自然豊かな豊川市の観光スポット6選!戦国武将のふるさとを巡ろう

画像出典:おはぐろ蜻蛉 (CC BY-SA 3.0)

自然豊かな豊川市の観光スポット6選!戦国武将のふるさとを巡ろう

愛知県東部の東三河に位置し、三河湾にも程近い豊川市。江戸の時代から東海道の宿場町として栄え、四季折々の豊かな自然と歴史ある街並みに誰もが魅了され、全国から訪れる観光客が後を絶ちません。

豊川稲荷の門前町にはじまった豊川市は、東海道五十三次にも描かれ、御油の松並木が有名。市内各地には歴史的な建造物が多く、晴れた日には富士山も望めます。神社や公園をゆっくり散歩しながら、桜や天然記念物の植物を愛で、宿場町の温泉でゆっくりとしてみませんか。そんな豊川市のオススメ観光スポット6選をご紹介します。

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自然豊かな豊川市の観光スポット6選!戦国武将のふるさとを巡ろう

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1.お稲荷さんの発祥の地!日本三大稲荷として名高い「豊川稲荷」

出典: Bariston (CC BY-SA 4.0)

別名「豊川枳尼真天(だきにてん)」ともいわれる「豊川稲荷」は、その土地を鎮護する神様として妙厳寺の境内に祀られており、日本の三大稲荷として名高い神様です。古く江戸時代から親しまれ、商売繁盛、家内安全など、全国各地からも沢山の観光客でにぎわうお稲荷さんで、豊川市の観光スポットとして有名です。

室町時代には、今川義元や織田信長、豊臣秀吉などの名だたる武人達が信仰していたと伝わります。祀られている大黒天様の石を削り、その粉を財布に入れて持ち歩くと福徳開運に恵まれるそうですよ。

また、お稲荷さんにちなんだ「豊川いなり寿司」や「おきつねバーガー」が好評!特にいなり寿司は多くの店が市内各地で美味しさを競いあっています。

2.ギョギョ!?自然や動物たちと触れ合える壮大な「赤塚山公園」

ナゴヤドームが約5個も入ってしまうほど広大な赤塚山公園は、豊川市制50周年を記念して建設された観光スポットがいっぱいの総合公園です。

淡水魚の水族館「ぎょぎょランド」や小動物園の「アニアニまある」では生き物を見たりふれ合うことができ、入場無料なのもうれしいポイント。「梅園」「花しょうぶ園」「花見ひろば」は桜、もみじ、さつきなどが咲き誇り、四季折々の自然を満喫できる場所。夏には「水の広場」で、子どもたちが水遊びを楽しんでいます。公園の東側にある「市民スクエア」にはサッカー場や野外ステージがあり、盛んにイベントを開催。西側の「昆虫広場」には昆虫の遊具やロング滑り台などがあります。

大人から子どもまで幅広く楽しむことができる赤塚山公園は、観光の途中で気軽に立ち寄れることも可能。休日はゆっくりとカップルやファミリーで過ごしてみてはいかがでしょうか。。 

3.数々の伝説が残る「砥鹿神社」

豊川市にある砥鹿神社には「大己貴命(おおなむちのみこと)」が祀られ、縁結びや交通安全の神様として全国各地の参拝者からも崇め敬われています。

日本一のさざれ石といわれる開運石をはじめ、運気上昇の「日の出石」、健康長寿の「神亀石」、子供の健康や成長の「背丈石」、心願成就の「神鳥石」など、ご利益が違うパワーストーンは女性にも大人気!また砥鹿神社には、鹿に化けていた天狗の話など、数々の伝説が残っています。

富士山まで見える海抜789mの神山本宮山奥宮には、愛知県天然記念物に指定された樹齢1000年ともいわれる杉の御神木があります。マイナスイオンに包まれ、癒されること間違いなしの観光名所。砥鹿神社は、毎年多くの観光客が訪れる豊川の観光名所のひとつです。 

4.フラワーツーリズム賞受賞「佐奈川堤」

豊川市には桜並木で知られる佐奈川堤があります。春には780本ものソメイヨシノが満開となり、「佐奈川堤の桜と菜の花」として日本観光協会からフラワーツーリズム賞を受賞。黄色とピンクの絶妙なコラボレーションが楽しめます。 

佐奈川は豊川市千両町から流れる約15kmのとても小さな川ですが、昔からたびたび水害に襲われ,そのたびに立ち上がってきた歴史があります。佐奈川堤の桜は、堤の完成記念に植樹されたものです。

ほかにも豊川市には、愛知県指定天然記念物で樹齢400年の「宝円寺しだれ桜」、「松沢寺のヤマザクラ」、「三明寺の彼岸桜」、「長福寺の山桜」、「赤塚山公園の山桜」など、市内各地に花の絶景ポイントがたくさん!小春日和に佐奈川堤やお寺を巡って桜を楽しみましょう。 

5.旧東海道を偲ぶ御油の街並みと「松並木資料館」

愛知県豊川市の観光スポットのひとつ、「松並木資料館」。約300本にもなる黒松の並木道は旧東海道の面影を残し、江戸時代の繁栄を感じさせる存在感が漂います。松並木は国の天然記念物にも指定されており、付近は御油の宿や赤坂の宿などの宿場町も健在。2015年に廃業した赤坂の宿「大橋屋」には、安藤広重の浮世絵「東海道五十三次」に刻み描かれた旅籠が残っており、市指定文化財として受け継がれています。

御油の宿には江戸時代を復元した街並みの模型や、安藤広重や弥次喜多の浮世絵版画、旅や火事場の装束など130点が展示された「並木道資料館」があります。古き時代の旅人になった気分で宿場町を歩き、はるか昔の人々の息遣いが聞こえてきそうな風情を楽しんでください。 

6.日本で最も古い花火、ほのをの国のお家芸「手筒まつり」

「手筒花火」は、荒縄を巻きつけた孟宗竹に火薬を詰めて地面に置いて点火し、数10秒間脇に抱え持つ花火。男性が成人になる儀式として受け継がれてきたものですが、その歴史をさかのぼると、徳永家康の鉄砲隊が火薬の扱いを故郷に伝えたことといわれます。全国でも最も古い花火の歴史を持ち、江戸の時代から黒色の火薬が使用され、その後、観賞用の花火へと発展していきました。

火薬は1本に約1800~3000gほど使用されていて、巨大な火柱を噴き上げます。3月の春季大祭、4月の社礼祭、7月・8月の夏祭り、10月には秋祭りと、豊川市各地の神社の祭りで披露されています。観光名物のひとつ「手筒花火」で歴史を感じ、夏の夜に一風変わった花火の迫力を楽しみましょう。

◎まとめ

自然と戦国武将のふるさとの街、豊川市を巡る観光スポット6選をご紹介しました。春は桜と菜の花観賞、夏は手筒花火、秋は銀杏並木の紅葉を楽しみながら公園を散歩、冬は宿場町の温泉でゆっくりと…一年を通して楽しめる豊川市。ご家族と、カップルと、友達と、お稲荷さんを食べ歩きながら、お腹も心も満たされそうです。子供に大人気の「いなりん」と一緒に、観光記念の写真を撮るのもお忘れなく!

東海道五十三次にも描かれた豊川市の宿場町は、歴史に名を残しながら伝統を守り伝える情緒あふれる観光名所。戦国武将ゆかりの自然豊かな豊川市へぜひ出掛けましょう。

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