サラブレッドとバーボンの町、レキシントンのおすすめ観光スポット4選！

レキシントンは、アメリカ中東部ケンタッキー州にある都市。レキシントンは、ケンタッキーダービーなどの競走馬の生産で広く知られています。工業も盛んで、特産物のバーボン・ウィスキーや、アマゾン.com、トヨタ自動車などの拠点にもなっています。また学術都市でもあるレキシントンには州立大学など大学が多数あり、カレッジバスケットボールの名門ケンタッキー大学からはNBAに多くの選手を輩出しています。

ウィスキー好きの観光客が訪れるバーボン醸造所や、競馬ファンに嬉しい競馬場やサラブレッドの競売、資料館など観光スポットが満載。そんなレキシントンの魅力をご紹介します。

1.ケンタッキー・ホース・パーク

ケンタッキー・ホース・パークは、ケンタッキーダービーのウィナーや過去の名馬に会える、馬好きにはおすすめの観光スポットです。入るとまず博物館があり、馬と人間の歴史についての展示が見られます。観光客に人気のアトラクションは乗馬ツアー（初心者向け）です。別途料金がかかりますが、入場券と共に申し込むと割引があるそうなので、チケット売り場でまずご確認下さい。

小さなお子様には、ポニーライドもあるのでご安心を。また、たくさん厩舎があり美しいサラブレッドが見られますよ。園内パトロールの警官も馬に乗っており、レキシントンならではの馬づくし。

さらに冬の間は、休園日ややっていないアトラクションがあるので、事前の確認をおすすめします。広大な牧場に馬がいるレキシントンらしい風景に癒されてみませんか。

2.キーンランド競馬場

キーンランド競馬場は、サラブレッドの名産地であるレキシントンが誇る競馬場で、国の史跡にも指定されています。レースの他にサラブレッドの競り市や、競馬関連資料を収集した資料館があることでも知られており、競馬好きの観光客にも人気のスポット。

アメリカの競馬場は日本の競馬場とは雰囲気が違います。緑豊かな空間で、レースのない日は馬の調教の様子を見学することができ、お散歩にもおすすめ。レースのある日は一気に華やいだ雰囲気に変わるので、是非行ってみてくださいね。

また、映画『シービスケット』の中の1930年代当時の景色を再現するため、ほとんどのシーンがレキシントンのキーンランド競馬場で撮影されているので、映画ファンにとっても興味がわく観光スポットではないでしょうか。

3.レキシントン墓地

レキシントンのダウンタウンのはずれにある、墓地と植物園が融合したレキシントン墓地。敷地内には、桜やモクレンなどの木々、ベゴニアやゆりなどたくさんの種類の花々が咲き、お花見の観光スポットにもなっています。特にレキシントンやその周辺に在住の日本人の間では、春に桜が見られると人気です。

この墓地には、リンカーン元大統領の妻メアリーと家族のお墓や、ケンタッキー州議員、大学バスケットボール史に残る名コーチのお墓があったりと、レキシントンの歴史紳士録とも言えます。

アメリカの墓地は明るく広々として、日本の墓地と雰囲気が違います。お墓には花だけでなく故人の誕生日にバースデーバルーンが墓石に飾られ、文化や習慣の違いを感じられるでしょう。特にここはたくさんの花々が咲く風景としても美しく、レキシントンの観光スポットとしておすすめです。

4.オルテック・レキシントン・ブリューイング＆ディスティリング社

バーボンの醸造はケンタッキー州の中心的な産業で、レキシントンエリアにはいくつも醸造所があります。レキシントンのダウンタウンにあるオルテック・レキシントン・ブリューイング＆ディスティリング社は、ケンタッキーエールで知られる地ビールが有名。近年大規模なバーボンウィスキー工場を開き、レキシントンの人気観光スポットになっています。

観光客向けの見学ツアーは毎日開催されており、蒸留所はガラス張りでとても美しく観光客に人気。ギフトショップのディスプレイもきれいで、バーボンウィスキーはもちろん、その他のグッズも品数豊富なので、レキシントンのお土産にどうぞ。

◎まとめ

レキシントンのおすすめ観光スポットをご紹介しましたが、いかがでしたか。ブルーグラス（牧草）州と呼ばれるケンタッキーを象徴するサラブレッドと、「アメリカの命の水」と言われるバーボン、レキシントンはその代表的な観光地。日本とは違うアメリカの競馬場の雰囲気を楽しみ、馬のテーマパークでは美しいサラブレッドを間近で見られます。また観光客にとっては、本場で味わうバーボンは格別ですよ。レキシントンの豊かな文化を体験し、いつもより少し掘り下げた観光をしてみませんか？

サラブレッドとバーボンの町、レキシントンのおすすめ観光スポット4選！