名称:アリーナブランカ
住所:赤道ギニア ビオコ島
西アフリカに位置する国「赤道ギニア」をご存知ですか?アフリカ大陸の中で唯一スペイン語が公用語だったり、首都が独立した島にあったり、「ギニア共和国」と区別するため、実際に赤道は通っていないのに近いからという理由で「赤道ギニア」と国名に赤道を冠していたりする、なんだかちょっぴりユニークな国なんです。日本人からすると、あまり観光のイメージがないかもしれませんが、未だ手つかずの大自然が広がっていたり、スペインの植民地時代の歴史的な建造物が数多く残っていたりと見所がいろいろあるんですよ!そんな高温多湿・熱帯性気候の不思議な国、赤道ギニアで楽しめちゃう観光スポットを6箇所ご紹介いたします!
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赤道ギニアの知られざる観光スポット6選~ホントは赤道にないんです~
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1.アリーナブランカ
赤道ギニアの首都であるマラボから西へ約50km進んだところに位置する、おだやかなビーチです。周辺の自然は手付かずのまま残されており、美しいキメの細かな真っ白な砂浜と、透き通るような海が広がっています。高温多湿の熱帯性気候である赤道ギニアの年間平均気温は25度なので、季節を問わずいつでも泳ぎをたのしめますね!周囲にはローカルフードのお店もあり、お腹も満たすことができます。赤道ギニアの海辺で美しい景色を眺めつつのんびりリラックスして過ごすのも素敵ですね。
2.バータ大聖堂
1954年に建てられたゴシック様式のスペインの植民地時代の歴史を象徴する大聖堂です。淡いオレンジ色に塗られた外壁と、それを縁取るの茶色のコントラストはまるで絵本に出てくる建物のようにロマンティックで、思わず「可愛い!」と言ってしまいたくなるほど!タイミングが良ければ、合唱隊の歌声も堪能できちゃいます!のんびりとしたバタの街の海岸付近に建てられているので、周辺の景色も趣があります。ゆったり景色を楽しみながら、散歩するのも楽しそうですね。
名称:バータ大聖堂
住所:Bata, Equatorial Guinea
3.サンタ・イサベル大聖堂
赤道ギニアがかつてスペインの植民地であったころに建てられ、ヨーロッパの建築様式を随所に取り入れられた、ゴシック様式の大聖堂です。100年以上の歴史があるこの大聖堂は、まるでおとぎ話に出てくるお城のようなロマンティックなデザイン。それでいて荘厳な雰囲気も醸し出しています。大聖堂の内部は美しいステンドグラスや、タイル絵などをみることができ、芸術鑑賞としても見ごたえあり。サンタ・イザベル大聖堂は、地元住民を清らかな気持ちにさせる信仰の対象でありつつ、各国からの旅行者にも門戸を開いてくれています。現地の人々とともに祈りを捧げてから内部をゆっくり観光するのも良いですね。
周辺の南国らしいヤシの木と荘厳なゴシック様式の大聖堂との絶妙なバランスは、赤道ギニアらしいなんともいえない独特の雰囲気を醸し出しています。赤道ギニアに訪れる旅行者の多くが立ち寄る、目玉観光スポットになっています。
名称:サンタイサベル大聖堂
住所:赤道ギニア ビオコ島 マラボ
4.エベビイン大聖堂
赤道ギニア国内で、3番目に多い人口をもつ都市エベビインにある、エベビイン大聖堂は、スペインの植民地時代に建てられた、ローマカトリックの大聖堂です。優しいクリーム色をした、丸みを帯びたユニークな外観は、現地の人々の信仰の対象であると同時に、街のランドマークにもなっています。週末になると、多くのカトリック信者が周囲に集まり、歌を歌ったり、祈りを捧げたり、とっても賑やかになります。スペイン植民地時代の遺産としても大変価値がある大聖堂なので、是非エベビイン大聖堂に訪れて観光してみてはいかがでしょうか?
名称:エベビイン大聖堂
住所:赤道ギニア北東部
5.モンテ・アレン国立公園
赤道ギニア西部のリオ・ムニにあるモンテ・アレン国立公園では、珍しい品種の動物が多数生息しています。効率よくまわるには公園内で開催されているトレッキングツアーに参加するのがおすすめ。モンテ・アレン国立公園にはとても珍しい「ローランドゴリラ」が生息しており、トレッキングツアーに参加すると遭遇できる可能性が高いといわれていますよ。これは参加しなきゃ損ですね!園内には絶滅危惧種のオナガザル科「サタニッククロコロブス」も生息しています。他にもマウンテンゴリラや、ワニ、象、チンパンジーなど、アフリカならではの動物に触れ合うことができます。雄大な大自然を体感して、いろいろな動物たちを見つけてみてはいかがでしょうか!
名称:モンテ・アレン国立公園
住所:赤道ギニア中西部
6.バジーレ山
首都マラボが位置するビオコ島で最も高い、標高3011mの山です。街の中心部から車で1時間程度の距離に位置しているため、比較的アクセスは良好といえるでしょう。すっきりと晴れた日には、頂上からは近隣国のカメルーンや、ナイジェリアを眺めることができます。自然は豊富で、アフリカならではの動物たちにも遭遇できちゃうかもしれません。晴れて天気の良い日にはお弁当を持ってハイキングして、気分をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
名称:バジーレ山
住所:ビオコ島
◎まとめ
いかがでしたか?日本人からすると、すこし馴染みの薄い「赤道ギニア」ですが、実は観光できるスポットもあるんですよ!バジーレ山やモンテ・アレン国立公園などで大自然に触れてリラックスしたり、スペイン植民地時代の遺産に触れて歴史を感じたり、大聖堂で現地の人々とともに祈りを捧げたり。様々な楽しみ方で赤道ギニアを冒険してみてはいかがでしょうか?