世界で最も高い位置にある国!?アフリカはレソトの観光スポット8選

世界で最も高い位置にある国!?アフリカはレソトの観光スポット8選

国全体の標高が1400mを超える、世界で最も高い場所に位置した国、アフリカのレソトをご存知ですか?レソトは年中暑いイメージのあるアフリカ大陸にあるものの、国全体の標高が高いため、実はとっても爽やかな気候で観光がしやすい国なんです。また四季がある国なので、夏はウォータースポーツ、冬はスキーと、季節に合わせたアクティビティも楽しめちゃいます!

レソトにはまだまだ手付かずの自然がたくさん残っていて、珍しい動植物や、雄大な絶景スポットも盛りだくさん!日中はどこまでも続く青い空、夜になると無数の宝石をちりばめたような星空が広がる、世界で一番天空に近い国。そんなレソトのおすすめ観光スポットを8箇所紹介しちゃいます!

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世界で最も高い位置にある国!?アフリカはレソトの観光スポット8選

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1.セサバテーベ国立公園

出典: ja.wikipedia.org

セサバテーベ国立公園は、レソト南東部に広がるレソト国内最大の国立自然公園です。標高2400mに位置し、500種類以上の多様な植物を観ることができます。セサバテーベ国立公園は重要野鳥生息地にも指定されており、ヒゲワシやケープハゲワシといった絶滅が危惧されている鳥類や、絶滅危惧種の魚であるプセウドバルブス・クアトランバエなど、珍しい生き物たちも生息しています。

また、サン族の描いた動物などの岩絵等、アフリカの重要な歴史資料も残っています。公園の敷地内ではユニークな形をした砂岩を多く観察することができ、みていて飽きることはないでしょう。

2.マレツニャーネ滝

出典: commons.wikimedia.org

3000m級の山の中にある小さな村セモンコンから、徒歩1時間半の場所に位置するマレツニャーネ滝。レソト第一の河川であるオレンジ川の支流を流れ落ちる滝で、その落差はなんと192m!世界で一番高低差のある滝と言われています。その水しぶきや水音は、想像を絶するほど壮大!マレツニャーネの渓谷は非常に険しい岩に囲まれており、大迫力のパノラマを楽しむことができるでしょう。

またマレツニャーネ滝では、ビルの窓拭きや救助隊などでも用いられている「アブセイル」というロープを、崖から垂らしておりていくアクティビティを体験できます。このマレツニャーネ滝で行うアブセイルは、世界一長いものとしてギネスブックにも登録されているんです。これを目当てに、世界中から勇敢な挑戦者がマレツニャーネにやってきます。世界一の高低差のある滝をロープ一本で降りる体験は、かなりスリリングで一生ものの思い出になること間違いなしです。勇気のある方は是非トライしてみてはいかがでしょうか?!

3.ツェハランヤネ国立公園

出典: www.flickr.com

ツェハランヤネ国立公園は、レソト北部の5,600ヘクタールにおよぶ広大な国立自然公園です。マルチ山系の正面に位置し、岩の多さが特徴の公園です。独特な森林環境が広がっており、希少な植物が生息しています。セグロジャッカルやケープハイラックス、カラカルなど、他の場所ではなかなかお目にかかることのできない珍しいアフリカならではの野生動物にも会えちゃうかも?!レソト屈指の絶景スポットとも言われており、特に、ツェハランヤネ国立公園で観る夕日は、思わず息をのむ美しさです。

4.カツェダム

標高2000mの場所に位置し、アフリカで2番目の大きさを誇るカツェダムは、豊富なレソトの自然資源を有効に活用するためにつくられたものです。マルチ山脈につくられ、ここで貯水された水は地下にあるトンネルを通って隣国の南アフリカへ供給され、南アフリカの水源として重宝されています。一面豊かな緑に囲まれたレソトで一番の大きさを誇るこのダムからの放水は、とてもダイナミックで、一見の価値があります!

実はこのカツェダムでは、豊富な水源と冷涼な気候を生かし、マスの養殖が盛んに行われています。意外なことにこのレソト産のマスは、はるばる私たちの住む日本にまで運ばれ、スーパーマーケットにも陳列されています。もしかしたら、このみなさんの口にしているマスも、カツェダム育ちかも?!そう考えるとなんだか身近に感じますね。

5.コメ洞窟

出典: commons.wikimedia.org

レソト北西部に位置するコメ洞窟は19世紀につくられ、現在も住居として使用されている世界的にみても珍しい洞窟で、国家遺産にも指定されています。そんなコメ洞窟の住居は、なんと牛の糞と粘土でつくられているんです!その独特の伝統的な生活様式は、いまもなお絶えることなく受け継がれています。

洞窟は近年修復され、インフォメーションセンターも設置されました。洞窟の壁にはサン族が描いた岩絵が多数残されており、歴史的資料として、世界中の歴史研究家から重要視されています。アフリカの歴史に興味のある方にはぜひ立ち寄っていただきたい、おすすめの観光スポットです!

6.アフリスキー

出典: commons.wikimedia.org

アフリスキーは、アフリカ大陸では珍しいスキー場です。アフリカと聞くと、なんだか暑いイメージがあり、スキーとは無縁のイメージがありますが、ここレソトのアフリスキーはマロチ山脈の標高3300mに位置するため、豊富な雪に恵まれています。毎年数千人ものスキーヤーたちが、ウィンタースポーツを楽しむために、ここアフリスキーに集まります。

このスキー場では、一度に約250人が滑ることができ、コースは初心者向けの緩やかなスロープが1本だけ設置されています。アフリスキーがスキー場として営業を開始するのは、南半球の冬にあたる6月から8月です。10月から4月にかけての間は、山岳スポーツの競技場として利用されています。アフリカでスキーという、なんだか相反するイメージの珍しい体験をするにはもってこいですね。ただし、標高が高いので、高山病には注意しましょう!

7.モハレダム

レソトのほぼ中央に位置するモハレダムは、「レソト高地利水プロジェクト」において第2の規模を誇る貯水ダムです。一見巨大な湖を連想させるダムですが、渓谷を流れる水は澄んでいて、思わず目をみはる美しさです。

モハレダムでも、カツェダムと同じく豊富な水源と爽やかな気候を利用して、マスの養殖がさかんに行なわれています。モハレダムの雄大な自然に溶け込むように点在する村々の住居も、それぞれユニークな形をしていて見応えがあります。モハレダムの観光ついでに、周辺を散歩してみるのもおすすめですよ。

8.マセルのキングス通り

出典: commons.wikimedia.org

レソトの首都マセルは、1869年にレソトの初代国王モショエショエ1世によって建設されました。かつてはイギリスの保護領バストランドの首都で、現在はレソト経済の中心地ともなっています。中でもキングス通りは、大きなビルや銀行、百貨店などが立ち並ぶ、レソトで1番華やかな大通り。マーケットには活気があり、現地のローカルな雰囲気を楽しむことができます。

マセルの街を歩けば、人々のあたたかみや、レソトの現在の発展の様子を肌で感じることができるでしょう。レソトのダイナミックな自然に触れたあとに、マセルのキングス通りでまた一風違った魅力をみつけることができるかもしれませんよ。

◎まとめ

レソトのおすすめの観光スポットを8箇所ご紹介しました。日本人の旅行先としては少しマイナーなイメージがあるかもしれませんが、実はレソトは気候も爽やかで、365日のうち300日が晴天といわれる、意外と観光のしやすい国なんですよ。

アフリカの貴重な歴史的資料に触れるもよし、人々の温かみに触れるもよし、手付かずの雄大な自然のパノラマを楽しむもよし、スリル満点な季節のアクティビティを楽しむもよし。魅力たっぷりな観光国レソトを、あなたもおもいっきり堪能してみませんか?

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