名称:小岩井農場まきば園
住所:岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
公式・関連サイトURL:http://www.koiwai.co.jp/makiba/play/
岩手県岩手郡雫石町にある小岩井農場。小岩井農場は日本最大の民間総合農場であり、岩手県を代表する観光スポットの一つです。
そのことから、小岩井は地名だと思われがちですが実は違います。当時の共同創始者である三名(小野義眞・岩崎彌之助・井上勝)の頭⽂字をとって名付けられたのが「小岩井」なのです。荒れ果てていたかつての大地は生産性の高い農場として日本の農林・畜産業を支えるとともに、岩手県の有名観光地となっています。その広大な敷地面積は約900万坪であり、東京ドームに換算するとなんと約640個分!
今回は、そんな自然豊かな小岩井農場やその周辺の見どころをご紹介していきます。
目次
雫石に来たら小岩井に行こう!農場遊びが楽しめるおすすめ観光スポット5選
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1.小岩井農場 まきば園
まきば園は、小岩井農場の観光エリアとして一般に公開されている広場です。眼前に岩手山を望む雄大な自然の中で、様々な観光プランが楽しめますよ!
まきば園では、約300頭の羊が放牧されており、隣接したカフェでかわいい羊たちや放牧地の美しい景色を眺めることができます。土日祝に開催される小岩井ひつじショーも見どころの一つ。少数の羊を小さな柵の間を通るように誘導したり、羊の群れを柵の中に追い込んだり、羊飼いと放牧犬の見事なチームプレーは必見です。さらに乗馬体験も可能!係員がついてくれるので初心者の方でも安心です。
馬車鉄道の鉄路を使用した「トロ馬車」や、まきば園と上丸牛舎を行ったり来たりする「上丸牛舎モーモーライナー」といった乗り物で場内を観光するのもおすすめ。モーモーライナーは徒歩では入れない専用道を走るので、乗り物でしか楽しめない絶景を観光することができます。
また、園内ではアクティビティも充実しており、ゴルフやアーチェリーのほか、トランポリンやアルマジロボールといったちょっと珍しいアトラクションも体験できます。まきば園から上丸牛舎へ向かう遊歩道をゆっくりと散策するのもいいですね。お好みの観光プランを選んで、小岩井農場まきば園を満喫しましょう!
2.小岩井農場 上丸牛舎群
まきば園と道路を挟んで反対側にあるのが小岩井農場の上丸牛舎群。倉庫・牛舎・サイロなどの歴史的建造物はすべて明治末期から昭和初期にかけて建築されたものであり、そのうちのほとんどが現在も使い続けられています。いわば「生きた文化財」として、21棟の建築群は重要文化財に指定されました。
建築群の特徴は、当時では珍しい西洋建築が取り入れられているところ。玄関ポーチがついた小岩井農場本部事務所は、詩人の宮沢賢治の作品中にも「本部の気取った建物…」として詠われています。賢治は小岩井農場の風景を気に入っていたと見られ、晩年のいくつかの作品の舞台にも小岩井農場を選んでいます。牛舎奥には「小岩井農場」の有名な一節が刻まれてる賢治の詩碑があるので、是非見に行ってみてはいかがでしょうか。
なお、指定建築物はその多くが現在も使用している建築物であるため、一部を除き自由に見学・観光できません。ご希望の方は、ガイドが案内するツアーに参加して観光をお楽しみください!バスや散策など、いくつかの観光ガイドツアーが用意されています。是非、ヨーロッパ風の建築群と美しい景色を堪能してみて下さいね。
名称:小岩井農場上丸牛舎群
住所:岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
公式・関連サイトURL:http://www.iwatetabi.jp/spot/detail/03301/1217.html
3.小岩井農場一本桜
まきば園入口より約1.5kmのところにある一本桜(樹種:エドヒガン)。詳しい樹齢は明らかにされていませんが、約100年前の明治40年代に植えられました。雄大な岩手山を背景に、小岩井農場の青々とした草原に根を張る一本桜は非常に美しい景色として有名。春に小岩井観光をするなら、一緒にお花見はいかがですか?
一本桜があるこの草地は昔は牛の放牧地でした。暑さに弱い牛のため、夏の強い日差しから牛を守る「日陰樹」としてこの一本桜が植えられたと言われています。現在、この草地は牛などの餌になる牧草を収穫する畑となっています。
小岩井農場内には上丸牛舎の桜並木もあるので、そちらも併せて観光におすすめ。北日本に位置する小岩井牧場の桜は例年ゴールデンウィーク期間中に、開花・満開・散り始めと移り変わりますが、天候や気温の変化に影響されることも多いです。お花見観光をお考えの方は、開花状況を調べておきましょう。
名称:小岩井農場一本桜
住所:岩手県岩手郡雫石町丸谷地
公式・関連サイトURL:https://www.koiwai.co.jp/makiba/sakura/
4.小岩井ウィンターイルミネーション
小岩井農場は、冬の観光もおすすめなんです。毎年11月中旬頃から年明け頃にかけて開催される小岩井農場のイルミネーション「銀河農場の夜」。使用される電球数が約120万個と非常に華やかで、岩手県のみならず東北でも最大級の観光イベントとして有名です。
イルミネーションの目玉である「光のトンネル」は色とりどりの光に包まれており見ごたえ抜群。他にも、本物のモミの木を使った高さ20mの「巨大クリスマスツリー」や銀河鉄道をイメージしたイルミネーション「銀河鉄道SL」など、小岩井農場の広大な土地いっぱいに美しく幻想的な空間が広がります。
点灯中は売店やレストランも営業しているので、小岩井農場グルメを食べてあたたまるのもいいですね。防寒対策をしっかりとして、澄み切った冬空に広がる満天の星と小岩井ウィンターイルミネーションを観光しに来てみてはいかがでしょうか?
名称:小岩井ウィンターイルミネーション
住所:岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
公式・関連サイトURL:https://www.koiwai.co.jp/makiba/illumination/
5.小岩井乳業 小岩井工場
小岩井のおすすめ観光スポットとしてご紹介したいのが、小岩井乳業の工場。まきば園駐車場から車で5分ほど走ると、木々が生い茂る大自然の中に北欧風デザインの建物が調和する見事な景色が見えてきます。中の工場は予約なしで自由に見学が可能ですので、景色だけでなく是非中に立ち寄ってじっくりと工場内を観光してみましょう。
見学通路からは、牛乳のビン・紙パックへの充填ラインや発酵バターの製造ラインなどがガラス越しに見学できます。実際に私たちの食卓に運ばれている乳製品の製造工程を見ることができるのがうれしいですね。自分のペースでゆっくり小岩井乳業を勉強した後は、できたての牛乳を試飲しましょう!
また、小岩井工場内にある売店ではチーズやクッキーなどの小岩井製品が販売されています。小岩井農場限定の商品もあるので、観光の記念に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。何気なく口にしている乳製品の知識を深めることができる、おすすめの小岩井の観光スポットです。
名称:小岩井乳業 小岩井工場
住所:岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
公式・関連サイトURL:http://www.koiwaimilk.com/company/factory/
◎まとめ
魅力あふれる岩手県の小岩井農場とその周辺の観光スポットをご紹介しました。
大自然の美しい風景に癒されたり、西洋風の建造物から歴史を感じたり、身近な乳製品の知識を学んだりと、小岩井農場では、実に様々な観光プランが楽しめますね。また、小岩井農場内にはレストランや売店も充実しており、ジンギスカンやソフトクリームといった小岩井グルメもたっぷり味わえます。大自然の恵みを凝縮した絶品グルメを観光とともにお楽しみください。
春は桜、冬はイルミネーションなど、春夏秋冬通して見どころ満載の小岩井農場。ぜひ小岩井に観光に訪れて、充実した時間をお過ごしください!
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