名称:ロアンゴ国立公園
住所:プティ ロアンゴ ガボン
アフリカ大陸中部に位置する国・ガボンは、なんと国土の8割が森林地帯!人口密度も低く、手付かずの自然がたくさん残っており、アフリカならではの動物達がのびのびとくらしています。
日本人からすると少し旅行先としてはマイナーなイメージがあるかもしれませんが、ガボンは産油国のため、経済状態は安定していて、治安も他のアフリカ諸国と比べると良いといえます。実は見どころ満載なガボンでおすすめの観光スポットを6ヶ所ご紹介いたします!
目次
豊かな自然王国ガボンを満喫!訪れたいおすすめ観光スポット6選
目次を閉じる
1.ロアンゴ国立公園
ガボンで1、2を争う人気観光スポットのロアンゴ国立公園は「アフリカ最後のエデン」ともいわれており、広大な敷地には手付かずの自然が広がっています。人気の秘密はサファリドライブやボートサファリ、ウォーキングサファリなど、様々な方法で、のびのびと暮らす野生動物を観察できることにあります。公園内には200種類もの哺乳類に、600種類の野鳥、8000種類の植物があふれています。
アフリカ固有のシラガガモや、ペリカン、沼地に住むシタツンガ、バッファロー、運が良ければ森林地帯に生息するレアなマルミミゾウの姿が観察できるかも?!現在は森林の計画的な保護やロッジの建設など、公園内の整備がどんどん進んでおり、より観光がしやすくなっています。いきいきと暮らす動物たちを間近で観察しましょう!
2.シュバイツァー記念館
ガボンで献身的な医療活動を行なったドイツ医師のアルベルト・シュバイツァー博士が、1913年にランバレネに建てた診療所です。博士は「人類はみな兄弟である」という信念のもとに活動を行い、ノーベル平和賞を受賞しました。その人柄の素晴らしさから、「密林の聖者」とも称えられています。
現在その診療所は記念館として残されています。裏には彼の墓所もあり、アルベルト・シュバイツァー博士を敬愛する世界中の人々が訪れています。
ちなみに、アルベルト・シュバイツァー博士の好物はなんと風月堂のゴーフルだったという逸話があり、ランバレネを訪れる日本人は風月堂のゴーフルをお土産として持参するのが通例であったという噂もあります。なんだかちょっぴり親近感が湧きますよね。
名称:シュバイツァー記念館
住所:ランバレネ ガボン
3.ポワン・デニ
ガボンの首都であるリーブルヴィルから、ボートで30分の対岸にある好アクセスなビーチ、ポワン・デニは、ガボンで最も人気があるといわれているリゾート地です。青く澄んだ海に、白い砂浜。波はとてもおだやかで、藁葺きのビーチパラソルの下でぼうっと海を眺めていると、まるでこの世の天国にいるかのような気持ちにさせてくれますよ。
周辺にはホテルや飲食店も立ち並んでいるので、お腹も満たすことができますよ。リゾート地ということで物価はお高めですが、ガボンを満喫したいなら絶対に外せないスポットです。
名称:ポワン・デニ
4.ロペ国立公園
「ロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観」としてガボン初の世界遺産にも認定された、広大な敷地を誇る国立公園です。領域のほとんどは熱帯雨林ですが、公園の北部には1万5000年も前の氷河期に中央アフリカで形成されたと言われるサバンナが残っています。国立公園内は保護のため個人では入れず、必ずガイドと一緒に行動することになります。説明も聞ける上に道に迷う心配もないので、安心して楽しむことができますよ。
公園内ではゴリラがのんびりと歩いていたり、野生動物がのびのびと暮らしていて、同じ動物でも日本の動物園でみるよりも何倍もみごたえがあることでしょう。
名称:ロペ国立公園
公式・関連サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/1147
5.サン・ミッシェル・ド・ンケンボ教会
ガボンには熱心なキリスト教が多く、いたるところに数多の教会をみつけることができます。教会のほとんどは小規模なものですが、こちらの首都リーブルヴィルに位置するサン・ミッシェル・ド・ンケンボ教会は、大勢の人を収容できる大きな教会です。珍しい木造建ての教会で、日曜日になるとなんと2000人もの人がミサにやってくるとのこと。
美しいモザイクや聖書の文言が刻まれている木の柱など、見どころ満載です。運が良ければ合唱隊の美しいコーラスも聞くことができるかもしれません。訪れた際は地元の人と一緒に祈りを捧げてみてはいかがでしょうか。
名称:サン・ミッシェル・ド・ンケンボ教会
住所:ガボン リーブルヴィル
6.ソガラビーチ
ソガラビーチは、ポールジャンティから車で10分走らせたところに位置する、アクセスの良いガボンの観光リゾート地のひとつです。透き通るようなどこまででもひろがる青い海に、きめ細やかな白い砂浜のコントラストは、誰もが思わずうっとりしてしまうほど。
付近にはガボンの主力産業である石油プラントや、マングローブなどが望めるソガラビーチ。沖合まで出ればドルフィンウォッチングも楽しめちゃいますよ!ビーチのあるポールジャンティはガボンで二番目の都市でもあるので、海のレジャーの後はショピングを楽しむのもアリですよ。
名称:ソガラビーチ
住所:ガボン ポールジャンティ
まとめ
いかがでしたでしょうか。歴史的な観光名所を訪れるもよし、はっと息を飲んでしまうような美しいビーチリゾートでリラックスするもよし。広大な自然の中でエコツーリズムツアーを楽しむもよし、おいしいガボン料理を楽しむもよしと、たくさんのアクティビティが用意されている国ガボンを、この記事を参考にしながら思う存分満喫してみてくださいね。