ニューヨークのおすすめ観光スポット35選!定番から穴場まで厳選して紹介!

ニューヨークのおすすめ観光スポット35選!定番から穴場まで厳選して紹介!

ニューヨークは世界一の経済都市であると同時に、世界屈指の観光地です。マンハッタン、ブルックリン、ブロンクス、クイーンズの4地区で構成され、その広さは山手線1周ほど。地下鉄やバスを駆使すればアクセスに困ることも少なく、観光しやすい街です。

人気のミュージアム、自由の女神像、タイムズスクエア、ライブハウス、ミュージカル、グルメ、ショップなどたくさんの人気スポットがある魅力的なNY。その中から、旅行者におすすめの観光スポットを厳選してご紹介します。

目次

ニューヨークのおすすめ観光スポット35選!定番から穴場まで厳選して紹介!

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1. タイムズ・スクエア(ミッドタウン)

タイムズ・スクエア(ニューヨーク・ミッドタウン)

タイムズスクエア(Times Square)は、ニューヨーク市マンハッタンの中心部に位置する、世界的に有名な観光名所であり、エンターテインメントの中心地。42丁目と7thアベニューが交わる辺りを中心とした繁華街の総称です。巨大なLED広告やネオンが輝く華やかな街並みは「世界の交差点」とも呼ばれ、その活気あふれる雰囲気が訪れる人々を魅了します。

周辺にはブロードウェイの劇場街が広がり、最新のミュージカルや舞台が楽しめるのも大きな魅力です。また、大晦日のカウントダウンイベントや街頭パフォーマンスなど、年間を通じて様々なイベントが開催され、昼夜問わずエネルギッシュな空気が漂っています。さらに、多様なレストランやショップも集まり、訪れるたびに新たな発見があるスポットです。

2. ブロードウェイ・ミュージカル(ミッドタウン)

ブロードウェイ・ミュージカル(ニューヨーク)

会場の多くがマンハッタンを斜めに通るストリート、ブロードウェイ周辺にあることからこの名が付きました。歌・ダンス・演技が一体となった大規模で華やかなミュージカル公演が行われており、世界中から観客が集まる人気のエンターテインメントです。

有名な作品には『ライオン・キング』『ウィキッド』『オペラ座の怪人』などがあり、家族で楽しめる作品から深いテーマを扱ったものまで幅広いジャンルが揃っています。その豪華な舞台装置や感動的な音楽、そして圧巻のパフォーマンスは、一度観ると忘れられない体験になります。

3. ニューヨーク近代美術館/MoMA(ミッドタウン)

ニューヨーク近代美術館/MoMA(ニューヨーク)

現代アートが好きなら絶対に行ってもらいたい、世界で最も著名な現代美術館のひとつです。豊田市美術館やGINZA SIXなどをデザインしたモダニズム建築家、谷口吉生氏によってデザインされ、1929年に設立。近代および現代アートの収集、保存、展示を目的としています。

コレクションは、19世紀から現代までの絵画や彫刻、建築などのアート作品約20万点。ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの『星月夜』、パブロ・ピカソの『アヴィニョンの娘たち』、アンリ・ルソー『夢』、アンリ・マティス『ダンス』、アンディ・ウォーホル『キャンベルスープ缶』など、アート史に名を刻む作品が多数含まれています。また、絵画や彫刻だけでなく、写真、建築デザイン、映像、インスタレーションなど、多様なジャンルの作品を展示しています。

世界中のアート愛好家が訪れるニューヨーク近代美術館は、革新的な展覧会や学術的な研究でも知られ、アートと文化に関心のある人々にとって欠かせない観光スポットです。

4. ロックフェラー・センター(ミッドタウン)

マンハッタンのロックフェラー・センター(ニューヨーク)

ロックフェラー・センターは、ニューヨーク市マンハッタンのミッドタウンに位置する大規模な複合施設。1930年代に商業施設、オフィス、エンターテインメントの拠点としてジョン・D・ロックフェラーJr.によって建設されました。ニューヨークの観光や文化的なランドマークとして世界的に有名です。

施設内は、アール・デコ建築の美しさが随所に感じられます。プロメテウス像やアトラス像などアートも点在。NBCの本拠地としても知られており、見学ツアー「NBCスタジオツアー」では、人気テレビ番組の制作現場を垣間見ることができます。

また、コムキャスト・ビル(旧:GEビル)の最上階にある「トップ・オブ・ザ・ロック」は、ニューヨークを代表する人気展望台の1つ。エンパイア・ステート・ビルやセントラル・パークをはじめ、ニューヨークの名所を一望できます。

ロックフェラー・センター(ニューヨーク)

ロックフェラー・センターといえば、クリスマスツリーとアイススケートリンクが有名です。冬季には巨大なクリスマスツリーが飾られ、周辺に設置されるアイススケートリンクとともに、ニューヨークのホリデーシーズンの象徴となっています。この風景は映画やドラマでもおなじみで、多くの観光客が訪れます。

5. タイムズスクエア教会(ミッドタウン)

タイムズスクエア教会(ニューヨーク)

出典: Americasroof (CC BY-SA 2.5)

タイムズスクエア・チャーチは、ニューヨーク市マンハッタンのタイムズスクエア近くに位置する国際的なキリスト教教会です。1987年にデイヴィッド・ウィルカーソン牧師によって設立され、元々は劇場として使われていた歴史ある建物を礼拝堂として使用しています。

この教会は、さまざまな文化や背景を持つ人々が集う多国籍な信徒コミュニティが特徴で、約100以上の国から来た信徒が所属しています。演者たちは着飾っていて、これからミュージカルでも始まるのかと思ってしまうほど。大きなスクリーンに歌詞が表示されるので周りの人と一緒に歌ってみましょう。周囲の熱気に圧倒されられる、刺激的なオススメ観光スポットです。

礼拝は音楽や説教を通じて、活気と感動に満ちた時間を提供しています。また、ライブストリーミングを通じて世界中から参加することも可能です。

6. ブライアント・パーク(ミッドタウン)

ブライアントパーク(ニューヨーク)

ブライアントパークは、タイムズスクエアとグランド・セントラル駅の中間にある公園です。オフィス街の真ん中にあるNYのオアシスで、この周辺に勤めるサラリーマンや観光客が集う憩いの場になっています。

ブライアント・パークの特徴は、年中イベントづくしであるということ。ヨガやダンスだけではなく、太極拳やジャグリングを教えてくれるクラスもあります。公園の隅ではチェスや卓球のトーナメントが行われたりもして、ニューヨーク市民が思い思いの時を過ごしていますよ。観光客でも参加できるので、興味がある方はホームページをチェック。

夏に開かれるブロードウェイ・ミュージカルの音楽が聴けるイベントが大人気です。冬は極寒のニューヨークでもこの公園は熱気がありますよ。ホリデーマーケットが開催され、広場はスケートリンクに早変わり。どの時期に観光しても楽しませてくれる公園です。

7. ニューヨーク公共図書館

ニューヨーク公共図書館(ニューヨーク)

ニューヨーク公共図書館は、マンハッタンの中心部にあるブライアント・パークに隣接しています。1911年に建てられた図書館の本館(スティーブン・A・シュワルツマン・ビルディング)は、華麗なボザール建築の代表例で、従来の図書館のイメージを覆すほど豪華で厳かな雰囲気です。

この図書館は、映画やドラマのロケ地としても有名です。たとえば、『ティファニーで朝食を』や『ゴーストバスターズ』では重要なシーンが撮影され、映画ファンにとって特別な場所となっています。また、映画『セックス・アンド・ザ・シティ』では、主人公キャリーの結婚式会場として登場しました。

観光客も自由に入場できるため、映画ファンや建築好きには特におすすめ。さらに、館内では定期的に特別な展示会やイベントが開催されていることもあるので、訪れる際にはインフォメーションで最新情報をチェックしてみてください。

8. ミッドタウンの高層ビルと展望台

ニューヨークの摩天楼

ミッドタウンの高層ビルから、マンハッタンを代表する摩天楼の風景を眺めるのはニューヨーク観光の醍醐味!ニューヨークを360度パノラマビューで眺めるのにおすすめなスポットをご紹介します。

【エンパイア・ステート・ビル】

マンハッタンのエンパイアステートビル(ニューヨーク)

エンパイア・ステートビルの高さは443m。竣工したのは1931年だというから驚きです。アメリカの歴史建造物に指定されているビルは、1972年にワールド・トレード・センターができるまでは世界一の高さでした。

エンパイアステートビルはミッドタウン内で最も高い、ニューヨークの町並みを見下ろせる展望台が2つあり、夜中の2時まで営業しています。景色を一望することができる展望台は、86階(高さ320m)と102階(高さ381m)の2つがあります。86階は無料ですが金網が...。102階は有料(20ドル)ですが、ガラス張りなので、よりオープンエアな景色を体感できます。

夜のライトアップは日によって色が変化。独立記念日(7月4日)には赤・青・白、クリスマスの時期には赤・緑で演出されます。シーズン中にニューヨークへ観光に行ったら、ぜひチェックしてくださいね。

【トップ・オブ・ザ・ロック】

「トップ・オブ・ザ・ロック」ロックフェラー・センター(ニューヨーク)

ロックフェラー・センターの展望台「トップ・オブ・ザ・ロック」もミッドタウンの街並みが見渡せる絶景スポットです。高さは260mと、エンパイア・ステートには及びませんが、反対にエンパイア・ステートを眺めるのには最適。ロックフェラー・センターの68~70階がトップオブザロックの展望台となっており、北にセントラルパークと、マンハッタンの市街地をまんべんなく眺めることができます。

70階の屋外展望台はガラスがあるわけでもなく柵も低いので、ニューヨークの風を直に感じることができる観光スポットです。毎年巨大なクリスマスツリーが飾られますが、映画『ホーム・アローン2』を見た方ならピンと来るはず。ニューヨークをクリスマスに観光する方へイチバンおすすめしたいスポットです。

【ワン・ワールド展望台】

ワン・ワールド展望台(ニューヨーク)

ワン・ワールド展望台は、マンハッタンのワン・ワールド・トレード・センターにある展望台。旧ワールド・トレード・センターの跡地に建てられた高さ約541mの超高層ビルから、壮大なパノラマビューを眺望できます。

展望台は100階から102階に位置し、晴れた日にはエリス島や自由の女神、ブルックリン橋などを一望。最先端のテクノロジーを駆使したエレベーターでは、都市の歴史を映像で楽しみながら上昇し、到着後はインタラクティブなディスプレイで周囲のランドマークを学べます。

ワン・ワールド・トレード・センターは、9/11の悲劇的な出来事からの復興の象徴であり、展望台からは9/11メモリアルも望め、深い歴史的意義を感じながらニューヨークの景観を楽しめます。夜の景色も美しく、特に都市の光が輝く夜景は圧巻ですよ!

【サミット・ワン・ヴァンダービルト】

サミット・ワン・ヴァンダービルト(ニューヨーク)

サミット・ワン・ヴァンダービルトは、マンハッタンにある高層ビル「ヴァンダービルト・アベニュー1番地」の最上階に位置する展望台です。2020年に完成したこのビルは、オフィスやレストラン、ショッピングエリアを備えていますが、特に注目されるのはその展望台。

ニューヨーク市内を360度見渡せる展望台から、エンパイア・ステート・ビルや自由の女神、セントラル・パークなど象徴的なランドマークを一望できます。また、透明な壁やフロアも設けられており、まるで空中を歩いているような感覚を味えます。

さらに、サミット・ワン・ヴァンダービルトではインタラクティブな体験ができ、アートインスタレーションや光と音の演出を通じて、視覚と感覚を刺激する体験を提供。季節ごとのイベントや特別なアクティビティも行われ、壮大な景色とともにアートと技術が融合した新しい楽しみも体験できる場所です。

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9. 国連本部(ミッドタウン)

国連本部(ニューヨーク)

ニューヨークのマンハッタン東河沿いに、国連本部があります。国連本部は、世界中の国々が集まり国際問題を議論する重要な施設。1945年に設立され、1952年に現在の場所に移転しました。

国連本部の建物はモダンなデザインが特徴で、特に42階建ての本部ビルはそのガラスの外観が目を引きます。国連本部は政治的な施設であるだけでなく、国際的な協力と平和の象徴として、また観光地としても魅力的な場所。「ダヴの像」や平和の鐘など平和を象徴するアート作品が多く展示されており、世界の外交や歴史を感じることができる貴重なスポットです。

平日には観光客もガイド付きツアーで安全保障理事会の会議室や総会ホールなど、重要な施設を見学することができます。公式サイトから予約して、ぜひ訪れてみてください。

10. セントラルパーク(ミッドタウン/アッパーサイド)

マンハッタンのセントラルパーク(ニューヨーク)

ニューヨークの観光で絶対に訪れてもらいたいスポットがこのセントラルパーク。都会の真ん中にある公園は、南北4km、東西800mもある、巨大なニューヨーク市民の憩いの場です。

朝からジョギングする人やサイクリングをする人、夏場は一日中芝生に寝転んで分厚い本を読む人もいます。日程に余裕があれば、ビニールシートを敷いてランチや昼寝を楽しんでください。木々の間から見えるマンハッタンのビル群は、まるで絵葉書のなかの景色。穏やかで上質な時間が過ごせます。

11. メトロポリタン美術館(アッパー・イーストサイド)

メトロポリタン美術館(ニューヨーク)

ニューヨークが誇る世界的に有名なメトロポリタン美術館は、「メト(The Met)」として広く知られています。1870年に設立され、世界中の美術品を所蔵。古代から現代までの絵画や彫刻、工芸品などその膨大なコレクションと歴史的価値で評価されています。

美術館のコレクションは非常に広範囲で、エジプトのミイラやギリシャ・ローマ時代の彫刻、ルネサンス期の絵画など、世界中の文化を代表する作品が集められています。特に有名なのは、ヨーロッパ絵画やアメリカ美術、アジア美術などの展示エリア。ゴッホやスーラ、フェルメールの超有名な絵画がさらりと置かれていて見応えがあります。観光に行く前にお目当てのコレクションと場所を調べておくと見逃さずに回れますよ。

美術館の建築自体も特徴的で、広々とした入り口や壮大なドームが印象的です。5thアベニュー沿いにあり、セントラルパークに隣接しているので、併せて観光プランを立ててみてください。

12. グッゲンハイム美術館(アッパー・イーストサイド)

グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)

メトロポリタン美術館から徒歩7分の場所にあるのがグッゲンハイム美術館。グッゲンハイム美術館の特徴は、「カタツムリの殻」と呼ばれる螺旋状建築デザインで、これは旧帝国ホテルも設計したフランク・ロイド・ライトがデザインしたもの。建物もアートの一部なので、建築が好きな方におすすめです。

中央が吹き抜けになっていて、美術品を最上階から眺めていると、いつの間にかスロープを下っているという画期的なしかけが人気です。数々の映画の舞台になっていて、ニューヨークを代表する観光名所の一つで展示されているコレクションも素晴らしく、シャガールやピカソ、モネなど約6000点を展示しています。建物だけでなくアートもじっくり観光しましょう。

13. アメリカ自然史博物館(アッパー・ウエスト・サイド)

アメリカ自然史博物館(ニューヨーク)

「アメリカ自然史博物館」は、子どもと一緒に楽しめる観光スポットとしておすすめです。ニューヨークを代表するミュージアムの一つで、展示が多岐にわたるため、丸一日かけて楽しむことができます。

特に子どもに人気なのは、恐竜の化石コーナー。映画『ナイト・ミュージアム』の舞台にもなった場所です。世界最大規模の恐竜展示は、躍動感あふれる演出で、まるで恐竜が動き出すかのような迫力があります。また、海洋コーナーでは、シロナガスクジラの実物大模型が広いホールを泳いでおり、リアルな展示に感動します。『ナイト・ミュージアム』で重要な役割を果たしたセオドア・ルーズベルト像もチェックしてみましょう。

さらに、2023年には「ギルダーセンター」がオープンし、自然や科学を学べる新たなエリアが加わりました。微生物や生態系のつながりを体験できる「インビジブル・ワールド」や、蝶が飛び交う「蝶の生態園」など、自然の魅力を楽しむことができます。

14. チェルシー・マーケット(チェルシー)

チェルシーマーケット(ニューヨーク)

ニューヨーク観光のお土産を買うなら、チェルシー・マーケットがおすすめです。おしゃれなレンガ造りの建物内には、ニューヨークの旬なレストランやベーカリーが並んでいます。お土産におすすめなのは、ファットウィッチベーカリーの濃厚なブラウニー。エレニーズニューヨークも、ニューヨークらしいカラフルなアイシングクッキーがたくさん並んでおり、楽しみながら選べます。食器や雑貨は、アンソロポロジーが人気です。

実は、チェルシー・マーケットはグルメだけでなく、ビル自体が歴史ある観光スポットでもあります。おしゃれで華やかな屋内からは想像もできませんが、1890年に建設が始まり、長い間ナビスコのオレオクッキーを製造する工場として使われていました。現在では国家歴史登録財としても登録されています。古い建物をおしゃれに再利用したニューヨークらしい場所、という視点でも観光を楽しんでみてください。

15. ハイライン(チェルシー)

ハイライン(ニューヨーク)

チェルシーマーケットを見たら、そのままハイラインを観光しましょう。かつてウエストサイド線と呼ばれる鉄道が敷かれていた場所が、パリのプロムナードを参考に空間として生まれ変わりました。

約2.3kmに及ぶ空中公園「ハイライン」は、観光スポットとしてだけでなく、歩きにくい道路を避けるニューヨーク市民の憩いの場でもあります。おしゃれな雑貨を販売する露店もいくつかあり、散歩が一層楽しくなります。南へ進むと、リノベーションでおしゃれに生まれ変わったミートパッキング・ディストリクトへ抜けることができます。ハドソン川の対岸には、ニュージャージーやペンステーションに停車している多くの電車を眺めながら歩くことができます。

16. リトル・アイランド(グリニッジ・ヴィレッジ)

リトル・アイランド(ニューヨーク)

リトル・アイランドは、ニューヨークのマンハッタンにある人工の公園で、ハドソン川に浮かぶ小さな島です。

もともとはピア55という埠頭でしたが、再開発を経て2021年に開園。波のような形をした支柱で支えられたユニークなデザインが特徴で、高低差のある園内には季節ごとの花や緑が楽しめます。また、野外ステージでは音楽やダンスなどのパフォーマンスが行われ、無料で参加できるイベントもあります。

リトル・アイランドからは、ハドソン川や自由の女神、ニュージャージーの景色を楽しむことができ、特に夕日が美しいスポットとしても知られています。アクセスも良好で、カフェやベンチがあり、ゆったりと過ごせる場所です。

17. SOHO(ソーホー)

SOHOの街並み(ニューヨーク)

SOHO(ソーホー)は高感度なセレクトショップや高級ブティックが並ぶショッピングエリアとして有名ですが、貴重な建築様式を今に残す歴史保存地区でもあります。SOHOから西のノリータ地区まで、カースト・アイアンと呼ばれる建築様式が見られるので、買い物ついでに眺めていきましょう。

よく「東京でいう銀座のような……」と表現されますが、比較するにはかなり雰囲気が異なります。建物の古さを見る限り、味わい深さは銀座を上まわっているかもしれません。しかし手頃な価格のお店も少なくないので、あまり気負わずに楽しめるはず。闊歩する人のファッションを見るのも楽しいですよ。

18. ユニオン・スクエア・グリーンマーケット(グラマシー)

グラマシー・マーケット(ニューヨーク)

ユニオン・スクエア・グリーンマーケットは、ユニオン・スクエアで週4日ほど行われる地元の人に向けて開催されているファーマーズマーケットです。ニューヨークの近郊から農家が集まり、商品ジャンルは多岐に渡ります。生花やオーガニック野菜、フルーツや精肉も売っています。

おすすめはクランベリーパン。クランベリーはアメリカでとても身近な食材です。ワイン畑が点在するニューヨーク州北西部、フィンガーレイクスからはワインが出品されていて味見も可能。ビン詰めジャムは観光土産にも最適ですよ。

19. 自由の女神像(ロウアー・マンハッタン)

自由の女神像(ニューヨーク)

自由の女神像は、ニューヨークを象徴する世界遺産であり、アメリカの独立100周年を記念してフランスから贈られました。銅製で高さは93m、間近で見るとその迫力に圧倒されます。

自由の女神は、アメリカの民主主義を象徴する存在で、移民たちにとっては新天地の希望のシンボルでもありました。映画『タイタニック』のラストシーンでニューヨーク到着を告げる象徴的な存在として登場する姿を記憶している人も多いでしょう。

頭部の「クラウン」部分は展望台になっており、登るにはSTATUE CRUISESの乗船とセットで事前予約が必要です。また、オプショナルツアーを利用するのも便利です。眺めるだけであれば、マンハッタン南端のバッテリー・パークや、無料で乗れるスタテンアイランド行きのフェリーからでも楽しむことができます。

20. 国立アメリカン・インディアン博物館(ロウアー・マンハッタン)

国立アメリカン・インディアン博物館(ニューヨーク)

スミソニアン協会が運営する「国立アメリカン・インディアン博物館」は、ボザール建築による豪華な石造りの建物です。かつて税関として使用されていたこの建物は、歴史を感じさせる威厳ある外観を持ち、重要文化財にも登録されています。その迫力ある外観だけでなく、内部の華やかさと繊細さが融合した美しい造りも訪れる人々を魅了します。

ドームの内側に描かれたニューヨーク港の巨大な絵画も見どころの一つです。博物館では、アメリカ大陸の原住民族に関する豊富な展示が行われており、ニューヨークの富豪ジョージ・グスタフ・ヘイが収集したコレクションを中心に展示されています。巨大なマスクや独特な形状の帽子、華麗なウエディングドレスなど、興味深い品々が所狭しと並び、来館者の好奇心を刺激します。

21. ボウリング・グリーン(ロウアー・マンハッタン)

ボウリング・グリーン(ニューヨーク)

国立アメリカン・インディアン博物館の前には、噴水が涼やかな憩いの場として人気の「ボウリング・グリーン」があります。この公園は、ニューヨーク市内で最も古い公共公園で、ニューアムステルダム時代には街の中心地として栄えました。小さな公園ながら、アメリカ合衆国国家歴史登録財にも指定されています。

かつては家畜市場や軍事パレードが行われていたこの場所は、その名の通り、屋外ボーリング場として利用されていた時期もあるそうです。歴史の詰まったこの公園は、訪れる人々に小休憩とともにニューヨークの過去を感じさせてくれるスポットです。

22. チャージング・ブル(ロウアー・マンハッタン)

チャージング・ブル(ニューヨーク)

ボウリング・グリーンの北端で存在感を発しているのが、迫力満点の「チャージング・ブル」像です。この像はもともと許可なく設置されたため、一度は警察に撤去されたものの、現在では観光客が絶えないニューヨークのランドマークとして定着しました。その巨大な姿と、今にも体当たりしてきそうな躍動感には圧倒されることでしょう。

ちなみに「ブル」とは金融用語で株価上昇を意味し、ウォール街が近いこともあって縁起物として親しまれています。

23. ウォール街「ニューヨーク証券取引所」(ロウアー・マンハッタン)

ウォール街(ニューヨーク)

「ウォール街」という名前の由来は、1600年代中盤にオランダ植民地ニューアムステルダム(現在のニューヨーク)が、インディアンやイギリス人からの侵攻を防ぐために築いた壁にあります。

このエリアで見逃せないのが、世界最大の証券取引所である「ニューヨーク証券取引所」です。残念ながら内部の見学はできませんが、1903年に建てられた荘厳な建物の外観は一見の価値があります。証券取引所を象徴する巨大なパネル「ビッグボード」に映し出される株価の数字とその動きは、アメリカ経済の力強さを感じさせます。

ウォール街の街並みは、まるで映画のワンシーンのような雰囲気で、散策するだけでも十分楽しめます。歴史ある建物や金融の中心地としての活気を感じながら歩いてみるのがおすすめです。

24. フェデラル・ホール(ロウアー・マンハッタン)

フェデラル・ホール(ニューヨーク)

「フェデラル・ホール」は、ニューヨークがアメリカの首都だった時代にアメリカ合衆国議会議事堂として使用されていました。現在の建物は、当時のものが解体された後に再建され、かつて税関としても機能していました。現在は国家歴史登録財に登録され、アメリカの歴史を伝える重要な観光地として親しまれています。

この場所は、初代大統領ジョージ・ワシントンが就任演説を行った歴史的な舞台として有名です。建物の入り口には、彼の大きな銅像が威風堂々と立ち、訪れる人々を迎えます。館内には就任式の様子を描いた絵画や、当時の情景を再現した人形などが展示されており、リアルにその時代を感じることができます。

建物はニューヨーク証券取引所の斜め向かいに位置し、内部の見学は平日のみ可能。歴史好きやアメリカ建国期に興味のある方にぜひ訪れてほしいスポットです。

25. トリニティ教会(ロウアー・マンハッタン)

トリニティ教会(ニューヨーク)

トリニティ教会は、ニューヨークを代表する歴史的な教会の一つです。初代のトリニティ教会は1698年に建設されましたが、ニューヨーク大火災や老朽化のために取り壊されました。現在の教会は1846年に再建された3代目で、国指定歴史建造物に登録されています。その重厚なゴシック・リバイバル建築のデザインは圧倒的な存在感を放ち、訪れる人を映画のセットに入り込んだかのような気分にさせてくれます。

内部には見事なパイプオルガンや美しいステンドグラスがあり、その荘厳さと繊細な美しさに心を奪われることでしょう。歴史的な背景と建築美を併せ持つこの教会は、ニューヨーク観光の際にぜひ訪れてほしいスポットです。館内ツアーも行われており、観光客で常に賑わっています。

26. 国立9月11日記念館・博物館(ロウアー・マンハッタン)

国立9月11日記念館・博物館(ニューヨーク)

「国立9月11日記念館・博物館」は、2001年に起きた同時多発テロ事件の記憶を風化させず、その恐怖と犠牲を後世に伝えるために設立された施設です。館内では、トライデントと呼ばれるワールドトレードセンターの基礎部分に使われていた鉄鋼が展示されています。このトライデントは、ニューヨーク以外の場所でも展示されており、テロの悲惨さを語り継ぐ象徴的な存在となっています。

中でも注目したいのが、犠牲となった約3000人の写真が並ぶ「顔の壁」。写真の裏にはメッセージが添えられており、そこから一人ひとりの人生や思いを感じ取ることができます。また、「生存者の階段」を実際に歩く体験も可能です。この階段は、当時何百人もの人々が命をつなぐために避難した経路であり、現場に刻まれた生存への強い意志を感じることができます。

この博物館は、ニューヨークと切り離すことのできない歴史的な施設であると同時に、訪れる人々に不屈の精神を教えてくれる重要な観光スポットです。

27. 9/11メモリアル・プール(ロウアー・マンハッタン)

グラウンドゼロ/911メモリアル

「9/11メモリアル・プール」は、ワールド・トレード・センターのツインタワー跡地に造られた慰霊碑です。ノースプールとサウスプールの2つのプールがあり、プール内では滝のように水が流れ続け、犠牲者への手向けとなっています。プールの周囲には、約3000人の犠牲者の名前が刻まれています。

また、それぞれの犠牲者の誕生日には、ボランティアが名前の近くにバラを飾るという心温まる習慣もあります。9/11メモリアルは、ニューヨークの観光スポットの中でも特に深く考えさせられる場所です。日没後にはライトアップされ、さらに荘厳な雰囲気に包まれます。

28. ワン・ワールド・トレード・センター(ロウアー・マンハッタン)

ワールドトレードセンター

「ワン・ワールド・トレード・センター」は、世界を震撼させたアメリカ同時多発テロの跡地に建てられ、ニューヨークの新しい観光名所となっています。

展望台へは超高速エレベーターに乗り、わずか1分で102階に到達します。エレベーター内では、1500年代からこの土地の発展の様子をタイムラプス映像で見ることができ、古い船が停泊する港や、ワールド・トレード・センターが消える瞬間には胸が締めつけられます。

展望台からは、素晴らしいマンハッタンのスカイラインを一望できますが、エレベーター内の映像とともに当時の風景を思い出しながらその景色を眺めると、また一層深い印象を受けることでしょう。

29. アポロ・シアター(ハーレム)

ハーレムのアポロシアター(ニューヨーク)

アポロ・シアターは、エンタメ好きな方におすすめの観光スポットです。年間130万人もの観客が訪れる人気のシアターで、特に「アマチュアナイト」が有名です。

このイベントは、ダンスや歌のプロフェッショナルへの登竜門とされ、マイケル・ジャクソン、スティービー・ワンダー、ローリン・ヒルなど、アメリカを代表するアーティストを輩出しました。

観客の拍手の大きさで優勝者が決まるため、会場は熱気に包まれ、大盛り上がりとなります。逆に、ブーイングを浴びると、パフォーマンス途中で強制退場させられることもあります。

日本人アーティストも数多く栄光を手にしており、平井堅氏や清水翔太氏も参加したことがあります。ちなみに、嘉門達夫氏はブーイングで強制退場となり、その後半年間アポロ・シアターに出入り禁止となったというエピソードもあります。ニューヨーク観光中に、未来のスターに出会えるかもしれませんね!

30. クロイスターズ美術館(フォート・ジョージ)

クロイスターズ美術館

「クロイスターズ美術館」は、まるで中世ヨーロッパにタイムスリップしたかのような気分が味わえる観光スポットです。メトロポリタン美術館の別館ですが、その雰囲気は全く異なっています。実際にフランスから運ばれた修道院の回廊を使用し、ヨーロッパの大修道院の建築を参考に建築されました。

展示品はキリスト教に関連するものが中心で、タペストリーや木製の像、祭壇などが並び、館内は静かで厳かな雰囲気が漂っています。特に目を引くのは「一角獣のタペストリー」。ニューヨーク中心部からは少し距離がありますが、同日ならメトロポリタン美術館のチケットで入場できます。

31. ブルックリン橋(ブルックリン/ダンボ)

ダンボから見たブルックリン橋

ブルックリン橋は、ニューヨークで最も人気のある橋の一つで、歩いて渡ることができます。1883年に開通したこの吊橋は、世界で初めて鉄鋼のワイヤーを使用して建設され、当初設計された強度の6倍に強化されました。建設時には、その強度を証明するためにサーカスの象21頭を渡らせたという逸話もあります。

橋の長さは約2kmで、2層構造になっています。上層は歩行者と自転車用、下層は片側3車線の車道です。歩いて渡るのにかかる所要時間は30分ほどで、渡りながらマンハッタンの摩天楼を一望できます。

さらに、ブルックリン橋は数多くの映画に登場しており、特に『ニューヨークの恋人』ではタイムスリップの舞台として描かれました。映画ファンにとっても楽しめる観光スポットです。

32. ダンボ(ブルックリン/ダンボ)

NY ブルックリンにあるダンボの通り

「ダンボ」は、ブルックリン橋とマンハッタン橋の足元に広がる、おしゃれで活気あるエリアです。イースト川沿いの緑地公園から見渡せるマンハッタンの摩天楼の景色は、まるで絵葉書のようで、写真撮影に最適なスポットです。

公園での散策のほか、ダンボにはステキなお店が多いので、ショッピングやグルメを楽しむことができます。ジャック・トレス・チョコレートのオリジナルショップや、ワンガール・クッキーズなど、観光客にも人気のお土産店があります。ダンボはこぢんまりしたエリアなので、手軽にショッピングと観光を楽しむことができる点も魅力です。

33. ウィリアムズバーグ(ブルックリン)

ウィリアムズバーグ

最先端のニューヨークカルチャーを観光で楽しむなら、ブルックリンの「ウィリアムスバーグ」がおすすめ。以前は治安の悪かったこのエリアは近年、雰囲気がガラっと明るくなり家賃相場も高騰しています。

ブルックリン区に位置する人気のエリアで、特に若者やアーティストのコミュニティに愛されています。近年では、アート、音楽、ファッション、グルメなどが融合したトレンディな地域として知られています。レストランやカフェ、ギャラリー、クラフトビールの醸造所などが集まり、観光客にも人気のスポットです。

また、ウィリアムズバーグ橋を渡ると、マンハッタンへ簡単にアクセスできる便利な立地。ヴィンテージショップやストリートアートも多く、独自のカルチャーを感じることができるエリアです。

【ベッドフォード・アベニュー】

ベッドフォード・アベニュー

ウィリアムズバーグで特に人気のエリアです。週末は観光客やニューヨーク市民でにぎわいます。雑貨店やおしゃれなカフェ、古着ショップが数多く並び、ショッピングやお土産探しに重宝します。衣服や雑貨は日本と変わらないか、それよりも安価なアイテムも多いので、ひるまず買い物を楽しんでください。

メインストリートに入ったら、のんびり北上して地下鉄ナッソーアベニュー駅まで歩くコースがおすすめです。余裕があればグリーンポイントまで足を延ばしてみましょう。

【スモーガスバーグ】

ブルックリン スモーガスバーグ

ニューヨークの最先端グルメが味わえるスモーガスバーグは、ブルックリンにあるフードベンターが集まった屋外スポットです。「スモーガス」はごちゃまぜという意味で、それを「ウィリアムズバーグ」とMIXした造語です。

その名の通り、100以上のベンダーがごちゃまぜに出店しています。大人気パンケーキハウス、クリントンストリートのグラノラや、ブルックリン発祥のドーナツ屋「ドウ」などがオススメ。日本食ブームのニューヨークならではの焼き鳥や、バンズがラーメンになってしまった「ラーメンバーガー」など話題に事欠かないグルメがずらりと並びます。

34. グリーン・ポイント(ブルックリン)

グリーンポイントの教会

「グリーン・ポイント」はベッドフォード・アベニューを抜けた先にある、ポーランド人街だった地域です。どこかヨーロッパを思わせるような名残のある街並みが人気で、アメリカの人気ドラマ『Girls』の舞台としても有名です。

歩くならマンハッタンアベニューで街の雰囲気を楽しんだあと、地下鉄Greenpoint Av駅の西側にあるフランクリン通りを目指しましょう。感度の高いセレクトショップやカフェがあります。

35. コニーアイランド・ビーチ & ボードウォーク(ブルックリン)

コニーアイランドビーチ&ボードウォーク(ブルックリン)

「コニー・アイランド」は、ニューヨーク市ブルックリン区にある人気の観光地で、数々の映画で撮影スポットとしても登場しています。マンハッタンから電車で約1時間の距離にあり、特に夏は多くのニューヨーカーがビーチやボードウォークを楽しみに訪れます。

特徴的なのは、広々と整備されたボードウォーク。夏だけでなく一年中、散歩やジョギングを楽しむ人々でにぎわっています。また、ニューヨーク水族館もあり、家族連れにもおすすめ。さらにコニー・アイランドには、期間限定で遊園地もオープンします。1927年から営業を続けているジェットコースター「サイクロン」が有名で、ニューヨークの歴史的建造物にも指定されています。

コニー・アイランドの名物として、ホットドッグ早食い選手権の会場となるネイサンズ本店も人気です。このように、コニー・アイランドは夏のリゾート気分を味わいながら、ニューヨークの歴史と楽しさを堪能できる場所です。

◎最後に:ニューヨーク観光に必要な日数はどれくらい?

ニューヨーク摩天楼の夜景

たくさんの観光スポットを紹介しましたが、すべてを見て周るには、少なく見積もっても1週間くらいはかかると思います。初めてNY観光をする旅行者の方は絶対に逃したくないスポットを中心に、あまり欲張らず、エリアを限定して1日のプランを組むのがおすすめ。

ミュージアムやブロードウェイ、自由の女神などのメジャーな観光スポットはオプショナルツアーが充実しているので、現地での手配するよりも出発前に申し込んでおくと安心です。

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