歴史的建造物が残る、魅力たっぷりウクライナの世界遺産7選をご紹介!

画像出典:Oleg Totskyi/shutterstock

歴史的建造物が残る、魅力たっぷりウクライナの世界遺産7選をご紹介!

ウクライナは、国同士の争いが多かったので、同じ国でも東と西では、街並みが異なります。古い建造物がとても多く、古代からの歴史を感じることのできる世界遺産が数多くありますよ。また、世界遺産登録もまだ新しいものが多いため、これから増えていく可能性もあります。

そんな歴史の詰まった魅力あふれるウクライナの世界遺産7選をすべてご紹介します。

目次

歴史的建造物が残る、魅力たっぷりウクライナの世界遺産7選をご紹介!

目次を閉じる

1.キーウの聖ソフィア大聖堂と関連する修道院群及びキーウ・ペチェールシク大修道院

出典: Baturina Yuliya/shutterstock

この世界遺産は、聖ソフィア大聖堂、キーウ・ペチュールシク大修道院・ベレストヴォの救世主聖堂で、1990年に世界遺産として登録をされています。

聖ソフィア大聖堂は、ウクライナの首都キーウにある、キーウ最古のキリスト教の大聖堂。1037年に建てられ、黄金に輝く塔がとても印象的です。内装は11世紀のままの造りも感じることができ、奥深く歴史のつまった大聖堂なのです。

キーウ・ペチュールシク大修道院は、1051年にキーウの郊外ペチュールシクに建立された大修道院。地下洞窟は修道僧の墓所となっており、とても神聖な場所となっています。観光する際は、肌の露出をしないように気を付けてください。同じくキーウのペチュールシク地区にあるのがベレストヴォの救世主聖堂です。す世界でとても貴重な歴史的建造物なので、外せない観光スポットですよ。

2.リヴィウ歴史地区

出典: Datsenko Maryna/shutterstock

ウクライナの西部にある都市リヴィウ。この地区は、昔ポーランドとの争いがあり、18世紀以降には、オーストリアやロシアなどに支配されるなど紛争の歴史とが詰まった都市です。ウクライナとなったのは、第二次世界大戦後の話。何度も争いと支配を受けましたが、ウクライナの文化は守られ、残っています。

リナック広場を中心として、石畳みの美しい街並みが広がり「ヨーロッパの真珠」と呼ばれるほど。歴史ある教会も数多くあるので、ぜひ観光に訪れてみてくださいね。

3.ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群

出典: Pecold/shutterstock

ポーランドとウクライナにある木造協会16棟が、世界遺産として2013年に登録されています。ポーランドは、マウォポルスカ県・ポトカルパチェ県に点在しており、ウクライナは、リヴィウ州・イヴァーノ=フランキーウシク州・ザカルパッチャ州に点在。18世紀から19世紀にかけて建築された木造教会です。現在は、博物館になっているところもあるので、ぜひ観光としていっておきたいポイントですよ。

木造教会は、ポーランドやウクライナ以外にも多くの国にありますが、国や場所によって造りや内装も違うので、様々な木造教会を観光し、違いをみるのもおすすめ。ぜひ木造教会巡りしてみてはいかがでしょうか。

4.シュトルーヴェの測地弧

シュトルーヴェの測地弧

出典: Zysko Sergii

地球の大きさを図るために、貢献したとても貴重なものなのです、ドイツ出身の天文学者、フリードリヒ・フォン・シュトルーヴェによって設置されました。1816年から1855年にいたるところに設置された三角天群は、265箇所以上。世界遺産に登録されたのは、そのうちの34箇所です。

測量の設置は、シュトルーヴェの測地弧のようなものはとても珍しく、岩を掘る、目印をつけるなどというものも多くあります。この時代にこのような測量が設置されたことに驚きます。ぜひ観光で訪れてみてくださいね。

5.ブコビナ・ダルマチア府主教の邸宅

ブコビナ・ダルマチア府主教の邸宅

出典: Haidamac

ウクライナのチェルニウツィーに残る建造物で、1864年~1882年にチェコ人の建築家ヨセフ・フラヴカによる設計で建築されました。施設内には、ブコビナ府主教たちの住居や聖堂、修道院や庭園などがあります。第二次世界大戦で建造物が荒らされましたが、その後の復元により今でも素晴らしい建造物群として守られています。2011年に歴史的に素晴らしい建築が認められ、世界遺産に登録されました。

現在は、チェルニウツィー大学の校舎の一部として利用されてます。ぜひ訪れたい世界遺産のひとつですよ。

6.ケルソネソス・タウリケの古代都市とその農業領域

出典: HGalina/shutterstock

ケルソネソス・タウリケの古代都市とその農業領域は、ウクライナのクリミア半島セヴァストポリ近郊にあります。この場所は古代ギリシアが植民しており、ケルソネソスやタウリケは、クリミヤ半島の古称。

ここは、8つからなる構成遺産であり、2013年に登録されています。古代のままの姿が残る珍しい場所で、タイムスリップしたかのような、歴史を感じられますよ。この都市の考古遺跡は、ウクライナの紙幣の図案にも採用されたことがあります。世界でも珍しい古代都市とその農業領域にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

7.カルパティア山脈のブナ原生林とドイツのブナ古林群

カルパティア山脈のブナ原生林とドイツのブナ古林群

出典: Danita Delimont

ドイツやスロバキア、ウクライナに渡る広大なブナ原生林とブナ林の世界遺産。その大きさは、総面積2万9278ヘクタールにも及び、世界最大規模です。大きさだけではなく、樹齢や木々の大きさ、種類の多さでも評価されています。

25箇所が世界遺産(自然遺産)として登録されていますが、ウクライナはそのうちの6箇所。5箇所は、カルパティア生物圏保護区にあり、残り1箇所はウズハンスキ国立公園に属しています。美しく壮大な自然は、古代から残る自然を感じられるかもしれません。

◎まとめ

ウクライナは、様々な国の影響を受けつつも、ウクライナの文化を残しています。世界遺産には、そんなウクライナの歴史が詰まっており、感慨深い所が多いですよ。自然に癒やされながら、美しい街並みも楽しんでくださいね。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

キーウ(キーウ)でおすすめの記事

キーウ(キーウ)のアクセスランキング