群馬県館林市のおすすめ観光スポット!魅力溢れる城下町散策

群馬県館林市のおすすめ観光スポット!魅力溢れる城下町散策

群馬県南東部に位置する館林市は、約2万年前から人々が住んでいたという大変歴史のある土地です。「鶴舞う形」とたとえられている群馬県の、ちょうど鶴の頭の部分に当たります。

江戸時代の第五代将軍である徳川綱吉が城主でもあった「館林城」をはじめとして、歴史的建造物が残る群馬県館林市。館林城周辺の当時の面影が残る城下町は、人気の観光スポットとなっています。

また群馬県館林市には、日本一のツツジとして有名な公園や、タヌキでお馴染みのお寺などの観光スポットがあります。

おひとりで、カップルで、ご家族で、群馬県館林市観光を楽しみましょう。今回は群馬県館林市を満喫出来る、おすすめの観光スポットを紹介します。

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群馬県館林市のおすすめ観光スポット!魅力溢れる城下町散策

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1.世界に誇る、群馬県館林市のツツジ!「館林市つつじが岡公園」で日本一のツツジを鑑賞しよう!

JR館林駅からほど近い観光スポット「つつじが岡公園」は、その名の通りツツジが咲き誇る公園です。その歴史は古く、群馬県館林城の歴代城主やツツジの愛好家、現在は自治体が中心となって大事に育ててきた約50品種約1万株ものツツジを見ることができます。

群馬県館林市のツツジは、1934年に国の名勝に指定されました。1977年に都市公園として整備され、現在は約36ヘクタール(東京ドーム8個分)もの広さを誇る大公園に成長し、群馬県館林市を代表する観光名所となっています。

中には樹齢800年を超える、高さ5メートルものヤマツツジがあり、観光で来園した人の目を奪います。これだけのツツジは、なかなか目に出来ませんよ。観光客のみならず、地元群馬の方々も多く訪れる場所です。

公園内は広く、圧巻ともいえるツツジの群生がみられる「つつじ園」。広大な芝生広場、アスレチックなどの遊具や水遊びの出来るエリアなどに分かれています。一日遊んでも遊び足りないスケールです。ツツジを鑑賞したり園内を散策したり、身体を思い切り動かしたり、それぞれの目的に合った観光を楽しめます。

群馬県館林市が世界に誇る観光名所、「つつじが岡公園」。群馬観光の際には、その圧倒的な美しさをぜひ体感して下さい。

(情報は2016年12月27日現在のもの)

2.群馬県館林市の歴史に触れる旅、「館林城」の城跡を観に行こう!

群馬県館林市の「館林城」。歴史に詳しくない方でも、徳川五代将軍徳川綱吉の名前は聞き覚えがあるのではないでしょうか。館林城は、その徳川綱吉が城主だった時代もある由緒あるお城です。

JR館林駅からほど近い場所にある館林城は、15世紀に築城されたといわれている歴史あるお城。今では一部の遺構を残すのみとなっており、復元された土橋門とその脇にある井戸、城壁、本丸跡などが観られます。実際のお城は1874年に焼失しているものの、周辺の観光施設を含め、群馬県館林市の代表的な観光スポットとなっています。

そして、館林城と合わせて観光したいのが、当時の雰囲気を残す城下町エリアです。館林駅から館林城土橋門までの約1.5キロメートルは「歴史の小路」とも呼ばれており、江戸時代の館林城下町を味わえます。

武家地と町人地とが明確に分けられていたという、橋のない堀の名残や、あちこちに点在するお寺や神社、独特の造りを持つ町屋が残されていて、まるで大昔にタイムスリップしたかのような雰囲気が感じられますよ。

群馬県館林市が城下町だった頃に思いを馳せながら、歴史に触れる観光旅行はいかがでしょうか。

3.ユニークなタヌキ達がお出迎え!分福茶釜で有名なお寺「茂林寺」

茂林寺

別称「分福茶釜の寺」とも呼ばれる、群馬県館林市の「茂林寺」は、1426年に創建された歴史のあるお寺です。様々な表情のタヌキ達が出迎えてくれる茂林寺は館林の有名な観光スポットとなっており、いつも多くの参拝客で賑わっています。

JR茂林寺駅から歩いて約10分ほどという好アクセスで、周辺には茂林寺沼湿原が広がるという豊かな自然が残された場所に建つ茂林寺。分福茶釜ゆかりの寺として知られており、参道には21体の狸像が並んでいる他、日本各地の狸グッズや狸の剥製が観られます。もちろん分福茶釜も安置されていて、有料で拝観することも可能(※茶釜の撮影はできません)。

ユーモラスなタヌキの顔と手足の生えた茶釜が綱渡りをする挿絵でお馴染みの昔話「分福茶釜」ですが、茂林寺ではそれにまつわる由来や歴史を体感することが出来ます。

毎年4月に開催される「狸桜祭」では、薩摩琵琶による「分福茶釜」の演奏や講談などが披露され、毎年多くの観光客で賑わいます。

境内には、1980年に群馬県館林市の保存樹に指定された見事なしだれ桜が植わっており、観光客ばかりではなく群馬県の方々も訪れる観光スポットですよ。

4.宇宙の謎を楽しく学べる!群馬県館林市立の「向井千秋記念子ども科学館」

群馬県館林市・館林城のそばに、近未来的な外観の建物「向井千秋記念子ども科学館」があります。1991年に館林市子ども科学館として開館しました。当市出身の向井千秋氏が日本初の女性宇宙飛行士としてスペースシャトルに搭乗し、宇宙に飛び立ったことを記念して現在の名称に至ります。入るとつい時間を忘れてしまう、群馬県館林市おすすめの観光施設です。

館内で大きく目立つのは、群馬県内最大・日本でも有数の大型プラネタリウム。ドームの大きさは23メートルで、座席は240席もあります。最新のデジタルシステムで投影される星空や宇宙空間を、臨場感たっぷりに体感することが出来ます。

また、子ども向けに分かりやすく星を説明してくれる番組や、大人向けの「銀河鉄道の夜」などの番組も人気です。観光で訪れた際にはぜひ観覧して下さい。

3つのエリアに分かれた展示室では、自然や化学について学ぶことが出来ます。群馬県館林市の自然を様々な角度から体感できる「第1展示室・体験の世界」、実験装置や模型などが並ぶ「第2展示室・観察の世界」、科学の原理や法則を元に作られた色々な機械に触れられる「第3展示室・応用の世界」といった内容で、子どもも大人も夢中になってしまう仕掛けがたくさん。いつも、家族連れや観光客で賑わっています。

普段なかなか触れることのない未知の世界へ、足を踏み入れてみませんか?

5.群馬三大うどんのひとつ!館林うどんを味わおう!

群馬県館林市は、知る人ぞ知るうどんの地。その歴史は江戸時代にまでさかのぼり、館林名物としてうどんが将軍家に献上されたとの記録が残されているほどです。

群馬県東部の東毛地方で良質の小麦が獲れることと、日本有数の名水の土地である館林市のうどんは、現在でも群馬県館林市を代表するご当地グルメです。水沢うどん・桐生うどんと並ぶ群馬三大うどんのひとつ、館林のうどん。群馬観光には外せないご当地グルメです。

ここからは館林にある数あるうどん屋さんの中から、厳選したお店を紹介していきます。

◆花山うどん

明治27年創業の老舗「花山うどん」は、うどん天下一決定戦で三連覇を果たした名店です。

群馬県のご当地幅広麺である「ひも川麺」の復刻版、「鬼ひも川麺」はここでしか食べられません。幅約5センチメートルの「鬼ひも川」、ぜひ食べてみて下さい。

(情報は2016年12月27日現在のもの)

◆うどん本丸

舘林市内に工場もある「うどん本丸」は遠くからでもはっきり分かる建物で、群馬観光が初めての方でもすぐに行くことが出来ます。

広い店内では館林うどんはもちろん、ナマズの天ぷらが人気。滅多に食べることのないナマズ、これは見逃せませんね。

◆一升や

館林うどんの穴場的なお店「一升や」は、店内外のあちこちに玩具が飾ってあるユニークなお店。

こでは、うどんと蕎麦の合い盛りを食べることが出来ます。ボリューム満点なので、しっかりお腹を空かせてから訪れたいお店です。

(情報は2016年12月27日現在のもの)

◆もり陣

「もり陣」のうどん

「もり陣」は、先述した茂林寺からも歩いてほど近い場所にあるうどん店です。こちらの名物は「まゆ玉うどん」!このうどんには日本唯一というシルクパウダーが練りこんであり、ツルツルとコシのある食感が特徴です。
うどんには、わっぱ飯もついているので、お腹いっぱい楽しめることでしょう。
うどんを食べ終わったらぜひ店主自慢の「四つ葉のクローバー」の群生地へ。幸せの四つ葉のクローバーを持ち帰れます。

◎暑いだけじゃなく、アツい館林の街を歩こう

群馬県館林市のおすすめ観光情報をご紹介しました。真夏は日本一暑くなると言われる館林ですが、そこには暑さも吹き飛ぶような楽しい観光施設が盛りだくさん!

歴史が古く、当時の建造物も多く残されている城下町エリア、豊かな自然が広がる郊外、そして群馬三大うどんのひとつである館林うどんなどの美味しい食事。短い滞在では物足りないほど、群馬県館林市には、魅力的な観光スポットが溢れています。

歩いて・観て・食べてと観光には事欠かない群馬県館林市。リピーター観光客も多い群馬県館林市は、何度訪れても新たな発見があり、新たな楽しみを見いだせる素敵な都市ですよ。

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