埼玉県北本市の観光スポット10選。桜とビオトープが魅力の自然体のまち!

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埼玉県北本市の観光スポット10選。桜とビオトープが魅力の自然体のまち!

さいたま市の北に位置し、JR高崎線の北本駅がある北本市は、桶川市と鴻巣市に挟まれやや目立たない存在かもしれません。ですが、かつては中山道の宿場も置かれていた北本市には、個性的な観光スポットがちゃんとあるんです。

とくに、北本市の西端を流れる荒川流域には、自然あふれる観光地が集中しています。これがまもなく都会の狭間を流れぬける荒川かと思うくらい、緑に包まれた北本市のビオトープに心が躍ることでしょう。

また、流域に点在する桜の観光名所も見落としてはなりません!銘木古木があちこちにあるので、花の季節でなくても観光を楽しめますよ。そんな北本市から、オススメの観光地10選をお送りします。

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埼玉県北本市の観光スポット10選。桜とビオトープが魅力の自然体のまち!

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1.石戸蒲ザクラ

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北本市を観光するなら欠くことのできないスポットが、この石戸蒲ザクラ(いしどかばざくら)。その名は、源頼朝の弟で蒲冠者(かばのかじゃ)と呼ばれた源範頼が謀反の疑いを受けて追討された際、ここ石戸の地に逃れ隠れたとする伝説にちなんでいます。そのころにはすでに存在したといわれ、推定年齢はなんと800年!日本五大桜のひとつにも数えられる、北本市随一の銘木なんですよ。

また、石戸蒲ザクラは世界でこの1本しかないエドヒガンとカバザクラの自然交配種。「カバザクラ」という、この1本のためだけに付けられた品種名をもつ、貴重な樹木でもあります。毎年4月の上旬に、白く小ぶりな花をたくさん咲かせ、花見客や観光客の目を大いに楽しませています。

2.城ヶ谷堤

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江戸時代に、周辺の谷戸田を荒川の水害から守るために建造された城ヶ谷堤(じょうがやつつみ)。堤上の道の両側にはおよそ60本のソメイヨシノが植えられ、春には美しい桜のトンネルとなります。根元には同時期に菜の花も咲き連なり、黄色とピンクのコントラストが目にも鮮やかな観光スポットですよ。

堤の下には駐車場もあるので、ここを中心に北本市観光に繰り出してみるのもいいですね。

3.阿弥陀堂

最後におすすめする北本市のお花見観光スポットは、これまた荒川沿いの丘の上にある阿弥陀堂です。ここの墓地内にあるエドヒガンザクラは、樹齢およそ200年。前出の2か所に比べてやや早い、3月下旬に見ごろを迎えます。

そのほか境内には、珍しい二階建ての鐘撞き堂や、源範頼の妻・亀御前の石碑など、史跡としての見どころも散在。さらに、お堂の下には高尾さくら公園が広がっているので、併せて観光するのも一押しですよ。

4.北本自然観察公園

かつての北本市周辺の里山風景を保存し、次世代に伝えるべく整備が進められている北本自然観察公園。荒川から深く入り込んだ谷戸に、32.9haという広大な自然園が続いています。北本自然観察公園が目標としているのは、小型のタカの仲間「サシバ」やキツネが繁殖できる豊かな環境。運が良ければ、さまざまな野生動物を見つけることのできる観光スポットです。

園内は湿地、草原、そして里山の雑木林という3つのエリアに分かれていて、それぞれ異なる生活環境の動植物を観察することができます。北本観光の際には、双眼鏡を携えた方が良いでしょう。城ヶ谷堤を挟んで荒川側にはビオトープも建設中なので、これからますます自然に満ち溢れた観光名所となっていくことは間違いありません。

5.学校給食歴史館

北本市に存在する「世界に一つだけ」のミュージアム、それが学校給食歴史館!北本市に埼玉県学校給食会があることからこの地に誕生した、学校給食の歴史を学べる貴重な博物館です。

館内には、コッペパンや脱脂粉乳、三角パックの牛乳にアルマイトの食器など、おじいちゃん・おばあちゃんやお父さん・お母さんには懐かしい品々がいっぱい!小中学生のお子さんと一緒に家族で観光すると、盛り上がること必至ですよ。献立の歴史もサンプルでたどることができるので、楽しみながら食育することができますね。

入館は無料なので、北本市へ観光に来たならぜひ足を伸ばしてみましょう。

6.グリコピア・イースト

数々のヒット商品を生み出してきた国民的お菓子メーカー、「江崎グリコ」。その製造過程を工場見学できる施設が、北本市に東日本初進出しました。

2名以上からの予約で参加できる見学コースでは、まず主力商品のポッキーとプリッツの製造ラインをじっくり観察。続いてスタジアムホールでは、マスコットキャラクターの「ピアーナ」ちゃんが出題するクイズにチャレンジします。館内には約1500点にも及ぶ「グリコのおもちゃ」も展示されているので、大人にとっても懐かしく楽しめますよ。グリコのシンボルである巨大「ゴールインマーク」と一緒に、記念撮影するのを忘れずに!

予約はインターネットでもできますが、定員になり次第終了なので、北本観光の日取りが決まったらすぐに申し込みましょう。

7.高尾橋

荒川にはかつて、増水時には川に沈んでしまう冠水橋(沈下橋)がいくつもありました。現存するものはわずかですが、そのうちの1つが北本市に架かる高尾橋です。現在の橋は、平成23年(2011)にかけ替えられたコンクリート製のものですが、往時の外観や風情を色濃く残しています。

車一台通るのがやっとの幅に、ロープを張っただけの欄干というシンプルな冠水橋。実際に歩いて渡ってみるもよし、川べりへ下りて景色を楽しむのもよしです。桜の名所・阿弥陀堂にもほど近いので、北本観光の際には散策がてらに立ち寄ってみてください。

8.真福寺

北本市街地の外れに建つ真福寺は、「石戸大師」ないし「両大師」の呼び名で北本市民に親しまれている天台宗の寺院です。厄除大師としても知られ、お正月と2月3日のだるま市の日には、厄払いを兼ねて多くの観光客が訪れます。

真福寺観光の見どころは、境内入口にある仁王門。江戸時代中期の安永3年(1774)に建造されたもので、中には阿吽一対の仁王像が安置されています。お互いに憤怒の形相で肩をいからせている阿形と吽形は迫力満点!北本市内に唯一残る貴重な仁王彫刻として、一見の価値がありますよ。

9.解脱会御霊地

出典: zh.wikipedia.org

昭和4年(1929)に設立され、全国に約10万人の会員をもつ宗教団体「解脱会(げだつかい)」。フォークデュオ「ゆず」の北川悠仁さんの母親が会員だったことでも知られています。その解脱会は、ここ北本市で産声をあげました。

会の発祥の地は「御霊地」と呼ばれ、「天神地祇太神社殿(てんじんちぎおおがみしゃでん)」や種々の石碑、宝物館などが建ち並んでいます。広い敷地内には緑が溢れ、北本観光でのそぞろ歩きにピッタリ。JR北本駅から徒歩10分と近いので、観光客だけでなく北本市民も気軽に訪れる緑のスポットですよ。

10.桜国屋

北本観光でショッピングを楽しむなら、ここ桜国屋(おうこくや)がオススメ!地元JAが運営する、地産地消を目指した北本の物産販売所です。

北本で採れた野菜や果物、ブランド米「彩のかがやき」などが取り揃えられていて、見る見るうちに買い物かごがいっぱいになってしまうことでしょう。
とくに、北本産のゆずを使ったジャムや、北本産の大豆と米を原料とした味噌などが売れ筋ですよ。

また、北本を代表する農産物といえばトマト!北本のお土産を買うなら、「日本一の北本トマトカレー」や「ベイクドトマトカレーパン」が定番です。

◎まとめ

緑あふれる北本市の観光スポットは、写真を見ているだけでも心が温まりますね。そんな都心の奥座敷・北本市へは、圏央道桶川北本ICや桶川加納ICの開通により、車でのアクセスがぐっと容易になりました。

鴻巣市や桶川市を観光するなら、ぜひ北本市も忘れずに、ルートに加えてみてくださいね。

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