豊かな自然が残るポートブレアでのおすすめビーチと観光スポット11選

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豊かな自然が残るポートブレアでのおすすめビーチと観光スポット11選

ポートブレアは、アンダマン・ニコバル諸島最大の都市です。アンダマン・ニコバル諸島は、ミャンマーやタイに近いベンガル湾に浮かぶ島々なのですが、インドの一部で、チェンナイまたは、コルカタから国内線で約2時間ほどで到着、インドからもっとも遠いインドと言われています。

ポートブレアという地名は、その昔、東インド会社のArchibald Blair にちなんでつけられました。ポートブレアを訪れる観光客の多くは、ボートなどを利用して、少しはなれた離島で過ごすことが多いようです。

まだ、手つかずの自然が残る素朴なビーチが人々を魅了するポートブレア周辺の離島と、ポートブレアのみどころ、観光スポットについてご紹介します。

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豊かな自然が残るポートブレアでのおすすめビーチと観光スポット11選

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1.セルラー刑務所

イギリス植民地時代、1896年から十数年をかけ、イギリスによりセルラー刑務所が建設されました。インドの革命家や政治関係者などがセルラー刑務所に収容されていたという事です。

建物は、監視塔を取り囲むような放射状に棟が並んでいて、現在はセルラー刑務所の敷地内にミュージアム、アートギャラ リー、フォトギャラリーがあり、当時、収容されていた革命家などの写真や肖像画、活動の内容などが展示されています。

また、当時の拷問の様子もリアルに再現されています。現在は観光名所として多くの人々が訪れていますが、ポートブレアの歴史を知ることができる施設です。

2.Jolly Buoy Island

Jolly Buoy Islandは、マハトマガンジー海洋国立公園(Mahatma Gandhi Marine NationalPark )にあり、美しいサンゴと透明度の高いビーチがあることで有名です。Jolly Buoy Islandはポートブレアから約30㎞にあるワンドアビーチ(Wandoor Beach)からボートで約1時間のところにあります。

素晴らしい海の探検ができるシュノーケリングやスキューバダイビング、グラスボートから水中のサンゴを眺めることもできる観光スポットです。

Jolly Buoy Islandでは、環境保護のため「No Plastic zone.」となっています。Jolly Buoy Islandへ出発する前に、ワンドアビーチにてすべてのプラスチック製品のリストを提出しなければなりません。また保証金のお預けが必要となります。

3.ロス島

ロス島は、ポートブレアのマリンパークからボートで行くことができます。また、日帰りでも充分観光ができ、ポートブレアやロス島、インドの重要な歴史を垣間見ることができる島です。

ロス島にはイギリス植民地時代のイギリス軍の本部がありました。 このロス島を訪れると、イギリス人がなぜロス島を本部として選んだのか、その理由を理解することができるでしょう。

ロス島はまさに絵にかいたような美しさを持つ島です。ロス島を訪れる多くの観光客はシュノーケリングやダイビング、グラスボートで美しいサンゴや海中探検を楽しんでいます。

4.Marina Park and Aquarium

マリーナ・パーク アンド アクエリアムは、サムドゥリカマリンパークとしても知られ、ポートブレアの南、セルラー刑務所や船着き場などの近くに位置しています。

マリーナ・パーク アンド アクエリアムでは350種の海洋生物について学ぶことができ、希少なテーブルサンゴやウミガメ、サメ、カニ、ヒトデなどの標本、また、巨大なクジラの全身骨格標本を展示していて、イルカやインド沿岸に生息する魚が泳いでいる姿も見ることができます。

敷地内には手入れの行き届いた芝生の公園があり、のんびりとピクニックに訪れる人も多く、お子様連れでの観光にぴったりの場所です。

5.Chidiya Tapu

Chidiya Tapuは、バードアイランドとしても知られており、ポートブレアからは約25kmほどに位置しています。Chidiya Tapuには緑豊かなマングローブが生い茂り、とても静かで数多くの鳥が生息する小さな村です。

豊かな自然が人々を惹きつけ、自然を愛する観光客が訪れています。また、Chidiya Tapuの海では美しいサンゴを見ることができ、シュノーケリングに最適な場所です。貝殻工芸がChidiya Tapuの主要産業で、 ここで販売されている貝殻製品には、テーブルランプ、灰皿、バングル、小物入れなどがあります。

6.ノースベイアイランドアンダマン

ノースベイアイランド アンダマンは、ポートブレアのマリーナパークの桟橋からフェリーで約1時間です(スピードボートの場合はもう少し早く到着できます)。ポートブレアから近く、日帰りでの観光に最適な場所。

ノースベイアイランド アンダマンでは、シーウォーカー、ジェットスキー、シュノーケリングなどのさまざまなマリンスポーツを楽しむことができ、ノースベイアイランドの美しい海が堪能できます。

7.Mini-Zoo

Mini-Zooは、森林博物館の敷地内にある小さな動物園でポートブレアのHaddoに位置しています。Mini‐Zoo内にはアンダマン、ニコバル諸島特有の、希少な種類を含む約200種類の鳥やヘビなどの爬虫類、サル、鹿、カメなどの動物が生息しています。

また、ワニの繁殖プログラムがありワニの養殖を行っています。ここで育てられた後は、海岸のマングローブのある沼地に放流されます。半日もあれば十分に見て回れる規模の小さい動物園です。ビーチやマリンアクティビティの合間に気分を変えてのぞいてみるのもいいでしょう。

8.ワンドアビーチ

ワンドアビーチは、マハトマガンジー海洋国立公園Park(Mahatma Gandhi Marine National )にあり、ポートブレアからは約30kmに位置しています。

Jolly buoyとRed skin islandへ行く際には陸路でワンドアビーチへ行き、その後ボートに乗り換え、各島へ移動することになります。そのため、多くの観光客がこのワンドアビーチを訪れ、ボートの出発時間までワンドアビーチの美しい白砂のビーチ、透明度の高い海を堪能しながらしばらくの間、滞在することができます。

9.コブリンズ・コーブ

コブリンズ・コーブは緑豊かなココナッツの木々で囲まれた、アンダマン諸島のなかでも人気のあるビーチのひとつ。コブリンズ・コーブは、ポートブレアからに最も近く、ポートブレアの中心からは約8kmに位置しています。

コブリンズ・コーブでは、ジェットスキー、モータースクーターなどのマリンスポーツ、ビーチに面したレストランでのお食事など、多くのアクティビティが楽しめます。

コブリンズ・コーブエリアのベンチに座って自然の風景をゆっくりと眺めるのもおすすめ。

10.人類学博物館

人類学博物館はポートブレアの中心に位置し、アンダマンとニコバルの文化と、島の部族の歴史を学ぶことができる博物館です。人類学博物館内には、アンダマンとニコバルの各部族の生活や住宅を知ることができる展示物があり、英語での説明がされています。

約1時間ほどで館内を見て回ることができますので、ふらっと立ち寄ってみてくださいね。

人類学博物館内にはギフトショップが併設されているので覗いてみるのもいいでしょう。もし、カメラを館内に持ち込む場合には入場料以外に別途料金がかかります。

11.Chatham Saw Mill

Chatham Saw Millは、ポートブレアと100mほどの橋でつながったChatham Islandにある人気の観光地。

このChatham Saw Millは1883年にイギリス人によって設立された製材所で、現在は森林局により、維持、管理をされています。ここでは木材の生産風景を見学することができます。

第二次世界大戦中には、日本軍の攻撃により爆弾被害を受け全面的に破壊されましたが、1950年代には修復されました。 現在も爆撃跡が残されており、その場所をみることもできます。Chatham Saw Millの長年の歴史や情報を学ぶことができます。

◎まとめ

いかがでしたか?ポートブレアにはまだまだ美しい自然があり、そして、その美しい自然を保てるように環境保護活動も行われています。ポートブレアは、豊かな自然の美しさや海の壮大さを目の当たりにしながら、ゆったりと過ごすことができるリゾート地、そして観光地です。

そして、植民地時代の厳しかったであろう歴史を後世に残すため、また多くの方々に知ってもらうための施設もあります。ポートブレアを訪れる機会がありましたら、是非、その厳しかった植民地時代の歴史にもふれてもらいたいと思います。もちろん、素晴らしい自然の中で非日常も味わってください。


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