名称:佐田岬半島
住所:愛媛県西宇和郡伊方町
公式・関連サイトURL:http://www.sadamisaki.com/
愛媛県の西宇和郡伊方町には、日本で最も細長いと言われる半島があります。その名は「佐田岬半島」。八幡浜市から伊方町まで続くその半島沿いには、車で特定のエリアを走行しているだけで音楽が楽しめちゃう道路や、みかんや魚のことが分かるミュージアムつきの道の駅。地元の特徴的な気候をふんだんに利用して作ったエコな展望台など、自然や地元の文化、伝統がうまくとりこまれた観光地があります。
瀬戸内海と宇和海に挟まれた広大なそのエリアにはいったいどんな魅力があるのでしょうか?海に面しているため絶景が素晴らしいことは言うまでもなく、地酒も、海の幸も絶品!そんな伊方町の佐田岬周辺に迫ってみたいと思います。
目次
愛媛県伊方町の観光スポット9選!日本一細長い佐田岬半島を楽しもう
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1.日本で最も細長い「佐田岬半島」
いい天気の佐田岬半島。
— 自由の翼 (@FREEDOM_WING) March 4, 2017
寒い! pic.twitter.com/pwifs1pUE5
佐田岬半島は、北は瀬戸内海、南は宇和海に挟まれた日本では最も細長い半島。約50kmあるため、「岬13里」ともいわれています。このエリアでは「四国山」「平家谷」「大漁恵比寿」などといった数々の地酒が作られています。航路としては、前述した国道九四フェリーのほかに、八幡浜と九州の大分県別府を結ぶ宇和島運輸フェリーがあり、九州方面への航路での玄関口でもある場所。海に面した半島のため、釣りも盛ん。三崎港周辺や八幡浜など、代表するフィッシングポイントは多数あり、季節の魚を釣ることができます。
また、佐田岬半島はドライブにおすすめ。車やレンタカーで『みかんの花咲く丘』を奏でるメロディロードを走ってみませんか。優雅な展望台やおもしろい道の駅など、海の町、そしてなによりみかんの町愛媛ならではの旅の楽しみが味わえますよ。さわやかな海の風にあたりながら、佐田岬半島で優雅な旅行を満喫してみましょう。
2.ギリシャの神殿?「大久展望台」
大久展望台は、佐田岬半島の南側の海である宇和海を一望することができる展望台です。入場は自由!そして、この展望台の特徴は外観にあり、まるでギリシャにある古代神殿のようないでたち!青空や宇和海とのコントラストで、ヨーロッパの海に面した街にいるような気分になれますよ。そしてもうひとつ、展望台から見ることができるのは、数多くの風車。
展望台の敷地には、伊方町大久出身の中村修二博士の功績をたたえた記念碑やパネルの展示室があります。中村博士は、まだ記憶に新しい2014年に、青色発光ダイオードの発明や開発に貢献したことを評価されてノーベル賞を受賞した伊方町が誇る人物。夜になると、中村博士の開発した発光ダイオード(LED)を使用したライトで色彩あふれるライトアップも楽しめます。
駐車場の設備もあるので、ドライブの目的地や、あるいは休憩に、展望台で荘厳な海や風車を眺めるのも良いでしょう。素敵な旅の目的地としてぜひ訪れてみてください。
名称:大久展望台
住所:愛媛県西宇和郡伊方町大久字大成2370-1
公式・関連サイトURL:http://www.sadamisaki.com/contents/spot/shooting_spot/64.html
3.山と海に囲まれたアウトドアスポット「須賀公園」
須賀公園は、キャンプや海水浴、釣り、潮干狩りなどのアウトドアレジャーが盛んなスポット。キャンプ場はしっかり区画され、炊事棟なども完備。公園の中には樹齢250年~500年といわれるウバメガシの森があります。
また、平和を祈る慰霊碑や、海底から引き揚げられた夜間戦闘機のプロペラなど、戦時中の名残も残っている場所。山と海に囲まれた須賀公園で、思いっきりオフを満喫してみましょう。
名称:須賀公園
住所:愛媛県西宇和郡伊方町三机乙803-1
公式・関連サイトURL:http://iyokannet.jp/front/spot/detail/place_id/644/
4.温泉と海の幸をゆったりと味わおう!「亀ヶ池温泉」
四国で最も西の端にある温泉といわれる「亀ヶ池温泉」。露天風呂やサウナ、水風呂や岩盤風呂など、その種類は多種多様。日帰り入浴も可能です。
レストランの格式が高い和室で、地元でとれた魚介類など旬の食材を存分に味わうことができます。お土産店ではとれたて新鮮で、なおかつ安心に食べられる地域の農産物を直売。地元の達人が作った加工食品や工芸品なども購入できます。温泉だけでなく、宿泊、レストラン、売店といったあらゆる設備が整っている亀ヶ池温泉。佐田岬への旅行にぜひ活用し、旅の疲れはこの温泉で流しましょう。
名称:亀ヶ池温泉
住所:愛媛県西宇和郡伊方町二見甲1289-1
公式・関連サイトURL:http://www.kamegaike.com/
5.レストランや体験施設もある自然豊かな道の駅「瀬戸農業公園」
道の駅「瀬戸農業公園」は、佐田岬半島を横断するように通っている国道197号線沿いにあります。この道の駅にあるモニュメントは、地元出身である河野兵市(こうのひょういち)氏の功績をたたえたもの。河野氏は、日本人で初めて、徒歩で北極点に到達した有名な冒険家です。
売店では瀬戸の人気商品である金太郎いもや、そのいもを使ったタルト、そして地元農家の方たちが丹精込めて作ったかんきつ類などを販売。名物のシラスをはじめとした海鮮料理や、数々の郷土料理を堪能できるレストラン「風車」では、伊方町のグルメを満喫。窓からは、瀬戸内海の雄大な海の絶景を見られます。また、道の駅の広場からも、海や山を含めた瀬戸の大自然を一望することが可能。日本で一番細長い半島と言われている佐田岬の広さを絶景を見ながら存分に実感できますよ。
名称:道の駅 瀬戸農業公園
住所:愛媛県西宇和郡伊方町塩成293
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/JmZ7Di
6.九州大分県と四国愛媛県を約70分で結ぶ航路「国道九四フェリー」
佐田岬半島にある三崎港フェリーターミナルから九州の大分県大分市にある佐賀関港を、最短約70分で結ぶフェリーが運航されています。フェリーの航路である豊予海峡では、コンテナ船や自衛隊の艦船、タンカーといった多種多様な船が運航。それらの船とフェリーとの共演も、見ているだけでわくわくする見どころ!
国道九四フェリーに使われている「遊なぎ」という船は、2016年の6月に就役したばかり。最新の設備が整っていて、展望席や展望コーナーが付いている一般席、売店など、船の中にいるとは思えないほど洗練された室内になっています。
四国と九州を結ぶ航路の中では最も短い時間で結ぶとされる国道九四フェリーは、3か月前からインターネットや電話、ファックスにて予約が可能。雄大な瀬戸内海を眺めながら九州~四国を渡る旅を楽しんでくださいね。
名称:国道九四フェリー
住所:愛媛県西宇和郡伊方町三崎1700-2
公式・関連サイトURL:http://www.koku94.jp/
7.車の走る音が曲になる「佐田岬メロディーライン」
「佐田岬メロディーライン」は国道197号線の愛称で、佐田岬半島の頂上線を貫通するように結んでいる道路です。愛媛県八幡浜市から西宇和郡伊方町付近までの区間でこの「佐田岬メロディライン」という愛称が使用されています。距離にしておよそ40km。鳥のさえずりや潮騒などと言った自然から由来している音が聞こえる佐田岬半島のイメージから想い起されたものです。
また、実際に車で走ると特殊な建設工法でタイヤ音が曲を奏でるように作られている区間もあります。これは「メロディ道路工法」という特殊な建築技術を使用。道の駅「瀬戸農業公園」付近の直線区間を時速約50kmで走行すると、タイヤが道路に接地した時の音が「み~かん~のは~なが~さ~いて~いる~」という歌詞でおなじみの童謡『みかんの花咲く丘』の曲となって車の中に流れるのです。自然と科学を融合させた日本独特の技術を感じるこの道路を、一度ドライブしてみませんか。
名称:佐田岬メロディーライン
住所:愛媛県西宇和郡伊方町~八幡浜市
公式・関連サイトURL:http://www.sadamisaki.jp/index.php
8.11基の大きな風車で本格的な風力発電!「せと風の丘パーク」
「せと風の丘パーク」は、施設内にも2基の風車がある佐田岬半島の展望スポット。周辺は国内でも特に風の強い地域で、そうした特性を風力発電に利用するとともに観光PRにも一役買っています。展望台へと続く道の途中には、デジタル表示で発電量や風速がわかるパネルが設置されており、日本のエコ技術をふんだんにアピール。また、風車を真下から見上げる光景には圧倒されます。パーク内には風車に使われている羽の一部を展示している場所もあり、実際に見てみるとその大きさに驚くばかり。
この施設は佐田岬半島のほぼ中心に位置する丘の上にあるので、風車以外にも海や半島を一望することが可能。頂上にあるウッドデッキからは360度の大パノラマを楽しめ、瀬戸内海と宇和海の両方の海を一手に堪能できますよ!
名称:せと風の丘パーク
住所:愛媛県西宇和郡伊方町川之浜
公式・関連サイトURL:http://iyokannet.jp/front/spot/detail/place_id/1050/
9.みかんのことがわかる博物館とバーチャル水族館がある道の駅「伊方きらら館」
道の駅「伊方きらら館」は、国道197号線のメロディライン沿線にある伊方町の観光物産センターです。愛媛を代表するかんきつ類や麦みそ、ちりめん、ヒジキなどといった地元の特産品の販売コーナーが人気。また、年を追うごとに増加している自転車でのツーリングを楽しむサイクリスト向けの休憩スペース「サイクルオアシス」を完備しています。
そしてここでのおすすめは「ふれあい水槽」と「きららアクアリウム」そして「みかんミュージアム」。ふれあい水槽は、水槽の中から覗いてみることができ、魚にえさをあげられます。きららアクアリウムは、部屋が海底の中の映像になっていて、海の世界をバーチャル体験!
みかんミュージアムは1階から屋上までの階段の途中にみかんの品種が分かる説明コーナーがあり、みかんの写真を対象としたコンテストの作品も展示されています。家族連れでの愛媛のドライブなら、伊方きらら館にぜひ寄ってみてください。
名称:道の駅 伊方きらら館
住所:愛媛県西宇和郡伊方町九町3-179-1
公式・関連サイトURL:http://www.town.ikata.ehime.jp/soshiki/25/91.html
◎まとめ
伊方町の佐田岬半島への旅、いかがでしたか?愛媛県は自然や海に囲まれた地域が多い県ですが、佐田岬周辺のエリアは自然の営みとともに楽しさやおもしろさを旅する人に与えてくれるところが特徴。車に乗っているだけで音楽を楽しめるという発想は、古代から歴史があり、神道などの文化と共生してきた愛媛ならではのユニークな取り組みではないでしょうか。四国と九州を結ぶ海の玄関口でもある伊方町。愛媛でおなじみのみかんをはじめ豊富な柑橘類、そして海の幸にもたくさん出会えますよ。
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