名称:栗駒山
住所:岩手県一関市、宮城県栗原市、秋田県湯沢市・雄勝郡東成瀬村
公式・関連サイトURL:https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nh-khsgsin-e/tozanmap.html
高山の澄んだ空気の中でリフレッシュしたいなら、栗駒エリアを訪れてみてはいかがでしょうか?
栗駒エリアを代表する観光スポット、栗駒山は、岩手・宮城・秋田の三県にまたがる山で、日本の二百名山のうちの一つに数えられています。その栗駒山をはじめとする栗駒エリア一帯は、季節の花や温泉など、豊かな自然に恵まれた観光地です。
また奥州平泉からもさほど遠くない場所にある栗駒エリアでは、奥州藤原氏や源義経公など、歴史にまつわる観光スポットも見ることができます。そんな栗駒エリアの、魅力溢れる観光地をご紹介します。
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1. 栗駒山
栗駒の地名の由来はといえば、「栗駒山」。三県にまたがる栗駒山に登る登山ルートはいくつかありますが、どのルートも栗駒山の雄大な自然を楽しむことのできるコースです。
栗駒山頂まで登るルートのうち、一番距離が短いルートは、いわかがみ平から登る栗駒山中央ルートです。こちらのルートは途中までは低木帯を進んでいきますが、低木帯を抜けると、栗駒山らしい美しく開けた景色を望むことができます。石畳等で整備されているルートでもありますので、登山初心者でも登ることのできる観光にぴったりのルートなんですよ。
世界谷側から登る栗駒山大地森コースは、目に優しい緑のブナ林を抜けてゆきます。8月から9月頃まで雪渓の残る御室というポイントを抜けていくので、真夏の雪と高山植物を同時に観光できるという珍しい体験をすることができるルートなんです。比較的緩やかですが歩く距離が長いので、健脚家がよく訪れるルートでもあります。静かにのんびり栗駒山の観光登山を楽しみたい方におすすめの観光ルートとなっています。
2. 世界谷地
「世界谷地」は、栗駒山の南側に位置する広大な湿原地帯で、多くの高山植物を見ることのできる観光スポットです。
毎年5月頃から9月頃にかけて、ミズバショウやエゾオヤマリンドウなど、様々な種類の高山植物を見ることができます。中でも6月下旬に開花するニッコウキスゲの大群生が有名です。湿原一帯がニッコウキスゲの山吹色に染まる様はとても美しく、毎年県内外から多くの観光客がその景色を見に観光に訪れます。
高山植物の花々はどれも可愛らしく、見る人の心を和ませます。開けた湿地に敷かれた木道をのんびり歩くという体験も、日々生活をしていてなかなか味わえるものではありません。ご家族や友人、カップルはもちろん、普段一緒に仕事をしている同僚の方と羽を伸ばしに訪れるのにも最適の観光スポットでしょう。
名称:世界谷地
住所:宮城県栗原市栗駒沼倉耕英南
公式・関連サイトURL:http://kurihara-kb.net/miru/detail.php?id=2
3. 南くりこま高原一迫ゆり園
世界谷地は自然の高山植物を楽しむことのできる観光スポットですが、ここ栗駒エリアには、人の手によって作られた植物の観光スポットも存在します。「南くりこま高原一迫ゆり園」は、30,000㎡の巨大な敷地内に約200種15万球のゆりと約50品種2万球のヘメロカリスが栽培されている観光ゆり園です。
園内に咲くゆりは、毎年品種ごとに配置を変えて整備され、美しい模様を描き出しています。色とりどりのゆりが揃って咲き乱れる様子はとても美しく、観光に訪れる人の目を楽しませています。
開演期間はゆりの花の開花時期である6月中旬から7月下旬にかけて。期間中は無休となりますので、思い立ってすぐに観光に訪れることも可能です。美しいゆりの花とそのみずみずしい香りを楽しみに、ぜひ訪れてみてほしい観光スポットです。
名称:南くりこま高原一迫ゆり園
住所:宮城県栗原市一迫真坂清水堰田
公式・関連サイトURL:http://kurihara-kb.net/miru/detail.php?id=4
4. 双林寺
「双林寺」の創建は古く、天平4年(760年)、孝謙天皇の御代であると伝えられています。また境内にある薬師堂は杉薬師様と呼ばれ、かつて奥州藤原氏は藤原秀衡の北の方が平泉に向かう途中病に伏した時、この杉薬師の薬師如来にお願いしたところ、たちどころに快癒したという言い伝えが残っています。そのお礼に藤原氏の一族がこの地にお礼参りに訪れたと言われており、毎年11月3日には、その時の様子を模したパレードが行われています。
歴史と関わりの深いこの双林寺には、多くの貴重な文化財も保管されているんです。薬師堂の御本尊にあたる「薬師瑠璃光如来坐像」と、その像を納めた厨子の左右に立っている像のうち「木造増長天立像」、「木造持国天立像」が、国の重要文化財に指定されています。
杉薬師双林寺文化財収蔵庫では、これら重要文化財のほか、宮城県の指定有形文化財に指定されている銅造阿弥陀如来立像なども見ることが可能です。観覧を希望する際には予約が必要なので、観光に訪れる前にぜひ予約して、貴重な重要文化財まであわせて観覧してみてくださいね。
名称:双林寺
住所:宮城県栗原市築館薬師台1-1
公式・関連サイトURL:http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=B0701620
5. 判官森
判官森(宮城県栗原市)。伝九郎義経殿の墓所(胴塚)でござる。 pic.twitter.com/r2VM1IWpMs
— 木っ端人 (@koppa_ronin) May 31, 2015
平泉からも比較的近い場所にある栗駒エリアには、奥州藤原氏に関する言い伝えのほか、源義経に関する言い伝えも残っています。栗原市栗駒沼倉にある「判官森(はんがんもり)」は、その源義経に関する言い伝えを確認することのできる観光スポットです。
源義経は奥州の平泉の衣川館で自刃し、その後首級は鎌倉に送り届けられますが、胴体はそのままに打ち置かれます。その胴体を引き取って葬られたのがこの判官森で、当時この地の領主であった沼倉小次郎高次が、義経公が気に入っていたこの地に遺体を納めたということです。
登山口から登っていくと、頂上付近の少し開けたところに、石碑が建てられているのを見ることができます。またこの判官森のふもとの郵便局の所には、義経が馬を駆ってこの地を訪れた際、鞭として使用した桜の枝を差したものが成長したと言われる、義経鞭桜も生えています。
栗駒の地で意外にも出会うことのできる英雄の墓所。歴史ファンや義経公ファンにおすすめしたい観光スポットです。
名称:判官森
住所:宮城県栗原市栗駒松倉
公式・関連サイトURL:https://www.pref.miyagi.jp/site/kurihara-saightseeing/rekishi.html
6. 山脈ハウス
栗駒エリアは、温泉の湧きでる土地でもあります。たくさん遊んで汗をかいたら、やっぱり温泉にも入りたい!という方も多いはず。そんな時におすすめしたいのが、「山脈ハウス」です。
山脈ハウスは、日帰り温泉浴場に、食事と休憩、栗駒エリアのお土産を買うことのできる施設が併設された観光施設。温泉に入ることができるのはもちろん、栗駒名物の岩魚など、この施設でしか味わうことのできない料理を食べることができるのもこの施設の魅力の一つです。営業時間は朝10時から夕方16時(閉館は17時)までなので、ランチを食べてから温泉にもはいっちゃう?なんていう利用の仕方も良いでしょう。
温泉の泉質は、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。観光で疲れた体を癒すのにももってこいです。山小屋ロッジ風の建物の中で、温泉に食事とゆったりしたひと時を過ごせる観光施設、ぜひ立ち寄ってみてください。
(掲載情報は2016年12月27日現在のもの)
名称:山脈ハウス
住所:宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東45
公式・関連サイトURL:http://kurihara-kb.net/onsen/detail.php?id=44
◎まとめ
栗駒エリアの観光スポット、いかがでしたでしょうか?今回は栗駒エリアの一部の観光スポットをご紹介しましたが、自然と歴史の豊かな栗駒エリアは、この他にもまだまだたくさんの魅力的な観光スポット存在します。ご家族との旅行にも、大切な人との旅行にもピッタリな観光プランがきっと見つかりますよ。
澄んだ空気の中でのびのびと過ごすのにうってつけの栗駒エリア、ぜひ、今度の週末に観光に訪れてみてください。
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