んだ川として有名ですよね。
そんな蘭州市には、黄河に初めてかけることのできた橋や食い倒れスポット、水車のテーマパークなどさまざまな観光スポットがあります。
人口約300万人ですが、漢族だけでなく回族やサラール族など、イスラム系住民も多くさまざまな種類のグルメをたのしめることも特徴です。
そんな蘭州の、おすすめ観光スポットを4ヶ所ご紹介いたします。
1.中山橋
蘭州市の中山橋は蘭州に訪れる観光客に人気の観光スポットです。歴史の教科書にも出てくる中国の有名観光スポット、黄河に初めて架けた鉄橋といわれています。
中山橋は100年以上前にドイツが作った橋で、長さ233.33メートル、幅7.5メートルという規模を誇ります。使用された鉄板や砂利はすべて輸入品でつくられているそうです。橋は歩行者のみ通ることができるので、ゆっくり観光することができます。さらに岸の両側には歩道が完備されているので、思う存分中山橋を眺めることもできますよ。
蘭州の観光ツアーに参加すると必ずと言っていいほど立ち寄る橋なので、週末はやや混雑しています。平日の早い時間なら人が少ないのでゆっくりすることができますよ。川を渡ると白塔山公園の入り口に続いているので中山橋のついでに寄ってみるのも良いでしょう。
2.桃海小吃街
桃海小吃街は蘭州の人気食べあるきスポットです。桃海小吃街には露店が並んでいるので、観光客でも手軽にいろいろな蘭州グルメを楽しむことができます。リーズナブルな値段でさまざまな料理を楽しむことができることから、観光客だけではなく近隣の大学生もよく来ており、若者でいっぱいの活気ある通りです。
蘭州グルメだけではなく、ムスリム向けのレストランやスパイスのきいたウイグル系料理など、多国籍レストランが多く出店しているので何を食べようか迷ってしまうかも。屋台形式のレストランが多いので、ちょっとずつ様々な種類を味わってみたいですね。
活気があり、人混みができているのがなんだか中国らしくて情緒がありますね。ブルーのアーケード状になっている屋根が特徴的で、なかなか日本にはありそうで無い、簡易テーブルに簡易椅子というなんとも飾り気のないたたずまいが観光気分をもりあげるのではないでしょうか。
名称:桃海小吃街
住所:中国蘭州市安宁区宝石花路
3.蘭州天主教堂
蘭州にある蘭州天主教堂はカトリックの教会です。イスラム教徒と仏教、道教や儒教の信徒の割合が高い蘭州ではカトリックの教会はちょっぴり珍しいんです。
蘭州天主教堂は比較的新しい建物で、いまだピカピカです。規模の大きな教会なのでその堂々ととした佇まいは荘厳ですよ。蘭州天主教堂はキリスト教の教会とはいえ、さすが蘭州にあるだけあってどこか中国っぽさがのこります。
温かみのある赤色の壁に青のアクセントが少し派手なこの色合いが、なかなか中国らしいですよね。「天主堂」と書かれた文字がとても目立ちます。内部は広々としています。蘭州観光に訪れた際は、蘭州天主教堂で中国の中の異文化を感じてみるのも興味深いですよ。
名称:蘭州天主教堂
住所:730030 中国蘭州市城关区金昌南路小沟头14号
4.水車博覧園
蘭州にある水車博覧園は蘭州の水車文化をテーマとする公園です。黄河沿いの町である蘭州は河を利用して発展してきたことは、想像に難くないでしょう。
この水車博物館は木で作られた大小さまざまな水車が川岸に並ぶ姿が見られます。また、足で踏んで回すタイプの水車もあり、自分の力で回る水車に子供達も大興奮です。水車を利用した石臼なども再現してあり、水車博覧園は世界においても水車の種類と数が多いテーマパークです。
木製の古風な水車はなんとも情緒があります。昔の人々の暮らしが見えてくるよう。多くの観光客が写真撮影を楽しんでいます。水車博物館は美しく整備されていますから、再現された古代の水車を見学しながら散歩するのはいかがでしょうか?
アクセスのしやすい場所にあるので気軽に立ち寄ることができるので便利ですよ。
名称:水車博覧園
住所:甘肃省兰州市城关区南滨河东路524号
◎まとめ
いかがでしたでしょうか?蘭州のおすすめ観光スポットを4ヶ所ご紹介いたしました。
歴史の教科書にもでてくる、有名な黄河の流れる魅力たっぷりの蘭州の街を、あなたも旅してみませんか?