バルカン半島にある小さな国モンテネグロの3つの世界遺産

画像出典:ja.wikipedia.org

バルカン半島にある小さな国モンテネグロの3つの世界遺産

2006年にセルビア・モンテネグロから独立をしたモンテネグロ。その国名を聞いていまいちピンと来ない方が多いかもしれませんが、海あり、山あり、その美しさから多くの観光客がモンテネグロを訪れます。その美しい風景はやはり世界遺産に登録されているので、モンテネグロ観光といったら、世界遺産を巡るのが定番といえるでしょう。

そのため今回は、モンテネグロにある3つの素晴らしい世界遺産をご紹介します!

目次

バルカン半島にある小さな国モンテネグロの3つの世界遺産

1.コトルの自然と文化歴史地域

出典: csw27/flickr

アドリア海沿岸にある中世の雰囲気を残す城壁の街「コトル」。深く入り込んだリアス式海岸の入り江と、オレンジ色の屋根の街並が広がる美しい街です。

12世紀から14世紀にかけて築かれたコトル港の周囲にある城壁は、ヴェネツィアの占領時に築城されたもので、ヴェネツィアの強い影響を受けた建物が残っています。城壁からは、古い歴史をもつ美しいコトルの街並と、エメラルドグリーンの宝石のようなコトル湾の大パノラマが楽しめます。

コトルの自然と文化歴史地域は、1979年にユネスコの世界遺産に登録されました。コトルの街の中には多くの歴史的な建造物が並んでいます。街の中心にある時計塔、ロマネスク様式の聖トリフォン大聖堂。小さいながらも、その長い年月を感じさせる聖ルカ教会、さらにはフランシスコ会女史修道会の礼拝堂の聖クララ教会など、多くの観光客が訪れます。

コトルの街を訪れる前には、モンテネグロの宗教の歴史や、教会の建築様式などをあらかじめ調べておくと、より一層楽しめることでしょう。中世ヨーロッパの文化を美しい自然と一緒に満喫できる、コトルの街を観光してみませんか?

2.ドゥルミトル国立公園

出典: TPopova/istock

モンテネグロにある「ドゥルミトル国立公園」は、1980年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。ドゥルミトル国立公園には、標高2,522mのドゥルミトル山があり、この一帯は「ヨーロッパ最後の秘境」と呼ばれ、ヨーロッパオオライチョウ、ヒグマ、シャモア、ワシミミズクなど、貴重な動物や絶滅危惧されている動物が多く生息しています。

また、中生代末期から新生代第三紀の海底堆積物が残っています。そのため、地学や考古学的な価値があるとして高く評価されました。このドゥルミトル国立公園の起伏の多い風景を作り出したのが氷河です。氷河期の氷河によって浸食されたことで、このような独特な風景が生み出されました。

ドゥルミトル国立公園を観光する方の多くが、トレッキングをします。その地形を実際に歩いて味わうと、世界遺産を十分に楽しむことができるでしょう。さらに、車があれば、さまざまなポイントからドゥミトル国立公園の風景を楽しむことができますよ。モンテネグロで雄大な自然に囲まれて、リラックスしたいなら、世界遺産のドゥルミトル国立公園に足を運んでみてください!



3.中世墓碑ステチュツィの墓所群

2016年にユネスコの世界文化遺産に登録された中世墓碑ステチュツィの残る墓所群は、12~16世紀に築かれた墓碑で、クロアチア、モンテネグロ、セルビアとボスニア・ヘルツェゴビナの国境付近に散在しています。発見された70,000以上の墓碑はの内、モンテネグロは3件が世界文化遺産に登録されています。

ステチュツィの墓碑には、さまざまなモチーフが装飾されています。
渦巻き状の模様やアーチ状の連続模様、幾何学図形、太陽や月、寓意的な動植物、伝統的な民族舞踊などが描かれています。これらから当時の人々の暮らしや思想などを考えることができます。しかし、なぜ墓碑にそのようなものを彫ったのかは、まだはっきりと分かっていません。モンテネグロの中世墓碑ステチュツィは、今も謎の残る世界遺産なのです。

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