名称:老龙头
住所:066200 中国秦皇島山海关区南
中華人民共和国、河北省に位置する秦皇島市(しんこうとうし)。中国へ行ったことのある方でも、秦皇島を訪れたことがある方は少ないかもしれません。
中国の人気観光都市である北京からおよそ2時間で行ける秦皇島は、アクセスが良い観光地です。
中国を代表する観光地、万里の長城は秦皇島にもつながっており、北京に比べて空いているので、ゆっくり観光できますよ。国内でも有数のリゾートエリアもあり、真夏でも快適に過ごすことができるため、避暑地として多くの観光客がやってきます。
そんな魅力たっぷりの秦皇島のおすすめ観光スポットを4ヶ所ご紹介いたします。
目次
万里の長城観光ができる穴場リゾート地!中国 秦皇島の観光スポット
1.老龙头(ラオロントウ)
中国の有名観光スポットといえば万里の長城。秦皇島の老龙头には、有名な万里の長城の端の部分があります。北京の万里の長城は、連日混雑していますが、秦皇島の老龙头は季節によっては観光客が少ないので、ゆっくり観光することができる穴場のスポットです。午後になると中国人観光客が大勢ツアーで来るため、訪れるなら朝の早い時間がおすすめ。
また冬は人が少ないので、ほぼ貸切状態になることもありますよ。北京から2時間程度で着くのでアクセスも良好。秦皇島の中心部からはバスかタクシーでの移動になります。バスはとても安価なのでコストパフォーマンスを重視する方にはおすすめですよ。
爽やかな潮風に吹かれながらの観光は暑い夏でも快適。歴史を感じる老龙头で、かつての中国に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
2.北戴河夏日避暑胜地
秦皇島の北戴河夏日避暑胜地は、渤海湾に臨む中国国内では有数のビーチリゾート。北京からは東へ約280kmの位置にあるため、夏場は多くの中国の富裕層がバカンスにやってきます。北京は夏には40度近くまで上がりますが、秦皇島は25度程度になるため避暑地として大勢の観光客に利用されています。
見どころは、7kmにも及ぶ広大な人工の砂浜。広々とした砂浜に夏はカラフルなパラソルが多く並び賑やかです。雄大な渤海湾をいつまでも眺めていたいですね。また中国人観光客だけではなく、ロシア人観光客も多く多国籍な雰囲気が漂ってますよ。
周辺にはレストランもあり、新鮮な海鮮料理を味わえます。周辺には宿泊施設が多いので観光の拠点にもおすすめ。ただ秦皇島の高級リゾート地なので、シーズン中は他の地域と比べて値段設定は高めです。
名称:北戴河夏日避暑胜地
住所:066100 中国秦皇島北戴河区西部
3.山海关城楼
有名な観光スポット、万里の長城の最東端がここ、山海关城楼です。万里の長城は21,196.18kmと膨大な長さを誇りますが、多くの場所が崩れており、良好な状態で観光することができるエリアはごくわずか。山海关城楼は貴重な観光スポット。北京からも2時間ほどでアクセスできるので、観光客にも人気です。
園内に入ると万里の長城の周辺には大砲があり、当時の情景を残しています。古さが残る煉瓦造りの外壁は趣があり、ラクダがいたりと異国情緒が漂っています。比較的ゆっくり観光することができるのが魅力で、大勢の観光客が写真撮影を楽しんでいますよ。秦皇島に訪れたら是非立ち寄っていただきたいおすすめの穴場観光スポットです。
名称:山海关城楼
住所:066200 中国秦皇島山海关区境内
4.燕山大学
燕山大学は、秦皇島の中心部に位置する大学でアクセスが良い観光スポットです。校内には、学生以外でも気軽に立ち寄ることができるオープンな雰囲気。敷地内を散歩するのもいいですね。燕山大学は日本人にはあまり知られてはいませんが、秦皇島では有名な大学の一つです。
また大学内の学食は、学生以外でも利用ができ、リーズナブルな値段で食事ができるので是非ランチを楽しんでみてはいかがでしょうか。中国の学生が食べている学食も興味深いですね。周辺にはレストランがいくつかあるのでチェックしてみてくださいね。
さらに大学の最上階には図書館があり、そこから屋上に出ると、秦皇島の町並みを一望できるのでおすすめ。すっきりと晴れた日にはとても眺めが良く、無料で楽しめる展望台なので、ぜひ行ってみてくださいね。
名称:燕山大学
住所:中国秦皇島河北大街西段438号
公式・関連サイトURL:http://www.ysu.edu.cn/
◎まとめ
秦皇島の観光スポットを4ヶ所ご紹介しました。万里の長城や、ビーチリゾートなど見所満載の秦皇島。北京からのアクセスも良いので観光しやすい都市ですよ。大都市の観光も良いですが、静かにゆっくりと観光できる秦皇島もぜひ訪れてみてくださいね。