名称:柳叶湖(柳葉湖)
住所 :Hunan, Changde, Wuling, Huanhu Rd
今回ご紹介する街は中国 湖南省にある常徳という街です。中国中南部に位置する農産業が盛んな常徳は、「中国非金属鉱産の郷」と呼ばれています。高層ビルなどが少なく、古き良き中国の街並みでのんびり過ごすことができる街。
気候は日本と同じように四季があり、夏は40度近くに達する日もある一方で、冬は氷点下になり雪が降ることも!常徳の観光スポットは、四季によって表情が変わり、いつ訪れても新しい発見があります。
常徳の街自体はそんなに大きくありません。「のんびり旅行」をテーマに、オススメな観光スポットを5選ご紹介します。
1.柳葉湖
まず最初に紹介するのは柳葉湖。柳葉湖は常徳市民の憩いの場でもあり、オススメ観光スポットです。
元々は湖だけだったのですが、再開発を行い湖周辺を散策したり公園やゴルフ場を作り観光地化を行いました。柳葉湖は、北は武漢、南は長沙、 西は張家界、東は岳陽に接するという眺望の良さ。必見スポットです。
柳葉湖では広い湖面を活かして、カヌー大会やボート競技大会が定期的に開催されています。また最近では中国でもマラソンが流行っていて、柳葉湖を周辺を走るマラソン大会やサイクリング大会などで賑わっています。
2.桃花源
常徳で1番の観光スポットと言えるのが桃花源。「桃源郷」の発祥の地とも言われている場所です。(ちなみに桃源郷というのは「陶淵明の桃花源記に書かれている理想郷のこと)
桃源郷は農村地帯になっており華やかさはありませんが昔ながらの中国の生活を垣間見れるのどかな場所です。
桃という字からお分かりになるようにここは桃の木が沢山あることが有名で、多くの観光客で賑わいます。また毎年3月後半には桃花フェスティバルが開催されています。この時期に観光される方は是非足を運んでみてください。
名称:桃花源景区(桃花源)
住所:湖南省 常徳市 桃源県 桃花源鎮
公式or関連HPのURL:http://www.visitkonan.jp/show.php?contentid=141
3.Buxingjie
常徳でショッピングをしたい方はBuxingjie(Walking Street)に行って見て下さい。Buxingjieは常徳で一番栄えたショッピング街で色々なお店が並んでいます。Buxingjieの周りには沢山のホテルがあり、観光客の方はだいたいこのエリアに宿泊しています。
日本では値札に記載されたものをそのまま買うことが当たり前ですが、中国の場合は、値札がなく店の人に聞いたら応えてくるお店もまだまだ多いですよ。決して店の人の言い値で買うことなく交渉してから買いましょう。
名称:Buxingjie
4.常徳詩壁
常徳詩壁は2000年に作られた世界で一番長い詩が書かれている壁として、ギネス登録された観光スポットです。2003年には政府から重要文化財として指定を受けています。
常徳詩壁は沅水川沿いに約3kmにわたって約1300の詩が綴られています。内容は主に、秦時代からの出来事と常徳に関わることが記載されています。大きく6章から構成された詩になっています。
中国語がわからなくても、これだけの詩を見ているだけで、中国の悠久の歴史を感じてきます。夜になるとライトアップされるので詩が幻想的に映し出されとても綺麗です。
名称:詩墻(常徳詩壁)
住所:中華人民共和国 湖南省 常徳市 武陵区
5.滨湖公园
常徳市内のビルが立ち並ぶ中に静かに佇む滨湖公园は、湖がある公園で、都会のオアシス的な存在です。池の周りではウォーキングをしている人やランニングをしている人でいつも賑わっています。
滨湖公园の周辺には沢山のホテルやレストランがあるので、ここを起点に旅をスタートさせている観光客が多いです。また滨湖公园では定期的に色々なイベントがやっているのでチェックしてみましょうね。
上海や北京の空気はとても汚く、外出注意報がでることがありますが、ここはそんなことないので、観光がてら思いっきり身体を動かしたい人にもおすすめです。
名称:滨湖公园(浜湖公園 )(Changde Bin Lake Park )
住所 :中国 Hunan, Changde, Wuling, 朗州路352号
◎まとめ
ここまで常徳の観光スポットをご紹介させていただきましたがいかがでしたか?
特に皆さんも一度は耳にしたことがある「桃源郷」の発祥地がここ常徳にあることに筆者も驚きました。中国と言えば北京は上海のような華やかな都市があり、観光となれば沿岸部に行く方が多いと思いますが、内陸部にはまだまだ昔ながらの古き良き時代の中国の生活・景観があり沿岸部とは違った観光の醍醐味があります。
常徳も昔ながらの街並みでゆっくり過ごすことができる街なので是非一度訪れて見て下さい。また中国と言えば本場の中華料理ですが、ここ常徳にも沢山のレストランや屋台が至るところにあり
リーズナブルな価格でお腹いっぱい食べることができるので是非「食」も楽しんで下さいね。
常徳までの行き方は北京や上海などから乗り継いで行くことができます。