香港でおすすめの観光スポット47選!人気エリアの穴場スポットもご紹介

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香港でおすすめの観光スポット47選!人気エリアの穴場スポットもご紹介

香港を旅行するなら、グルメや夜景など楽しみたいですよね。クルーズ船が人気のビクトリアハーバーや、オープントップバスが走るネイザンロードなど定番の観光名所は外せませんが、香港の人々が行く穴場なスポットも気になりませんか?ここでは、香港ならではの食材を扱う店や市場、土産店など穴場のグルメスポットもご紹介!旅行客に人気の観光名所を巡りながら、香港のディープな旅を楽しみましょう。

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香港でおすすめの観光スポット47選!人気エリアの穴場スポットもご紹介

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1. ビクトリア・ピーク

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香港の旅行で夜景を楽しみたい!という方におすすめの観光スポットが「ビクトリア・ピーク」。ビクトリア・ピークは、香港島の西側にある太平山という山で標高約552mあります。中腹にある展望台からは、香港島と九龍半島の間の湾ビクトリア・ハーバーや高層ビル群が一望でき絶景。世界三大夜景にも選ばれた香港の夜景は、見逃せません。ここを訪れるなら、夜景が最も綺麗に見える11月から2月頃がおすすめ。夕陽が沈む前までに展望台に着くように行ってみてくださいね。

またビクトリア・ピークには、寒い冬でも快適に過ごせるピーク・タワーがあり、展望台やショッピングも楽しめるのでおすすめ。カフェやレストランもあるので、景色を楽しみながら休憩できます。ピークトラムの終着駅から繋がっているので便利です。

【ピークトラム】

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香港100万ドルの夜景を見にビクトリア・ピークへ行く方法はバス、タクシー、ピークトラムがあります。せっかく行くなら一度はピークトラムに乗ってみてはいかがでしょうか。ピークトラムの麓の駅には、中環(セントラル)からバス、または金鐘(アドミラルティー)から徒歩約10分のところにあります。

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チケットは当日、売り場でも購入できますが、人気でかなり並ぶため事前にプリペイドカードの「オクトパスカード」を用意しておくのがおすすめ。片道、往復の他にもピーク・タワーの展望台スカイテラスへの入場券がセットになったチケットがあります。運行間隔は10~15分で、乗車するのも時間がかかるため、余裕をもって行ってくださいね。麓の乗り場からはおよそ1.4km、約8分でピーク・タワーの真下に到着。途中の傾斜が最大23度と急なので、乗車中は注意しながら迫力のある景色を楽しんでください。

2. ICCスカイ100

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ICCスカイ100は、香港で一番高い世界貿易センター(ICC)の100階にある展望台です。390mの高さから眺める香港の景色は迫力満点。九龍の街はもちろん、尖沙咀フェリーターミナルやビクトリア・ハーバーも見渡せます。昼間の景色もいいですが、おすすめはやっぱり夜景。香港島に建ち並ぶ高層ビル群の鮮やかな光は、香港ならでは。ビクトリア・ピークとともに香港の人気夜景スポットです。

ICCスカイ100へは、MTR九龍駅から直結したショッピングセンター「エレメンツ」を通って行きます。チケットセンターは、インターナショナル・コマーシャルセンターの1階にあるのでここで購入できますよ。香港駅から一駅で行けるので空港への行き帰りでも便利。1Fのチケットセンターの近くには、キャリーバッグも入るコインロッカーがあります。

3. 香港ディズニーランド

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日本でも絶大な人気を誇るディズニーランドが香港にもあります。2005年にオープンした香港ディズニーランドは、ランタオ島にあり香港国際空港からタクシーで約15分。香港の中心部からもMTRで40分ほどで行けます。パーク・チケットは、日本語の公式ページからも購入できるので事前に購入するのもおすすめ。時間があまりない方でも並ばず入園できたり、優先的にアクセスできます。

人気のアトラクションには、香港のビッグサンダーマウンテン「ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー」や、U字型のトラックをスリル満点に駆け抜ける「RCレーサー」、ホーンテッドマンションのような「ミスティック・マナー」があり、ディズニーランドが好きな方にはたまらないスポット。また、2018年に登場したダッフィーの新しい友達「クッキー」のグッズが買えますよ。日本では購入できないので、お土産にもおすすめ。さらにパーク内には、人気レストラン「キャラクターダイニング」でクッキーのスイーツも食べられます。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

4. シンフォニー・オブ・ライツ

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香港の見どころといえばやっぱり夜景!通常のビクトリア・ハーバーの夜景ももちろん美しいですが、せっかくなら人気のイベント「シンフォニー・オブ・ライツ」をご覧になってはいかがでしょうか。シンフォニー・オブ・ライツとは、毎晩20時から開催される約13分間の光と音のショーです。香港がイギリスの植民地から中国へ返還された記念に2003年から始まりました。

ビクトリア・ハーバー沿いの高層ビルには、LEDを使ったインタラクティブ画像や様々なメッセージ、鮮やかなサーチライトやレーザービームが音楽とともに香港の夜空を彩ります。音楽は、有名な香港フィルハーモニー管弦楽団によるもので迫力のある音色が楽しめますよ。鑑賞スポットは、ヴィクトリア・ハーバーに面した尖沙咀プロムナードがおすすめ。遊歩道なのでベンチもあります。他にもスターフェリー乗り場や香港文化中心一帯辺りからも見えます。人気のイベントなので、時間に余裕をもって行ってみてくださいね。

5. 香港オーシャンパーク

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香港の二大テーマパークといえば、香港ディズニーランドと香港オーシャンパーク!日本では、それほど知られていませんが、香港の人に大人気のテーマパークです。香港オーシャンパークは、遊園地と動物園、水族館が入った巨大な観光スポット。面積は東京ドーム約18個分と広大で、山と海に面した絶景のロケーションにあります。最寄り駅がないため、MTR金鐘駅から香港オーシャンパーク行きの直通バスが出ています。

遊園地には、絶叫マシンも多く「The Dragon」や「Arctic Blast」などスリル満点。パークが山や高台にあるので、絶景を眺めながら楽しめます。他にも急流を下る「The Rapids」や、ずぶ濡れになること間違いなしの「Raging River」など暑い香港らしいアトラクションが満載。また動物園には、パンダがいる「Giant Panda Adventure」もあり、近くで見ることができますよ。さらに水族館の「Grand Aquarium」には、巨大な水槽や池がライトアップされるショーもあるので、アトラクションが苦手な方にもおすすめ。「Ocean Theatre」では人気のイルカのショーも見られますよ。

6. スターフェリー

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香港島と九龍半島を船で渡るスターフェリー。ビクトリアハーバーの風に吹かれながら、のんびりと香港を見渡すことができるのでおすすめです。セントラル側の乗り場はIFCから通路が延びているのでアクセス便利。乗り場は九龍半島へ行く尖沙咀行きと、離島行きがあるためご注意を。のんびりした船旅なので時刻表はないですが、だいたい10分おきぐらいに船が行き来しています。乗船するとビクトリアハーバーから香港の高層ビル群などの観光スポットが一望できます。特に夜は100万ドルの夜景が圧巻ですよ!8分ほどで対岸に到着します。

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【クロックタワー】

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尖沙咀(チムサーチョイ)側のスターフェリー乗り場の目の前にそびえ立つ時計台。この時計台は1915年に完成しました。今ではまったく面影はありませんが、実はスターフェリー乗り場の前の広場は汽車の駅だったんですよ。赤レンガと花こう岩でできたレトロな時計塔には、イギリス統治時代の香港の面影が残り、美しい観光スポット。

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この時計台を起点にビクトリアハーバー沿いを尖沙咀東部までプロムナードが設けられています。プロムナードの一部、「アベニュー・オブ・スターズ」はブルースリーの銅像で有名。リニューアル工事も終わり、2019年はじめに再開されました。海越しに香港島側を眺めるには最高のスポットで、写真を撮る観光客であふれています。毎日20時から行われる音と光のショー「シンフォニーオブライツ」は必見ですよ!

7. 香港マダム・タッソー蝋人形館

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世界中のスターや有名人の蝋人形が並ぶ、人気の観光スポット「マダム・タッソー蝋人形館」。リアルな蝋人形に触れたり、一緒に写真を撮ることができます。館内は様々なエリアにわかれており、ハリウッドスターやスポーツ選手、ミュージシャンや政治家など著名人の蝋人形が勢揃い。ジョニー・デップや、オードリーヘップバーン、マリリンモンローやクリスティアーノ・ロナウド、レディーガガやフレディ・マーキュリーなどファンの方にはたまりません。

またアートギャラリーには前衛芸術家の草間彌生ゾーンがあり、アートな空間で一緒に写真を撮ることができますよ。他にもギフトショップがあり、限定版のHello Kittyやマダム・タッソーのオリジナルグッズも販売されているので、お土産にもおすすめ。場所は、ビクトリア・ピークにあるピーク・タワーにあります。行き方は、中環(セントラル)駅から徒歩で約15分のところにピーク・トラム乗り場があり、そこからピーク・トラムで終点まで行くとピーク・タワーの真下に到着。周辺には、観光スポットもたくさんあるので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。

8. 女人街・男人街

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女人街(ノイヤンガイ)・男人街(ナンヤンガイ)は1km以上にわたって露店が立ち並ぶ、香港の二大ナイトマーケットです。実は女人街・男人街というのは通称で、本当の通りの名前は通菜街(トンチョイストリート)、廟街(テンプルストリート)と言います。

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女人街には鞄やアクセサリーなどの女性向けの商品が、男人街には男性向けの腕時計などの商品が所狭しと並んでいて、一見ガラクタのようでもよく見ると掘り出し物があるかもしれませんよ!ナイトマーケットと言えば値切り交渉。値段交渉程度の英語は通じますのでチャレンジしてみてくださいね。ちなみにここはナイトマーケットなので、昼間に行くと折りたたまれた屋台しか見られません。お店によって日によって開店時間はまちまちですが、観光には夕方以降に行くことをおすすめします。

9. SOHOエリア

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SOHOというとニューヨークをイメージする方も多いかもしれませんが、香港にもSOHOがあるんです。ハリウッド通りの南側にあるエルギンストリート、ピールストリート、スタウトンストリート周辺がSOHOエリア。レストランがたくさんあり、香港ならではの中華やイタリアン、ギリシャやベトナム、タイなど各国料理が多いのが特徴です。最近のヘルシーブームもあり、コールドプレスジュースやサラダ専門店なども増加。

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坂が多いSOHOエリアなので疲れてきたら、気になったレストランやカフェで休憩するのもおすすめ。またファッションやインテリアなどのオシャレなショップもありますよ。

10. 香港公園

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香港公園は高層ビル群に囲まれた一等地にある公園です。植物の温室、鳥のいるコーナーなども無料で入ることができるので、香港動植物公園よりも手軽に楽しめる観光スポットです。茶具文物館の近くにはレストランもあります。食事をしながらゆっくりすることもできますよ。公園の側には婚姻登記所があります。香港のカップルはここで婚姻届を出して記念写真を撮ります。

中銀ビル、シティバンク・タワーなどの金鐘(アドミラリティ)のビル群に囲まれているので、まさに都会の中のオアシス。パシフィックプレイスの中のエスカレーターからも行くことができますよ。観光に疲れたらオフィスビルの谷間にある静かな公園で、鯉や亀のいる池を眺めながら一休みするのもいいでしょう。

11. 金魚街・花園街

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香港らしい地元の人が行くところでショッピングを楽しみたい方におすすめなのが「金魚街・花園街」。九龍半島の旺角・太子エリアにあり、MTR旺角駅から徒歩で行けますが通りが長いので歩きやすい靴がおすすめ。

金魚街には、その名の通り金魚やコイ、熱帯魚などのペットの魚や餌や水槽など飼うのに必要なものを扱った店が並びます。香港では風水を大事にされており、金魚は金運の象徴。そのため、多くの家で金魚が飼われているので金魚街があるそう。金魚が入った小さなビニール袋がたくさん吊るされているので圧巻です。

また花園街には洋服や雑貨、おもちゃやお土産品など所狭しと並び、見ているだけでも楽しめますよ。香港らしいユニークなお土産が見つかるかも?!さらに果物スタンドやジューススタンドもあるので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

12. IFCモール

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香港で最も高いビル、Two IFCの麓にあるのがIFCモールです。IFCはInternational Finance Centreの略で、この辺り一帯は証券取引所や金融関係の会社が集まっています。グランドフロアにはエアポートエクスプレスに乗る人向けのシティチェックインカウンターもありますよ。ここで空港のチェックインができるので、最終日はここで荷物を預けて手ぶらで買い物に出かけられるので観光にも便利。

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1階は高級スーパーのシティスーパーや映画館、化粧品などのお店が入っています。2階には主にブランドショップが並びます。そして外に出るとビクトリアハーバーを見渡せる展望台があり、写真撮影スポットに。香港を離れる前にぜひ立ち寄ってみてくださいね。

13. 赤柱(スタンレー)

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香港の中心部から日帰りの旅行先としても人気の「赤柱(スタンレー)」。香港島の南部にある海辺の街で、リゾート地としても知られています。中環(セントラル)や金鐘(アドミラリティ)から赤柱行きのバスがあり、60分から90分ほどで到着。

メインストリートの「赤柱大街」には、オシャレなカフェやパブが並び、ヨーロッパのような雰囲気。赤柱大街から海岸沿いに歩くとコロニアル建築物のマレーハウスや、レストランやカフェ、ワインの専門店が入っているスタンレー・プラザがあるので、休憩にもおすすめです。近くには、スタンレーマーハンパークがあるので、のんびりと散策してみてはいかがでしょうか。また香港のお土産をお探しの方は、赤柱市場(スタンレーマーケット)がおすすめ。雑貨やアクセサリー、シルク製品やストールなども販売されています。

14. 黄大仙

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香港一のパワースポットとも言われる「黄大仙(ウォンタイシン)」。道教、仏教、儒教のお寺で、香港の人々や観光客に人気のスポットです。赤と金で装飾された建物は、中国の一般的な寺院建築。大雄宝殿、三聖堂、従心苑、麟閣などがあり、陰陽五行思想に基づいて池の配置や装飾がされています。

風水を大事にする香港ならではのエネルギーに溢れた場所にあり、願いごとが叶うと人気。日本のおみくじのように、筒をふって棒を一本落とし、棒先に書いてある数字を占い師に伝えると運勢をみてもらうことができます。日本語ができる占い師さんもいるので、興味のある方は占ってみてはいかがでしょうか。また境内には、縁結びの神様として有名な月下老人も祀られており、赤い糸を銅像に結ぶと良縁に恵まれるそう。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

15. ハーバーシティ

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ハーバーシティは、香港で最大級のショッピングモールで尖沙咀(チムサーチョイ)にあります。九龍半島南部の商業エリアなので周辺にも観光スポットが盛りだくさん。尖沙咀駅からも近いので、涼みたい時や休憩したい時にもおすすめです。

5つのエリアから成り立っているハーバーシティには、主に電化製品を扱った「スター・アネックス@スターハウス」、映画館や高級ブランドが入った「マルコポーロ香港ホテル・アーケード」、ベビー用品やキッズ用品が充実した「オーシャン・ターミナル」、高級ブランドやレストランが入る「オーシャンセンター」、カジュアルブランドやセレクトショップなどがある「ゲートウェイ・アーケード」があります。またカフェやレストランなどのグルメスポットも充実しているので、子供から大人まで楽しめますよ。

16. ランタオ島

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香港で最大の面積を誇るランタオ島は、九龍半島の西側に位置する注目のエリアです。香港国際空港や香港ディズニーランド、アジアワールド・エキスポなど主要な施設が揃い、見どころ満載。中でも観光客に人気なのが、1989年に完成した「天壇大仏」です。屋外にある大仏としては世界最大級で、台座を含めると高さは約34m。下から見上げる天壇大仏は、圧巻の大きさです。大仏の中には、展示室や売店があり、大仏のミニチュアやグッズ、お守りもあるのでお土産にどうぞ。展示室へは、入口で精進料理の食券を買わないと入れないのでご注意ください。

また東涌駅から昴坪駅まで、アジアで一番長いゴンピン360というゴンドラがあるので、おすすめです。普通のゴンドラ以外にも透明のクリスタルキャビンがあり、香港国際空港から飛びたつ飛行機を見ることができますよ。海や山の上を通るので迫力満点です。

17. ザ・ランドマーク

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高級ブランドが勢揃いしたザ・ランドマーク。ランドマーク・マンダリンオリエンタルホテル直結で、ルイヴィトンやディオール、グッチやティファニーなど有名ブランドのショップやカフェなどが立ち並ぶ高級感あふれるショッピングモールです。2階にある扇の形に突き出したカフェ・ランドマークはアフタヌーンティーが有名。優雅な雰囲気の中、休憩ができますよ。

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またザ・ランドマーク、プリンスビル、アレクサンダーハウスは、全て地下や歩道橋で繋がっています。そのため、雨の日でも快適にショッピングを楽しめるので便利。ファッションアイテムやコスメグッズ、ステーショナリーや雑貨もあるのでお土産を買うのもおすすめです。さらにスーパーマーケットも入っているので、果物やお菓子、ジュースなども買えますよ。

18. レパルスベイ

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香港島の南部に位置するリゾート地「レパルスベイ」。美しい海と白いビーチが人気の観光スポットです。ハリウッド映画『慕情』のロケ地としても知られ、ファンの方なら訪れておきたい観光地。ビーチの白い砂は、なんとヨーロッパから輸入されもの。海に面した高級マンションには、大勢の欧米人が住み、ヨーロピアンなショップやレストランが並びます。伝統的なイングリッシュ・アフタヌーンティーが楽しめるお店も多いので、海を眺めながら優雅に過ごしてみてはいかがでしょうか。

またビーチに沿って10分ほど歩くと「天后廟(ティンハウミュウ)」という海の神様を祀る寺院があります。カラフルな像がたくさん並び、香港のパワースポットとしても注目の観光名所。像をなでると金運がアップするものや、子宝に恵まれるものもあり、大勢の観光客が触り続けています。さらに渡ると寿命が3日延びるという赤い橋もあるので、ぜひ渡ってみてくださいね。レパルスベイへは、MTR中環(セントラル)駅からバスで約25分です。

19. PMQ

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SOHOのニューフェイス、PMQはPolice Married Quartersの略。かつて既婚者向けの警察宿舎だった場所をリニューアルした施設です。若手のアーティストやクリエイターの作品を世に出すために作られました。

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かつて宿舎だったころの教室のような面影もあり、全体の雰囲気はエネルギッシュ。地上の広場では期間ごとに変わるショップがあったり、イベントが行われているのでいつも賑やかです。建物内にあるショップでは若手クリエイターの作品を購入できますよ。さらにコーヒーショップや料理教室など、地元の若者を引き付けるものが盛りだくさん。ぜひ香港の最新アートに触れてみてくださいね。

20. ラマ島

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中環(セントラル)からフェリーで約30分のところにあるラマ島は、人気の観光スポット。香港でも有数の透明度を誇る海水浴場があり、シャワーや更衣室も完備されています。海岸沿いには、海鮮料理のお店が軒を連ね、新鮮なエビや貝、魚などが食べられますよ。天虹海鮮酒家では、自分で水槽から魚介類を選び、調理方法を指定して食べられるので、試してみてはいかがでしょうか。通常のメニューもあり、定番のエビ料理がおすすめ。海を眺めながら食べる海鮮料理は絶品ですよ。

またメインストリートには、オシャレな雑貨店やお土産店、カフェやレストランが並び歩くだけでも楽しめるスポット。島全体がのんびりとした雰囲気なので、ゆっくり散歩するのもいいですね。ラマ島には、ハイキングコースもあり、ファミリーウォークに沿って歩くと海や島を見渡せるヒルトップ・パビリオンがあります。

21. 海味街

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西営盤駅はアイランド線が延伸して2015年にできたばかりの新しい駅ですが、この街は古くから乾物街です。特に徳輔道西(デボー・ロード)は色んな乾物のお店が図ずらっと並んでいて種類も豊富。観光客よりは地元の人が多いので、香港の生活をのんびり感じながら街歩きをしたい時にもオススメです。駅ができたおかげで観光もしやすくなりました。

フカヒレやアワビ、ホタテの貝柱などの海のものから、シイタケやツバメの巣、ナッツ類など山のものまでとにかく盛りだくさんです。たまにヒトデやタツノオトシゴ、ミカンの皮、髪の毛のような海苔など、得体の知れないものも並んでいるため、これは何だろうと思いながら歩くのも楽しいですよ。好奇心をそそる謎の食材を記念に買ってみてはいかがでしょうか。なお、多くのお店は測り売りとなっています。

22. ネイザンロード

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香港の中心部、九龍(カウルーン)のメインストリート「ネイザンロード」。尖沙咀(チムサーチョイ)から旺角(モンコック)まで約3.6km続く大きな通りです。たくさんの看板が通りに飛び出すように並び、香港らしい華やかなスポット。尖沙咀(チムサーチョイ)の周辺には、ショッピングモールや高級ホテル、カフェやレストランが並び、観光客で賑わっています。

また、佐敦(ジョーダン)から北の方へ行くと香港のローカルな雰囲気が濃くなり、ディープな香港を楽しみたい方には、おすすめ。女人街や金魚街などの露天街も多く、食べ歩きが楽しめます。さらに油麻地(ヤウマーテイ)には、玉器市場(ヒスイ市)があり、ヒスイを販売するお店が充実。自宅用にはもちろん、お土産にもおすすめです。

【ザ・ペニンシュラ・ホンコン】

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香港で最も有名なホテルといえば、ザ・ペニンシュラ・ホンコン。ネイザンロードの西側で尖沙咀の先端、ビクトリアハーバーに面してそびえたつ由緒あるホテルです。正面玄関の前の噴水では、写真を撮る観光客がたくさんいます。ペニンシュラホテルで有名なのは、ザ・ロビーのアフタヌーンティー。優雅なティータイムは並んででもぜひ体験してみたいですね。クラシックの生演奏を聴けることもありますよ。

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また、地下1階のアーケードも少し高級なお土産探しに最適。ザ・ペニンシュラ・ブティックではホテルブランドのチョコレート、クッキー、お茶、調味料などを買うことができます。パッケージの箱やお菓子の箱まで高級感があって贈り物にぴったりです。豪華な外観、高級感漂う内装、一歩踏み入れただけでセレブ感を味わえる素敵なホテルです。最高のサービスで、たまにはゴージャスな気分に浸ってみるのもいかがですか?

【重慶大厦】

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映画の舞台にもなった重慶大厦(チョンキンマンション)は尖沙咀のシンボルともいえる建物。尖沙咀のネイザンロード沿いにあり、歴史を感じる外観です。2011年のリニューアルによって、地下1階と地上2~3階はおしゃれなショップが充実。また上階には、バックパッカーのための激安ゲストハウスがあります。

1階には、両替所が並んでいるので、急に両替が必要になった時にも便利。お店によってレートがかなり変わるので、チェックしてから利用してくださいね。奥の方には、インドやアフリカ、南アジアといった国際色豊かな食材を扱ったレストランやカレー店がありオリエンタルな雰囲気。2~3階は、「CKE重慶站」でコスメグッズやスイーツ店、コスチュームショップがあります。また地下1階には、「WOOD HOUSE」になっており、カフェや居酒屋、アクセサリーショップなどが入っていますよ。

【九龍清真寺】

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尖沙咀のネイザンロードに突然現れる九龍清真寺は、香港最大のイスラム教のモスクです。世界中の人たちが集まる香港の中でも、尖沙咀周辺は特に国際色豊か。このモスクはイギリス統治時代、イギリス軍に所属するイスラム教徒のために建設されました。しかし、1970年代のMTRの開発によって現在の場所に移転しています。

4階建ての礼拝堂には2,500人も入れる大きなモスク。実際に行ってみると礼拝の時間にはひっきりなしにイスラム教徒の方が訪れ、異国情緒がさらに増します。祈りのための宗教施設なので、マナーを守って外から見てみてくださいね。。

23. 1881ヘリテージ

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九龍に突然現れるヨーロッパの街並み!2009年にオープンした1881HERITAGEは、ブランド、高級ブティックに全室スイートのホテル「HULLETT HOUSE」が揃ったとてもゴージャスな施設で、新たな観光名所として存在感を増しています。香港警隊前水警総部、旧九龍消防局、宿舎、馬舎、時計塔、砲台など、100年以上の歴史的な建築物文化遺産を現代に甦らせ、まるでイギリス統治時代にタイムスリップしたかのように錯覚してしまいます。香港の歴史に関する展示もされていますよ。

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メインビルにはアフタヌーンティー、飲茶も楽しめるカフェ、レストランもあります。ここで優雅なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。また、夜のライトアップも息をのむ美しさで必見です。噴水のある広場が絶好の撮影ポイントとなのでぜひ行ってみて下さいね。

24. パシフィックプレイス

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パシフィックプレイスは、金鐘駅(アドミラルティ)直結の高級ショッピングモール。広々とした空間で、ラグジュアリーな雰囲気を醸し出しています。高級ブランドのショップやスーパー、SEIBUやセレクトショップ、レストランが入っており、コンラッドホテル、マリオットホテル、シャングリラホテルにも直結しています。

おすすめは、セレクトショップのLane Crowford(レーン・クロフォード)や、高級スーパーの360(スリーシックスティー)。センスのいいお土産や、食品のパッケージも綺麗な小分けにできるものもありますよ。また、トイレがキレイと好評なので、ぜひトイレにも行ってみてくださいね。

25. 裕華國貨

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お土産探しで「香港らしいもの」を探している方はこちらがおすすめ!ネイザンロードとジョーダンロードの交差点にあり、中国らしいグッズがたくさん揃ったデパートです。漢方や乾物類、チャイナ服や茶器、レトロな雑貨まで見ているだけであっという間に時間が過ぎてしまうほど。香港らしいものが溢れているので、好きな方にはたまらないスポットです。

2016年にリニューアルオープンして綺麗になりました。1階の漢方コーナーには見たことのない薬草の数々、そして様々なカラフルなパッケージの薬が並んでいるのでついつい見入ってしまいます。また、地下1階の乾物コーナーにはハムやソーセージがぶら下がり、まるごと入ったフカヒレやアワビ、魚の浮き袋などがたくさん盛りだくさん。それを買いに来る香港の人で盛り上がりをみせます。

26. 九龍公園

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九龍公園は香港を代表する繁華街、尖沙咀(チムサーチョイ)の街の真ん中に広がる緑豊かな公園です。ショッピングの休憩や大都会の香港の街並みから一休みしたい時にホッとできるスポット。お昼休みのビジネスマンもよく見かけます。4月~10月はプールがオープン。香港のオアシスとして連日、大勢の人々で賑わっています。

九龍公園は亜熱帯の木々や鳥達の楽園でもあり、都会にあるとは思えない雰囲気。そしてなんといってもフラミンゴに会えることが魅力的です!朝は太極拳の練習をしている人たちがいるので、参加してみるのもいいかもしれませんね。ぜひ香港観光の合間の一休みも兼ねて訪れてみてください。

27. ポッティンガーストリート

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香港映画の舞台によく登場するポッティンガーストリート。香港映画が好きな方なら、この石畳を見たことがあるのではないでしょうか。段差がほとんどないのがこの通りの特徴。両脇の露店も面白いものがたくさんありますよ。パーティー用品のお店や、裁縫道具のお店、雑貨店など様々なものを販売しているので、思わず見入ってしまうでしょう。

また、ポッティンガーストリート周辺は青空市場が広がっていて、野菜や肉が所狭しと並んでいます。まさに香港のエネルギーを感じられるスポット。狭いですが、ぜひ写真に収めてみましょう。石畳は雨の日は特に滑るので観光の際には十分にご注意ください。

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28. 北角春秧街

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下町情緒たっぷりの北角春秧街(ノースポイントチュンヨン・ストリート)と呼ばれる市場が、北角駅すぐのところにあります。山積みになった野菜や果物、生のままぶら下がった肉、まだ水槽で生きている魚など、エネルギッシュな食の都香港を支える市場に圧倒されます。春秧街のそばにはエッグロールの老舗「徳成号」や、ミニカステラのお店「北角鶏蛋仔」など、小腹が減った時に立ち寄りたいお店ばかり。

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さらに驚くべきことに、狭いマーケットの中をトラムが走ります。食材を運ぶトラックやお店の人、観光客や地元の人で溢れる狭い道幅を、「カンカン!カンカン!」とトラムが鐘を鳴らし無理やり通ります。それでも地元の人たちは全然平気な顔。香港の日常を体験するのにもピッタリの観光スポットです。ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

29. 銅鑼湾駅前交差点

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香港観光で人気のある繁華街の一つが銅鑼湾(コーズウェイベイ)です。駅前交差点はいつも人、人、人であふれています。車、人、トラムが行き交うエネルギッシュな銅鑼湾駅前の交差点付近は、一日では回りきれないほどレストランやショップが盛りだくさん。ショッピングやグルメが楽しめる観光スポットです!

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交差点の目の前にはそごう、恩平道沿いにリーガーデン、徒歩5分程離れたところにタイムズスクエアといったショッピングモール。また、HMVやIKEAなどの専門店に、亀ゼリーでお馴染みの恭和堂やマンゴースイーツで有名な許留山などのスイーツ系もあります。そして世界各国のレストランや露店の並ぶ渣甸坊(ジャーディンズ・クレッセント)など、散策すればする程いろいろなものが見つかりますよ!世界中の人とモノを集めてひっくり返したようなエネルギーを感じながら香港観光してみてくださいね!

30. ウエスタンマーケット

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香港でも最も古いレンガ造りの建物の一つ、ウエスタンマーケット。1階にあたるグランドフロアには、香港を象徴する路面電車のトラムや二階建てバスのミニチュアグッズのお店があるので、お土産にもおすすめ。電車やバスが好きな方にプレゼントすると喜ばれそうですね。

他にも1階には、たくさんの生地屋さんが入っています。左右両側に様々な色や素材の布が所狭しと並び、その量には思わず圧倒されるでしょう。裁縫が趣味の方は、珍しい柄の布を記念に買ってみてはいかがでしょうか。ウエスタンマーケット周辺は、活気がありながらも少し落ち着いた昔ながらの街並みを感じることができるエリアです。散策するだけでも十分楽しめますよ。

31. ヒルサイドエスカレーター

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山が多い香港では、平地にはオフィス街が立ち並んでいるので、山の中腹に住んでいる人がたくさんいます。そんな人たちの便利な移動手段が、このヒルサイドエスカレーターで高低差約135m、全長約800mの世界一長いエスカレーター。朝6時~10時までは下り、10時~24時までが上りの一方通行になっています。

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また映画『恋する惑星』の舞台にもなっている、ファンにはたまらない場所。エスカレーター沿いにはレストランが並び、周辺には観光スポットも沢山あります。片道約23分ですが、ただ乗ってのんびりと街を眺めるだけでも十分楽しめますよ。上の方に行くほど住宅街になっていきます。ただ、登り切った後は自力で歩いて山を下りるか、タクシーで帰るしかないため注意が必要です。

32. 香港大学

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世界の大学ランキングで常に上位に顔を出している香港大学。実は観光でも訪れることができます。2015年のアイランド線の延伸で、新しく香港大学駅ができました。土地の狭い香港でも自然の中で大いに学べる環境が用意された香港大学。歴史遺跡として指定されている建物もあり、学び舎の厳かな雰囲気も感じることができます。

元気いっぱいの学生さんたちの胃袋を満たす学生食堂は、一般の人も利用できるのでおすすめ。コーヒーショップやファミリーレストランのチェーン店も入っています。お手軽な値段でお腹一杯に食べることができるでしょう。学生さんたちに混ざってぜひ入ってみてくださいね。アカデミックな観光体験ができますよ。

33. 文武廟

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文武廟(マンモーミュウ)は文字通り、文学と戦の神様を祀った寺院。昔から科挙の試験に受かりたい若者たちから崇拝され、今でも地元の人たちが熱心に祈願に訪れます。香港の廟は、どこも鮮やかな色合いで、赤を基調とした祭壇に祀られた神様に黄色いお線香などパワーが感じられます。頭上にある渦巻き型のお線香は異国情緒たっぷりです。

文武廟は閑静なハリウッドロードにありますが、外の静けさと中の鮮やかさのコントラストが特別な空間であることを醸し出しています。勉学の神様、海の神様、財運の神様など様々な信仰の対象がありますが、廟のある地区によって雰囲気が全然違います。廟を巡ってみると興味深いですよ。

34. ガス灯と石段

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ダデルストリートにあるガス灯と石段は、昔の香港の雰囲気を今に伝える観光スポットです。ロケ地としても有名で、香港映画やドラマのワンシーンによく使われています。実はこのガス灯は100年近く前から今でも現役で、ガスの温かい光で石段を照らしています。

ガス灯の横にあるスターバックスもどこか懐かしい雰囲気。古き良き時代の香港をイメージした内装になっています。一休みしながらガス灯を行き来する人達を見ているとタイムスリップしたような気分になれますよ。イギリス統治時代の昔から続く人々の営みを感じ取ることができる観光スポットです。なお、ガス灯の点灯時間は18時から朝の6時までです。

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35. 皇后像広場

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皇后像広場なのでビクトリア女王の像があると思って行ったら、そこには男性の像が!この人物はトーマス・ジャクソンという銀行家です。確かにここにはビクトリア女王の像はありましたが、今は移転して銅鑼湾のビクトリア公園にあります。その名残で広場の名前は、皇后像広場のままです。

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噴水があってのんびりできる皇后像広場は、人々の憩いの場。特に日曜日は各家庭のメイドさんが集まり過ごしているので、まるでピクニックのようです。トランプをしたり、ダンスをしたり楽しそうにしています。中銀ビルやHSBCビル、旧立法会など有名な観光スポットが一気に見渡せるので記念撮影にもおすすめ。香港の中心地セントラルにあって、イギリス時代の雰囲気を感じられるのが皇后像広場の特徴です。

36. 香港動植物公園

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大都会の香港には豊かな自然もあります。香港中心部のビル群の中に、生い茂る亜熱帯の植物に鳥たちの鳴き声。香港でここまで自然と触れ合えるのかと驚く方も多いのではないでしょうか。園内には約600羽の鳥や、40頭の爬虫類、哺乳類などたくさんの動物たちがいます。なかなか自然と触れ合うことのない地元の人たちや子どもたちにとって貴重な公園となっています。見たことのない植物や動物たちの楽園を訪れてみてくださいね。

香港動植物公園は広いので、観光で全部回るのはなかなか大変。そんなときは朝早く動植物公園を散歩するのがおすすめです。鳥たちの元気な鳴き声で心も体もリフレッシュできますよ。

37. 湾仔街市

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食の都、香港の胃袋を支える市場を街市(ガイシ)といいます。街市はあらゆる街にあり、お店では新鮮な食材で料理が作られています。一般の人でも入れるので、観光で小腹が減った時に入ってみましょう!肉、魚、野菜とそれぞれのコーナーに分かれてお店が並んでおり、鳥や魚をその場で調理。新鮮なのが何よりの魅力ですよ。

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周辺には太原街、石水渠街、大和街、三角街と青空マーケットが広がっており、ショッピングを満喫できます。また食品以外にも雑貨やアクセサリー、洋服やおもちゃなどのお店が所狭しと並んでいて、歩いて見るだけでも観光を楽しめますよ。

38. そごう

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香港では日本のグッズが人気で、街中でもひらがな、カタカナをよく見かけます。銅鑼湾の交差点には「そごう」があり、日本好きの香港人や観光客の支持を得てこの地になんと30年以上!コンパクトにまとまっていて便利です。

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旅行中の急なお買いものや、いつも使っている物を使いたい、ちょっと日本の味が恋しくなったなど困ったらそごうへ行けば安心。地下の食料品売り場では期間限定で地域の物産展をやっていたり、11階には日本の本を扱う本屋さんもありますよ。日本で見かける雑誌の香港バージョンも日本では珍しいものなのでお土産にいかがでしょうか。

39. ゴールデン・バウヒニア・スクエア

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「バウヒニア」は香港を象徴する花で香港の旗のデザインにも取り入れられています。金色のバウヒニアの像はゴールデン・バウヒニア・スクエアにあって、香港最大の会議場・展示場「香港コンベンション&エキシビションセンター」の海側にあります。

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この広場は国慶節などの香港の公式行事に使われ、1997年に香港がイギリスから返還された時の式典もこの広場で行われました。毎朝7時50分からは、きびきびとした動きの香港警官による国歌演奏と国旗掲揚を見ることができ、それを目当てに来る観光客で賑わいます。コンベンション&エキシビションセンターではフードショーやブックフェア、コンサートなど様々なイベントが盛りだくさん。当日券で入れる場合もあるのでぜひ行ってみてくださいね。

40. タイムズスクエア

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香港の中でも地元の若者に人気の繁華街といえば、銅鑼湾最大のショッピングモール「タイムズスクエア」。駅直結なので、アクセス便利な香港の観光スポットです。建物は地下2階から13階まであり、メンズ・レディースのアパレルや雑貨、家電製品まで、ショッピング好きの方にはたまらないモールとなっています。

また10階から13階のレストラン街「食通天」も人気。食道天直通のエレベーターが地上から出ていますが、いつも行列ができています。火鍋や飲茶など香港で必ず食べたい中華をはじめ、ハンバーガーや和食、アジア料理まで幅広いジャンルのレストランが勢揃い。さらに地下にあるスーパー「シティ・スーパー」、雑貨屋の「LOG ON」は、香港観光のお土産におすすめ。かわいいパッケージのバラマキ用のお土産も見つかりますよ。

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41. 孫中山記念館

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辛亥革命の父、孫文(孫中山)は香港で尊敬される人物です。そんな孫文の記念館へは、ヒルサイドエスカレーターを堅道まで乗り、歩くと到着します。館内には、孫文が辿った歴史的な経緯を示す資料や映像、着ていた服など資料が充実。中には写真を再現した蝋人形まであってとてもリアル。映像で学ぶことのできるギャラリーもありますよ。

孫文は日本に留学をしていたこともあり日本語も上手だったそう。建物の外観の美しさと、レトロな木でできた内装に歴史を感じられるでしょう。開館時間は月曜から土曜は10時~18時、日曜祝日は10時~19時、木曜定休です。毎週水曜と孫文の誕生日(11月12日)、命日(3月12日)は無料になっています。

42. 中銀ビル

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香港の高層ビル群は個性的な形のものがたくさんありますが、中でも中国銀行のビルは一際目立ちます。剣のように先が鋭く尖っていて、思わず写真を撮りたくなるフォルム。

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香港の人たちは風水を大切にしており、中銀ビルにも風水に関する謂れがあります。中銀ビルの先が尖っているため、向かいにあるHSBCビルに悪い気が流れていると言われました。実際にHSBCは中銀ビルができた翌年に業績が悪化してしまったとか。HSBCはそれに対抗して中銀に向かって大砲の形のクレーンを作ったそうです。すると翌年の業績は回復。これは風水戦争と言われ、香港では有名な話。中銀ビルに観光に行ったらぜひお向かいのHSBCビルもチェックしてみてくださいね!

43. 雷生春堂

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雷生春堂(ルイサンチュン)は漢方に興味のある方にオススメの観光スポット。今はあまり見かけなくなった唐楼という昔ながらの低層の建物で、一級歴史建築物に認定されています。中国風と英国風が見事に織り交ざったバルコニーは美しいです。元々は薬局と接骨院で、その名残を残して漢方診療所として2012年にリニューアルされました。

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リニューアル後はロケや香港の観光案内の写真などでよく見かけるようになり、観光スポットとして人気上昇中です。要予約ですが診療(内科、鍼灸、接骨)、建物の見学ツアーもあるので漢方のパワーに触れてみたい方はぜひ行ってみてくださいね。いきなり診療はちょっとハードルが高いという方も、漢方のお茶「涼茶」のコーナーで漢方の雰囲気を味わってみるのもいいかもしれません。

44. 香港政府新庁舎

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香港政府新庁舎は2011年に行政長官の執務室、そして日本の国会に当たる立法会も含む総合的な政府施設に生まれ変わりました。凱旋門のような形のビルと、円形の建物が合わさった斬新なデザインの建物です。この近未来的な建物が香港の政治の中心を担っています。

海側には添馬公園が広がり、ランニングを楽しむ人や人々の憩いの場にもなっていて役所には見えません。オープンテラスのカフェもありますよ。香港島側からビクトリアハーバーを挟んで九龍半島を臨む景色も素晴らしいビューポイントです。ぜひ行ってみてくださいね。

45. 香港礼賓府

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香港礼賓府は行政長官の官邸で迎賓館にもなっている格式高い建物です。イギリス統治時代は香港総督府でした。セントラルの街中から離れて、山を登った緑豊かな地区に現れる白亜の香港礼賓府はとても美しいものですよ。貴賓の招待や式典で使われるため、勝手に中に立ち入ることはできません。しかし年に2回だけ一般開放日があります。

旅行中に開放日がある方はチャンスですよ。一般開放日は多くの観光客が足を運ぶので賑わいます。解放されていない普通の日は通りから見学できますが、よく手入れされた庭も含めて一見の価値あり。高級感が漂います。また、香港礼賓府はピークトラム乗り場や香港動植物公園のそばのエリアにあります。

46. 天后廟

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天后廟(ティンハウミュウ)は海の守り神「媽祖」をお祀りした廟です。媽祖をお祀りしている廟は世界中にたくさんあって、香港にもこの油麻地やレパルスベイ、香港島の天后駅など複数ありますが、この油麻地の天后廟が九龍最大です。地元の人たちが熱心にお参りしているので、作法をまねて一緒にお参りしてみてはいかがでしょうか。中に入ると渦巻き型のお線香が天井からたくさん釣られていて圧巻。

これは燃え尽きると願いが叶うと言われています。日本では見ない太さのお線香からも、香港と日本の文化の違いを感じます。祭壇の色彩も赤や黄色など鮮やかで美しい色合い。また、建物をよく見ると細かい彫刻が施されているのでぜひチェックしてみましょう。

47. 美荷楼

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山が多い香港は人が住める面積が少なく、多くの人が高層の公営団地に密集して住んでいます。中でも石硤尾(セッキップメイ)駅にある公営団地は香港最古の団地として有名。そんな最古の公営団地が、香港の人たちの住まいの歴史を展示する博物館としてリニューアルされました。

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美荷樓生活館(メイホーハウス)では、人々がかつてどのような生活をしていたのかを模型を使って展示。1950年~1970年代の香港の人々の息づかいを感じることができます。そしてこの団地はなんと、旅行者でも泊まることが可能です。普通のホテルとは一味違う体験をしてみたい方はぜひ泊まってみてはいかがでしょうか。

◎まとめ

香港の旅行で訪れたい人気の観光スポットをご紹介しました。夜景の美しい香港ならではの観光スポットが多く、見逃せません。中でもシンフォニー・オブ・ライツは、おすすめでクルーズ船から見るのもいいですね。5月から10月頃までは、暑い日が多く湿度も高いため、外を歩き回るのは大変かもしれません。体力に合わせて旅行する時期を選んでくださいね。

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