名称:ビクトリア・ピーク / Victoria Peak
住所:Mid-Levels, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.thepeak.com.hk/en
香港を訪れるなら、グルメや夜景を楽しむのはもちろん、定番の観光名所も外せません。ビクトリアハーバーのクルーズやオープントップバスが走るネイザンロードは人気スポットですが、地元の人々が足を運ぶ穴場のスポットにも行ってみたいですよね。
ここでは、旅行客に人気の名所を巡りながら、香港ならではの食材を扱う市場やお店、ユニークな土産店など、ディープなグルメスポットもご紹介。香港の多彩な魅力に迫ります!
目次
香港でおすすめの観光スポット51選!人気定番から穴場スポットまでご紹介
- 1. ビクトリア・ピーク
- 2. ICCスカイ100(スカイ100香港展望台)
- 3. 香港ディズニーランド
- 4. シンフォニー・オブ・ライツ
- 5. 香港オーシャンパーク
- 6. スターフェリー
- 7. クロック・タワー
- 8. アベニュー・オブ・スターズ
- 9. 香港マダム・タッソー蝋人形館
- 10. 女人街・男人街
- 11. SOHOエリア
- 12. ヒルサイド・エスカレーター
- 13. 香港公園
- 14. 金魚街・花園街
- 15. IFCモール
- 16. 赤柱(スタンレー)
- 17. 黄大仙祠
- 18. ハーバーシティ
- 19. ランタオ島「天壇大仏」
- 20. 昂坪360(ゴンピン360)
- 21. ザ・ランドマーク
- 22. レパルスベイ
- 23. PMQ
- 24. ラマ島
- 25. 海味街
- 26. ネイザンロード
- 27. 九龍清真寺
- 28. 1881ヘリテージ
- 29. パシフィック・プレイス
- 30. 裕華國貨
- 31. 九龍公園
- 32. ポッティンジャー・ストリート
- 33. 北角春秧街
- 34. 銅鑼湾駅前交差点
- 35. ウエスタン・マーケット
- 36. 香港大学
- 37. 文武廟
- 38. ダデルストリートの石段とガス灯
- 39. 皇后像広場
- 40. 香港動植物公園
- 41. 湾仔街市
- 42. そごう
- 43. 金紫荊広場(ゴールデン・バウヒニア・スクエア)
- 44. 香港タイムズスクエア(時代廣場)
- 45. 孫中山記念館
- 46. 中銀大廈(中国銀行タワー)
- 47. 雷生春堂
- 48. 香港政府新庁舎
- 49. 香港礼賓府
- 50. 油麻地の天后廟
- 51. 美荷楼
- ◎香港のおすすめ観光スポットまとめ
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1. ビクトリア・ピーク
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香港の旅行で夜景を楽しみたい方におすすめの観光スポットが「ビクトリア・ピーク」です。ビクトリア・ピークは、香港島の西側に位置する標高約552mの太平山にあります。中腹にある展望台からは、香港島と九龍半島を挟むビクトリア・ハーバーや高層ビル群を一望できる絶景が広がります。世界三大夜景にも選ばれた香港の夜景は、ぜひ見逃さないでください。
ここを訪れるなら、夜景が最も美しく見える11月から2月頃が特におすすめ。夕陽が沈む前に展望台に到着するように訪れてみてくださいね。
また、ビクトリア・ピークには、寒い冬でも快適に過ごせる「ピーク・タワー」もあり、展望台やショッピングを楽しめます。カフェやレストランも完備しているので、景色を楽しみながら休憩することができます。ピークトラムの終着駅と繋がっているので、アクセスも便利です。
【ピークトラム】
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香港100万ドルの夜景を見にビクトリア・ピークへ行く方法はバス、タクシー、ピークトラムがあります。せっかく行くなら一度はピークトラムに乗ってみてはいかがでしょうか。ピークトラムの麓の駅には、中環(セントラル)からバス、または金鐘(アドミラルティー)から徒歩約10分のところにあります。
チケットは当日、売り場でも購入できますが、人気でかなり並ぶため事前にプリペイドカードの「オクトパスカード」を用意しておくのがおすすめ。片道、往復の他にもピーク・タワーの展望台スカイテラスへの入場券がセットになったチケットがあります。
運行間隔は10~15分で、乗車するのも時間がかかるため、余裕をもって行ってくださいね。麓の乗り場からはおよそ1.4km、約8分でピーク・タワーの真下に到着。途中の傾斜が最大23度と急なので、乗車中は注意しながら迫力のある景色を楽しんでください。
名称:ピークトラム / The Peak Tram
住所:33 Garden Road,Central.Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.thepeak.com.hk/en/the-peak-experience/the-peak-tram
2. ICCスカイ100(スカイ100香港展望台)

ICCスカイ100(スカイ100香港展望台)は、香港で一番高い世界貿易センター(ICC)の100階にある展望台です。390mの高さから眺める香港の景色は迫力満点。九龍の街はもちろん、尖沙咀フェリーターミナルやビクトリア・ハーバーも見渡せます。
昼間の景色もいいですが、おすすめはやっぱり夜景。香港島に建ち並ぶ高層ビル群の鮮やかな光は、香港ならでは。ビクトリア・ピークとともに香港の人気夜景スポットです。
ICCスカイ100へは、MTR九龍駅から直結したショッピングセンター「エレメンツ」を通って行きます。チケットはインターナショナル・コマーシャルセンターの1階にあるチケットセンターで購入でき、近くにキャリーバッグが入るコインロッカーもあります。アクセスは香港駅から一駅なので、空港への行き帰りでも便利です。
名称:ICCスカイ100(スカイ100香港展望台)/ Sky100
住所:International Commerce Centre (ICC), 1 Austin Rd W, West Kowloon, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://sky100.com.hk/ja/
3. 香港ディズニーランド
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出典: By Deror_avi - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=27895066 (CC BY-SA 3.0)
日本でも絶大な人気を誇るディズニーランドが、香港にもあります。2005年にオープンした香港ディズニーランドは、ランタオ島に位置しており、香港国際空港からタクシーで約15分、香港の中心部からはMTRで約40分でアクセスできます。
パークのチケットは、日本語の公式ページからも購入できるので、事前に買っておくのがおすすめです。時間が限られている方でも、並ばずに入園したり、優先的にアトラクションを楽しんだりできます。
人気のアトラクションには、香港版ビッグサンダーマウンテン「ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー」や、U字型のトラックをスリル満点に駆け抜ける「RCレーサー」、ホーンテッドマンションのような「ミスティック・マナー」などがあります。ディズニーランドが好きな方にはたまらないスポットです。
ダッフィーの新しい友達「クッキー」のグッズは、日本では手に入らないお土産としておすすめ。パーク内の人気レストラン「キャラクターダイニング」では、クッキーのスイーツも楽しめます。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
名称:香港ディズニーランド・リゾート / Hong Kong Disneyland Park
住所:Lantau Island,Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.hongkongdisneyland.com/ja/
4. シンフォニー・オブ・ライツ
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香港の夜景で外せないのが「シンフォニー・オブ・ライツ」です!2003年に香港の中国返還を記念して始まった光と音のショーで、毎晩20時から13分間開催。ビクトリア・ハーバーの夜景をさらに華やかに彩ります。
高層ビル群に映し出されるLEDアート、鮮やかなサーチライト、レーザービームが音楽に合わせて動き、香港の夜空をダイナミックに演出。音楽は香港フィルハーモニー管弦楽団によるもので、圧巻の音響体験が楽しめます。
鑑賞には、尖沙咀プロムナードが特におすすめ。遊歩道にベンチもあり、ゆっくりと眺められます。また、スターフェリー乗り場や香港文化センター周辺でも楽しめるので、お気に入りのスポットで香港の夜を堪能してください!
名称:シンフォニー・オブ・ライツ / A Symphony of Lights
住所:Ave of Stars,Tsim Sha Tsui,Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.tourism.gov.hk/symphony/cindex.html
5. 香港オーシャンパーク
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香港の二大テーマパークといえば、香港ディズニーランドと香港オーシャンパークです。日本ではあまり知られていませんが、香港の人々に大人気のテーマパークです。
香港オーシャンパークは、遊園地、動物園、水族館が一体となった巨大な観光スポットで、面積は東京ドーム約18個分にも及びます。山と海に面した絶景のロケーションにあり、最寄り駅がないため、MTR金鐘駅から香港オーシャンパーク行きの直通バスが出ています。
遊園地には、絶叫マシンが多く、「The Dragon」や「Arctic Blast」などスリル満点のアトラクションが揃っています。パークは山や高台に位置しているため、絶景を楽しみながら遊べますよ。他にも、急流を下る「The Rapids」や、ずぶ濡れになること間違いなしの「Raging River」など、暑い香港ならではのアトラクションも豊富。また、動物園にはパンダがいる「Giant Panda Adventure」もあり、間近でその姿を見ることができます。
さらに、水族館「Grand Aquarium」では、巨大な水槽や池がライトアップされるショーが楽しめるので、アトラクションが苦手な方にもおすすめ。「Ocean Theatre」では、人気のイルカのショーも開催されています。
名称:香港オーシャンパーク / Ocean Park Insignia
住所:Aberdeen,Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.oceanpark.com.hk/tc
6. スターフェリー

香港島と九龍半島を結ぶスターフェリーは、ビクトリアハーバーの風に吹かれながら、のんびりと香港の景色を楽しめるのでおすすめです。セントラル側の乗り場はIFCから通路で直結しており、アクセス良好。乗り場は、九龍半島行きの尖沙咀行きと、離島行きに分かれているので、行き先にご注意ください。
船はのんびりした旅で、時刻表はありませんが、だいたい10分おきくらいに運行しています。船上からビクトリアハーバーや香港の高層ビル群など、観光スポットが一望できます。特に夜景は「100万ドルの夜景」とも称される圧巻の美しさ!8分ほどで対岸に到着します。
名称:スターフェリー / Star Ferry
住所:Tsim Sha Tsui,Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.starferry.com.hk/tc/home
7. クロック・タワー

クロック・タワーは、尖沙咀(チムサーチョイ)側のスターフェリー乗り場の目の前に立つ時計台です。赤レンガと花こう岩でできたレトロな時計塔には、イギリス統治時代の香港の面影が色濃く残り、美しい観光スポットとして知られています。
現在はその面影を残していませんが、実はスターフェリー乗り場前の広場はかつて汽車の駅があった場所。クロック・タワーを起点に、ビクトリアハーバー沿いには尖沙咀東部まで続くプロムナードが整備されています。
名称:クロック・タワー / 前九広鉄路鐘楼 / Clock Tower, Hong Kong
住所:Star Ferry Pier, Kowloon Point, Tsim Sha Tsui, Kowloon
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/jp/interactive-map/clock-tower.html
8. アベニュー・オブ・スターズ

香港映画のスターたちを称える遊歩道「アベニュー・オブ・スターズ」 は、ヴィクトリア・ハーバー沿いに位置する人気観光スポット。映画ファンにはもちろん、観光客にもおすすめの場所です。
遊歩道には、ブルース・リーやジャッキー・チェンをはじめとする香港映画界のスターたちの手形やサインが刻まれた銘板が並び、訪れる人々を魅了します。特に注目されるのが、香港映画の象徴であるブルース・リーのブロンズ像で、写真撮影スポットとしても大変人気があります。
さらに、アベニュー・オブ・スターズはヴィクトリア・ハーバーを一望できる絶好のロケーションにあり、遊歩道にはモダンなベンチや日よけが設置され、快適に過ごすことができます。また、昼間の景色もさることながら、夜になると美しい夜景が楽しめる点も魅力。特に「シンフォニー・オブ・ライツ」の鑑賞スポットとしてもおすすめです。
アクセスはMTR尖沙咀(チムサーチョイ)駅から徒歩圏内と便利。香港観光の際には、ぜひ訪れてみてください。香港映画の歴史に触れながら、美しい景色を満喫できるスポットです。
名称:アベニュー・オブ・スターズ / Avenue of Stars
住所:Ave of Stars, Tsim Sha Tsui, 香港
公式・関連サイトURL:https://www.avenueofstars.com.hk/
9. 香港マダム・タッソー蝋人形館

出典: 作者 Wpcpey - 自己的作品,CC BY-SA 4.0,https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=52072244 (CC BY-SA 4.0)
世界中のスターや有名人の蝋人形が並ぶ人気の観光スポット、「マダム・タッソー蝋人形館」。リアルな蝋人形に触れたり、一緒に写真を撮ったりできます。
館内はさまざまなエリアに分かれており、ハリウッドスターやスポーツ選手、ミュージシャン、政治家などの著名人の蝋人形が勢揃い。ジョニー・デップ、オードリー・ヘップバーン、マリリン・モンロー、クリスティアーノ・ロナウド、レディー・ガガ、フレディ・マーキュリーなど、ファンにはたまらないスポットです。
また、アートギャラリーには前衛芸術家・草間彌生のゾーンもあり、アートな空間で一緒に写真を撮ることができます。他にも、限定版のハローキティや、マダム・タッソーのオリジナルグッズが販売されているギフトショップもあり、お土産選びにもおすすめです。
場所はビクトリア・ピークにあるピーク・タワー内。行き方は、中環(セントラル)駅から徒歩で約15分のところにピーク・トラム乗り場があり、そこからピーク・トラムに乗って終点まで行けば、ピーク・タワーの真下に到着します。周辺には他にも観光スポットがたくさんあるので、ぜひ足を運んでみてください。
名称:香港マダム・タッソー蝋人形館 / Madame Tussauds Hong Kong
住所:Star Ferry Pier, Kowloon Point, Tsim Sha Tsui, Kowloon
公式・関連サイトURL:https://www.madametussauds.com/hong-kong/
10. 女人街・男人街


女人街(ノイヤンガイ)と男人街(ナンヤンガイ)は、1km以上にわたり露店が立ち並ぶ香港の二大ナイトマーケットです。通称として知られていますが、正式な通りの名前はそれぞれ通菜街(トンチョイストリート)と廟街(テンプルストリート)です。
女人街では鞄やアクセサリーなど女性向けの商品が、男人街では腕時計や電子機器など男性向けの商品が所狭しと並んでいます。一見ガラクタに見えるものも、よく探せば掘り出し物が見つかるかも!また、ナイトマーケットならではの楽しみといえば値切り交渉。簡単な英語なら通じるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
なお、昼間に訪れると、折りたたまれた屋台しか見られないため、観光には夕方以降が最適です。お店の開店時間は日によって異なるものの、夜になると多くの店が営業を始めます。独特の雰囲気を楽しみながら、お気に入りのアイテムを見つけてみましょう!
名称:女人街(ノイヤンガイ)・男人街(ナムヤンガイ)/ Tung Choi Street・Temple Street
住所:Tung Choi Street, Mong Kok, Kowloon
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/jp/interactive-map/ladies-market.html
11. SOHOエリア

SOHOというとニューヨークをイメージする方が多いかもしれませんが、実は香港にもSOHOがあります。ハリウッドロードの南側に位置するエルギンストリートやピールストリート、スタウトンストリート周辺がSOHOエリア。ここには多くのレストランが立ち並び、中華料理をはじめ、イタリアン、ギリシャ料理、ベトナム料理、タイ料理など、各国の味を楽しめるのが特徴です。また、最近のヘルシーブームを受けて、コールドプレスジュースやサラダ専門店も増えています。
坂が多いエリアなので、歩き疲れたら気になったレストランやカフェでひと休みするのもおすすめ。また、ファッションやインテリアのオシャレなショップも点在しているので、散策しながらお気に入りのお店を見つけてみてください。
名称:SOHO
住所:Elgin St, Central
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/jp/interactive-map/soho.html
12. ヒルサイド・エスカレーター

「ヒルサイド・エスカレーター」は、全長約800m、高低差約135mを誇る世界一長い屋外エスカレーターシステムです。このエスカレーターは、SOHOエリアや山の中腹に暮らす住民にとって日常的な交通手段として利用されています。運行は、朝6時から10時までが下り、10時から24時までは上り専用というユニークな一方通行システムとなっています。
またヒルサイド・エスカレーターが映画『恋する惑星』のロケ地になったことから、映画ファンをはじめ、観光スポットとしても有名になりました。沿道にはおしゃれなレストランやカフェが軒を連ね、周辺には観光名所も点在しており、乗りながら香港の街並みを楽しむことができます。エスカレーターの片道移動時間は約23分ですが、途中で降りて散策するのもおすすめです。
名称:ヒルサイド・エスカレーター / Hillside Escalator
住所:From Market atCentral to Condut Rd
13. 香港公園

香港公園は、高層ビル群に囲まれた一等地に位置する都会のオアシスです。園内には植物の温室や鳥のコーナーがあり、どちらも無料で楽しめるため、香港動植物公園よりも気軽に訪れることができます。
茶具文物館の近くにはレストランもあり、食事を楽しみながらのんびり過ごすのに最適。さらに、公園のそばには婚姻登記所があり、婚姻届を提出する香港のカップルたちの記念撮影スポットとしても親しまれています。
中銀ビルやシティバンク・タワーなど、金鐘(アドミラリティ)の高層ビル群に囲まれたこの公園は、都会の喧騒から離れて静かに過ごせる癒しの空間。パシフィックプレイスのエスカレーターからもアクセスできるので便利です。観光の合間に立ち寄り、鯉や亀が泳ぐ池を眺めながらゆったりとしたひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。
名称:香港公園 / The Hong Kong Park
住所:19 Cotton Tree Drive, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.lcsd.gov.hk/en/parks/hkp/
14. 金魚街・花園街

香港らしい地元の雰囲気を味わいながらショッピングを楽しみたい方にぴったりなのが、「金魚街」と「花園街」です。どちらも九龍半島の旺角・太子エリアにあり、MTR旺角駅から徒歩でアクセス可能です。
金魚街は、その名の通り金魚やコイ、熱帯魚といったペット用の魚を扱うお店が立ち並ぶストリート。魚の餌や水槽など関連アイテムも多彩で、香港独特の景色が広がります。香港では風水文化が根付いており、金魚は金運を象徴する幸運のアイテム。そのため、多くの家庭で金魚が飼われており、金魚街の賑わいが生まれたとされています。店先には、金魚が入ったビニール袋がずらりと吊るされており、その光景は一見の価値ありです。
一方、洋服や雑貨、おもちゃ、お土産品が所狭しと並ぶ花園街は、見るだけでも楽しいショッピングスポット。香港らしいユニークなお土産を探したり、掘り出し物に出会えるかもしれません。さらに、果物スタンドやジューススタンドも点在しているため、買い物の合間に立ち寄るのもおすすめです。
名称:金魚街・花園街 / Goldfish Street・Fa Yuen Street
住所:125-161 Fa Yuen St Mong Kok, Kowloon
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/jp/interactive-map/goldfish-market.html
15. IFCモール

香港で最も高いビル「国際金融中心Ⅱ(Two IFC)」に隣接する「IFCモール」は、ショッピングや観光に便利なスポットです。「IFC」は「International Finance Centre」の略で、このエリアには証券取引所や金融関連の企業が集まっています。

出典: By Daniel Case - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=28319277 (CC BY-SA 3.0)
館内には多彩な店舗が揃っています。1階には高級スーパーの「シティスーパー」や映画館、化粧品店が並び、2階にはブランドショップが集結。ラグジュアリーなショッピングを楽しめます。さらに、モールの外にある展望台からは、ビクトリアハーバーを一望でき、写真撮影にも絶好のスポットです。
モールのグランドフロアには、エアポートエクスプレス利用者向けの「シティチェックインカウンター」があり、空港チェックインが可能。最終日に荷物を預けて手ぶらでショッピングや観光を楽しめる、便利なサービスとして人気です。便利で魅力あふれる「IFCモール」へ、香港滞在の締めくくりに立ち寄ってみてください。
名称:IFCモール / IFC Mall
住所:8 Finance Street, Central, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://ifc.com.hk/en/mall/
16. 赤柱(スタンレー)

香港の中心部から日帰り旅行先として人気の「赤柱(スタンレー)」は、香港島南部に位置する海辺の街で、リゾート地としても知られています。中環(セントラル)や金鐘(アドミラリティ)からバスで約60~90分と、アクセスも便利です。
街のメインストリート「赤柱大街」には、オシャレなカフェやパブが立ち並び、まるでヨーロッパのような雰囲気を楽しめます。海岸沿いを散策すると、コロニアル様式の建築物「マレーハウス」や、レストランやカフェ、ワイン専門店が集まる「スタンレー・プラザ」があります。また、近くにある「スタンレー・マーハンパーク」では、のんびりとした散策もおすすめ。休憩やショッピングにぴったりのスポットです。
さらに、香港らしいお土産を探すなら「赤柱市場(スタンレー・マーケット)」がおすすめです。雑貨やアクセサリー、シルク製品、ストールなど、さまざまな商品が並び、観光客にも人気の場所です。
名称:赤柱(スタンレー)/ Stanley
住所:Stanley, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/jp/interactive-map/stanley.html
17. 黄大仙祠
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香港一のパワースポットとも言われる「黄大仙祠(ウォンタイシン)」は、伝統とスピリチュアルな雰囲気が融合した寺院。「道教、仏教、儒教が融合したお寺で、地元の人々だけでなく観光客にも人気のスポットです。赤と金で装飾された建物が印象的で、中国伝統の寺院建築を楽しむことができます。境内には「大雄宝殿」や「三聖堂」、「従心苑」、「麟閣」などが点在しており、陰陽五行思想に基づいた池の配置や装飾も見どころです。
このお寺は、願いごとが叶うと評判で、特に風水を重んじる香港ならではのエネルギーに満ちた場所として知られています。訪れた際には、「筒占(カウチム)」という日本のおみくじに似た占いを体験してみてはいかがでしょうか。筒を振って棒を一本落とし、その番号を占い師に伝えると運勢を見てもらえます。日本語が通じる占い師もいるので、言葉の心配も不要です。
また、境内には縁結びの神様として知られる「月下老人」が祀られています。赤い糸を月下老人の銅像に結ぶと良縁に恵まれるとされ、恋愛成就を願う人々に人気のスポットです。
名称:黄大仙祠 / Wong Tai Sin, Hong Kong
住所:2 Chuk Yuen Village, Wong Tai Sin, Kowloon, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/jp/interactive-map/wong-tai-sin-temple.html
18. ハーバーシティ

「ハーバーシティ」は、香港最大級のショッピングモールで、尖沙咀(チムサーチョイ)に位置しています。九龍半島南部の商業エリアにあり、周辺には観光スポットも豊富で、観光の合間に立ち寄るのにも最適な場所です。尖沙咀駅からも近いため、移動にも便利で、涼みたいときや休憩したいときにぴったりです。

ハーバーシティは5つのエリアから成り立っており、それぞれ特徴的な店舗が揃っています。まず「スター・アネックス@スターハウス」では、主に電化製品を扱っています。「マルコポーロ香港ホテル・アーケード」には映画館や高級ブランドが並び、ショッピングとともにエンターテイメントも楽しめます。
「オーシャン・ターミナル」にはベビー用品やキッズ用品が充実しており、家族連れにも便利です。さらに、「オーシャンセンター」には高級ブランドやレストランが集まり、ラグジュアリーなショッピング体験ができます。そして、「ゲートウェイ・アーケード」ではカジュアルブランドやセレクトショップが並び、トレンドに敏感な方にもおすすめです。
ハーバーシティは子供から大人まで楽しめる施設が揃い、ショッピングだけでなく食事や休憩も満喫できるスポット。カフェやレストランも充実しており、グルメスポットとしても多彩な選択肢があります。
名称:ハーバーシティ / Harbour City (Hong Kong)
住所:3 - 27 Canton Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.harbourcity.com.hk/en/
19. ランタオ島「天壇大仏」

香港で最大の面積を誇るランタオ島は、九龍半島の西側に位置し、香港国際空港や香港ディズニーランド、アジアワールド・エキスポなどの主要施設が集まる注目のエリアです。観光名所が豊富で、なかでも注目されているのが宝蓮寺の「天壇大仏」。1989年に完成したこの大仏は、屋外にあるものとして世界最大級で、台座を含めた高さは約34mを誇ります。その雄大な姿を下から見上げると、圧倒されること間違いなしです。
大仏の内部には展示室や売店があり、ミニチュアの大仏やお守りといったお土産を購入できます。展示室へは精進料理の食券が必要なので、訪問前に準備をお忘れなく。
名称:ランタオ島「天壇大仏」 / Lantau Island「The Big Buddha」
住所:Lantau Island,Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.plm.org.hk/eng/buddha.php
20. 昂坪360(ゴンピン360)

「昂坪360(ゴンピン360)」 は、ランタオ島の東涌駅から昂坪村を結ぶロープウェイで、香港旅行で外せない観光スポットです。約25分の空中散歩では、壮大な山々や南シナ海、香港国際空港の景色を楽しめます。特に、透明な床の「クリスタルキャビン」はスリル満点です。
終点の昂坪村には、香港を代表する観光名所「天壇大仏」や静かな雰囲気の「宝蓮寺」があり、自然や歴史文化に触れる絶好の機会を提供します。アクセスはMTR東涌駅から徒歩数分で便利。景色、アクティビティ、文化体験を同時に楽しめる魅力的なスポットです。
名称:昂坪360(ゴンピン360)/ Ngong Ping 360
公式・関連サイトURL:https://www.np360.com.hk/tc/tickets-promotions/promotions/discover-advertising-in-ngong-ping-360
21. ザ・ランドマーク

出典: By Wing1990hk - Own work, CC BY 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=37865969 (CC BY 3.0)
ザ・ランドマークは、香港を代表する高級感あふれるショッピングモールです。ランドマーク・マンダリンオリエンタルホテルと直結しており、ルイ・ヴィトン、ディオール、グッチ、ティファニーなどの有名ブランドがそろい、エレガントな雰囲気の中でショッピングを楽しめます。
2階にある「カフェ・ランドマーク」は、扇形に広がるデザインが特徴的で、特にアフタヌーンティーが人気。ゆったりとした空間で、買い物の合間に優雅なひとときを過ごせます。
また、ザ・ランドマークはプリンスビルやアレクサンダー・ハウスと地下通路や歩道橋で繋がっているため、雨の日でも快適にショッピングが楽しめます。ファッションやコスメ、ステーショナリー、雑貨などの幅広いアイテムが揃っているので、お土産探しにも最適です。さらにスーパーマーケットも入っており、果物やお菓子、ジュースといった日用品も購入可能。観光やショッピングの際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
名称:ザ・ランドマーク / Landmark
住所:15 Queen's Road Central, Central, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.landmark.hk/en
22. レパルスベイ

香港島南部にあるリゾート地「レパルスベイ」は、美しい海と白砂のビーチが広がる人気の観光スポットです。ハリウッド映画『慕情』のロケ地として知られ、映画ファンにとっても訪れる価値のある場所です。
ビーチの白い砂はヨーロッパから輸入されたもので、贅沢な雰囲気を醸し出しています。海沿いには高級マンションが立ち並び、多くの欧米人が住んでいるため、ヨーロッパ風のショップやレストランが豊富。伝統的なイングリッシュ・アフタヌーンティーを提供するカフェも多く、青い海を眺めながら優雅な時間を過ごすことができます。

ビーチから10分ほど歩くと、海の神様を祀る「天后廟(ティンハウミュウ)」があります。カラフルな像が境内に並び、香港のパワースポットとしても人気の場所です。金運や子宝に恵まれるとされる像があり、多くの観光客が像を撫でています。また、赤い橋を渡ると寿命が3日延びると言われており、訪れる人々に親しまれています。
アクセスは、MTR中環(セントラル)駅からバスで約25分。南国の雰囲気を満喫しながら、リラックスしたひとときを過ごすのに最適な場所です。
名称:レパルスベイ / RepulseBay
住所:Repulse Bay, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/jp/explore/great-outdoor/wellness/repulse-bay.html
23. PMQ

SOHOエリアの新たな注目スポット「PMQ」は、「Police Married Quarters」の略称で、かつて既婚警察官用の宿舎だった場所をリノベーションした施設です。現在は若手アーティストやクリエイターが活躍する場として再生され、エネルギッシュな雰囲気に包まれています。
建物内には、デザイナーやアーティストによるショップが並び、ユニークな作品やグッズを購入することができます。また、地上の広場では定期的に変わるポップアップショップやイベントが開催され、訪れるたびに新たな発見があるのも魅力です。
さらに、コーヒーショップや料理教室といった施設も充実。PMQには宿舎だった頃の教室の面影を残すデザインもあり、歴史とモダンな感性が融合した独特の空間を楽しむことができます。最新のアートやクリエイティブな作品に触れられ、地元の若者や観光客で賑わっているPMQで、香港のカルチャーを存分に堪能してみてください。
名称:PMQ
住所:35 Aberdeen Street, Central, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.pmq.org.hk/
24. ラマ島

中環(セントラル)からフェリーで約30分の場所に位置するラマ島は、香港の人気観光スポットの一つです。透明度の高い海水浴場があり、シャワーや更衣室といった設備も整っているため、快適に楽しめます。
海岸沿いには海鮮料理のお店が立ち並び、新鮮なエビや貝、魚を味わうことができます。「天虹海鮮酒家」では、水槽から魚介類を選び、お好みの調理法で提供してもらうことが可能。海を眺めながら堪能するエビ料理は格別の味わいです。
さらに、メインストリートにはおしゃれな雑貨店やお土産店、カフェ、レストランが並び、歩くだけでも楽しいエリアとなっています。ラマ島全体がのんびりとした雰囲気に包まれているため、散策をしながらゆったりとした時間を過ごすのも魅力です。また、ハイキングコースも充実しており、ファミリーウォークに沿って歩くと、海や島の景色を一望できる「ヒルトップ・パビリオン」に到着します。自然と美しい眺望を満喫してみてはいかがでしょう。
名称:ラマ島 / Lamma Island
住所:Lamma Island,Hong Kong
25. 海味街

出典: By Queens18F - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3671874 (CC BY-SA 3.0)
香港の「海味街(ホイメイガイ)」は、中環(セントラル)の徳輔道西(デボー・ロード)周辺に位置する乾物や漢方薬、海産物の専門店が集まるエリアの通称です。特に、アワビ、干しナマコ、フカヒレ、ツバメの巣、干しエビなどの高級乾物や、珍しいヒトデやタツノオトシゴなど豊富に揃っており、地元住民だけでなく観光客にも人気のスポットです。
このエリアは、昔から香港の中華料理や薬膳文化に欠かせない乾物を買い求める人々で賑わっており、特に旧正月の時期には多くの人が訪れます。商品は、高級品から手頃な価格のものまで品質別に細かく分類されていて、現地の人々はこれらの乾物をスープや煮物などに使い、健康や美容を意識した食生活に役立てているようです。
また、「海味街」は単なる買い物スポットだけでなく、香港の食文化や伝統に触れることができる場所でもあります。乾物を扱う店舗の中には100年以上の歴史を持つ老舗もあり、店主と話しながら商品の使い方や効能について学ぶ楽しい体験もできます。アクセスはMTR西営盤駅から徒歩圏内と便利です。
名称:海味街 / Hoi Mei Gai
住所:Des Voeux Road. West, HK
26. ネイザンロード

香港の中心部、九龍(カウルーン)のメインストリート「ネイザンロード」。尖沙咀(チムサーチョイ)から旺角(モンコック)まで約3.6km続く大きな通りです。たくさんの看板が通りに飛び出すように並び、香港らしい華やかなスポット。尖沙咀(チムサーチョイ)の周辺には、ショッピングモールや高級ホテル、カフェやレストランが並び、観光客で賑わっています。
また、佐敦(ジョーダン)から北の方へ行くと香港のローカルな雰囲気が濃くなり、ディープな香港を楽しみたい方には、おすすめ。女人街や金魚街などの露天街も多く、食べ歩きが楽しめます。さらに油麻地(ヤウマーテイ)には、玉器市場(ヒスイ市)があり、ヒスイを販売するお店が充実。自宅用にはもちろん、お土産にもおすすめです。
名称:ネイザンロード / Nathan Road
住所:Nathan Road,Hong Kong
【ザ ペニンシュラ 香港】

ビクトリアハーバーを望む由緒あるホテル「ザ・ペニンシュラ・ホンコン」。尖沙咀の先端に位置し、ネイザンロード沿いに堂々とそびえ立っています。正面玄関の前には美しい噴水があり、観光客が記念写真を撮るスポットとしても人気です。
「ザ・ロビー」で提供されるアフタヌーンティーは、ペニンシュラホテルの名物。優雅なティータイムを楽しみたい方には見逃せない体験です。クラシックの生演奏が行われることもあり、その雰囲気はまさに非日常の贅沢さを感じさせます。
その豪華な外観や内装、一歩足を踏み入れるだけで感じられる特別感、そして行き届いたサービスは、このホテルが世界的に高い評価を受けている理由です。ぜひ一度、優雅でラグジュアリーな時間を体験してみてはいかがでしょうか。
さらに地下1階にあるアーケードは、高級感漂うお土産探しに最適。ホテル直営の「ザ・ペニンシュラ・ブティック」では、チョコレート、クッキー、お茶、調味料などのホテルブランド商品が揃っています。洗練されたパッケージが魅力的で、贈り物にもぴったりですよ。
【重慶大厦】

映画の舞台にもなった「重慶大厦(チョンキンマンション)」は、尖沙咀を象徴する個性的な建物です。尖沙咀のネイザンロード沿いに位置し、歴史を感じさせる外観が目を引きます。2011年にリニューアルされ、地下1階から地上3階にかけてはモダンなショップが立ち並ぶスポットへと生まれ変わりました。一方で、上層階にはバックパッカー向けのリーズナブルなゲストハウスが数多く存在し、国際的な旅行者に親しまれています。
1階には、多数の両替所が並び、急な両替にも対応可能。ただし、お店ごとにレートが異なるため、事前にチェックするのがおすすめです。また、建物の奥に進むと、インド、アフリカ、南アジアの食材や料理を提供するレストランやカレー店が並び、異国情緒を楽しむことができます。
2~3階は「CKE重慶站」と呼ばれ、コスメグッズやスイーツ店、コスチュームショップなど、多彩な店舗が集結。地下1階は「WOOD HOUSE」となり、カフェや居酒屋、アクセサリーショップが入居しています。地元の人々や旅行者にとって、買い物から食事まで楽しめるユニークなスポットとして人気。重慶大厦は、尖沙咀の多文化的な魅力を凝縮した場所として、訪れる価値のある観光スポットです。
名称:重慶大厦(チョンキンマンション)/ Chungking Mansions
住所:36-44 Nathan Rd, Tsim Sha Tsui
公式・関連サイトURL:https://www.chungkingmansions.com.hk/home.htm#&panel1-1
27. 九龍清真寺

尖沙咀のネイザンロード沿いに突如姿を現す「九龍清真寺(カオルーン・モスク)」は、香港最大のイスラム教のモスクです。国際都市・香港の中でも特に多文化が交差する尖沙咀エリアを象徴する存在で、その歴史はイギリス統治時代にまで遡ります。
当時、イギリス軍に所属するイスラム教徒の兵士のために建設されたこのモスクは、1970年代にMTR(地下鉄)の建設に伴い現在の場所へ移転しました。白い外観とアーチ状の装飾が美しいこのモスクは、尖沙咀の街並みの中でひときわ目を引く建物です。
4階建てのモスク内には、最大で2,500人が収容可能な広々とした礼拝堂があり、礼拝の時間には多くのイスラム教徒が訪れるため、特に賑わいを見せます。観光で訪れる場合は、祈りの場としての神聖な空間であることを尊重し、マナーを守りながら外観を見学するようにしましょう。
名称:九龍清真寺 (カオルーン・モスク)/ Kowloon Mosque
住所:105 Nathan Road, TST, Kowloon
公式・関連サイトURL:https://islamictrusthk.org/kowloon-masjid
28. 1881ヘリテージ

九龍に広がるヨーロッパ風の街並みが魅力的な「1881ヘリテージ」は、2009年にオープンした豪華な施設。ブランドショップや高級ブティック、全室スイートのホテル「FWD HOUSE 1881」などが揃っています。施設内には、香港警隊前水警総部や旧九龍消防局などの歴史的な建物があり、100年以上の歴史を誇るこれらの文化遺産が現代に蘇り、まるでイギリス統治時代にタイムスリップしたかのような錯覚を楽しめます。
また、香港の歴史に関する展示も行われており、観光客にとっては貴重な学びの場でもあります。メインビルには、アフタヌーンティーや飲茶を楽しめるカフェやレストランも完備されており、優雅なひと時を過ごすことができます。
夜には、ライトアップされた建物と噴水が美しい景観を作り出し、その壮麗な光景は息をのむほどの美しさ。撮影スポットとしても最適なので、ぜひ訪れてみてください。
名称:1881ヘリテージ / 1881 HERITAGE
住所: No.2A, Canton Rd, Tsim Sha Tsui
公式・関連サイトURL:https://www.1881heritage.com/
29. パシフィック・プレイス

「パシフィック・プレイス」は、金鐘駅(アドミラルティ)直結の高級ショッピングモールで、ラグジュアリーな雰囲気が漂う広々とした空間が魅力。高級ブランドショップやセレクトショップ、レストラン、スーパー、ホテルなどが揃っています。
特におすすめなのは、セレクトショップの「Lane Crawford(レーン・クロフォード)」や、高級スーパー「360(スリーシックスティー)」です。センスの良いお土産や、美しいパッケージに包まれた小分け食品が見つかりますよ。また、パシフィック・プレイスのトイレは非常に清潔で評判なのでチェックしてみてください。
マリオットホテル、コンラッドホテル、シャングリラホテルといった有名ホテルが周りを囲み、パシフィック・プレイスに直結しています。
名称:パシフィック・プレイス / Pacific Place
住所:88 Queensway, Admiralty, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.pacificplace.com.hk/
30. 裕華國貨

出典: 作者 Wpcpey - 自己的作品,CC BY-SA 4.0,https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=62839156 (CC BY-SA 4.0)
ネイザンロードとジョーダンロードの交差点にあるデパート「裕華國貨」は、香港らしいお土産探しにぴったりのスポット。伝統的な中国文化を感じるアイテムが豊富に取り揃えられています。
特に、1階の漢方コーナーでは珍しい薬草やカラフルなパッケージの薬が並び、見ているだけでワクワクします。地下1階の乾物コーナーでは、香港ならではのフカヒレやアワビ、魚の浮き袋などが並び、地元の人々で賑わっています。中国らしいグッズをお探しの方には、まさに見逃せないスポットです。
名称:裕華國貨 佐敦本店 / Yue Hwa Chinese Products Emporium Limited
住所:301-309 Nathan Road, Kowloon
公式・関連サイトURL:https://shop.yuehwa.com/
31. 九龍公園

香港の繁華街、尖沙咀の中心に位置する「九龍公園」は、都会の喧騒を忘れさせてくれる緑豊かな場所。お昼休みにリフレッシュするビジネスマンも多く見られ、4月から10月にかけてはプールもオープンします。
公園内には亜熱帯の植物や鳥たちが集まり、都会の中にありながら静けさを感じさせてくれます。特にフラミンゴが見られることが魅力的。また、朝には太極拳の練習をしている人々も見かけ、気軽に参加してみるのも面白いでしょう。
観光の合間に心を落ち着ける場所として、訪れるのにぴったりなスポット。オアシスのような存在で、地元の人々に愛される公園です。
名称:九龍公園 / Kowloon park
住所:22 Austin Road
公式・関連サイトURL:https://www.lcsd.gov.hk/tc/parks/kp/index.html
32. ポッティンジャー・ストリート

香港映画の舞台によく登場する「ポッティンジャー・ストリート」は、石畳の道が印象的な観光スポット。映画ファンなら一度は目にしたことがあるかもしれません。この通りの特徴は、ほとんど段差のない滑らかな石畳と、道沿いに立ち並ぶさまざまな露店。パーティー用品や裁縫道具、雑貨など、多彩な商品が揃い、散策しながら眺めるだけでも楽しめます。
また、ポッティンジャー・ストリート周辺には青空市場が広がり、野菜や肉が所狭しと並ぶ光景が香港らしい活気を感じさせます。エネルギッシュな雰囲気が漂うこのエリアは、狭い通りながらフォトジェニックなスポットとしても人気。香港の文化と日常を肌で感じられる場所です。
名称:ポッティンジャー・ストリート / Pottinger Street
住所:Pottinger Street, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/eng/place-to-go/pottinger-street.html
33. 北角春秧街

出典: Sakaori (talk) - 投稿者自身による著作物, CC 表示 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=42944728による (CC BY 3.0)
下町情緒たっぷりの「北角春秧街(ノースポイントチュンヨン・ストリート)」は、北角駅からすぐの場所にある活気あふれる市場です。山積みにされた野菜や果物、生のまま吊るされた肉、水槽で泳ぐ魚など、香港のエネルギッシュな食文化を感じられるスポット。市場の周辺には、エッグロールの老舗「徳成号」や、ミニカステラの人気店「北角鶏蛋仔」といった名店があり、小腹を満たすのにも最適です。
この市場のさらにユニークな特徴は、狭い通りの中をトラムが走ること。鐘を鳴らしながら人々の間を縫うように進むトラムは、混雑した市場の風景に溶け込み、香港ならではの光景を生み出しています。地元の人々はそんなトラムにも慣れた様子で、日常がそのまま観光名所の一部になっている印象です。
香港の日常を肌で感じられるこのエリアは、観光の合間にぜひ訪れてほしいスポット。歩き回るだけで、香港の活気と温かみを存分に味わえます。
名称:北角春秧街 / Chun Yeung Street
住所:Chun Yeung St, North Point
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/jp/interactive-map/chun-yeung-street-wet-market.html
34. 銅鑼湾駅前交差点

香港観光で人気の繁華街の一つが銅鑼湾(コーズウェイベイ)。このエリアは、駅前交差点がいつも多くの人でにぎわい、車やトラム、歩行者が行き交うエネルギッシュな雰囲気が特徴。一日では回りきれないほど、レストランやショップが充実しており、ショッピングやグルメを満喫できる観光スポットです。
駅前には大型百貨店の「そごう」、恩平道沿いに高級感漂う「リーガーデン」、徒歩約5分の距離にあるショッピングモール「タイムズスクエア」などがあります。また、HMVやIKEAといった専門店も揃い、スイーツ好きには亀ゼリーの「恭和堂」やマンゴースイーツで有名な「許留山」がおすすめ。渣甸坊(ジャーディンズ・クレッセント)には露店が並び、ローカルな魅力を感じられる散策スポットとなっています。
銅鑼湾は、さまざまな文化や商品が集まるエリアで、歩くだけでも新しい発見があるはず。エネルギッシュな香港の雰囲気を存分に楽しみながら観光を満喫してください。
名称:銅鑼湾駅前交差点 / Causeway Bay
住所:555 Hennessy Rd., Causeway Bay, Hongkong 付近
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/eng/explore/neighbourhoods/causeway-bay.html
35. ウエスタン・マーケット

歴史的な雰囲気漂う「ウエスタンマーケット」は、香港で最も古いレンガ造りの建物の一つです。1階(グランドフロア)でおすすめのショップは、香港を象徴するトラムや二階建てバスのミニチュアグッズを扱うお店で、お土産選びに最適。特に電車やバスが好きな方へのプレゼントとして喜ばれるでしょう。さらに1階には生地屋さんが数多く入っており、色とりどりの布地が所狭しと並んでいます。種類が豊富なので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。
また、ウエスタンマーケットの周辺エリアは、活気がありつつも、どこか昔ながらの街並みが感じられる落ち着いた雰囲気。散策を楽しみながら、香港の歴史と文化を肌で感じられる場所です。訪れるだけで特別な時間を過ごせるスポットとしておすすめです。
名称:ウエスタン・マーケット / The Western Market
住所:The Western Market, 323 Des Voeux Rd. Sheung Wan, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/eng/place-to-go/western-market.html
36. 香港大学

香港の名門大学として知られる「香港大学」は、世界の大学ランキングで常に上位にランクインする実力校です。学びの場としてだけでなく、その美しいキャンパスと歴史ある建築物から、観光地としても注目されています。2015年に地下鉄アイランド線が延伸し、「香港大学駅」が新設されたことで、アクセスも非常に便利になりました。
香港大学のキャンパスは、都市部にありながら緑豊かで、学問に集中できる落ち着いた環境が整っています。歴史遺跡として指定されているクラシカルな建築物や、モダンな研究施設が混在し、訪れる人に独特の雰囲気を感じさせます。特に「メインビルディング」は、美しいコロニアル様式の建物で、写真スポットとしても人気です。
中華料理をはじめ、国際色豊かなメニューをリーズナブルな価格で提供している学生食堂は、観光客も利用可能!地元の学生たちと同じ食事を楽しめる貴重な体験スポットですよ。また、キャンパス内には有名チェーンのカフェやレストランもあり、軽食やコーヒーを楽しむのにも最適。学生の活気あふれる雰囲気を感じることができます。
名称:香港大学 / The University of Hong Kong, HKU
住所:The University of Hong Kong, Pok Fu Lam Road, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.hku.hk/
37. 文武廟

文学の神「文昌帝君」と戦の神「関帝」を祀る「文武廟(マンモーミュウ)」は、香港の歴史ある伝統的寺院です。かつては科挙の試験に合格を目指す若者たちの信仰を集め、現在でも地元の人々が学問成就や祈願のために訪れています。
寺院内は、赤を基調とした祭壇や黄色のお線香が並び、天井には渦巻き型の線香が吊るされています。この独特な装飾は、異国情緒を漂わせ、訪れる人々を引きつける特徴の一つ。特に渦巻き型のお線香は長時間燃え続け、静寂な時間の流れを感じさせてくれます。
文武廟があるハリウッドロード周辺は閑静なエリアですが、寺院内に一歩足を踏み入れると、鮮やかな色彩と信仰の熱気が広がり、特別な空間を生み出しています。勉学や財運、健康など、さまざまな願いを持つ人々が訪れ、神々に祈りを捧げる姿を見ることができます。
香港には文武廟以外にも多くの廟があります。それぞれの廟には独自の雰囲気があり、場所や歴史的背景によって異なる信仰や文化を感じることができます。廟巡りを通じて香港の多様な歴史や信仰に触れるのもおすすめです。
名称:文武廟 / Man Mo Temple
住所:124-126 Hollywood Road, Sheung Wan, Hong Kong Island
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/jp/interactive-map/man-mo-temple.html
38. ダデルストリートの石段とガス灯

ダデルストリートの石段とガス灯は、香港の歴史的な雰囲気を感じられるスポットとして観光客や映画ファンに人気があります。昔ながらのガス灯が石段を優しく照らし、100年近くにわたって香港の街並みを見守ってきました。イギリス統治時代の名残を感じさせるこの場所は、映画やドラマの撮影地としても度々登場し、そのノスタルジックな光景に多くの人が魅了されています。
ガス灯の点灯時間は毎日18時から翌朝6時まで。夜の時間帯には温かみのある灯りが石段を包み込み、昼間とは異なる静かな趣を楽しめます。この温かな光に照らされながら、昔ながらの街並みを散策すれば、まるでタイムスリップしたかのような感覚に浸れるでしょう。
また、ガス灯のすぐ近くには、レトロな雰囲気をテーマにしたスターバックスがあります。このカフェの内装は、古き良き香港を思わせるデザインで、ゆっくりとした時間を過ごすのにぴったり。石段を行き交う人々を眺めながら、コーヒー片手に香港の歴史を感じるひとときを楽しめます。
現代と過去が交差するようなこのスポットで、香港の文化と歴史に触れてみてはいかがでしょうか。特に夜の時間帯は幻想的な雰囲気が広がり、写真撮影にもおすすめです。
名称:ダデルストリートの石段とガス灯 / Duddell Street Steps & Gas Lamps
住所:Duddell Street, Central, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/jp/interactive-map/duddell-street-steps-gas-lamps.html
39. 皇后像広場
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「皇后像広場」は、香港のセントラルにある歴史的な広場です。元々はヴィクトリア女王の像があった場所で、現在はその像はありませんが、周囲には香港の歴史を感じさせる建物や彫像があります。
近代的な建物と歴史的な建物が調和するエリアで、広場の中央には英国統治時代の影響を感じられる銀行や裁判所などがあり、その一部は香港の文化遺産として保護されています。また、広場の中心には現代的な彫像や噴水が設置され、市民の憩いの場として親しまれています。
MTRセントラル駅から徒歩圏内で、周辺にはショッピングモールや観光地も多くあります。ビジネス街の真ん中で、観光や休憩に少しだけ足を止めて思いを馳せるのに最適なスポットです。
名称:皇后像広場 / Statue Square
住所:Chater Road, Central
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/jp/interactive-map/statue-square.html
40. 香港動植物公園

香港の中心部に位置する「香港動植物公園」は、1880年に開園した自然と触れ合える広大な公園です。大都会の中で動物と植物の両方を楽しめるスポットとして、観光客と地元の人々に親しまれています。
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亜熱帯の植物に囲まれ、鳥のさえずりが響く園内では、約600羽の鳥や40頭の爬虫類、哺乳類などが暮らしています。子ども向けの遊具やベンチも多く、休憩スポットとしても最適。香港の中心に位置しているため、アクセスも良好です。
朝早く訪れると、静かな雰囲気の中で鳥の鳴き声を楽しみながらリフレッシュできますよ。都会の喧騒を忘れ、自然の美しさに包まれる時間を過ごしてみてください。
名称:香港動植物公園 / Hong Kong Zoologocal and Botanical Gardens
住所:Albany Road, Central, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.hkzbg.gov.hk/tc/index.html
41. 湾仔街市
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香港の食文化を感じられる「街市(ガイシ)」を訪れてみませんか?香港各地にある街市には新鮮な食材が売られており、地元の人々の生活を支えています。新鮮さが最大の魅力で、肉や魚、野菜が所狭しと並んでいます。観光客も気軽に入ることができるので、香港ならではの食文化を感じてみましょう。
また、街市の周辺には太原街、石水渠街、大和街、三角街などの青空マーケットが広がっており、ショッピングも楽しめます。食品だけでなく、雑貨やアクセサリー、洋服、おもちゃなども販売されており、歩きながら観光を満喫できる場所です。
名称:湾仔街市 / Wan Chai Market
住所:258 Queen's Road East, Wan Chai
公式・関連サイトURL:https://www.fehd.gov.hk/english/map/market/market_pt.html?mapID=626&type=market
42. そごう

香港の銅鑼湾には、日本のグッズを豊富に取り扱う「そごう」があります。日本好きな香港人や観光客に長年愛されており、30年以上にわたってこの地で親しまれています。
コンパクトにまとまった店内は非常に便利で、急なお買い物や日本の味が恋しくなった時にピッタリ。地下の食料品売り場では、地域の物産展が期間限定で開催されることもあり、11階には日本の本を扱う書店もあります。また、日本で見かける雑誌の香港バージョンもあり、これらはお土産に最適です。
名称:そごう(崇光百貨)/ SOGO Hong Kong
住所:555 Hennessy Road, Causeway Bay, Hong Kong
公式・関連サイトURL:https://www.sogo.com.hk/en
43. 金紫荊広場(ゴールデン・バウヒニア・スクエア)
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「バウヒニア」は香港の象徴的な花で、香港の旗のデザインにも使用されています。金色に輝くのバウヒニア像があるのは、「ゴールデン・バウヒニア・スクエア」です。
ゴールデン・バウヒニア・スクエアは、香港最大の会議場・展示場である「香港コンベンション&エキシビションセンター」の海側にある広場で、国慶節などの公式行事に使用されています。1997年に香港がイギリスから返還された式典も、ここで行われました。
コンベンション&エキシビションセンターではフードショー、ブックフェア、コンサートなどさまざまなイベントが開催されており、当日券で入場できる場合もあります。また、毎朝7時50分からは香港警官による国歌演奏と国旗掲揚が行われ、多くの観光客が訪れます。
名称:金紫荊広場(ゴールデン・バウヒニア・スクエア)/ Golden Bauhinia Square
住所:1 Expo Drive, Wan Chai, Hong Kong Island
公式・関連サイトURL:http://www.discoverhongkong.com/jp/see-do/highlight-attractions/top-10/golden-bauhinia-square.jsp
44. 香港タイムズスクエア(時代廣場)

銅鑼湾のショッピングモール「タイムズスクエア」は、ショッピングとグルメが楽しめる地元の若者に人気の繁華街です。駅直結でアクセスも良好なこのショッピングモールは、地下2階から13階まであり、メンズ・レディースのアパレルや雑貨、家電製品まで多彩な商品が揃っています。
特に人気なのが10階から13階のレストラン街「食通天」。火鍋や飲茶をはじめ、ハンバーガーや和食、アジア料理など、多種多様なレストランが揃っており、いつも行列ができています。また、地下の「シティ・スーパー」や雑貨屋「LOG ON」には、バラマキ土産にぴったりな可愛いパッケージの品物が豊富にそろっています。
名称:香港タイムズスクエア(時代廣場)/ Times Square
住所:1 Matheson St, Causeway Bay, HK
公式・関連サイトURL:https://timessquare.com.hk/
45. 孫中山記念館
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出典: By No machine-readable author provided. Tong Kam Semo assumed (based on copyright claims). - No machine-readable source provided. Own work assumed (based on copyright claims)., CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1450347 (CC BY-SA 3.0)
「孫中山記念館」は、辛亥革命の父として香港で尊敬される孫文(孫中山)の生誕140周年を記念して公開された記念館です。日本に留学していた経験のある孫文は、日本語が堪能だったことでも知られています。
館内には、孫文が歩んだ歴史を示す資料や映像、実際に着ていた服などが展示されています。また、写真を再現したリアルな蝋人形もあり、さらに映像ギャラリーで孫文の歴史を学ぶことができます。
記念館の外観は美しく、レトロな木材が使われた内装が歴史の重みを感じさせます。アクセスは、ヒルサイド・エスカレーターを堅道まで上ると、徒歩でアクセス可能です。
※2024年5月から2025年3月頃まで、保守工事のため休館中です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
名称:孫中山記念館 / Dr Sun Yat-sen Museum
住所:7 Castle Road, Central
公式・関連サイトURL:https://hk.drsunyatsen.museum/en/web/sysm/home.html
46. 中銀大廈(中国銀行タワー)

香港の高層ビル群の中でも特に目立つのが「中銀大廈(中国銀行タワー)」です。その特徴的なデザインは、鋭く尖った形が印象的で、まるで剣のよう。この特徴的なフォルムは、訪れる人々に写真を撮りたくなる魅力を放っています。
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香港では風水が重要視されており、中国銀行タワーにも風水にまつわるエピソードがあります。
ビルの先端が尖っているため、向かいにあるHSBCビルに悪い気が流れ込むとされ、実際にHSBCは中銀ビルが完成した翌年に業績が悪化しました。これに対抗する形でHSBCは、中銀ビルに向けて大砲の形をしたクレーンを設置。その後、HSBCの業績が回復したことから、この出来事は「風水戦争」として香港で有名なエピソードとなっています。
中銀ビルに訪れた際は、ぜひお向かいのHSBCビルもチェックしてみてくださいね。
名称:中銀大廈(中国銀行タワー)/ Bank of China Tower
住所:1 Garden Rd, Central
公式・関連サイトURL:https://www.bochk.com/en/home.html
47. 雷生春堂
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出典: By 李家宇, CC BY-SA 3.0 tw, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=19572300 (CC BY-SA 3.0)
「雷生春堂(ルイサンチュン)」は、漢方に興味がある方にオススメの観光スポットです。古き良き唐楼という低層の建物で、現在は一級歴史建築物としても認定されています。中国風と英国風が美しく融合したバルコニーが特徴で、建物自体のデザインも魅力的です。
元々は薬局と接骨院として使用されていましたが、2012年にリニューアルされ、現在は漢方診療所として利用されています。リニューアル後は、観光案内の写真やロケ地としてもよく登場し、観光スポットとしての人気が上昇しました。予約すれば、診療(内科・鍼灸・接骨)や建物の見学ツアーで漢方の世界に触れることができます。
診療は少しハードルが高いと感じる方には、漢方茶「涼茶」のコーナーで漢方の雰囲気を楽しむのも良いかもしれません。興味のある方はぜひ訪ねてみてください。
名称:雷生春堂 / Lui Seng Chun
住所:119 Lai Chi Kok Rd, Mong Kok
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/jp/interactive-map/lui-seng-chun.html
48. 香港政府新庁舎
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香港政府新庁舎は、2011年に行政長官の執務室や立法会などを含む総合的な政府施設として再開発されました。凱旋門のような形と円形のデザインが組み合わさった斬新な外観で、近未来的な雰囲気を漂わせています。香港の政治の中心として機能している重要な施設になっています。
周囲にはオープンテラスカフェもあるリラックスした雰囲気。庁舎の海側には添馬公園が広がり、ランニングを楽しむ人々や、憩いの場として利用されています。また、香港島からビクトリアハーバーを挟んで九龍半島を望む、絶景のビューポイントとしても人気なので、香港を訪れる際にはぜひ立ち寄ってみてください。
名称:香港政府新庁舎 / Central Government Complex (Hong Kong)
住所:2Tim Mei Ave, Tamer, Admiralty
公式・関連サイトURL:https://www.gov.hk/en/residents/
49. 香港礼賓府
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「香港礼賓府」は行政長官の官邸であり、迎賓館としても使用される格式高い建物です。イギリス統治時代には香港総督府として使用されていました。セントラルの街から少し離れた山の中腹に位置し、緑豊かな環境の中で白亜の美しい建物が佇んでいます。
香港礼賓府は、貴賓の招待や式典に使用されるため、普段は一般の立ち入りができません。しかし、年に2回だけ一般開放される日があります。開放日には多くの観光客で賑わいますので、旅行のタイミングが合えばぜひその機会を逃さないでくださいね。
通常の日には、通りから建物を見学することができ、手入れの行き届いた庭園も見ることができます。また、香港礼賓府はピークトラム乗り場や香港動植物公園の近くに位置しており、アクセスも便利です。
名称:香港礼賓府 / Government House Hong Kong
住所:Upper Albert Rd, Central
公式・関連サイトURL:https://www.ceo.gov.hk/gh/chi/index.html
50. 油麻地の天后廟
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香港油麻地の天后廟(ティンハウミュウ)は、海の守り神「媽祖」を祀った廟で、九龍最大の天后廟です。媽祖は漁師や船乗りたちの守護神とされ、香港を含む中国や世界中に多くの天后廟があります。
油麻地の天后廟は、地元の人々にとって重要な信仰の場で、参拝者が熱心にお参りしています。
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廟内には、天井から吊るされた渦巻き型のお線香が特徴的で、このお線香が燃え尽きると願いが叶うと言われています。祭壇は赤や黄色を基調にした鮮やかな色彩で飾られており、建物には細かい彫刻も施されています。
この天后廟は、地元の文化と信仰を感じられる場所で、観光客も参拝することができます。地元の人々がお参りしている作法を真似てお参りするのも、貴重な体験となるでしょう。
名称:油麻地の天后廟 / Tin Hau Temple
住所:Temple Street, Yau Ma Tei, Kowloon
51. 美荷楼

出典: By Qwer132477 - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=26365585 (CC BY-SA 3.0)
香港は山が多く、平地が限られているため、多くの人々が高層の公営団地に暮らしています。その中でも、石硤尾(セッキップメイ)駅近くにある公営団地は、香港最古の団地として知られています。この団地は現在、「美荷樓生活館(メイホーハウス)」という博物館としてリニューアルされ、香港の住居の歴史を伝えるスポットになっています。
美荷樓生活館では、1950年~1970年代の香港の暮らしを再現した展示や模型を見ることができ、当時の生活の様子を肌で感じられます。また、この団地ではユースホステルとして宿泊も可能。普通のホテルとは異なる、香港の歴史に触れる特別な体験を楽しむことができます。香港の文化や歴史に興味がある方におすすめのスポットです。
名称:美荷樓(メイホーハウス)/ YHA Mei Ho House
住所:Block 41, Shek Kip Mei Estate, Sham Shui Po, Kowloon
公式・関連サイトURL:https://www.discoverhongkong.com/jp/interactive-map/yha-mei-ho-house-youth-hostel.html
◎香港のおすすめ観光スポットまとめ

香港旅行の魅力あふれる観光スポットをご紹介しました。クルーズ船から香港のスカイラインを楽しんだり、シンフォニー・オブ・ライツの壮大な光のショーを観賞するのもおすすめです。夜景が美しい香港ならではのスポットが数多くあり、どれも見逃せません。
ただし、5月から10月頃は気温が高く湿度も高い時期となるため、外を歩き回る際には少し注意が必要です。涼しい季節を選ぶか、体力に合わせたスケジュールで快適に旅を楽しんでくださいね。
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