フランス南西部の王国の古都!地中海に面するペルピニャン観光スポット8選

フランス南西部の王国の古都!地中海に面するペルピニャン観光スポット8選

ペルピニャンはスペインとの国境に位置する街で、人口も多い大きな都市!地中海に面したペルピニャンの街にはスペイン情緒が漂います。ペルピニャンに観光に来ると、フランスというより多国籍な文化が感じられるでしょう。街中を歩くと、赤レンガの建物が目につくはず。自然の景色も素晴らしく空気も澄んでいて、観光で訪れるとその気持ちの良さに時を忘れてしまうかもしれません。ここでは、そんな素敵なペルピニャンの観光スポット8選をご紹介します。

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フランス南西部の王国の古都!地中海に面するペルピニャン観光スポット8選

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1. サン・ジャン大聖堂

サン・ジャン大聖堂はペルピニャンの旧市街で人気の観光スポット。1324~1509年に建てられたペルピニャンでもとくに歴史ある建造物で、その重厚感に中世の雰囲気が感じられるでしょう。

堂内も荘厳で、とくにステンドグラスが美しく、日差しを浴びるといっそう鮮やかに光り輝きます。運が良ければ、パイプオルガンの音色を聞くこともできますよ。天使の石像や彫刻などの装飾も素晴らしいので、時間をかけてじっくり観光してみてください。

また、サン・ジャン大聖堂は屋上に登ることができます。ペルピニャンの旧市街には高い建物がほとんどないので、360度の大パノラマが楽しめますよ。

2. マヨルカ王国の王宮

ペルピニャンやバルセロナの南方にはバレアレス諸島があり、ここには13世紀にマヨルカ王国がありました。この王国は決して大きくはありませんでしたが、島嶼部のほかにヨーロッパ大陸にも領土を持っていて、建国当初からペルピニャンが大陸側の首都となっていました。マヨルカ王の居所として建てられた王宮は、14世紀に王国が滅んだ後もフランス王によって継続的に増強されていきました。

王宮にはペルピニャンの街を一望できる塔があり、こちらも素晴らしい景色が望めます。建物自体は古く質素な感じがするかもしれませんが、王宮の礼拝堂はステンドグラスが美しいので必見ですよ。

また王宮の周囲には、17世紀に増築された星形要塞の稜堡が巡っています。要塞築城の名手と謳われたヴォ―バンの手によるものなので、こちらも時間があればぜひ見学してみてください。

3. カンポ・サント

カンポ・サントは、14世紀前半に建てられた納骨堂です。現在はペルピニャンの観光として一般に公開されています。

堂内には美術品なども展示されていて、博物館のような感覚で見学できますよ。外観からはちょっと暗そうにも見えますが、カンポ・サントには明るい色合いのステンドグラスも数多く設置されていて、窓から差し込む光はとてもやわらかです。

4. 自然史博物館

出典: commons.wikimedia.org

ペルピニャンの自然史博物館には珍しいものがたくさん展示されています。ピレネー山脈に抱かれたペルピニャン独自の文化や生態系について、豊富な資料を基に学ぶことのできる観光施設です。

ピレネーに生息する動物や、ミイラの石棺など、どれも興味深いものばかり。多数陳列されている動物の剥製には、ちょっとびっくりするかもしれません。

ほかにもサンゴなどの化石やさまざまな鉱物など、扱っているジャンルは多種多様です。ペルピニャン旧市街の中にあってアクセスも容易なので、街中散策のついでに立ち寄ってみてもいいですね。

5. サン・ヴィサン

ペルピニャンの南東郊外にサン・ヴィサン公園があり、その脇に観光客向けの陶器工房「サン・ヴィサン」があります。たくさんの顔料に囲まれて絵付け作業をしている様子は、見ているだけで引き込まれてしまいます。

作品もとても色鮮やかで、まるで博物館か美術館にいるかのように思えるでしょう。人々が動物たちと共存して楽しくのどかな風景のミニチュア人形も、見ていて微笑ましくなるほど雰囲気豊かでオススメですよ。

建物の周りは緑が多く環境も良いので、ペルピニャン観光での気分転換にもピッタリ。もちろんペルピニャンのお土産をサン・ヴィサンで買いそろえてしまうのもアリですよ。

6. カスティエ門(ペラル博物館)

バッサ川沿いのカスティエ門は、昔はペルピニャンの牢獄でした。今では川沿いにカフェのテラス席が並び、観光客に人気の休憩&景観スポットとなっています。赤レンガで造られた門からは歴史的な重みが感じられる一方、建物が川面に映りこむようすはとっても風情がありますよ!

夜になるとライトアップされて、日中とはまた違った美しさを見せてくれます。内部はカタルーニャ文化を伝えるペラル博物館になっているので、時間に余裕があれば覗いてみると良いでしょう。

ペルピニャンの祝日や特別な日の夜には、カスティエで花火と音と光の無料のショーが開催されています。ただし日時と料金は変わる場合があるので、事前に確認しておくのがおすすめです。

7. 聖ドミニク第三修道会礼拝堂

聖ドミニク第三修道会礼拝堂は、カンポ・サントの近くにあります。目立たない入口とは裏腹に、堂内に入るとその装飾の美しさに目を見張るでしょう。

天井画も壁や柱の装飾もどれも素晴らしく、長い時間見ていても飽きないほどですよ。とくにドーム天井のフレスコ画(砂と石灰を混ぜた壁を塗り水だけで溶いた顔料で描く方法)は壮大で見事!見とれるあまり首を痛めないように注意しましょう。

8. アンシャン・エヴェシェ

1751年に建てられた歴史的建造物を利用した博物館で、季節ごとの花々が咲くお庭も見どころの観光スポットです。展示品のミニチュア人形は、どれも宗教上の一場面を再現したもの。とはいえ、なかにはトンガリ帽子に太鼓を持った音楽隊のような人形もいて楽しいですよ。

庭園で草花を愛でながら散策していると、ペルピニャン観光の疲れもやわらぐことでしょう。

◎まとめ

ペルピニャンのおすすめ観光スポット8選をお送りしました。歴史ある古都だけに見どころも多く、町並みを歩いているだけでも観光の気分に浸ることができます。ペルピニャンの旧市街は、どこを見ても赤レンガ造の建物ばかり!今回取り上げた観光名所のほかにも、街中を気ままに歩いて素敵なスポットをさがしてみてくださいね。

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