名称:深圳世界之窓(Window of the World)
住所:中国 深セン 南山区 邮政编码: 518058
公式・関連サイトURL:https://www.ctgii.com/en/scenic/theme_park/62
深圳は香港に接する都市であり、その土地柄、外国文化との融合が進んでいます。近年、著しい発展を遂げていることでも知られていて、北京、上海に次いで「中国第三の都市」であるとか「世界最大の電脳都市」という呼称がつけられています。
深圳以外の地方からの出稼ぎ労働者も多く、広東省に位置しながらもさまざまな文化が入ってきていて、また観光客にとっては中国各地の料理が食べられるというお得な場所でもあります。今回はそんな深圳の観光スポットを、厳選して12か所紹介します!
目次
深圳の観光スポット12選!目覚しい発展を遂げる中国第三の都市
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1.世界の窓
深圳の中心部に位置する「世界の窓」は、世界中の有名観光地や遺跡、建造物などのミニチュアを展示しているテーマパークです。園内には118ものミニチュアが置かれていて、敷地はなんと48万平方メートルもあります!園内を走るモノレールでぐるっと1周してみると全景がわかるので、それからじっくり見たい場所を決めるのもオススメ。
実物との縮尺はそれぞれの建造物により異なりますが、中でも高さ108mのエッフェル塔は圧巻!多くの観光客が足を止めて鑑賞するスポットです。また子供も楽しめる遊園地があったり、馬やラクダに乗る体験をすることもできて、内容は盛りだくさん。
夜になると、世界中のダンスやマジックショーの催しが始まり、世界の窓を立ち去る直前まで満喫することができます。深圳市内の地下鉄の駅の目の前にあるのでアクセスも良好なので、ぜひ深圳観光のプランに組み込んでくださいね。
2.深圳博物館
出典: By Huangdan2060 - Own work, CC0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=52082523
深圳博物館は1988年に開館し、深圳の過去から現在までの変遷や発展を学べる観光スポットです。特に改革開放政策以降の歴史が詳しく展示されていて、この街の発展に鄧小平がいかに貢献したかがわかります。
深圳周辺は約6,000年前から人が住み始め、県や郡が約1,600年前から置かれ始めた過去を持っていることから、歴史的な書物や遺跡からの出土品を展示。考古学的、歴史学的観点からも注目されている博物館です。そして、陸上動物、海洋生物の化石や標本なども多数の展示があり、生き物好きな子どもにとっても大いに楽しめるスポットとなっています。
ハイテク技術を駆使した映像を用いて展示品の紹介をしている新館もとても興味深い場所で、包括的、多角的に深圳を知ることができるスポットですよ。
名称:深圳博物館
住所:518000 中国深圳福田区同心路6号
公式・関連サイトURL:https://www.shenzhenmuseum.com/
3.深圳野生動物園
深圳野生動物園は、中国国内で初めて開かれたサファリ形式の動物園です。大型動物は30種類以上いて合計300種1万頭以上が広い敷地の中で、限りなく野生の環境に近い生活をしています。
草食動物区、猛獣区はバスに乗りそれぞれの動物を見て回りますが、歩行区ではその名の通り歩いて回り、間近に動物を見ることができます。この動物園の目玉の動物はトラ。飼育されている頭数が多く、金網越しにエサをあげることができます。また、訓練された動物たちによるアクロバティックショーもお見逃しなく。
水族館と併せて回ろうとすると、1日あっても足りないくらいのボリューム。深圳野生動物園は、深圳でも有数の観光スポットであり、週末は地元の人々を含め、たくさんの観光客が訪れ、賑わいを見せています。
名称:深圳野生動物園
住所:518055 中国深圳南山区西丽湖东侧
公式・関連サイトURL:http://www.szzoo.net/
4.錦繍中華
深圳の錦繡中華民俗村には、錦繍中華と中国民族文化村という2つのエリアがあります。まずご紹介するのは、「錦繍中華(Splendid China Miniature Park)」。30ヘクタールという広大な敷地の中に、中国国内の歴史的建造物や遺跡、観光名所などが実物の15分の1サイズで再現されている深圳有数の観光スポットです。園内には万里の長城や秦の兵馬俑、故宮、石林などを鑑賞することができます。
注目すべきポイントは、中国の地図上の位置とほぼ同じところに配置されているというところ。また、各エリアでは随時ショーが行われていますが、夜間はステージで大規模なショーも開催されています。深圳市内を走る地下鉄の駅から至近でアクセスも良好なので、ぜひ錦繍中華まで足を延ばしてください。
名称:錦繍中華(Splendid China Miniature Park)
住所:518000 中国深圳南山区华侨城
公式・関連サイトURL:https://www.sz.gov.cn/jp_szgov/travel/cultural/content/post_10660829.html
5.中国民族文化村
中国民族文化村は、上述した錦繡中華民俗村のもう1つのエリアです。ここは、中国各地に住んでいる21の民族が住んでいる24の村を実物大で再現されているテーマパーク。それぞれの民族衣装を纏って出迎えてくれたり、民族衣装を着ての記念撮影や民族料理を食べることができたりと、深圳にいながら中国全土を旅したような気分にさせてくれるスポットです。
夕方になると、馬術や少林寺拳法、マジックなどのショーやパレードが始まり、ハイクオリティの内容は観光客を魅了します。建物のライトアップもとてもきれいなので夜まで滞在する価値があります。また、先ほど紹介した錦繍中華のすぐ隣に位置しているので併せて観光するプランもおすすめです。
名称:中国民族文化村(chinese folk culture village)
住所:518000 中国深圳南山区深南大道华侨城
6.深圳湾公園
深圳湾を囲むように整備された深圳湾公園は、広大な敷地の中はA、B、Cと区画に分かれており、さらにテーマが異なる13の公園から構成されています。海沿いの美しい景色を見ながら、広々とした遊歩道で散歩やランニング、サイクリングに勤しむ深圳市民を多く見かける観光スポットです。
レンタサイクルを借りて、サイクリングを楽しめるのは観光客にとってはありがたいサービス!マングローブ生い茂る浅瀬にはサギなどの野鳥が羽を休めに訪れる場所でもあり、バードウォッチングに興じる人々の姿も見られます。日が落ち始め、深圳の街にぽつぽつと灯りが灯り始めるころの訪問もおすすめです。1日の観光の締めくくりにもふさわしい景色が見られますよ。
名称:深圳湾公園(Shenzhen Bay Park)
住所:中国深圳深圳市西南部沿海
公式・関連サイトURL:https://www.sz.gov.cn/jp_szgov/news/infocus/park/csgy/content/post_10927284.html
7.深圳蓮花山公園
深圳蓮花山公園は街の真ん中にあり、地元の人々も観光客も大勢訪れる観光スポット。地下鉄の少年宮駅または市民中心駅からすぐのところに位置しています。
名前の由来となっている蓮花山は、標高約106m。低い山なので、ゆるやかな傾斜を20分くらい登ると頂上にたどり着けます。頂上で出迎えてくれるのは、高さ約6m、重さ約7トンと存在感のある鄧小平の銅像。まるで今にも動き出しそうな躍動感のある姿で彫られています。
公園内には湖や桃園、山など多様な地形を持ち、変化に富む散歩コースが深圳市民の憩いの場として親しまれています。また、深圳の街並みはここから一望できるのでぜひ訪れてみてください。「風筝広場」という別名がついているほど、広場で凧揚げをする人びとが多く、この公園のひとつの風物詩となっています。のどかな風景は観光の疲れを癒してくれますよ!
名称:深圳蓮花山公園(Lianhuashan Park)
住所:廣東省深圳市福田區紅荔路518028
公式・関連サイトURL:https://www.sz.gov.cn/jp_szgov/news/infocus/park/csgy/content/mpost_11050270.html
8.大芬村
世界の複製画の8割は中国で生産されているのを知っていますか?さらに中国全土の複製画の生産を4分の3も占めているのがここ大芬村。つまり、世界市場の6割のシェアがあるという世界でも稀な複製画に特化した村です。深圳の中心部から北東に位置するこの大芬村は、香港の画商が200人を集めて開いたのが発祥ですが、人口は今や10,000人を超えます。
道を歩けば屋内でも、屋外でも所かまわず絵を描いている人が見つかるという密集度。高いクオリティが知れ渡り、世界中から観光客が訪れ、世界中へ作品を卸しています。また、画家を目指す人たちの登竜門でもあり、画家としての資格を得ればさまざまな優遇を受けられるとして、多くの画家の卵が深圳以外からもこの地に移住してくる憧れの場所でもあります。オリジナルなサイズから縮小版、安価なものから高価なものまで多種多様なので、ぜひお気に入りの1枚を深圳の観光名所、大芬村で見つけましょう!
名称:大芬村
住所:518112 中国深圳龙岗区布吉街道
9.梧桐山
深圳市民が山登りをする山といえばここ、梧桐山(ごとうざん)。深圳の山の中で一番高く、標高は約943m。登山道はきちんと整備されていて、初心者の観光客でも頂上までおよそ2時間あまりで登れますが、道中には急な階段もあるので、登山靴などの装備は最低限整えてから行きましょう。
頂上に着くと360度景色が開けていて、海まで見渡せるご褒美の絶景がお出迎え。呼吸を整えつつ、じっくりと堪能しましょう!
梧桐山脈には大梧桐山・中梧桐山・小梧桐山と連なっているので、梧桐山脈縦走ルートも登山愛好家には知られています。1日で走破できる距離なので、深圳観光のハイライトとして設定してみてもおもしろそうです。外国で登山というのは非日常感が強く、思い出に深く刻まれますよ。
名称:梧桐山(Wutong Mountain)
住所:518114 中国深圳盐田区茂仔村
公式・関連サイトURL:https://www.sz.gov.cn/jp_szgov/news/infocus/park/zrgy/content/post_10914327.html
10.大梅沙海浜公園
深圳の街から1時間ほどのところに位置する大梅沙海浜公園は、深圳市民が海水浴に大勢の観光客が訪れる人気スポットです。夏真っ盛りのときは、砂浜に無数のビーチパラソルが並び、海水浴客で溢れます。海に入るだけではなく、バーベキューエリアでバーベキューを楽しむという定番の楽しみ方もできます。
そして、中国では夜間の海水浴は一般的で、気温が下がる夜間は、日中よりも人が多いほど。周りは、ライトアップされ売店も出ています。日本では見ることがない珍しい光景をぜひ見ておきましょう。また、更衣室やトイレも設置してあるので安心ですね!
名称:大梅沙海浜公園(Dameisha Beach)
住所:518081 中国深圳盐田区大梅沙盐梅路9号
11.仙湖植物園
大都会深圳の喧騒から離れ、緑豊かな観光スポットへ行きたいという方におすすめなのが仙湖植物園です。深圳の街から1時間以内に行ける仙湖植物園は、約600haという広大な敷地を持ち、梧桐山のふもとに広がる広大な自然を残してある植物園です。
多種多様の植物が栽培されていてユニークなサボテンが見られる砂漠植物区や可憐な花を咲かせるさるすべり園など、どのエリアも手入れがよくされています。仙湖の周りはぐるっと遊歩道が整備されているので散歩をしても良いですし、湖畔のベンチでゆっくり時を過ごしてもみるのもオススメです!
名称:仙湖植物園(Fairy Lake Botanical Garden)
住所:518004 中国深圳罗湖区莲塘仙湖路160号
公式・関連サイトURL:http://www.szbg.ac.cn/
12.深圳歓楽谷
出典: By 古海岸遗址 - 自己拍的, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=19427081 (CC BY-SA 3.0)
深圳の中心部の地下鉄世界之窓駅から徒歩圏内に位置するハッピーバレーと名づけられた遊園地・深圳歓楽谷。園内は広く、カートのレンタルサービスを利用する観光客もいるほど。アトラクションは水しぶきがかかるようなものが多いので、夏の暑い日にはちょうど良いですね!でも油断をしていると、びっしょり濡れてしまうので、防水対策は忘れずに。
もちろん、オーソドックスな絶叫系のジェットコースターやお化け屋敷もあります。ちょっとレトロな雰囲気漂う遊園地は、懐かしい気分にさせてくれるかもしれません。また、遊園地だけではなくショッピングモールも併設されている造りになっているので、たっぷり遊んだ後に寄って帰ってみるのもオススメ。深圳歓楽谷は観光もお買い物も一度に出来る一石二鳥の観光スポットです!
名称:深圳歓楽谷(Happy Valley Shenzhen)
住所:518053 中国深圳南山区华侨城
公式・関連サイトURL:https://www.sz.gov.cn/jp_szgov/travel/cultural/content/post_9343057.html
◎深圳の観光スポットまとめ
魅力的な観光スポットが多数あり、魅力あふれる都市、深圳。スケールの大きなテーマパークや動物園、植物園、公園、複製画の村など、どこも個性的で楽しめることでしょう。また、今もなお発展し続ける深圳は、街並みの変化が目まぐるしく、次々と高層ビルや新たな観光スポットが建設されています。そんな深圳の「今」を実際に目で見たり体験しに行く際はぜひ参考にしてくださいね。